佐藤青南のレビュー一覧

  • サイレント・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻

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    03月-01。3.0点。
    捜査一課の女性刑事。行動から嘘を見抜き、犯行を見破る。連作短編。

    読みやすい。一編が約80頁と手頃。過去のある事件がトラウマとなっており、今後の展開に期待。

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    2021年03月01日
  • お電話かわりました名探偵です

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    110番通信指令室にかかってくる電話の中から緊急性ありなしの判断をしつつ、電話越しに小さな事件もその場でサクサク解決してしまうお話。

    短編5話。

    気軽に謎解きを楽しみたい人におススメの一冊。
    初心者・素人でもじっくり考えて頑張れば解けるかも・・・?と思わせてくれる仕上がりとなっております。
    (とはいいつつもなかなか難しいですけどね・・。)

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    2021年02月19日
  • ある少女にまつわる殺人の告白

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    インタビュー形式で物語が進む。


    児童相談所の人達がどの様な事をして、どんな対応をするのかとかが結構細かく書かれているのでリアルに感じた。


    終盤に事件の謎は明かされるのだけど、肝心な謎は深まるばかり。


    少女は皆が思う様な子供だったのか…?


    後味のスッキリしない終わり方で読後はイヤ~な気分になれます。

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    2021年01月23日
  • お電話かわりました名探偵です

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    通信指令室の「万里眼」と呼ばれる通信課員を取り巻く物語。とても面白いテーマだが、キャラクターの関係性の件が物凄くライトでせっかくの題材がもったい内容な気が・・・

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    2021年01月02日
  • お電話かわりました名探偵です

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    通信司令部を舞台にした新作。
    電話の通報内容だけで、真実を見抜く「千里眼」を超えて「万里眼」と呼ばれる君野いぶきの活躍を描く。
    出版社は違うだけで、内容はほぼ「楯岡絵麻シリーズ」と似たような感じ。取り調べ室が通信司令部になっただけで、若手でイケボイスの早乙女廉とのやり取りも、全く新鮮さが感じない。
    「イエが無くなった」「人が住んでいないはずの部屋から足音がする」など、問い合わせ内容はなかなか面白かったし、ラストを除き、大きな被害者がいないので、ライトな警察小説としては楽しめるかも。

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    2020年12月29日
  • たぶん、出会わなければよかった嘘つきな君に(上)【電子限定特典付】

    無料版購入済み

    75ページの試し読み。それでもどういうストーリーになりたいのかわからない。絵柄は殺人サスペンスを思わせるけど多分ただのヒューマンドラマかな。

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    2020年12月19日
  • 白バイガール 爆走! 五輪大作戦

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    東京オリンピックが開幕して賑わう横浜駅前でバイク暴走事故が起きる。偽装ナンバーをつけたバイクに乗っていたライダーは死亡、身元も不明。現場を目のあたりにした神奈川県警の白バイ隊員・本田木乃美は、仲間たちと捜査を続けるが―疾走感満点の追走劇と、オリンピックを巡る事件の意外な展開に。

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    2020年11月23日
  • ストラングラー 死刑囚の推理

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    ネタバレ

    読み始めてしばらくはやや弱いかなと感じていたがだんだん馴染んできた。展開としては面白いが箕島の刑事としての厳しさが足りないのが不自然で気になる。伊武を死なせるまでのやり取りがその典型。

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    2020年11月22日
  • インサイド・フェイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻

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    楯岡絵麻シリーズ3作目!
    「目は口よりもモノを言う」「狂おしいほどEYEしてる」は、ドラマシーズン1で扱われたもの。
    3話からは初見なので純粋に謎解きを楽しんだ。
    狂おしいほど~に出てきた八坂という男について、3、4話は連続している。
    これは本書を通して、大・どんでん返し!と言える。
    いや、これはやられた!
    当たり前、を疑う、疑義なし、を疑う。
    一般社会ならやめなさいよと言われるような事柄だが、そこを見返してみることの意義を感じさせる。
    しかも、適当な思い込みではなく、きちんと裏を取った上で!
    だから、エンマ様と呼ばれ、上の覚えめでたいのもわかる。
    あーこういう人になりたい!仕事のできる女の人

