佐藤青南のレビュー一覧

  • ツインソウル 行動心理捜査官・楯岡絵麻

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    ネタバレ

    西野が同級生の琴莉とちゃんと付き合ってたのが何だか意外でした。てっきり振られてるかと思ってました(苦笑) でも、西野の行動と気持ちが一致してなくてモヤッとします。プロポーズしてるけど、心のどこかで絵麻の事が過ってるみたいで…付き合って幸せってオーラがまるでないし、琴莉もそれを感じてる節があって。そして、完結するかと思っていたら続くみたいで。早く続編読んで色々スッキリしたいです。

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    2020年05月03日
  • 白バイガール 爆走! 五輪大作戦

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    聖火リレーのような表紙ですが、その実聖火リレーは描かれない。オリンピック中の横浜を舞台にしていますが、確かにこんな事件が起こってもおかしくないんだろうな。
    しかし、作者もオリンピックが延期になるとは思わなかったろうな。

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    2020年04月08日
  • 犯罪心理分析班・八木小春 ハロウィンの花

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    佐藤青南『犯罪心理分析班・八木小春 ハロウィンの花』富士見L文庫。

    シリーズ第3弾。しばらく読まずに寝かせていた。二転三転しながら、犯人の凶行を暴くストーリーは、なかなか面白い。

    今回は新米刑事の八木小春が人の気持ちが読めないサイコパスの天才プロファイラー土岐田秀一と共にハロウィンに渋谷交差点で若い女性を刺殺したコアラマスクの男を追うが……

    今回は、なんとあの楯岡絵麻も登場。

    本体価格680円
    ★★★★

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    2020年03月05日
  • セブンス・サイン 行動心理捜査官・楯岡絵麻

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    ネタバレ

    エンマシリーズ第7弾。

    既刊しているのは、これが最新刊かな?

    今回も第6弾と同じく、長編。
    今回もスピード感があり、面白かった。

    しかし、「また、この人が関わるの?」と言う方がお出になり、その人のやり方に嫌悪感を感じた。
    まあ。。。サイコだから、しかたないのか。。
    小説でよかった。。。と思ってしまう。

    今回のストーリーでも思うし、作中でも絵麻が言っているが、「人間は自分を肯定してほしい」もの。
    だからこそ、宗教も占いもなくならないんだよな。
    自分自身も否定できない事実。

    西野さん、とっても良い人だなー。
    キャバクラ通いやら、仕事の仕方で苦手な性格だと思っていたが、今回の作中で、すごい

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    2020年02月23日
  • ヴィジュアル・クリフ 行動心理捜査官・楯岡絵麻

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    ネタバレ

    エンマシリーズ第6弾。

    今回は短編集ではなくて、ずっと一つの事件。
    しかも、エンマ様にとっては、苦い事件。

    記憶の書き換えなんて、できるの?と、思うかもしれないが、案外、普通にやっていることだったりする。

    西野さんのキャバクラ通い、役にたったけど、最後の最後がちょっと気の毒。
    でも。。。学習しないなー、彼(。-∀-)
    まあ、それが、人間らしくて、エンマ様も気に入っているところかもしれないけど。

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    2020年02月23日
  • サッド・フィッシュ 行動心理捜査官・楯岡絵麻

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    エンマシリーズ第4弾。

    今回も疾走感のある作品。
    特に、最後の章「私の愛したサイコパス」は、後半のスピードがすごい。

    そして、第3弾で少し懸念をした「根底にあるもの」が、今回は出てこなかったので、なんだか一安心。

    かわりに、違う題材が連続で出てきていた。
    そちらも、昔からの課題だね。
    (読んだ方にしかわからない書き方で、すいません)

    今回、少しホッとしたこと。
    絵麻が、普通の女性だったことがわかった点。

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    2020年02月20日
  • ある少女にまつわる殺人の告白

