【感想・ネタバレ】ホワイ・ダニット 行動心理捜査官・楯岡絵麻のレビュー

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2023年05月29日

西野がついに婚約してしまい、複雑な思いでした。絵麻とのコンビが好きだったので、本当に結婚しちゃうのは寂しいです…

婚約者・琴莉の不安行動が気になる所ですが、真っ直ぐな西野の性格がとてもお似合いで、これで良かった気がします。

今回は初期の頃の取調スタイルに戻った様でしたね。犯人の動機が後味悪く、切...続きを読むなかったです。特に子役の子の未来を思うと…

そして、まだまだ不穏な空気が漂い、次巻で解決する事を願っています。

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Posted by ブクログ 2024年04月22日

題名のホワイダニットは推理小説で普通に使っている。語源はwhy did it? なのだが、私が気になったのは、なぜホワイとダニットの間に「・」が入っているのか?だ。英語にしても「・」はない。意図はないのはわかっているつもりだが、わたし気になります。

さて、題名通りなら「動機」を暴くのだろう。動機に...続きを読むのみ焦点を当てる事の佐藤青南さんの勇気や気概が見えるような気がするので、楽しみだ。
動機は行き着くところ、お金か異性絡みか恨みか復讐か知られたくないことがあるかくらいで、サイコパスなら快楽なのでわかりにくい。にも関わらず「動機」が題名だ。面白いに違いない。

竈門炭治郎のように闘気を消すくらい、動機を消せるとしたら面白いのだが、、、(闘気と動機って、、、恥)炭治郎ゴメン。

初っ端からYouTuberのカップルの事件の動機が謎だ。東野圭吾さんではないが、やはり「実に面白い」。
新人ホストの事件は、、、あれっ、私わかっちゃいました。
天才子役の母の事件は、複雑な思いが絡み合っている。殺害の動機だけでなく、別の動機も描かれていて、次第に「動機」の虜になっている。
強盗殺人事件は、あれ、あれっ、これもわかっちゃいました。
この4つの短編は、構成がよくできていて、動機に焦点を当てつつ、楯岡絵麻が解決していくプロセスは、やはり面白い。そして3話の最後に事件が追加される。

それ以上に興味深いことが起こっている。これが前作の「楯岡絵麻VS佐藤青南」の最後に描かれたことの回収なのだろうか?コーラと同じく、また続きが読みたくなる。キーマンは楠木ゆりか。2作続けての布石だ。
こうしたことからもシリーズは順に読んだ方が面白さが増すと思うのである。

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Posted by ブクログ 2024年03月18日

シリーズ10作目。エンマ様、優しくなった?今回はタイトル通りに動機にフォーカス。子役の話はホンマにありそうで悲しい。西野の婚約者、大丈夫か?

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Posted by ブクログ 2023年12月19日

ちょいちょい過去の作品のストーリーを忘れていることに気づき、若干モヤったが、相変わらずテンポよく読める作品である。

今回の中で、一番、共感したのは、「天才子役はミスキャスト」だな。
なんとも後味の悪い結末かもしれないが、筒井じゃないが、自分も間違っていなかったと思うし、導き出せた絵麻はさすがだ。
...続きを読むせつない結末だけど。。

最後の章は、完全に次の作品に繋がっている。
これは楽しみだ。

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Posted by ブクログ 2023年07月12日

“エンマ様”が見破った「動機の噓」、そこに隠されていた真実とは?
どんでん返しに次ぐどんでん返し!
人気カップルYouTuberとストーカー、犯行時の記憶を失ったカリスマホスト、天才子役の母親の転落死……。
相手のしぐさから噓を見破る敏腕美人刑事・楯岡絵麻が、お馴染みの捜査一課のメンバーとともに数...続きを読む々の難事件に挑む!

