佐藤青南のレビュー一覧

  • 残奏

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    人気ロックバンドのメンバーが、何者かに殺害された。警察は捜査本部を設置。捜査一課刑事の音喜多弦も、特別招集された音楽隊採用の変わり者刑事・鳴海桜子とともに捜査に加わる。北海道苫小牧へ飛び、被害者の母校の吹奏楽部を訪れたふたり。そこで彼らは、事件の背後に隠されていた驚愕の事実を知る……。

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    2025年03月22日
  • 連弾

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    都内の小さな公園で死体が発見された。警察は殺人事件と判断し、特別捜査本部を設置。捜査一課の音喜多弦は、音楽隊志望という少し変わった所轄署の刑事・鳴海桜子と捜査を開始した。遺留品にクラッシクコンサートのチケットがあったことから、関係者を訪れる二人だが……。時を超えた愛憎と狂気が渦巻く、慟哭の傑作ミステリ。

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    2024年02月10日
  • ヴィジュアル・クリフ 行動心理捜査官・楯岡絵麻

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    楯岡絵麻シリーズ6作目。今までは事件そのものが読み切りパターンだったが、本作では1冊でひとつのストーリ。絵麻の恩師との対決が見所ではあるが、落としどころが今二つで、シリーズで一番面白くなかった。周辺描写は結構良かったのに残念。

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    2024年01月31日
  • サッド・フィッシュ 行動心理捜査官・楯岡絵麻

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    楯岡絵麻シリーズ4作目。過去の絵麻の恋愛が絡んでくると生臭くなってシリーズの良さが少し失われた感じがした。路線を元に戻してほしいものだ。前作からだが、天敵・筒井&綿貫ペアが好対照で味変してくれているのは良い。

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    2024年01月24日
  • ブラック・コール 行動心理捜査官・楯岡絵麻

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    ネタバレ

    一巻よりすごく面白かった!!!
    女性教師強姦事件の犯人まで辿り着いたものの、自殺されてしまった…でも、司法と警察ではきっと裁かれなかったので、そのほうがよかったのかもしれない…
    この後はどんな話の流れになるんだろう。

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    2024年01月18日
  • 人格者

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    「残奏」でハマって読んだシリーズの2作目
    物語そのもののストーリー性も十分おもしろいが
    やっぱり音喜多・鳴海コンビが魅力的すぎる!
    犯人が想定されてからの考察も深くて切ない
    今回もまた安心して読めるミステリーです

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    2023年12月31日
  • 行動心理捜査官・楯岡絵麻vsミステリー作家・佐藤青南

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    シリーズものと知らずに読んでしまったけど、単体で読んでも面白かった。というか、このシリーズ最初から読みたくなりました。
    行動心理捜査官っていう設定面白いし、ドラマになってたのも知らなかった…。

    作中の佐藤青南、なかなかのクセモノだけど、こういう人いそうだなーと思うし、取り巻きたちの行動もありえそう。

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    2023年12月26日
  • お電話かわりました名探偵です 復讐のジングル・ベル

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    シリーズ、第三弾。
    電話だけで真相を暴く名探偵の『万里眼』。

    ・大怪獣、現る!
    ・ママ友大戦争
    ・常連自殺志願者の憂鬱
    ・苦い恋の味を知って少年は大人への階段を上る
    ・お電話代わりました名探偵たちです

    今回は、間違いから万里眼こと君野いぶきが誘拐されてしまう。早乙女達は、彼女を助ける事が出来るのか?

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    2023年12月24日
  • 連弾

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    愛され方を知らずに育った登場人物が
    愛し方も分からずに人を愛し続ける悲劇の切なさ
    相変わらず脳内映像が鮮明に映し出させる作品
    物語の展開はわかりやすいが深さが感慨深い

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    2023年12月17日
  • ホワイ・ダニット 行動心理捜査官・楯岡絵麻

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    サスペンスドラマを観ている感覚で
    どんどん読み進められる一冊
    登場人物の様子が映像として脳内に再生される
    安心して読めるミステリー

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    2023年12月14日
  • 残奏

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    ネタバレ

    シリーズ3作目。ロックメンバー殺人を音喜多と鳴海が追う話。過去を遡るにつれ現れる真実、それを加害者が覚えていないことに憤る。鳴海が加害者に対して怒る様に大共感!
    しかし私の中で大元凶である先生は一生許さぬ。人として先生としてそれはやったらあかんやろ。それは人を殺す行為と同義だと何故わからない。想像力がない奴がついたらあかん仕事やろ。
    音喜多鳴海コンビの視野の広さや思いやりが身に染みる。子供達がトラウマになることを咄嗟に分かる音喜多がその場にいてくれて良かった。
    大事なのは人を傷つけてしまったという結果で、その原因が自分の想像力の欠如にあると顧みて反省すること。傷ついた相手の方に責任があることに