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    2020年11月15日
  • 白バイガール 爆走! 五輪大作戦

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    ネタバレ

    東京オリンピック中のテロ。今となってはパラレルワールドのよう…。夏にマスクしても不審者じゃないし…。と、気が散りつつも面白く読んだ。良いチーム。

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    2020年10月24日
  • ブラック・コール 行動心理捜査官・楯岡絵麻

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    行動心理学を駆使して事件を解決に導くエンマ様シリーズ第2弾。眉唾ものの推理に嫌悪感すら抱いていたのにストーリー展開の面白さにひきこまれ思わず手にしていた続編。ここでずっと引きずっていた恩師の話が出てくるとは驚き。西野刑事や同僚との絡みに親近感を覚えるのも心地よくもっともっと物語を追いかけてみたくなった。

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    2020年10月23日
  • ストレンジ・シチュエーション 行動心理捜査官・楯岡絵麻

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    ネタバレ

    エンマ様シリーズ。
    こんなに嘘発見器みたいに一言一言これはウソ、それはウソじゃないて分かったらすごすぎるわ!
    名前に至っては五十音順表を一文字ずつ指していって、動向がおかしかった文字を繋ぎ合わせるとか。
    そもそもそんなにじっと五十音順表指すところ見てくれないやろ、と思うけど。
    とは言え、好きなシリーズなんやけど(笑)
    警察官の宮出が空き巣に入り帰宅した家主を殺害したというのが発端。
    でも殺害したのは共犯者で、宮出はその被害者が実はサイコパス殺人者なのでそこの子どもを救出するため一芝居打って空き巣に入った、てことなんやけど、殺してしまったのは予想外だったらしい。
    では、どうなることを目的とした空

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    2020年10月13日
  • ストラングラー 死刑囚の推理

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    死刑囚・明石とその明石に恋人を殺された刑事・簑島によるバディもの。
    佐藤青南と言うと、楯岡シリーズや白バイシリーズなど、警察ものでも軽いタッチが印象的だが、今作は重厚な印象を受ける。
    風俗で働く女性ばかりを狙った連続殺人の犯人は、何度も首を絞めることから「ストラングラー」と呼ばれている。
    14年前に起きた連続殺人事件の犯人として明石が逮捕され、死刑の判決も受けたが、同じ手法で新たな殺人事件が起きる。模倣犯なのか?それとも14年前の明石の逮捕が冤罪だったのか?複雑な思いを抱えながら、捜査一課の刑事となっていた簑島は明石と面会する。
    明石の支援者の活躍で、事件は解決。その後も一家殺人事件など、未解

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    2020年10月10日
  • サイレント・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻

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    事件は、取調室で解決する。誰もが振り向く美貌、人並外れた洞察力、ノンバーバル理論で無意識下の表情や行動から相手の本心を読み取るテクニック。被疑者との会話から、住所も共犯者も犯罪も全てが明らかになっていく。

    気持ちよくハマる、いつものパターン。心に秘めた過去、追い求める事件の影。なるほど、絵になりますね。

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    2020年10月09日
  • 白バイガール 爆走! 五輪大作戦

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    いいじゃないっすか〜!木乃美と潤はどんどんあぶ刑事に似てくるな。ホントだったらオリンピック観に行けてたのにな。クソ○漢ウイルスめ!

