佐藤青南のレビュー一覧

  • 鉄道リドル ~いすみ鉄道で妖精の森に迷いこむ~

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    鉄道リドルというタイトルだけど、あまり鉄道が絡んでない。ちょっと展開も強引だし、企画倒れな感じがする。

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    2018年05月17日
  • ストレンジ・シチュエーション 行動心理捜査官・楯岡絵麻

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    シリーズ第5弾。
    今作では絵麻の同僚の綿貫の同期が殺人事件に加担し、署内で拳銃自殺を図った事件を根底に、事件を繋ぐ連作短編集。
    ここ何作かよりは地味な印象はあるが、初心に返り、大脳辺縁系に訴える絵麻の取り調べ手法が復活。
    綿貫の同期の自殺の根拠が弱い分、いつもより面白さは半減してしまっているが、最近発売された新作に期待。

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    2018年04月24日
  • オイディプスの檻 犯罪心理分析班

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    優秀だがコミュニケーションが超苦手なプロファイラーとサイコパスたち、そしてその補佐を命じられた新人女性刑事が女子高生失踪事件を捜査する。捜査本部が単独事件として捜査する中、彼らは過去の女性失踪事件との関連を疑うのだが…
    プロファイリングによる絞り込みもなるほどと思ったが、捜査するうちに当初の事件とは関係ない犯罪を発掘してもスルーしようとする発想や、普通のヒトであるヒロインを心理誘導するサイコパスの手口が面白かった。
    シリーズ化するのかな。

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    2018年04月01日
  • 白バイガール

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    箱根駅伝の先導がしたいというある意味不純な動機で白バイ隊員になった緩い主人公と、男性顔負けのテクニックとドライな対応で検挙実績を重ねる女性隊員。仕事へのスタンスの違いから最初は関係がうまくいかないものの、ある出来事をきっかけに変化していく。
    ありがちな設定ながら読みやすいので、お仕事小説として可もなく不可もなくといったところ。

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    2018年03月17日
  • 白バイガール 駅伝クライシス

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    白バイに乗る女性警察官・本田木乃美と交通機動隊の同僚をメインにした事件解決の小説。箱根駅伝の交通誘導を行うの川崎潤の心情を綴りながら、同時に発生した人質事件を優れた動体視力をもつ木乃実が主犯の殺人犯を追い、事件解決に迫る。白バイでのカーチェイスとその場面を巧みに描きながら臨場感を出している。

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    2018年01月06日
  • 白バイガール 駅伝クライシス

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    シリーズ第3弾。
    サブタイトルから、3作目にして、もう木乃美の目標が達成したのかと思ったら、木乃美が箱根駅伝の先導に選ばれた訳ではなく、箱根駅伝を目前に控えた年末に鎌倉の七里ヶ浜の駐車場で起きたリンチ殺人事件の捜査の様子と、箱根駅伝の様子が交互に描かれる。
    箱根駅伝となると、神奈川県警や警視庁にとっても、一大事なんだなぁ、と変なところで納得。
    そこにたくさんの機動隊も配備されることから、今作ではまだ弱々しいながら、何とか自分の力で犯人を捕まえようとする木乃美の様子が印象的。そして、今回のサポートはA分隊のメンバーではなく、同期の「部長」。不器用ながら、一生懸命な姿がとても良かった。

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    2018年01月05日
  • 白バイガール 幽霊ライダーを追え!

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    シリーズ2作目。
    横浜で起きた殺人事件から物語は始まる。現場に落ちていた「ガーディアン・ベル」と言うバイク乗りのお守りから、木乃美達にも捜査の協力が求められる。その遺留品に心当たりのありそうな潤。それと同時に管轄内に現れた黒づくめのライダーの正体を追うA分隊のメンバー。
    最初はバラバラに見えたいろんな事柄が次第に繋がっていく。
    今作は潤の物語。「消防女子」のような展開になるかと思ったが、今回は事件のまとまりも良く、警察小説としても楽しめた。白バイ隊の格好良さは少し足りなかったけど。

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    2018年01月01日
  • 白バイガール 駅伝クライシス

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    まず字が大きくて読みやすい。内容としては悪くないけど最後のクライマックスやり過ぎでいつも同じな感じで食傷気味。もうちょい工夫して欲しい。エピローグは逆にあっさりしすぎで物足りない。

