佐藤青南のレビュー一覧

  • 犬を盗む

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    ネタバレ

    誤解を恐れずに言うならば、これはサイコパス小説である。
    理由さえあれば人間を害することに対して抵抗は覚えないが、犬を傷付けることだけは何があっても絶対に受け入れられない、というタイプのサイコパスに備わる心理こそが物語の核となっている、という恐ろしい小説だ。
    そしてここには、そのような犬偏愛型サイコパスに暗く深い共感を抱いてしまう私がいる。
    松本も木戸も私も、そしてもしかしたら著者もあちら側…いやこちら側?
    私からすれば、人間こそが生物界の頂点に立つ優越的な種だとみなし、社会の中でもぞもぞと蠢くマジョリティたちの方がよほど愚かだと感じるが、まあ一般的には今作中のサイコパスたちに共鳴する私のような

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    2026年01月16日
  • サイレント・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻

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    心理分析を特技とする警視庁捜査一課の女性刑事、楯岡絵馬が主人公。高校の担任教師を強姦殺人した犯人を追う。シリーズものの第一巻。
    面白い。

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    2026年01月11日
  • 不純正律(下)

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    絶対音感を持ち、相貌失認の女性刑事と離婚した刑事の物語
    主人公、鳴海桜子の世界的に有名な指揮者の父、異母妹も堂場
    連続殺人事件を追う
    最後に父、妹との対決が悲しい。
    面白い

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    2026年01月01日
  • たとえば、君という裏切り

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    余命が短い人気作家が、ライターに自分のインタビューをさせる話。
    フリーライターの主人公は、なぜライターの中から自分が選ばれたのか疑問に思いつつ、
    作家の話を引き出すため、インタビューを続けていく。

    4章立て?で、章ごとに短編集かと思うくらいに話が変わっていったが、ラストに向けての展開がかなり良い。

    文体もかなり読みやすく、
    普段あまり小説を読まない人でも読みやすいと思います。

    話は章ごとに大きく変わるが、
    章ごとに出てくる登場人物が少ないので、
    スッと頭に入ってくる。

    この読後にモヤっとする感じも好きです。

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    2025年12月30日
  • お電話かわりました名探偵です

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    伊吹さん、私はあんまり好きじゃないけど、恋はもどかしいし、その要素がいるかは疑問だけど、
    謎解きや設定は面白い!
    楽しく読めた。

    家でも幽霊も殺人未遂も面白かった。
    起点の聞かせ方で人を救えることもあるんだろうな

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    2025年12月25日
  • ある少女にまつわる殺人の告白

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    ネタバレ

    インタビュー形式で進んでいくため、慣れるまで視点の変換にやや苦労しました。
    ミステリーとしては、想像以上の出来事が待っていて最後まで楽しむことができました。
    自身も保育を学んできたため『児童虐待』のテーマは感情移入をしてしまいやすいですが、だからこそ子どもという存在の難しさを改めて感じました。
    酷すぎる虐待をしてきた両親のせいで、一番苦しんできたはずなのに結局自分も同じことをしてしまう…さらにはその親も虐待を受けてきた…虐待の連鎖と我々はもっと向き合わないといけないんですね。
    そしてどんなに周囲のソーシャルサポートが希望を持って接していても良い結果はなかなか生まれない現実に、苦しくなりました。

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    2025年12月25日
  • 不純正律(上)

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    佐藤青南『不純正律 上』中公文庫。

    絶対音感刑事・鳴海桜子シリーズの最新作が書き下ろしの上下巻で2ヶ月連続刊行。

    警察音楽隊志望で音大から警察官になった異色の刑事、鳴海桜子が再び捜査一課の音喜多玄とコンビを組み、連続殺人犯に迫る。

    既に上巻では連続殺人犯の正体が明らかにされているのだが、下巻ではどのような決着を付けるのだろうか。


    都内のアパートで男子大学生が殺害される。捜査一課の音喜多弦は再び、鳴海桜子刑事と共に捜査を開始する。被害者の足取りから、セレブのホームパーティに辿り着くのだが、そこには、桜子の父で音楽家の薬丸昭治から音喜多が捜索の相談をされた女子大生の姿があった。

    セレブ

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    2025年12月13日
  • ある少女にまつわる殺人の告白