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Posted by ブクログ 2023年05月27日

相手の仕草で嘘を見破ることができる楯岡絵麻のシリーズ10作目。
何か切ない話が多かった。絵麻と筒井の仲もかなり戦友感が強くなったような気がする。実際にそんな描写も最後の方に出てきたし。
西野と琴莉の仲を引き裂こうとする不穏な空気が漂いつつ次作に続きます。

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Posted by ブクログ 2023年05月26日

タイトル通り、動機にフォーカスした1冊。
犯人ははっきりしていて、自白していたりするのだけど、なぜ犯行を行ったかに謎があり、エンマ様の登場。
あいかわらずかっこいい。
そして、筒井との関係も信頼が増してきていて、いい感じ。
西野も成長してきてるし。
子役のあの子の話は切なかった。
どうか、その後の彼...続きを読む女が強く生きてくれますように。
あの事件の裏にあの人あり、か。まだ決着はついていないから、まだ続巻があるよね。今度はもうちょっと早めに読めると嬉しい。

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Posted by ブクログ 2023年04月30日

シリーズ10作目。
久しぶりの通常のシリーズものに戻った印象。
現代の問題を取り入れた4作から成る。
1作目はカップルYouTuberの男性が配信中に殺害されると言う、最近いろいろ問題になっている生配信。
犯人はストーカーだった女性だと、すぐに判明するが、絵麻は納得出来ず、マイクロジェスチャーとなだ...続きを読むめ行為から、被疑者の隠している事実を炙り出していく。
2作目はホスト殺し。
3作目は子役タレントの母親の転落事故。
そして、4作目に並行して描かれる絵麻と死刑囚の楠木ゆかりの対峙が描かれる。
久しぶりに取り調べ室が舞台となり、絵麻の心理捜査が全面に出ているし、事件解決後の高齢の飲み会も復活し、初期の作品傾向に戻って来た気がして、個人的には面白かった。

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Posted by ブクログ 2023年04月17日

最近の世相を程よく取り込んでいる。ホストの話の犯人さえも封じ込めていた動機を自白させたのは恐怖さえ感じる。子役の話、側から見た子役人気の弊害、親がおかしくなって子供を不幸にする。筒井・綿貫コンビとうまく協力しあって事件を解決に導く。
楠木が次回またからんでくるのか。

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Posted by ブクログ 2023年12月14日

サスペンスドラマを観ている感覚で
どんどん読み進められる一冊
登場人物の様子が映像として脳内に再生される
安心して読めるミステリー

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Posted by ブクログ 2023年12月05日

過去作読まずにいきなりこれ読んでしまった。
前に出てきたんだろうなーというエピソードがちらほら出てきたけど、これだけ読んでも全然大丈夫だったからよかった。
内容はまぁ普通の推理物って感じ。めちゃくちゃ難しいとかもなくサクサク読めた。

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Posted by ブクログ 2023年08月29日

シリーズ10作目。初期の頃みたいな取調べスタイルで犯人を追い詰めるエンマ様が相変わらずカッコよくワクワクする。ただ事件は重く切ない。筒井達とも戦友みたいで良い関係なんやけど、例のあの人の不穏さが気掛かり。次回また動きあるかな。

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Posted by ブクログ 2023年08月22日


行動心理捜査官・楯岡絵麻
シリーズ第10弾

他の本を読んでなくても、この一冊だけで
十分楽しめました。

人が嘘をつくときの心理的ストレスから
無意識に表れるなだめ行動やマイクジェスチャー、
微細表情から話の真偽を判別する行動心理捜査官
楯岡絵麻が主人公。

人並外れた洞察力と深い知識豊富な経...続きを読む験で
容疑者が頑なに隠す動機と事件の真相を
一つひとつ明らかにしていく痛快劇。

人間離れしているようでいて、変に人くさい
ところのある主人公のオンオフのギャップも
読んでいておかしく面白い。

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Posted by ブクログ 2023年07月19日

筒井、綿貫ペアとも戦友感が出てきて、信頼関係が相乗効果を生んでいます。

昨今の話題を上手く取り入れている感じがとても読みやすいです。

否認している被疑者を落とすのではなく、すでに罪を認めている状況で隠された真実を探したり、動機が見えてこない状況から探す様子がエンマ様シリーズらしいです。

エンマ...続きを読む様の天敵からの魔の手が伸び始めているので、今後も注目です。

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Posted by ブクログ 2023年07月02日

犯人は明らかになっていて、動機を推理するという構成。
その中で、裏に隠された真相を解き明かす短編。
特に驚きが大きいものはなく、淡々と読み進めた印象。
シリーズものだと知らずに読んでしまったが、自身の本格志向からはかけ離れていたので、他の作品にはあまり興味はないかな。

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