佐藤青南のレビュー一覧

  • たとえば、君という裏切り

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    とてもよくできた小説。

    しかし帯に「三つの物語が結実した時の衝撃を味わってください」などと書くのはやめた方がよい。
    この一文のせいで穿った読み方をしてしまい、25ページほど読む頃には仕掛けに気付いてしまい純粋に楽しめなかった。

    内容、タイトル、表紙、いずれも素晴らしいのだから、煽り文句で読書体験を台無しにされてはたまらない。

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    2020年09月04日
  • ストレンジ・シチュエーション 行動心理捜査官・楯岡絵麻

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    自殺した同期が強盗殺人犯と信じられない綿貫が活躍するシリーズ第5弾。
    筒井の腰巾着と紹介されてるけど、毅人・芹香兄妹の幸せを慮る綿貫、いいやつ!
    この兄妹がまた一緒に暮らせる日が早く来るといいですね。
    このシリーズ、好きですが、行動心理学の説明担当が西野に変わったのがちょっと・・・。
    ペラペラと「なだめ行動が~」と喋りまくるお客、ウザいだろうな。
    ここまでキャバ嬢に入れ込む設定にしなくても、純粋でちょっとズレてた西野が良かったんだけど。

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    2020年08月16日
  • サッド・フィッシュ 行動心理捜査官・楯岡絵麻

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    『サイレンド・ヴォイス』『ブラック・コール』『インサイド・フェイス』も読み直して4作目。
    取調室のシーンが少なくなって、捜査に重点を置いた警察小説みたいになってきましたが、変わらず面白い。
    絵麻の才能もそうだけど相棒の西野は純粋だし、筒井&綿貫は何だかんだ言いながら絵麻を手助けしているし、いい仲間に恵まれている。

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    2020年08月15日
  • ブラック・コール 行動心理捜査官・楯岡絵麻

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    心理捜査官楯岡絵麻シリーズ、2作目。
    今回も、ドラマで扱われたエピソードがほとんどだが、第4話は、楯岡と、宿敵が相見える。
    えっ?!まだシリーズ2作目だよ?!と驚いた。
    この手法、海外ドラマ(米国等)の手法だ。
    シーズン最終話が、まさか、の展開で終わるアレだ。
    しかしながら、まだまだシリーズが続いているのを知っているのでこれでおわりなはずがない。
    さて、この後一体どういう展開になるのか。
    第三作が楽しみである。

    爆破物の話は、周囲の無理解が招いた悲劇である。
    ドラマでも少し切ない気持ちになったが、こうした内容が語られるようになったのは、少しでも理解が進んだからだ、と思いたいいっぽうで、これが

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    2020年08月06日
  • オイディプスの檻 犯罪心理分析班

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    コミュニケーション障害があるプロファイラーとサイコパスの公安捜査官と天才ハッカーという異能の組み合わせに普通の女性刑事が加わって、連続殺人事件を捜査する話。
    まあ現実にはあり得ない設定なので、個性的なキャラクターの描き方や犯人を絞り込む際の分析内容などについて、エンターテインメント作品として読むにはそれなりに面白いと思う。

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    2020年07月22日
  • サッド・フィッシュ 行動心理捜査官・楯岡絵麻

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    ネタバレ

    取調室の中だけでなく聞き込みから容疑者を絞り出していく展開に安定感あり。大きなどんでん返しはないものの、同犯人を追い詰めていくかが楽しみ

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    2020年07月17日
  • セブンス・サイン 行動心理捜査官・楯岡絵麻

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    ネタバレ

    今回は宗教団体が相手の長編。
    突然、教祖の妻が黒幕となって出てくる下りは強引だった。
    後半で琴莉の過去や西野との関係はこのシリーズに良いアクセントになるのかもしれない

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    2020年07月17日
  • 犯罪心理分析班・八木小春 アイアンウルフの箱

