ストラングラー 死刑囚の推理

ストラングラー 死刑囚の推理

748円 (税込)

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警視庁捜査一課の箕島朗は、小菅の東京拘置所に向かった。面会相手は死刑囚・明石陽一郎。十四年前に四件の殺人を犯したとされる男である。事件当時大学生だった箕島は、恋人の久保真生子を殺されていた。最近発生した〈ストラングラー〉と呼ばれる犯人による連続殺人は、明石の事件と共通項が多い。懸命に感情を押し殺して尋問する箕島に、明石は驚くべき発言をする。「十四年前の事件は冤罪だ。あんたに、おれの無実を証明する手助けをしてほしい」─。

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  • ストラングラー 死刑囚の推理
    748円 (税込)
    警視庁捜査一課の箕島朗は、小菅の東京拘置所に向かった。面会相手は死刑囚・明石陽一郎。十四年前に四件の殺人を犯したとされる男である。事件当時大学生だった箕島は、恋人の久保真生子を殺されていた。最近発生した〈ストラングラー〉と呼ばれる犯人による連続殺人は、明石の事件と共通項が多い。懸命に感情を押し殺して尋問する箕島に、明石は驚くべき発言をする。「十四年前の事件は冤罪だ。あんたに、おれの無実を証明する手助けをしてほしい」─。
  • ストラングラー 死刑囚の告白
    748円 (税込)
    死刑囚にして、元刑事の明石陽一郎と秘密裏に組むことで、捜査一課の簑島明は〈ストラングラー〉模倣事件を解決した。しかし十四年前の連続殺人事件そのものに迫ろうとした時、証拠捏造をした警部補の伊武が射殺される!それは警察内部に再審請求を望まぬ者がいることを示していた。簑島は困惑しながら、拘置所内の明石と協力し、新たなる少女疾走事件解決と大量殺人計画阻止に動きつつ、捜査協力の代償として、冤罪を証明する証拠を集め始めるのだが……。待望の続編登場!
  • ストラングラー 死刑囚の悔恨
    770円 (税込)
    冤罪を証明しようとしていた死刑囚・明石陽一郎が、別件で、殺人事件を起こしていることをしった刑事・箕島朗。明石に感じ始めていた信頼は突き崩され、二人は決別してしまう。箕島は精神の安定を喪い、〈ストラングラー〉に射殺された同僚・伊武孝志の幻影をみるように。だが解決してく事件を通して人間の多面性に触れ、箕島は再び明石の元を訪れる――。そんな折、デリヘル嬢が空きマンションの一室で殺される事件が起きる。今度こそ〈ストラングラー〉の仕業なのか? クライマックスに向け盛り上がる第三弾!

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ストラングラー 死刑囚の推理 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年02月14日

    え、ここで終わるん!?(^ ^; と言うのが正直な読後感(^ ^;

    たまたまですが、この前に読んだ本も死刑囚がらみの話で...でも全然筋立てが違って、こちらは(悪い意味ではなく)マンガっぽい設定。収監中の死刑囚がロッキングチェア・ディテクティブとなって話が進むが... この終わりは無かろう(^ ^...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年07月24日

    警視庁捜査一課の箕島刑事と死刑囚・明石 陽一郎。
    2人がタッグを組み、連続殺人事件の謎に挑む。

    14年前、恋人の久保 真生子を、明石に殺害された箕島。
    最近、発生した『ストラングラー』と呼ばれる容疑者の犯行は、かつての連続殺人事件との共通項が多い。

    そして、明石が箕島に伝えた驚くべき提案とは。
    ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2021年06月06日

    元恋人を殺された刑事とその殺人事件で捕まり死刑囚となった男。
    この2人が様々な人物を介して事件の真相に迫る。
    根底は自身が捕まった事件の冤罪を主張する死刑囚明石の思い。狙い。
    章を重ねる事に深まる謎。闇。終盤は意外な方向に…。
    ミステリーというよりはドキュメントのような感じ。
    この物語の結末。どうの...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年03月08日

    裁判で有罪が確定した元刑事の死刑囚が、自分の無実を証明する手助けとバーターで進行中の事件解決のヒントを提供する。
    報道された事実を整理、分析するだけで捜査本部が見逃していた事実に気付くなんて少し都合が良過ぎるなぁ。
    また、普通の警察官があまりに簡単に罪を犯すところもいただけない。
    乗りかかった船で...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年10月12日

    この事件がこうだからあの事件も冤罪かもしれない、と思わさせる流れが上手い。連ドラみたいなラストにびっくりした。

    0

    Posted by ブクログ 2022年04月21日

    頭の切れる死刑囚が事件解決に協力するというどこかで聞いたような設定。

    ただ、意外な展開になったり死刑囚に冤罪の可能性があったりと飽きずに楽しんで読める内容。

    主人公の刑事は30代前半ということもあり、わりと感情的で流されやすい面も。
    重たい刑事物というよりは、テンポも良く軽めな雰囲気がある。

    0

    Posted by ブクログ 2021年05月04日

    過去の事件にとらわれていた主人公である刑事が出合った事件が、14年前に関わった事件との関連性を感じるもののすでに14年前の犯人は死刑囚として捕まっている!しかも無実を訴えるという流れから巻き込まれていく。読みやすい文章と入り組んだ事件で、グイグイ引き込まれていくのが気持ちいい。
    最後にどうなる?って...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2020年10月10日

    死刑囚・明石とその明石に恋人を殺された刑事・簑島によるバディもの。
    佐藤青南と言うと、楯岡シリーズや白バイシリーズなど、警察ものでも軽いタッチが印象的だが、今作は重厚な印象を受ける。
    風俗で働く女性ばかりを狙った連続殺人の犯人は、何度も首を絞めることから「ストラングラー」と呼ばれている。
    14年前に...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2022年05月31日

     警視庁捜査一課の箕輪は、過去に恋人をストラングラーと言う殺人鬼に殺され、その犯人である明石死刑囚を恨んでいた。その明石の元へ捜査の一環で訪問すると、14年前の逮捕は冤罪で自分の無実を証明して欲しいと頼まれた。勿論拒否する箕輪に、明石は現在起こっている殺人事件の犯人を教えると言い出して…

     明石と...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2020年12月01日

    収監中の犯罪者が刑事の操作に協力……と、聞いたことのあるような設定だったので、よくある話なのかと思って期待してなかったのですが、最終的には思いのほか楽しめたような気がします。

    ずっとバディ組むと思ってたキャラがあっさり退場したり、死刑囚・明石の協力者たちが一癖も二癖もありそうだったりと、良い意味で...続きを読む

    0

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