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    購入してから読み始めるのに少し期間があいてしまった。
    そのため、この作品がフィクションかノンフィクションかを忘れて読んでいた。
    逆を言えば、どちらかわからないくらい設定が緻密だった。内容は証言をまとめたかのような構成になっている。
    「とある事件」に関することを様々な人が、様々な立場で語る。
    その中には、直接事件に関りがない人もいる。
    共通していることは、うそをついている人はおらず、皆自分の視点からとある物事をとらえている。
    複雑な伏線はなく、あっと驚くトリックもない。
    しかし、それがこの物語のいい部分である。
    いつのまにかこの物語の本筋へと導かれている。
    「あっ!そういうことか!」と驚くことは

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    2020年02月17日
  • インサイド・フェイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻

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    エンマシリーズ第3弾。

    今回も行動心理学を武器に、嘘をバシバシ暴いて行く。
    パターンが決まっているので、安心して読める。

    今回は、「あれ?これって、あの人よね」と、思い当たる、実際の方がご登場(笑)

    最終話は、スピード感がすごいあったなー。
    ちょっと、想像もしなかった展開だった。
    「そうくるか!!!」って感じ。

    でも、第1弾から一貫したものが、根底にある。
    たしかに、題材にしやすいものだし、実際に気になるものだけれど、あまり多用されると、うーん。。って気になるかも。
    今後どうなるか?

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    2020年02月17日
  • たとえば、君という裏切り

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    何でもライター、早田に突然舞い込んできた有名な覆面作家への本人からのインタビュー依頼。取材をするうちに早田にある感情が生まれ、決められていた条件を逸脱し始めてやがてある結末を迎える。これが尻切れトンボで次の短編に入ると大学生がバイト先で見初めた女の子にどうアタックするか悶々する話になったので拍子抜け。していたらん?という箇所が。なので投げずに読み進めていたら三番目の小学生の和津が公園で会ったお姫様と名乗る少女との短編でもしかして?となり最後の締めではこう来たか!と綺麗に繋がりすっきりした。しかし前作でも思ったけどここまでするかー?

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    2020年02月11日
  • ブラック・コール 行動心理捜査官・楯岡絵麻

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    絵麻シリーズ二作目。
    刑事になるキッカケの犯人が、まさか二冊目で登場とは。
    びっくり。

    今回も、心理学用語多出で、ワクワクしながら読んだ。
    が、後半の方で、あまりに描写がリアルで、エグすぎて、想像の中ですら、目を背けたくなる惨状が。。
    あのシーンをここまで鮮明に描けるってすごいなーと思ったが、書きながら気持ち悪くならなかったかな。。。と、思ったりもした。

    犯人を捕まえたら、このシリーズが終わると思いきや、まだまだ続く。
    続編もそのうち読む予定。

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    2020年02月06日
  • ブラック・コール 行動心理捜査官・楯岡絵麻

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    行動心理捜査官楯岡絵麻シリーズの2作目。一作目は読んでないけど、結構楽しめました。佐藤さんの本は消防女子の方で読んでいますが、このシリーズも面白いですね。継続して読みたいと思います。

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    2020年01月02日
  • サッド・フィッシュ 行動心理捜査官・楯岡絵麻

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    相手のわずかな表情や行動から、相手の深層心理を探り出す行動心理捜査官・楯岡 絵麻。
    今回は、短編4編の構成。

    特に、『私の愛したサイコパス』は、かつての恋人であった公安捜査員からの依頼で、国際テロリスト組織にエスとして潜入したうえで、消えたエスを探し出すこと。

    ユーモアを交えた、いつもの取調室でのやり取りとはまた違い、今回は結構シリアスな場面が多く、ハラハラドキドキの展開です。こういう展開も良いですね。

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    2019年12月24日
  • 犯罪心理分析班・八木小春 ハロウィンの花

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    ハロウィンに起きた殺人事件を追うC-Mas。間柴さんはすっかりメンバーの一人のような動きですね。こちらのシリーズの塚本さんは絵麻シリーズの塚本さんより好きです。今回助っ人で絵麻登場。絵麻はもう連絡するな、て言ってたけど、ちゃんとした形でお互い協力して捜査するのも見たいな。小春は土岐田が好きなのかな。土岐田が周りの人の気持ちに気がつけない、と自分で語る部分はいつも切なく感じる。そうだよね、本人だって平気じゃない、どうにもならないんだよね。