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    ネタバレ

    2020/7/10
    シリーズ2作目やった。
    1作目読んでないけどもういいや。
    主人公の女の子に愛着湧かなかったし。
    深みとか奥行きが感じられないのかな。
    他の人はみんなサイコパスとか非定型が売りやから情緒や共感の面では主人公が一手に引き受けて引っ張って行かないとアカンのに共感が薄かった。
    正直ウザかった。
    ギャップ萌えを誘う猫のくだりも狙いすぎてて一歩引いてしまう。
    現実社会で「こいつパーソナリティ障害ってやつちゃうかな?」って思った奴がやっぱりそうやったんやろうなって思えたのが唯一の収穫。

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    2020年07月12日
  • 犯罪心理分析班・八木小春 アイアンウルフの箱

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    プロファイリングをするチームの捜査を描いた小説。
    自分は凡人という主人公の小春は、空気なんて絶対に読めない土岐田、罪悪感というものが存在しないサイコパスなメンバー2人と爆弾魔に挑む事に…。

    小春のお人好しで、一生懸命な所と他のメンバーの突拍子もないほどの変人っぷりが、面白いコンビネーションで展開していきます。

    事件の展開も変にひねられていないので、まっすぐ読んでいけば良い所も好印象!

    気軽に読める警察小説です。

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    2020年05月16日
  • 白バイガール 爆走! 五輪大作戦

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    シリーズ第5弾。
    前作の終わりでは、次は絶対箱根駅伝で来るだろう、と思ったら、まさかの東京オリンピック。そして、その東京オリンピック自体、架空になってしまいそうな、こんな時期に発売になるとは…作者さんに非はないが、何とも微妙…
    本来の東京オリンピックの開会式の日に、横浜駅前で白バイの追跡から逃げ切れなったバイクが、何人もの歩行者を死傷させ、自爆死。運転者の身元がなかなか割れないことや、わざと大勢の人々を道連れにしたことから、オリンピックを狙ったテロの可能性が。しかし、お馴染みの捜査一課の坂巻や交通捜査課の梶、そして今回から登場した警視庁公安の塚本などが捜査に当たっても、なかなかテロの犯人像も目

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    2020年04月11日
  • ストレンジ・シチュエーション 行動心理捜査官・楯岡絵麻

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    エンマシリーズ第5弾。

    今回は、エンマ様の切り札、行動心理学が大活躍!という感じではないかな。
    どちらかというと、今回は、筒井さん、綿貫さんコンビがポイントだと思う。

    エンマ様のことを苦々しく思いながらも、認めている2人。
    第5弾以降、どんなふうにかわるのかしら?

    しかし。。
    いろんな面で綿貫さんが気の毒に思えた作品だったな。。

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    2020年02月22日
  • ブラック・コール 行動心理捜査官・楯岡絵麻

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    2020年23冊目。「エンマ様」と呼ばれる警視庁捜査一係の楯岡絵麻のシリーズ第2弾。前作のエンディングで絵麻が刑事になるきっかけになった事件の犯人が登場。これだけ盛り上げておきながら、最後は犯人が〇〇するというオチは何だかなあという感じ。ただ、この作品は心理学を駆使してどうやって絵麻が被疑者を自供に追い込んでいくかという方がキモだと思うので、早々に物語の懸念を取り払ったのは正解か。一応5巻目までは手元にあるので引き続き読んでいきたいと思う。感想はこんなところです。

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    2020年01月27日
  • サッド・フィッシュ 行動心理捜査官・楯岡絵麻

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    相手のしぐさや表情から心の中を読み取ってしまう行動心理捜査官楯岡絵麻シリーズ。4つの事件を扱っているが、どれもエンマ様こと楯岡絵麻が関係者の嘘を見破っていなければ事件は解決されないか、冤罪で終わってしまうのだ。現実にはこんな凄い捜査官っているだろうか。そもそも行動心理捜査官っているんだろうか。最後の話では、絵麻の昔の男が出て来るが、こいつが公安なのにサイコパスなのだ。いや、サイコパスであるほうが、優秀な公安官になれるのかもね。題名の「サッドフィッシュ」とはSADFISHで、悲しみ、怒り、嫌悪、恐怖、興味、驚き、幸福の英語の頭文字をつなげたものだ。人間が生まれながらにしてもつ基本的な7つの感情で

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    2020年01月14日
  • ブラック・コール 行動心理捜査官・楯岡絵麻