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    2017年12月21日
  • 白バイガール

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    新人で女性の白バイ警官を描いたシリーズ第1作目。
    重厚な警察小説とは程遠く、作品のタッチはかなり軽めの「お仕事小説」と言う感じ。
    箱根駅伝の先導を目標とし、神奈川県警に入った主人公・木乃美。紆余曲折を経て、やっと念願の交通機動隊に配属になったが、気の弱い木乃美はいろいろと壁にぶつかる。
    そんな中、先に配属されていた同期で同じ女性の白バイ警官・潤が追跡中の違反者を追いこんだ上に事故死させてしまう。何とか、彼女に寄り添おうとする木乃美だったが、思わぬところで、神奈川県内で起きていた連続強盗事件に行き着く…
    前半は木乃美の苦悩や、同じ分隊の仲間の様子が描かれ、和気あいあいな感じだが、後半は一気にスリ

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    2017年12月11日
  • ストレンジ・シチュエーション 行動心理捜査官・楯岡絵麻

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    マイクロジェスチャーから容疑者の心理状態を読み取り、口に出さずとも真相を言い当てる取調シーンは何度読んでも面白い。
    ただ、本書はストーリーそのものに締まりが欠ける印象があり、期待値には届かなかったかな。

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    2017年12月10日
  • オイディプスの檻 犯罪心理分析班

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    最初はイケメン、裕福、サイコパスの流行りのまたおま系かと思ったらさにあらず。発達障害をもつ研究員と彼に振り回らされつつなんとかついていく刑事の成長記ミステリーで読み進めていく中で引き込まれていった。騙しのトリックが良くできていて楽しめた。

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    2017年08月12日
  • オイディプスの檻 犯罪心理分析班

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    イケメンプロファイラーとお付きの女性刑事のコンビものでもあり、曲者を含むチームもの。日本人のサイコパスは100人に1人の割合でいるとか。プロファイリングの過程より、言葉巧みな心理操作場面が興味深かった。

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    2017年06月15日
  • 白バイガール 幽霊ライダーを追え!

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    佐藤青南『白バイガール 幽霊ライダーを追え!』実業之日本社文庫。

    シリーズ第2弾。今回は主人公の本田木乃美に代わり、川崎潤がメインで活躍する。

    みなとみらいで起きた殺人事件と神出鬼没の幽霊ライダーを巡り、神奈川県警の白バイ隊員の本田と川崎が奮闘する。

    前回よりユルさが増し、完全にラノベと化したように思う。もはや、オジサンが着いていくのは無理かな。

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    2017年04月17日
  • 白バイガール 幽霊ライダーを追え!

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    白バイお仕事小説。取り締まりで停車中の白バイは見たことあるけど、追跡現場が見たくなる。箱根の先導も見てみたい。今回はチャラい芸能人がよいアクセント。

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    2017年04月09日
  • オイディプスの檻 犯罪心理分析班

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    佐藤青南『オイディプスの檻 犯罪心理分析班』富士見L文庫。

    はっきり言って、余り面白くはない。

    まともな登場人物は主人公の刑事・八木小春だけという何とも言えない違和感ばかりを感じるミステリー。プロファイラーの土岐田、塚本、エイジなどは、明らかに中野信子の『サイコパス』に着想を得ているように思う。

    これまで面白い作品ばかり上梓してきた佐藤青南なのに、どうしたことか。

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    2017年03月21日
  • オイディプスの檻 犯罪心理分析班

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    しまった。またシリーズ(らしき)ものに手を出してしまった。小春のことは好きじゃないけど土岐田は悪くないなぁ。しかしこの既視感はなんだろ。
    今後は土岐田と小春の関係性も含めて展開してくのかな。

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    2017年03月18日
  • インサイド・フェイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻

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    今までで一番良かった。取調室だけじゃなくあちこち捜査した方が話も膨らむし、読み応えあります。前作から筒井刑事のキャラも面白くなってきて、結局は刑事としての絵麻の力を認めているところがいい。

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    2021年09月02日
  • 消防女子!!(2)

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    消防士の女子の成長期。
    特訓、人々の死、恋愛、サスペンス、チーム内の確執、父親の死の真相とてんこ盛り過ぎ。
    もうちょっと長いシナリオで書いてくれればもっと面白くなったと思うけど。

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    2016年02月06日
  • ブラック・コール 行動心理捜査官・楯岡絵麻

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    1章ごとに事件を解決しながらも、絵麻と15年前の犯人との対決が近づいてきている緊張感があり面白かった。栗原裕子殺害の場面はちょっときつかったけど。最後はあの終わり方で良かったと思う。

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    2021年09月02日
  • サイレント・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻

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    行動心理学は勉強したことないけど、なだめ行動を見抜くだけで100%自供に追い込めるものなんですね。みんな絵麻ちゃんの読み通りで(途中、間違ったりするけど)犯人があっさり観念しすぎ。もっと白熱した駆け引きが読みたかった。面白いんだけど、続編もこのパターンだったら飽きそうです。

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    2021年09月02日