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    2019年12月06日
  • 犯罪心理分析班・八木小春 アイアンウルフの箱

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    連続爆弾魔をプロファイリングで追い詰める。今回も三人に振り回される小春が不憫(笑)間柴さんはせっかく手伝ってくれていたのに活躍の場がなくて残念。絵麻シリーズの筒井・綿貫コンビが少しだけ出てた、絵麻・西野コンビも出てこないかな。あのひどい代議士に制裁を加えて欲しかった。

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    2019年12月05日
  • オイディプスの檻 犯罪心理分析班

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    小春は警視庁捜査一課の新米刑事。プロファイラーの土岐田、彼の仲間の塚本とエイジに振り回されながら女子高生誘拐事件の謎を追う。塚本とエイジは小春を拉致されたように見せかけて殺人を告発したり、不法侵入したりやることはめちゃくちゃで、現場の刑事のジレンマをものともしない、これはサイコパスだから?
    犯人をプロファイルして追いかける、犯罪心理分析班。この事件を解決して正式に認められたんですね。楯岡絵麻シリーズを読んだのでこちらも。絵麻の元恋人で公安所属の塚本さん、こちらで活躍してるのね。

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    2019年12月03日
  • セブンス・サイン 行動心理捜査官・楯岡絵麻

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    オウム真理教を思い出す事件。はたから見たら、あんな宗教信じるなんて理解出来なかったけど、自分を肯定してくれるものを信じているだけ、という事に納得。教祖が信者の女性に手をつけて子供いっぱい、てとこもオウムといっしょ、というか地位と権力手にすると男はみんなそうなるのか?西野にもついに春が来たようで。キャバクラネタは封印かな。

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    2019年11月26日
  • ヴィジュアル・クリフ 行動心理捜査官・楯岡絵麻

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    今まで連作短編だったのが、今回初長編。殺人事件に関わりで浮上した男は絵麻の行動心理学の師匠。足で捜査する筒井コンビ、行動心理学を用いて追い詰める絵麻コンビが協力。西野のキャバクラネタが今回は役に立ちましたね。

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    2019年11月25日
  • 白バイガール 幽霊ライダーを追え!

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    白バイガール、2作目。
    交通機動隊の面々も、相変わらず順調です。

    殺人事件が発生し、現場にシルバーアクセサリーが落ちていた。しかし、川崎 潤は、何かを知っている風で、口を閉ざす。まさか、あの人が被疑者か?

    一方、神奈川県の各所に、神出鬼没の凄腕覆面ライダーが現れる。果たして、交通機動隊の面々も、翻弄される。

    そして、潤は、悲しき過去に対峙する事を決意する...

    最後、潤が全国大会に出場するシーンは、『私も誰かのヒーローになれれば...』との心の変化も踏まえ、ジーンとさせられます。

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    2019年11月24日
  • ストレンジ・シチュエーション 行動心理捜査官・楯岡絵麻

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    警察官による、職務上知り得たことを利用した犯罪、そこから派生した謎。宮出警察官の思いはわかるけど、それはダメでしょ、同期の綿貫の思いが悲しい。不動産会社社員にマンション管理人、住んでる所を知られているだけに恋愛絡むと厄介。西野のキャバクラネタは下らなすぎて笑う気にもなれない・・・(苦笑)。誘拐話は犯人が最初からなんとなくわかった。

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    2019年11月21日
  • サッド・フィッシュ 行動心理捜査官・楯岡絵麻

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    絵麻が辿り着けなかった事に筒井がヒントを出して真相を暴いたり、テロ組織に協力して立ち向かったり、お互いいい関係になってる。絵麻の元彼氏は公安でサイコパスだったのか。事件後どうすんのかしら、彼は。自分が物事を進めているように見えて、実は操られているかもしれない、絵麻のように心理学のエキスパートでも逃れられないんだから、怖いな。

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    2019年11月21日