佐藤青南のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレエンマシリーズ第7弾。
既刊しているのは、これが最新刊かな?
今回も第6弾と同じく、長編。
今回もスピード感があり、面白かった。
しかし、「また、この人が関わるの?」と言う方がお出になり、その人のやり方に嫌悪感を感じた。
まあ。。。サイコだから、しかたないのか。。
小説でよかった。。。と思ってしまう。
今回のストーリーでも思うし、作中でも絵麻が言っているが、「人間は自分を肯定してほしい」もの。
だからこそ、宗教も占いもなくならないんだよな。
自分自身も否定できない事実。
西野さん、とっても良い人だなー。
キャバクラ通いやら、仕事の仕方で苦手な性格だと思っていたが、今回の作中で、すごい -
Posted by ブクログ
購入してから読み始めるのに少し期間があいてしまった。
そのため、この作品がフィクションかノンフィクションかを忘れて読んでいた。
逆を言えば、どちらかわからないくらい設定が緻密だった。内容は証言をまとめたかのような構成になっている。
「とある事件」に関することを様々な人が、様々な立場で語る。
その中には、直接事件に関りがない人もいる。
共通していることは、うそをついている人はおらず、皆自分の視点からとある物事をとらえている。
複雑な伏線はなく、あっと驚くトリックもない。
しかし、それがこの物語のいい部分である。
いつのまにかこの物語の本筋へと導かれている。
「あっ!そういうことか!」と驚くことは