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    ネタバレ

    児童福祉の現場の実態や問題がリアルに描かれていて胸に刺さります。(10数年前の作品なので今は変わっているかも?)
    これがイヤミスっていうのかな。後味はあまり良くない作品ですね。毒親が毒親を再生産するんですかね‥。良心で頑張っている児童相談所の職員が哀れに思いました。
    とにかく、子どもへの暴力は絶対に良くない!
    表紙の女の子(おそらく亜紀)はよく内容を表していますね。身体は子どもだけど顔は大人。

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    2025年12月12日
  • 一億円の犬

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    かなり星5に近い評価で、とても読みやすく面白かった。
    息を吐くように嘘をつくヤバい女性が、ドンドン追い込まれていく。どうなるのか読む手が止まらない。ちゃんとミステリ要素もあって、最後は収まるところに収まる。
    コロンくらい頭の良い子だったら、是非来てほしい。

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    2025年12月09日
  • オイディプスの檻 犯罪心理分析班

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    まあまあ楽しんだんですが、八木小春シリーズってこんな感じでしたっけ?読む順序がバラバラでよく分からなくなってますが、まあ、軽い警察ものとしては良いんじゃないでしょうか…クセは強いですけど。

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    2025年12月02日
  • ある少女にまつわる殺人の告白

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    ネタバレ

    全員が被害者。まさにこの一言になってしまった。インタビュアーは?殺されたのは?決して救われることのない世界はある。

    「杉本ですね、杉本がやったとですね」  私は祈るような気持ちで、あの言葉を発しました。もしも君枝さんに子どもを愛する気持ちがわずかでも残っているとしたら、きっと私の意図が伝わる。そう信じとりました。最後の賭けです。

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    2025年11月30日
  • ある少女にまつわる殺人の告白

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    読み終わったあとに、タイトルー!となりました。重くて辛いはずなのに、スラスラと読めました。面白かったです。

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    2025年11月25日
  • ある少女にまつわる殺人の告白

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    ハラハラと先が気になってあっという間に読み終わりましたが、後読感は良くありません。
    重いテーマですので、最後はなんとか伏線を回収しながらも、救われてほしかったと思いました。
    ですが告白系、インタビュー系の物語大好きなので、⭐︎4です。

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    2025年11月23日
  • ラスト・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻

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    絵麻とゆりかの対決に決着。
    しっくりいかないこともあったけど、無事に結末を迎えることがてきてよかった。

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    2025年11月06日
  • 人格者

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    ネタバレ

    都内で殺人放火事件が発生した。被害者は著名な男性ヴァイオリニスト。捜査一課の音喜多弦は、音楽隊志望の変わり者刑事・鳴海桜子と、再びペアを組んで捜査を開始する。怨恨が犯行動機と睨んだ捜査本部だが、関係者は皆、被害者への敬愛追慕を語るのみだった。誰からも愛された彼は、なぜ殺されたのか?そして、犯人の正体とは!? 文庫書き下ろし

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    2025年11月06日
  • 犬を盗む

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    形や結果がどうあれ登場人物はみんな犬好き。
    犬好きあるあるを散りばめながらもしっかりとしたミステリーです‼︎

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    2025年10月26日
  • 一億円の犬

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    犬を盗むに続き読んだ今作。今回も犬の純真さが光る。疾走感がありページを捲る手が進んだ。Theミステリーであるし、犯人も動機も納得のいくものだった。
    楽しく読ませて頂きました。

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    2025年10月08日
  • ツインソウル 行動心理捜査官・楯岡絵麻

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    連作短編ながら、また次につながりそうな感じが。
    西野のキャバクラが落ち着いて、変な引っ掛かりが少なくなった。

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    2025年09月20日
  • サイレント・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻

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    行動心理捜査官・楯岡絵麻は相手の些細な癖や仕草で相手の嘘を見抜き自白に追い込む。
    彼女自身大切な人を事件で亡くしてて、その経験から警官を目指すように。

     短編集でしたが、過去の重大事件は解決せず。続編も読んでみようかな?

     栗山千明さん主演でドラマ化もされたようです。

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    2025年09月17日
  • サイレント・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻

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    本が出た頃に読み、面白かった記憶があるけど、2巻以降を読んでいません
    シリーズ読破するつもりで、再読
    心理学に基づいたアプローチという記憶しかないこで、全短編楽しめました

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    2025年09月16日