天沢夏月のレビュー一覧

  • DOUBLES!! ―ダブルス―

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    ネタバレ

    学生時代に読んだ本を久々に読もう!と思って引っ張り出してきました。

    テニスは数年軟式をやっていたので、文中にぽんぽんと登場する専門用語にはついていけたし、全体的に柔らかく軽い感じの文章だったので、さらっと読めました。逆に用語について分かっていないと読みにくいのかも…?

    王道のさわやか青春もの。こういう話はやっぱり大好きだし、安心して読める。

    進藤を凸、曲野を凹と表現しているのがいい。
    他人を信用できなかった進藤が一歩歩み寄るということ、
    他人を頼れなかった曲野が、他人を受け入れるということ、
    そういった意味での凸凹という表現なのかな、という風にも思った。

    最後の試合中、曲野の視点で登場

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    2025年04月13日
  • ヨンケイ!!

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    幼稚園のリレーから、町内運動会の人生航路、
    そしてオリンピックのヨンケイまで
    リレーは、興奮する。盛り上がる。
    最近暗め重めの作品が続きましたので
    青春のポカリのようなこの作品で
    一挙に高校生の夏空へ。

    離島大島の高校陸上部に奇跡的に揃った4人のスプリンター。
    4×100mリレで関東大会に挑む。

    ベタであるとは思います。他のスポーツでも時折見かける設定です。
    しかーし、ストーリーの予測はつくものの
    定期的に摂取したい青春スポーツ小説なのです。
    スタート一走“受川”のファンです。

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    2025年04月11日
  • その終末に君はいない。

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    話自体はわかりやすい青春小説にも思えるしこれといった特異性があるかといえばわからない。けど、物語全体で貫かれているような純粋な瑞々しい感情が読んでいて気持ちよかったです。

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    2025年01月16日
  • 君に贈る15ページ

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    アンソロジー初めて読んだ。
    今年読みたい本1冊読破☆

    *息継ぎもできない夜に
    *十五年後もお互い独身だったら結婚しようねと約束した二人の物語
    *いざ、さらば
    *超能力者じゃなくたって
    *星空に叫ぶラブソング
    *余白の隠れ家

    この作品達が良かったかな。
    村瀬健さんと綾崎隼さんは特に良かったので違う作品も読んでみたいなって思いました。

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    2025年01月12日
  • 17歳のラリー

    購入済み

    青春っていいなぁ

    いつの時代も青春っていいですねぇ
    とても爽やかな文章で、私は好きです
    星4にしたのは、私がテニスに疎かったから
    テニス経験者なら十二分に楽しめる内容だと思います🎾

    #カッコいい #ハッピー

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    2024年12月02日
  • ヨンケイ!

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    大島(東京都)の、男子がたった4人しかいない高校陸上部
    その4人で"ヨンケイ" 100メートル×4リレー に挑む

    一走、ニ走、三走、四走と1人ずつの紹介の様な短編が、それぞれリンクして1冊の物語に仕上がっている。
    短距離とリレーとの違い、バトンパス1つをとっても分かりやすく描かれていて、ただ走るだけじゃない陸上の面白さが伝わります。

    同じ時間を4人それぞれの視点で感じることで、それぞれの悩み、葛藤、抱えてきたものを昇華していく様子もわかりやすい

    何より、このたった4人が能力に恵まれた4人である事が奇跡。
    悩める青春時代、部活に賭ける思いがとても清々しい!

    読んでいる

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    2024年10月30日
  • 拝啓、十年後の君へ。

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    タイムカプセルが届いた所から
    それぞれが変わろうと動きだす物語。

    10年前の後悔や約束を思い出したり
    このままじゃ駄目だと思い直したり。

    1歩の勇気を出したら
    そこから少しずつ何かが変わり始めて
    10年前の自分からの手紙って凄いね。

    他人から言われると反抗しちゃうけど
    過去の自分は他人じゃないし
    今の自分を俯瞰して見れるのかなぁ。

    10年前の自分からの手紙で
    良い方向に変わり始めたのを見たら
    私とタイムカプセルとかしてみたいと思った。

    過去に何度か
    未来の自分に手紙を書いてみようとしたけど
    結局何もしなかったんだよなぁ。

    過去の私が今の私を見たら
    どんな風に映って何を思うんだろう。

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    2024年10月21日
  • サマー・ランサー

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    剣道の名人を祖父にもつ高校生のお話。自分もそれなりに強く、小中では優勝経験も幾度かあった。父の仕事の都合上、転校が多く、その都度部活に勧誘され、もてはやされるが、すぐにレギュラー奪われた子達から妬まれるを繰り返していた。
    剣道に、嫌気が指していたり、祖父がなくったりと慌ただしい中で、同級生の羽山に槍道部に誘われる。その後は、青春高校ストーリー。
    少し自分の過去に重なり共感できました。
    槍道という競技が、本来はないということをこちらのレビューでしりました。

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    2024年10月20日
  • ヨンケイ!!

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    陸上大好きすぎて読みました。

    個人種目じゃないリレーのよさや葛藤が詰め込まれていた。

    後日のバトンが渡っていくとこ泣いた。

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    2024年10月12日
  • ヨンケイ!!

