佐藤青南のレビュー一覧

  • ツインソウル 行動心理捜査官・楯岡絵麻

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    このシリーズは内容は安定しているものの、基本的に短編で、エンマ様が容疑者を尋問で落とす時のテクニックも新しいものが出てこないので、期待値以上でも以下でもない状態が続いている。
    まあそれが良さなのかも知れませんが、何か物足りなさを感じます。

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    2023年03月14日
  • 噓つきは殺人鬼の始まり SNS採用調査員の事件ファイル

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    ネタバレ

    途中まで凄く面白くてサクサク読めたけど、最後がなあ。。一応どんでん返しになるのかな。

    ほんの一部グロい表現があって、被害者の人たちが可哀想だった。

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    2023年03月12日
  • ストラングラー 死刑囚の推理

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    裁判で有罪が確定した元刑事の死刑囚が、自分の無実を証明する手助けとバーターで進行中の事件解決のヒントを提供する。
    報道された事実を整理、分析するだけで捜査本部が見逃していた事実に気付くなんて少し都合が良過ぎるなぁ。
    また、普通の警察官があまりに簡単に罪を犯すところもいただけない。
    乗りかかった船で明石が本当に冤罪なのかが分かるまであと2冊はぐらい読んでみますが、それ以上引きずられたらギブアップかも。

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    2023年03月08日
  • たぶん、出会わなければよかった嘘つきな君に

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    続きが気になって、すぐに読み切ってしまいました。
    後味が良いかと言われると微妙‥
    ただ、ナナちゃんがコーヨーに徐々に惹かれている所を読んでいると、時間管理がしっかり出来ている所や、同僚のプライベートを詮索することになると言っている所など内面を見ていると感じました。本編と逸れる気がしますが、この人と一緒にいたいと思うのは、自分に持っていないものを持っていたり、補い合えるような内面の部分も大きいと感じました。

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    2023年02月20日
  • ブラック・コール 行動心理捜査官・楯岡絵麻

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    エンマ様も嵌められる事があるのね。少し人間味が増して魅力的になった二作目。シリーズはまだ続く様で嬉しい。

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    2023年02月18日
  • 噓つきは殺人鬼の始まり SNS採用調査員の事件ファイル

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    SNSの裏アカウントを特定するインターネット上専門の探偵である潮崎真人と、彼によって裏アカウントが特定され就職試験に落ちた大学生の灰原茉百合のバディもの。
    ある日、茉百合が見つけたアカウントの主が殺人犯ではないかという疑惑が浮上する。

    今の時代ありそうな物語で、SNSの怖さを改めて感じた。主人公の職業もそうだし、ネット上の恋人から貰った写真の流用とか、SNSで繋がった相手が実は危ない人だった……とか。何となく投稿した写真や情報からこんなにも簡単に特定されるのか、と。
    茉百合のしたたかさにはしてやられた。
    終盤は怒涛の展開から予想外の結末を迎える。

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    2023年01月30日
  • ヴィジュアル・クリフ 行動心理捜査官・楯岡絵麻

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    シリーズ第6段。

    久しぶりに読んだシリーズだけれど、キャラ立ちがしっかりしているのですぐに世界観に戻ってこれた。

    かつての師との哀しい対決・・・コンセプトの面白さは十分だったが、動機と手法がね。。。
    作中で駆使される心理テクニックがもはや、少年漫画主人公の特殊能力じみてきたなと。。。

    とはいえエンマ様とそのしもべ達(?)の愉快な道中はまだまだ続く模様。

    一応、まだシリーズは追っていく。

    ★3つ、7ポイント。
    2023.01.29.古

    ※エンマ様と西野くんとの掛け合いもこのシリーズの醍醐味♫
    (予想通りな)クスッとくるエンディングが◎。

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    2023年01月30日
  • お電話かわりました名探偵です 復讐のジングル・ベル

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    シリーズ第3弾。
    県警本部の通信指令室を舞台とした連作ミステリー。
    プロローグで「万里眼」に復讐を誓う不気味な人物の存在が描かれ、「万里眼」こといぶきに危機が迫っている中、いつも通り、謎の通報の真相を見破っていくいぶきとそれを見守る指令室のメンバーと捜査一課の和田。
    徐々に怪しい人物がいぶきに近づいていることが各章で描かれているが、何となく話が恋愛要素に寄り過ぎていて、どちらをメインで描きたかったのか、いまいち分からなかったのが残念。
    この作者さんのシリーズものは、あまり長く続かないので、次回あたりでいぶきと早乙女の恋愛話が決着して、終わるのかなぁ。恋愛パートより、本来の謎解きパートを多めにし

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    2023年01月28日
  • 連弾

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    連弾
    佐藤青南さん。

    音喜多弦刑事
    鳴海桜子刑事
    シリーズ第1作目。

    名前からして、音楽♬ぽい。

    最後の最後。繋がった。
    おもしろかった。



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    2023年01月11日
  • お電話かわりました名探偵です

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    前に読んだ著者の作品が面白かったので、手に取ってみた。
    設定や謎ときは、なかなか面白い。110番って、こういうふうになってるんだなとか。
    個人的にはキャラクターがあまり好みではなかったので、残念。続編も読んだら好きになるかなぁ?細谷さんはちょっと好きな方かも。

