佐藤青南のレビュー一覧

  • ヴィジュアル・クリフ 行動心理捜査官・楯岡絵麻

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    ネタバレ

    初の長編
    絵麻の恩師が絡んだ殺人事件に挑む。行動心理学の要素が多分に盛り込まれ、二転三転する。
    占部の記憶を書き換えた娘をかばうためと思いきや、実際の犯行は占部が行い、動機も別人を自分の妻に記憶を書き換えたことが影響していた。
    後半部分を読んでいく中で、どこまでが作戦通りなのか否かを探りながら読んでいけるのが醍醐味。

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    2020年07月17日
  • セブンス・サイン 行動心理捜査官・楯岡絵麻

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    ネタバレ

    長編!!やっぱり読み応えあり。

    宗教系はやっぱり重いね
    みんな悪いと思ってないとゆーか
    いいことしてると思ってるところが怖い。

    弁護士まで信者で
    生田と佐々木に首吊らせて。
    生田は意識戻っても後遺症で話せんやろし
    完全犯罪に近い。

    まあ元帥が即身仏ってゆーんはいーわ
    因果応報って感じで
    けどちょっと香織子が役不足かな。
    殺しすぎやし。

    まさかまた塚本が絡んでくるとは
    相変わらずなサイコパス
    やり方も変わってない
    漆飲ませるとかとんでもないやつ
    二度と出てきて欲しくない。

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    2020年06月27日
  • ストレンジ・シチュエーション 行動心理捜査官・楯岡絵麻

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    宮出の拳銃自殺から全て始まる。
    倉林が殺ったって証明したけど
    それだけじゃ終わらんのやな。

    第2話の管理人 哀れな人
    第3話 アイドルグループの闇 みんな無茶苦茶やな。

    第4話
    男尊女卑がすぎる家族。母親も受け入れてるし。
    息子もおかしくなるわ。親が悪い。

    毅人が狂わんかったんだけが救い。
    色々事情もあるわけやしすぐ釈放して
    妹と一緒に暮らして欲しい。
    それにしても何人の犠牲があるんやろう。
    宮出も倉林をそそのかして殺させたことが分かって
    結局罪が重くなったし。

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    2020年06月22日
  • サッド・フィッシュ 行動心理捜査官・楯岡絵麻

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    第二話 いやあこれはやばい。最初は単純な話と思ってたけどエグすぎる。代理ミュンヒハウゼン症候群かと思ってたけどそこか。強姦て言われた時の怒り方。どうやったら愛し合ってたと思うんだろうか。胸糞悪いし 筒井さん切ない。

    第3話 こんなに馬鹿な話あるか 馬鹿すぎる。騙されて悪くない親友殺すとか。救われん話。

    私の愛したサイコパス
    塚本はほんまなんなんやろ。みんなを不幸にしていって。初美のことを送り込んだんが間違い。歪んでる工藤の方がよっぽ初美のこと想ってた。ホンマにざまーみろ。1人で死んでいけばいい。西野よくやった。

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    2020年06月20日
  • 白バイガール 爆走! 五輪大作戦

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    東京オリンピック開幕中に、横浜でバイク暴走事故が起き、追っていた白バイ隊員は謹慎を食らう。バイクテクは向上していた木乃美が、白バイで違反者を追いかける恐怖と闘っていたけど、白バイの仲間が居る事に気づけて良かった。チームのメンバーは曲者ばっかりだけど、ここぞの時に一致団結出来るのが強みですね。木乃美もどんどん成長してきて、箱根駅伝の先導への夢も近づいて来てる様に思えます。

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    2020年06月08日
  • ツインソウル 行動心理捜査官・楯岡絵麻

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    チャンネル登録者数十万人を超える人気の動画配信者が殺された。被疑者の聴取を行うのは刑事・楯岡絵麻。行動心理学で相手の嘘を見抜く通称「エンマ様」の取調べで事件の意外な真相が明らかに。その後も、更生した元被告人はなぜ再び罪を犯したのか。ホームヘルパー殺害事件の裏で何があったのか。様々な事件を解決する絵麻だったが、通り魔事件被疑者の取調べで予想外の事実を知り―。

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    2020年05月31日
  • ツインソウル 行動心理捜査官・楯岡絵麻