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    私も高校で4kをやっていた。そして、この小説の受川と同じ100mのベストタイムで1走だった。そんな偶然の一致に驚きながら読み始める。
    大島の部員も少ない弱小高校の話。4kメンバーの悩みと成長をリレー形式で繋いでいく。最後はもらうだけの部長の4走から渡すだけの新部長の1走に初めてのバトンリレーがされた。構成がリレーを意識した形で練られていて面白い。
    タイム競技はやっていない人からは1位しか認知されないが、競技者には何位だろうと個々の目標があり、勝ち負けは自分の中にだけある。オリンピックは終わったが、金メダルだけに一喜一憂せず、終わった後の彼らの表情を見て欲しい。

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    2024年08月12日
  • DOUBLES!! ―ダブルス―

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    高校の硬式テニス部を舞台に二人の男子高校生が活躍する物語。事情は、違えど中学時代にダブルスで苦い思いをした二人が、先輩の命でダブルスを組み人間としても成長していく青春小説。
    テニスの詳しいルールをしっていたら、さらに楽しく読めるかもしれないなと思いました。

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    2024年07月11日
  • そして、君のいない九月がくる

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    一人一人の心に秘めた気持ちなどがしっかりと描かれていてとてもいいなと思った
    しかし後半になるに連れて内容がすぐに理解しにくい場所もあったのが残念だった

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    2024年04月06日
  • 拝啓、十年後の君へ。

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    人と人との繋がりもそうだが、他にも様々な繋がりを感じられた1冊。

    幼い頃の無邪気な明るさや思春期の葛藤など学生の様々な感情が描かれていて読んでいてとても楽しく、面白かった。

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    2024年04月05日
  • ヨンケイ!

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    高校陸上部のリレーを舞台にバラバラだった4人が繋がっていく青春もの。
    大島という少人数の学校で部員もたった5人の中で奇跡のように揃った4人のリレーメンバー、顧問のサトセンの気持ちがよく分かる。そして本当にいい教師だ。

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    2024年01月03日
  • ヨンケイ!!

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    陸上の本は初めて読んだ。
    リレーという個人競技で唯一、チームで競う種目の話。
    高校生ならではの色んな感情をぶつけ合って、チームとしてまとまっていく様子が4人のそれぞれの視点で書かれており、大変面白かった。
    あの時はこういう感情で言ってたのかなと想像したりできるので、最後まで読んだ後にもう一度読んでみたくなりました。

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    2023年11月21日
  • 拝啓、十年後の君へ。

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    ネタバレ

    浅井千尋
    高校二年の夏に、小山ヶ丘第六小学校一年一組で作ったタイムカプセルが家に届く。青崎高校二年。美術部。松島と付き合っていたが別れる。

    松島
    青崎高校三年。千尋の先輩。美術部。

    桐原冬弥
    高校サッカー界強豪の姫坂高校に入る。サッカー部たが、周りのレベルが高く幽霊部員になっている。

    森脇祥吾
    冬弥と同期。サッカー部で十番でキャプテン。

    染谷優
    定時制の高校三年生。机で全日制の生徒と一日一文の文通をしたいる。

    千代田
    優のクラスメイト。

    二ノ瀬美夏
    慣れないギャル生活で息苦しい。

    原岡桃子
    美夏が憧れ、同じ高校に進学。

    ユウコ
    美夏の遊び仲間。

    リサ
    美夏の遊び仲間。言葉づか

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    2023年11月10日
  • 青の刀匠

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    刀鍛冶という仕事と色々な事情を抱える人々の心情との結びつきが丁寧に描写されていて面白かったのと、主人公の名前など細かい刀関係の工夫があったのが良かった。

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    2023年09月26日
  • ヨンケイ!!

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    視点を1人ずつずらしながら少しずつ時系列を進めていく形式。この4人がチームとして信頼・友情関係を形作っていくと共に自分も熱を持って読み進めていった。特に最終盤のレースは読んでいるこちらにも緊張が走って面白かった。

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    2023年09月26日
  • 青の刀匠

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    家が火事になり、親も退院できないため、遠縁の剱田(つるぎだ)という刀鍛冶の女性のもとで生活することになった高二の沙(いさご)コテツ。自身も顔に火傷跡残り、心と両方で深く火事からダメージを受けている。
    島根の何もないと表現された環境や、剱田さんや弟子の気持ちに囲まれ、学校に行けないコテツがなし崩し的に刀鍛冶の仕事を手伝い、回復していく話だった。心の回復の方はまあ、普通という印象だったが、刀鍛冶の仕事が良く分かる児童文学という意味でレア、結構良かった!中高刀剣女子に一読して欲しいです。
    刀を現代で作る意味かぁ。伝統工芸品全般が持つ問題かもしれないけど、刀はまた、人を殺せる武器だから難しいんだな。初

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    2023年09月25日
  • サマー・ランサー

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    ネタバレ

    大野天智
    県立立宮高校一年三組。小学一年にして名だたる小学生大会のタイトルを総なめにした神童。

    大野将英
    天智の祖父。剣道八段の範士。

    羽山里佳
    県立立宮高校一年四組。槍道部。

    木村
    槍道部の先輩。

    大庭大悟
    槍道部主将。

    設楽優衣
    槍道部の先輩。

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    2023年08月10日