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    今回も面白かった。次作を先に読んでしまったので、既に知っていることもあって残念。失敗した。やはり順番どおり読むべきだ。

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    2020年01月06日
  • たとえば、君という裏切り

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    ネタバレ

    感想書きますよ、書きますけれど、これは何にも知らずに読むほうが絶対面白いですよね。作家買いをしたものだから、内容についてはちぃとも知らず、連作短編だと思い込んで読み始めました。

    第1章の語り手はフリーライター。売れっ子の覆面作家から突然コンタクトがあり、難病に侵されているその作家の独占取材をしてほしいと言われる。作家の死亡によってその章は完結。当然その裏の話がこれから紡がれるのだろうと思いながらの第2章。ところが、なんじゃこりゃ、別立ての話か、それにしてもしまらん、どうせぇっちゅうねんなどと悪態をつきかけ、第3章で「おみそれしました」。

    複数の人物の「それ」が変わっているのはちょっとずるい

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    2020年01月02日
  • ブラック・コール 行動心理捜査官・楯岡絵麻

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    行動心理学を駆使して犯罪者を追い詰めるエンマ様こと楯岡絵麻。今回は、荒れていた自分を救ってくれた恩師を殺したサイコキラーに迫る。被疑者との最初のやり取りの中でサンプリングを組み立て、それを基に被疑者の発言のホント・ウソを見分けていく。ちょっとした違和感があれば、それをもヒントにして真実にたどり着く。凄い技だ。実際にこんな技能は現場で使われているのだろうか。ないだろうな。それにしては、エンマ様は無敵である。スカッとするところでもあり、物足りないところでもあるかな。

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    2019年12月28日
  • セブンス・サイン 行動心理捜査官・楯岡絵麻

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    シリーズ第7弾。
    行動心理学で、容疑者の嘘や本心を暴くという美人刑事の楯岡絵麻。通称エンマ様。
    今回の事件は餓死したと思われる遺体が発見されたところから始まる。
    被害者は宗教団体の信者で、監禁され漆を飲まされて即身仏を試みたとされる。
    一体、宗教団体で何が行われていたのかと、捜査が行われるが、なかなか本当のところが見えてこない。
    エンマ様の腕の見せ所である。
    今回は相棒に恋の話も見えて…

    2019.12.15

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    2019年12月16日
  • セブンス・サイン 行動心理捜査官・楯岡絵麻

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    相手のちょっとした無意識のしぐさからホントかウソかを見抜く行動心理捜査官の楯岡絵麻が活躍する警察もの。相棒の西野刑事やいろいろ絡んでくる筒井刑事と綿貫刑事や西野の同級生の琴莉など、お互いのやり取りがなかなか面白い。カルト宗教を巡る事件自体はそう新鮮味はない。楯岡が駆使する行動心理学の威力がすごいが、実際にこういうのを警察で使っているのだろうか。

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    2019年12月13日
  • 鉄道リドル ~いすみ鉄道で妖精の森に迷いこむ~

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    初読みです。
    軽いユーモア日常ミステリーって感じですね。
    イメージしてたのとは違ってて、でもテンポの良さは好みなので、別な作品も読んでみようと思いました。

    ちなみに鉄道ファンでは無いので、そっちのネタがほとんど無いのは気になりませんでした(笑)

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    2019年12月12日
  • 犯罪心理分析班・八木小春 アイアンウルフの箱

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    シリーズ第2弾。
    第2弾と言っても、1作目を読んでから、次が出ていることを知らなかったので、かなり時間が空いており、前作の内容は全然覚えていない…
    どうやら、前作でバディを組んだ土岐田のところへ出向になった捜査一課の八木小春。出向先「C-mas」には土岐田の他、サイコパスのエイジと塚本がおり、ほぼこの4人の会話で物語が進む。ま、犯罪心理分析がメインだから、しようがないと言えばしようがないが、結構会話だけのページが延々と続くのも、読んでいて疲れる部分も。
    好き勝手な発言が続く政治家の事務所に「アイアンウルフ」と名乗る犯人から爆弾が届き、秘書が爆発に巻き込まれる。
    この「アイアンウルフ」は数年ごと

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    2019年12月08日