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    ネタバレ

    2話目 歪んだ轍
    救われん話 元々鳥飼が馬鹿なことして捕まらんかったらこんなことにはなってないけど
    娘も馬鹿すぎる。
    母親が1番の被害者かも。

    3話目 トンビはなにを産む 小太りな女の人がリンチされても守りたかったんて。
    娘が父親を嫌うってゆーんもよく分かる
    どうしようも無い親やったんやなと。

    4話 きっと運命の人 畑中。ギリギリを責めてくる人。けど捕まえれん。
    絶対琴莉やられると思ってたけど次回に持ち越しか。
    これも絶対やけど
    シオリは楠木ゆりかのシンパやと思う。
    なにかするはず。

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    2020年05月21日
  • ヴィジュアル・クリフ 行動心理捜査官・楯岡絵麻

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    このシリーズでは珍しい長編。もしかしたら初めてかな?
    事件の捜査線上にエンマ様の恩師が浮かび上がり、師弟対決が繰り広げられる。
    知識とテクニックの緊張感あるぶつけ合いを期待したけれど、直接対決より過去の教授の行動に対する推理が中心でした。
    いつもは抜群のキレと自信に溢れたエンマ様ですが、恩師に対する感情に揺れる姿も良かったです。

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    2020年05月17日
  • ツインソウル 行動心理捜査官・楯岡絵麻

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    西野が同級生の琴莉とちゃんと付き合ってたのが何だか意外でした。てっきり振られてるかと思ってました(苦笑) でも、西野の行動と気持ちが一致してなくてモヤッとします。プロポーズしてるけど、心のどこかで絵麻の事が過ってるみたいで…付き合って幸せってオーラがまるでないし、琴莉もそれを感じてる節があって。そして、完結するかと思っていたら続くみたいで。早く続編読んで色々スッキリしたいです。

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    2020年05月03日
  • 白バイガール 爆走! 五輪大作戦

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    聖火リレーのような表紙ですが、その実聖火リレーは描かれない。オリンピック中の横浜を舞台にしていますが、確かにこんな事件が起こってもおかしくないんだろうな。
    しかし、作者もオリンピックが延期になるとは思わなかったろうな。

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    2020年04月08日
  • 犯罪心理分析班・八木小春 ハロウィンの花

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    佐藤青南『犯罪心理分析班・八木小春 ハロウィンの花』富士見L文庫。

    シリーズ第3弾。しばらく読まずに寝かせていた。二転三転しながら、犯人の凶行を暴くストーリーは、なかなか面白い。

    今回は新米刑事の八木小春が人の気持ちが読めないサイコパスの天才プロファイラー土岐田秀一と共にハロウィンに渋谷交差点で若い女性を刺殺したコアラマスクの男を追うが……

    今回は、なんとあの楯岡絵麻も登場。

    本体価格680円
    ★★★★

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    2020年03月05日
  • セブンス・サイン 行動心理捜査官・楯岡絵麻

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    ネタバレ

    エンマシリーズ第7弾。

    既刊しているのは、これが最新刊かな?

    今回も第6弾と同じく、長編。
    今回もスピード感があり、面白かった。

    しかし、「また、この人が関わるの?」と言う方がお出になり、その人のやり方に嫌悪感を感じた。
    まあ。。。サイコだから、しかたないのか。。
    小説でよかった。。。と思ってしまう。

    今回のストーリーでも思うし、作中でも絵麻が言っているが、「人間は自分を肯定してほしい」もの。
    だからこそ、宗教も占いもなくならないんだよな。
    自分自身も否定できない事実。

    西野さん、とっても良い人だなー。
    キャバクラ通いやら、仕事の仕方で苦手な性格だと思っていたが、今回の作中で、すごい

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    2020年02月23日
  • ヴィジュアル・クリフ 行動心理捜査官・楯岡絵麻

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    エンマシリーズ第6弾。

    今回は短編集ではなくて、ずっと一つの事件。
    しかも、エンマ様にとっては、苦い事件。

    記憶の書き換えなんて、できるの?と、思うかもしれないが、案外、普通にやっていることだったりする。

    西野さんのキャバクラ通い、役にたったけど、最後の最後がちょっと気の毒。
    でも。。。学習しないなー、彼(。-∀-)
    まあ、それが、人間らしくて、エンマ様も気に入っているところかもしれないけど。

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    2020年02月23日
  • サッド・フィッシュ 行動心理捜査官・楯岡絵麻