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    2022年12月30日
  • 犯罪心理分析班・八木小春 ハロウィンの花

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    12月-04。3.0点。
    八木小春シリーズ、第3弾。
    ハロウィン当日の喧噪の中、コアラの着ぐるみを被った男がナースコスプレの女性を惨殺。手がかりが全く無い中、小春たちが捜査を。。

    意外と犯人が早く見つかったが、スピード感あり、面白かった。次作も期待。

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    2022年12月06日
  • 犯罪心理分析班・八木小春 アイアンウルフの箱

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    12月-03。3.0点。
    八木小春シリーズ、第二弾。政治家の下へ、テロリストを名乗る者から爆弾が送付され、秘書が重傷に。捜査に乗り出す八木小春たち。。

    1作目よりキャラが確立されており、読みやすい。次作も期待。

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    2022年12月06日
  • 噓つきは殺人鬼の始まり SNS採用調査員の事件ファイル

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    初の佐藤青南さんの小説

    主人公は企業から依頼された応募者の
    SNS調査業務が生業。

    誰にでも見せる表の顔や建前を発信する
    メインのアカウントではなく、
    愚痴や本音を吐き出すための裏の顔(裏アカ)を
    見つけ出して生計を立てる。

    やけにリアリティがあって、
    就活の時期だったら現実味が色濃すぎて、
    ゾッとして怖気付いたかも知れません。

    SNSで趣味嗜好が合う人と知り合って、
    相互フォローしたがために殺人鬼に目を
    つけられるなんて、楽しいだけではない
    SNSの怖い一面を改めて意識させられました。

    屑を自覚する主人公が、逃げ癖や諦め癖、
    行き当たりばったりで生きてきた人生から
    嘘と正面切っ

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    2022年11月30日
  • お電話かわりました名探偵です

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    警察の通信指令室が舞台の珍しい小説。新人の早乙女廉にいろいろと思いもよらない通報が掛かってくる。それを横から奪って解決してしまう先輩の君野いぶき。まあ、むちゃぶりの事件で、推理も唖然とするもの。あり得んわなあ。鈍感な廉といぶきの恋のさや当てが面白い。続編が読みたいところだよね。

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    2022年11月15日
  • たぶん、出会わなければよかった嘘つきな君に

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    ネタバレ

    読みやすかったです。
    半日で読み終わりました。
    峯岸、狂ってるわ〜と思ってたら
    ナナちゃんもね〜となり
    コーヨー君は優しすぎて不器用すぎて
    ジ・エンドだった。

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    2022年11月13日
  • ストラングラー 死刑囚の推理

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    警視庁捜査一課の箕島朗は、小菅の東京拘置所に向かった。面会相手は死刑囚・明石陽一郎。十四年前に四件の殺人を犯したとされる男である。事件当時大学生だった箕島は、恋人の久保真生子を殺されていた。最近発生した“ストラングラー”と呼ばれる犯人による連続殺人は、明石の事件と共通項が多い。懸命に感情を押し殺して尋問する箕島に、明石は驚くべき発言をする。「十四年前の事件は冤罪だ。あんたに、おれの無実を証明する手助けをしてほしい」―。

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    2025年07月30日
  • ストラングラー 死刑囚の推理

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    この事件がこうだからあの事件も冤罪かもしれない、と思わさせる流れが上手い。連ドラみたいなラストにびっくりした。

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    2022年10月12日
  • 人格者

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    人格者の裏側については特に驚くものではなかったがそれを暴く過程が音楽家ならではの視点で綴られているところは興味深く読めた。
    主人公のユニークな描写も自然な感じで好感が持てて飽きずに読み終えることができた。サクッと読めるシリーズとしてはお気に入りになりつつあるかな。

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    2022年09月29日
  • お電話かわりました名探偵です

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    ある警察の通信指令室、つまり110番通報に対応する部署に新しく配属された早乙女廉。彼は何故か奇妙な通報を受けやすい質でその度に隣の席の先輩、君野いぶきに助けてもらうが、彼女は通話の対応だけで事件を解決すると名高い「万里眼」だった。始めは「自宅が盗まれた」とか「冷蔵庫の大根が1cm減った」といった奇妙な通報に対する解決が一捻りあってなるほどー、となったけど章が進むに従って捻りがなくなるしお互いを憎からず想っているはずの二人の態度が堂々巡り過ぎていらいらした。廉がにぶちん過ぎるんじゃ!いぶきの拗ね方もこれは…可愛いつもりなのか?謎とは違う所で評価してしまった。残念。

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    2022年09月18日
  • 連弾

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    音喜多・鳴海のシリーズ1作目。
    2作目の「人格者」から読んでしまったので、なかなか意志の疎通が出来ない音喜多と鳴海に、ちょっとイライラした部分もあったが、2作目の「人格者」とは違い、公園で殺害された身元不明の男性の素性を明かしながら、並行して長崎県五島市での少年・少女の様子が描かれる。
    捜査の進み具合はサクサクっという感じではないが、別パートで描かれる弥生と亘の物語は、どこか東野圭吾の「白夜行」を思わせる内容だった。
    弥生がピアノをやっていたこと、弥生と亘を繋いだのが、昼休みの連弾であったことから、このタイトルが付けられたと思うが、2つの物語が混じり合いながら進む様子は、作品自体も「連弾」にな

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    2022年09月10日