佐藤青南のレビュー一覧
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シリーズ2冊一気によみました。
本田木乃実がホンダ、川崎潤がカワサキのニンジャ、山羽がヤマハですよね。もうこの設定からキマした。^_^女性の白バイって憧れですよね。私のバイク歴はホンダのCB750.CB400SF.ハーレー1200カスタム.と883などなどです。横浜は庭?なのでルートがいちいち目に浮かんでしまい読んでいて自分が走ってる感覚に落ち入りました。ストーリーも面白かったけど箱根のあのヘアピンカーブマジキツいですよね。コケないように願いながら読みました。女性ライダーって少ないのでもっとお仲間が増えたら嬉しいです。今はホンダの250に乗ってます。元気をもらったのでまだまだしばらくバイク辞め -
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シリーズ第4弾。
前作から少し間が空いて、すっかり存在を忘れていたが、久しぶりの木乃美たちはさらにパワーアップ!
シリーズの中でも、最もハラハラドキドキの展開で一気読みしてしまった。
神奈川県内で多発する「最高速アタック」と呼ばれる危険運転。その様子がSNSに拡散されたことから、木乃美たちは交通捜査課に異動した梶達に協力する形で捜査に乗り出す。
ただの危険運転を楽しむ集団との闘いかと思いきや、その裏には意外な事実が…
今作では木乃美の後輩となる鈴木の登場や、梶とコンビを組む交通捜査課のシャーロック・ホームズこと宮台など、新しい登場人物もいい味を出している。
木乃美の駅伝の先導までは、このシリー -
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”NO BOOK~"から。自分好みのインタビュー形式ってこともあってか、リーダビリティは高い。サクサク読めて気軽に楽しめる。そういう意味で評点は悪くないんだけど、内容はっていうとちょっと微妙。自分的には東野圭吾がずっと思い浮かんでいたけど、まず、既読感が終始拭いきれない。どんでん返しの謳い文句だったから、それを期待して読む訳で、とりあえずインタビュアーの正体がそれに当たるのだろうけど、逆にそうである必然性が殆ど感じられない。意外性のためだけに取って付けた感じ。最後、自分が虐待母になっているかの展開も、特に目新しいものではない。どんでん返しと聞けばとりあえず当たってきたけど、既読数が増
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箱根駅伝の先導をしたいという夢を抱いて神奈川県警の白バイ隊員となった主人公の本田木乃美。チビで「ぽっちゃり」、丸顔という見た目と引っ込み思案な性格から、違反ドライバーからの罵詈雑言に泣かされる日々が続きます。
しかし、とある事件をきっかけに少しずつ成長し、技量も上がっていくと同時にチームのかけがえのないメンバーに……という、王道のストーリー展開です。
彼女が遭遇する事件そのものはリアリティに欠ける部分もあって少しファンタジックな感覚もありましたが、白バイ隊員の取り締まりの様子や違反車を追跡する場面などはうまく表現されていたように感じます。
作品を通して主人公が成長した姿にも、ギクシャクしてい -
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市街地をバイクで150キロ以上のスピードで走る動画がSNSで拡散しており、本田木乃美が勤務する、みなとみらい分駐所に交通捜査課から捜査の協力を依頼される。
バイクの性能を最大限引き出すことで度胸試しをする「最高速アタック」という遊びがはやっており、目立ちたがり屋のライダーの仕業かと思われたが、班長の山羽は「楽しんでいる走りではない」と動画の走りに疑問を抱く。
そんな中、東京と神奈川で大規模なバイク窃盗事件が多発する。
木乃美らは、動画の謎とバイク窃盗事件を解決すべく捜査にあたる。
登場人物にバイクメーカーの名前が使われており、今回はいけ好かない後輩の鈴木が登場する。
ホンダ・・・本田木乃 -
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人の心は分かりにくい。言葉でキチンと伝えられたとしても、それが本当のことだとは限らない。相手を騙そうと思って嘘をついているかもしれないし、気を使って本音を隠しているのかもしれない。たまに本音をズケズケと言う人に出会うことがあるが、果たしてそれがすべて本音かというと微妙だろう。もしかしたら、弱い自分をガードするために虚栄を張っているかもしれないからだ。
さてそうなると信じられるのは自分だけということになるが、実は自分が一番自分を裏切っているかもしれない。いや、自分の気持ちや感情を抑えたり蓋をしたりすることで、自分にダメージが来ないようにしているのかもしれないのだ。そう考えると、自分を裏切ること