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    エンマシリーズ第4弾。

    今回も疾走感のある作品。
    特に、最後の章「私の愛したサイコパス」は、後半のスピードがすごい。

    そして、第3弾で少し懸念をした「根底にあるもの」が、今回は出てこなかったので、なんだか一安心。

    かわりに、違う題材が連続で出てきていた。
    そちらも、昔からの課題だね。
    (読んだ方にしかわからない書き方で、すいません)

    今回、少しホッとしたこと。
    絵麻が、普通の女性だったことがわかった点。

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    2020年02月20日
  • ある少女にまつわる殺人の告白

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    購入してから読み始めるのに少し期間があいてしまった。
    そのため、この作品がフィクションかノンフィクションかを忘れて読んでいた。
    逆を言えば、どちらかわからないくらい設定が緻密だった。内容は証言をまとめたかのような構成になっている。
    「とある事件」に関することを様々な人が、様々な立場で語る。
    その中には、直接事件に関りがない人もいる。
    共通していることは、うそをついている人はおらず、皆自分の視点からとある物事をとらえている。
    複雑な伏線はなく、あっと驚くトリックもない。
    しかし、それがこの物語のいい部分である。
    いつのまにかこの物語の本筋へと導かれている。
    「あっ!そういうことか!」と驚くことは

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    2020年02月17日
  • インサイド・フェイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻

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    エンマシリーズ第3弾。

    今回も行動心理学を武器に、嘘をバシバシ暴いて行く。
    パターンが決まっているので、安心して読める。

    今回は、「あれ?これって、あの人よね」と、思い当たる、実際の方がご登場(笑)

    最終話は、スピード感がすごいあったなー。
    ちょっと、想像もしなかった展開だった。
    「そうくるか!!!」って感じ。

    でも、第1弾から一貫したものが、根底にある。
    たしかに、題材にしやすいものだし、実際に気になるものだけれど、あまり多用されると、うーん。。って気になるかも。
    今後どうなるか?

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    2020年02月17日
  • たとえば、君という裏切り

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    何でもライター、早田に突然舞い込んできた有名な覆面作家への本人からのインタビュー依頼。取材をするうちに早田にある感情が生まれ、決められていた条件を逸脱し始めてやがてある結末を迎える。これが尻切れトンボで次の短編に入ると大学生がバイト先で見初めた女の子にどうアタックするか悶々する話になったので拍子抜け。していたらん?という箇所が。なので投げずに読み進めていたら三番目の小学生の和津が公園で会ったお姫様と名乗る少女との短編でもしかして?となり最後の締めではこう来たか!と綺麗に繋がりすっきりした。しかし前作でも思ったけどここまでするかー?

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    2020年02月11日
  • ブラック・コール 行動心理捜査官・楯岡絵麻

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    絵麻シリーズ二作目。
    刑事になるキッカケの犯人が、まさか二冊目で登場とは。
    びっくり。

    今回も、心理学用語多出で、ワクワクしながら読んだ。
    が、後半の方で、あまりに描写がリアルで、エグすぎて、想像の中ですら、目を背けたくなる惨状が。。
    あのシーンをここまで鮮明に描けるってすごいなーと思ったが、書きながら気持ち悪くならなかったかな。。。と、思ったりもした。

    犯人を捕まえたら、このシリーズが終わると思いきや、まだまだ続く。
    続編もそのうち読む予定。

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    2020年02月06日
  • ブラック・コール 行動心理捜査官・楯岡絵麻

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    行動心理捜査官楯岡絵麻シリーズの2作目。一作目は読んでないけど、結構楽しめました。佐藤さんの本は消防女子の方で読んでいますが、このシリーズも面白いですね。継続して読みたいと思います。

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    2020年01月02日
  • サッド・フィッシュ 行動心理捜査官・楯岡絵麻

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    相手のわずかな表情や行動から、相手の深層心理を探り出す行動心理捜査官・楯岡 絵麻。
    今回は、短編4編の構成。

    特に、『私の愛したサイコパス』は、かつての恋人であった公安捜査員からの依頼で、国際テロリスト組織にエスとして潜入したうえで、消えたエスを探し出すこと。

    ユーモアを交えた、いつもの取調室でのやり取りとはまた違い、今回は結構シリアスな場面が多く、ハラハラドキドキの展開です。こういう展開も良いですね。

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    2019年12月24日