天沢夏月のレビュー一覧

  • サマー・ランサー

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    槍道という架空の武道をテーマにした青春ストーリー。
    練習や試合の躍動感と緊張感が素晴らしいのですが、メディアワークスらしいキャラクター重視のバランスになっているのが少し残念。もう一段ステップアップした作品を書いて欲しいです。

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    2014年01月19日
  • サマー・ランサー

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    読みやすくて面白かった。
    槍道の解説?は、守人シリーズのバルサを思い浮かべてしまったー

    青春的なものには今一つ押しが足りない気がしたので星4つで

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    2013年07月27日
  • サマー・ランサー

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    ネタバレ

    初頭の、テンジくんを諭す羽山ちゃんの台詞がキレイゴトにしか見えなくて、その部分はすっ飛ばして読みました。それを除いても、結構面白かったです。
    羽山ちゃんを傷つけてポッキリ折れてしまうテンジくんのところから、なんだかんだで奈良にすっ飛んできたり、試合でじいちゃんが言っていた起動がみえて1本とったり、結局3回戦で負けて設楽先輩を除くみんなが泣いちゃうところとか。まさに青春小説って感じ。

    季節かぶっているせいか、練習でかいた夏の汗粒がとんでくるようで。
    清々しいさっぱり加減で読めてよかった。

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    2013年07月13日
  • サマー・ランサー

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    読んでてこっちが照れちゃう様な、爽やかで真っ直ぐで青臭い言葉がポンポン出てくるけど、こういうの嫌いじゃない。

    話自体も、剣道で挫折したかつての神童が「槍」と出会い、新たな道で成長していく王道のスポ根で読みやすい。

    アニメでも実写でも映画化イケルと思うなぁ。

    『頑張った奴が天才なんだよ。それとも君はセンスとか信じちゃう人?』

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    2013年06月15日
  • サマー・ランサー

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    爽やかで読みやすい。あとがきまできちんと読むべし。ストーリーに意外性はないけれど、あとがきのはじめの2行でどんでん返し。作者の綿密な設定に騙された。←褒めてるつもり

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    2013年05月20日
  • サマー・ランサー

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    槍道という武道に魅せられていく少年の青春ストーリー。
    本編を読み終わったあとに「あとがき」の冒頭を読んだときの衝撃がすごかった。不覚にも「マジで!?」と声を出してしまうぐらい。

    内容的には剣道でトラウマを抱えてしまった主人公が、槍道を通して成長していく、オーソドックスな青春モノ。
    ライトノベル的に内容がそんなに深いわけじゃないけど、あっさりとういうか爽快な読後感で、なんだか前向きになれる。
    おもしろさや長さ的に、映画化とかしても成功しそう。アニメ、実写のどっちでもイケるんじゃないかな?最近こういう青春モノの映画ってないから(観てないだけ?)、たまには観てみたいかも。

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    2013年05月18日
  • ヨンケイ!!

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    息子に勧められて、一気に読みました。

    スポ根や競技中心の話ではなく、
    なんだか高校生に戻って4継走りたくなったという。

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    2025年12月01日
  • ヨンケイ!!

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    4継は1走はスタートブロックの能力と3走と共にカーブに優れる200と400mなどの選手が適正で2走と4走は直線。スプリント能力に優れる選手を配置したい、更に1走は渡すだけ4走は受けるだけ、そのバトンはテクイオーバーゾーンのスピードに乗った阿吽の呼吸のような受け渡しが重要。しかし離島大島での港台高校には問題を抱える4人が兄の影を追う、辞めたいと思う、走る目的を見出せない、その中で空回りする。そんな不揃いの4人のヨンケイ。納得行くバトンを繋げるのか?

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    2025年11月16日
  • DOUBLES!! ―ダブルス―

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    テニスを10年以上やってたから共感できる部分も大いにあった。しかし、テニス知らない人はゲーム展開とか想像難しそうかしら?
    こんなにいざこざ起きたりしなかったけど、勝てたら楽しいし、負けたら悔しいのはやはりわかる。青春時代を思い出す。

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    2025年07月31日
  • 青の刀匠

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    「ヨンケイ」の天沢さんをもう一作
    自宅アパートの火事で火傷を負いながら
    父親に助けられた高校生の少年
    警察官だった父親は、再び火の中に戻り
    長期の入院生活となる

    心身共に傷ついた少年を預かったのは
    遠縁の島根の刀鍛冶の女性

    父親との関係性
    疎遠だった離婚した母親との修復
    刀鍛冶弟子達がそれぞれ抱える悩み
    それらを刀匠の洗練された伝統技術の継承の中で
    流れていく方向を模索していく
    少年が頑なな表情も見せるがとても良い子で
    どの方向に進もうとも応援したいなと思わせる