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    2020年10月04日
  • サイレント・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻

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    行動心理学から事件を読み解くエンマ様。そんなに事が運良く運ぶものかと、鼻白んでいたし、地図のくだりはさすがにあきれ果ててあり得ないと連発。それがどのお話にも登場しこれはもはや読んでいられないと思っていた矢先に西野刑事の事件が発生しエンマ様の闇も少しずつ晴れてきて。。良いところで終わってしまった。みすみす書き手の罠にはまったわけで次作もすぐに予約してしまった。まさに行動心理学!?

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    2020年10月04日
  • ツインソウル 行動心理捜査官・楯岡絵麻

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    意味深長なタイトルだが、この意味を知った時、あの有名な映画を思い出した。
    映画名を言ってしまうとそれだけでわかってしまうので控えるが名作だ。

    本書は4話収められている。
    1話目は動画配信についての物語。
    誰がなぜ殺したのか、という王道の謎解きはもちろんのこと、林田シオリがいい味を出し始める。
    まだまだ謎の多い彼女、ドラマ版では初めから登場していた。
    ふわふわな女の子然としていたが、どうも違うようだ。
    もしやエンマ様の後継者候補か?!

    2話、3話は家族の物語だ。
    家族は密室なので、家族の中のことはわからない、という物語が作りやすいのだろう。

    さて、最終話。
    西野がプロポーズ?!
    エンマ様は

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    2020年09月21日
  • ストレンジ・シチュエーション 行動心理捜査官・楯岡絵麻

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    短編4篇。
    第一話からいきなり衝撃がおそいかかる。
    警察官の拳銃自殺。
    なぜ彼は死ななければならなかったのか。
    この物語は本書中を通して、暗い影をおとし、一方で真実に迫るための鍵となる。
    なお、拳銃自殺は、単なる自殺にあらず、被疑者死亡の銃刀法違反となる。
    …まあ、それよりも、もっと重い「罪」がのしかかるのだが、それは本作とは関係がない。

    重い話の清涼剤が西野。
    相変わらず簡単にキャバ嬢の手練手管に引っかかり、「キモ」(気持ち悪い)と言われている。
    そして、エンマ様の恋愛指南。
    単純接触効果、ゲイン効果、ウィンザー効果…性的魅力は相対評価にすぎないし、恋愛感情は錯覚の積み重ね(229~230

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    2020年09月19日
  • セブンス・サイン 行動心理捜査官・楯岡絵麻

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    本作は長編。
    舞台は新興宗教だ。
    たくさんの新興宗教があるが、全般的にこういうようなイメージがある。
    もちろんそんなことを言い始めたら、キリスト教や仏教、神道は良くて、我が〇〇教は胡散臭いとは何事か、と怒る方もいるかもしれないが、特定の宗教を批判するものではない。
    印象はあくまで私個人の感想で、この物語は「おはなし」だ。

    物語はのっけから不穏。
    なぜ餓死者が出たのか、本当に祈り、手をかざすことで難病は良くなってきたのか。
    キャバクラ大好き西野にロマンス?のようなもの、絵麻のサイコパスな元カレも再び登場。

    たくさんの小さな謎をちりばめ、大きな謎に迫る本作品は興味深い。
    流石に同様のことはそう

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    2020年09月19日
  • サッド・フィッシュ 行動心理捜査官・楯岡絵麻

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    シリーズ4作目。
    今回はエンマ様の元カレが登場だ!
    全く、ろくな男がいない、、なんて嘆いているけれど、エンマ様ったら、見る目がありすぎて見る目がないだけ。
    なんか、可愛い。
    完璧でないものに人は惹かれるというから、もしかしたら術中にはまっているだけかもしれないけれど。

    「ご近所さんにご用心」は反吐が出る内容。
    始まりは、単なるご近所トラブル、しかも、猫のフンが散らかっているとか餌付けしているしていないだとか、本当にそこらへんにゴロゴロある話。
    ところが、だ。
    どうも怪しげな犯人、何かを隠している。
    子供のことは愛しているようだが、妻の話になると口が重い。
    そこに何かあるようなのだけれど、結果

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    2020年09月19日