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    2023年12月09日
  • ホワイ・ダニット 行動心理捜査官・楯岡絵麻

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    過去作読まずにいきなりこれ読んでしまった。
    前に出てきたんだろうなーというエピソードがちらほら出てきたけど、これだけ読んでも全然大丈夫だったからよかった。
    内容はまぁ普通の推理物って感じ。めちゃくちゃ難しいとかもなくサクサク読めた。

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    2023年12月05日
  • オイディプスの檻 犯罪心理分析班

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    ラスト、空気が読めないのに、ちょっと頑張っちゃった土岐田さんに軽く感動。ちゃんと成長していて微笑ましい。続きがありそうなので探します。楽しみです。

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    2023年12月01日
  • お電話かわりました名探偵です

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    さまざまな事件を千里眼をもつ名探偵(緊急指令官)が電話越しで解決する。事件ひとつひとつが面白く、楽しみながら読み進めることができた。だが途中に挟まっている恋愛イベントは本当に必要だろうか?

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    2023年11月24日
  • 行動心理捜査官・楯岡絵麻vsミステリー作家・佐藤青南

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    楯岡絵麻が作家の佐藤青南と対決?!
    そもそも、佐藤の信者が犯した殺人から、佐藤のオンラインサロンに疑惑が。
    今回の事件はさすがのエンマ様も苦戦。

    2023.11.19

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    2023年11月19日
  • お電話かわりました名探偵です 復讐のジングル・ベル

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    三作目ともなると、だんだん登場人物に親しみを覚えてくる。中学生みたいな恋愛も、あまり不快ではない、かな…

    今回のそれぞれの事件も、面白く読めた。小学生海斗くんは、ちょっと御厨と同じくらい腹立つけど、万引き事件の話は、彼も彼女も痛々しかった。

    「名探偵たち」の章もよかったな。大変、いぶきちゃんの危機!と思ったら、みんなが活躍してかっこよかった。見事な推理をした早乙女くん、サポート役の細谷さん、謎多き管理官も。そして和田さん!いろいろカッコイイ!

    とりあえず恋愛面も、たどりつくところに着いたようで、何より。これで一段落なのかな。

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    2023年11月10日
  • サッド・フィッシュ 行動心理捜査官・楯岡絵麻

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    シリーズ4作目。
    今回は前半が面白かったかな。特に西野がエンマ様の技をキャバクラで真似してんのにウケた笑

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    2023年11月06日
  • お電話かわりました名探偵です リダイヤル

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    前作で登場人物が苦手だと感じていたけど、人物描写が改善されたのか、単に慣れたのか、今回はあまり抵抗なく楽しく読めた。
    宇宙人にさらわれた少年の話と、最終話が面白かったな。

    二人は相変わらず昔の中学生みたいなもどかしさばかりだけれど、和田さんやミキさん(会ってんのかい!と突っ込んでしまった)もいいアクセントになって、今後の発展があるのだろうか。三作目も出ているようなので、ちょっと楽しみ。

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    2023年10月21日
  • サッド・フィッシュ 行動心理捜査官・楯岡絵麻

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    今回の題名は期待に応えてくれるだろうか?どうなんだろう。表情行動の中に人間が生得的に有するとされる、悲しみ(sadness)、怒り(anger)、嫌悪(disgust)、恐怖(fear)、興味(interest)、驚き(surprise)、幸福(happiness)、これらの頭文字を取ってSADFISH。これもノンバーバルコミュニケーション分野で出てくる。

    いつものように4つの短編だが、関連する。特に2話で布石が打たれ、前作に続き楯岡絵麻がピンチに陥る。そして、筒井と綿貫ペアの言葉とは裏腹な行動が好感が持てる。この2人がワンパターン化を緩和してくれていると感じた。
    今回も題名は、言葉遊びのレ

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    2023年10月06日
  • 人格者

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    ネタバレ

    音楽隊志望なのに天才肌の刑事をしている鳴海桜子シリーズなので音楽家関係の事件・・・長期シリーズになると日本の音楽家は全員犯罪に関わる事になるな(´・ω・`)

    放火殺人事件被害者は某オケのコンマス
    消えた愛用のヴァイオリン、またもコンビを組む音喜多は相貌失認(顔を認識できない)の鳴海のために「中折れ帽」を2年も被る優しいオッサン
    立て続けに第二、第三の事件が起きるが、今回は鳴海の絶対音感等の超のつく才能は影を潜め、ただ鋭い刑事に見えた・・・鳴海桜子の友達も事件に関わったり、コントラバスの様に桜子のディープな過去をベース描きシリーズの深みを加えているので次回作以降にかけるものがあるのだろう(音楽

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    2023年09月30日