    少し小説のボリュームの割に問題を広く取り上げすぎている気はします

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    2025年04月28日
  • 君に贈る15ページ

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    15頁じゃ物足りないと思っていたけど、全然そんな事なかった。
    むしろ初めての作家さんに挑戦するには丁度良い長さ。
    『超能力者じゃなくたって』と『世界が十五になる前に。』が可愛くて好きだなあ。
    でも『息継ぎもできない夜に』や『初恋灯籠』のような切なげな雰囲気の短篇も良い。
    『朝の読書だ nyan』はあまりにも微笑ましすぎて、アンソロジーの締めにして大正解だわ。

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    2025年04月20日
  • 八月の終わりは、きっと世界の終わりに似ている。

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    ネタバレ

    渡成吾
    大学進学と同時に上京。高校二年生だった頃、透子と付き合ってた。透子と交換ノートを始める。

    葵透子
    成吾の二歳年上で、学年は一つだけ上。

    多仁幸樹
    成吾が小学校から高校までを腐れ縁でともに過ごした馴染みの友人。

    須藤
    成吾の友人。

    夏澄
    透子の祖母。

    優香理
    透子の母。

    マキ
    成吾の姉。東京で出版社で、女性ファッション誌の編集者をしている。

    生田
    成吾の高校時代の担任で数学教師。

    山口

    透子の父。

    和久井
    大学の同級生。

    ウミ

    ソラ

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    2025年03月12日
  • 君に贈る15ページ

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    15名の作家さんが『15』をキーワードに描く掌編小説『君に贈る15ページ』の概要と感想になります。

    概要ですが、アンソロジー作品のため、これといった表現は出来ませんが、15歳や15年と年齢や年月に関する作品が多かったですね。

    感想です。
    作家さんの贔屓なしで個人的に良かった作品
    ・息継ぎもできない夜に
    ・十五年後もお互い独身だったら結婚しようねと約束した二人の物語
    ・いざ、さらば
    ・初恋灯籠
    初読み作家さんもいたので、これを機に読みたくなりました♪
    毎夜のお供にして、優しい十五夜を夢みて下さい^_^

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    2025年01月21日
  • ヨンケイ!!

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    ネタバレ

    受川星哉
    東京都島嶼部の大島にある渚台高校二年生。400メートルリレーの第一走者。

    雨夜莉推
    高校二年生。400メートルリレーの第二走者。利島から100メートル走で全中陸上に出場。利島には中学校までしかなく、大島の高校に進学。

    脊尾照
    高校三年生。陸上の名門の秀川高校から大島の祖父の家に来て渚台高校に転入してきた。400メートルリレーの第三走者。

    朝月渡
    高校三年生。400メートルリレーの第四走者。

    酒井春
    高校一年生。同学年の男子の間では某モデルに似てるとかでちょっと有名。100メートルハードルの選手。女子。島では有名な食堂をやっている。

    受川空斗
    星哉の六歳年上の兄。本州の大学で

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    2024年11月25日
  • ヨンケイ!

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    慢性的な人数不足に悩む離島の高校に奇跡的に男子4人のスプリンターが揃った。100×4リレー(四継)に挑むことに。メンバーの人間関係はマイナスからのスタート。リレーの順番順の登場人物視点で語られるので、色々、興味深かったです❗欲を言えばもうちょっと語らいが欲しかった(笑)
    あー、もうすぐオリンピック楽しみ~リレーを見る目が少しだけど養われたかも⁉️

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    2024年06月04日
  • 時をめぐる少女

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    ネタバレ

    ヨーコ
    一瀬葉子。小さい頃に両親が離婚。母親の仕事の都合で小学四年の五月に転校する。中学も転勤の多い母に振り回される。中学ではバレー部に所属。大学では親元を離れて暮らしている。

    母親
    旅行代理店勤務。

    お姉さん
    秘密の場所で出会う。今度、結婚するという。

    ぼうしさん
    秘密の場所で出会ったベレー帽のおじいさん。

    麻衣
    中学のクラスメイト。

    佳帆
    中学のクラスメイト。

    新田杏奈
    中学バレーの強豪校からの転校生。

    月島洸
    同じ学部の大学四年生。チャラチャラしてるが、学部で一番に第一志望の食品メーカーの内定をもらう。

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    2023年11月13日
  • 八月の終わりは、きっと世界の終わりに似ている。

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    ネタバレ

    透子は既に未来の成吾と繋がってたのか。そこは考えてなかったな。最後の手紙、素敵だった。
    わたしが海で溺れてる人を見つけたら助けるだろうか?無理だと思う。目の前で助けれずに人がなくなるのは悲しくて辛いだろうけど、わたしは好きな人が生きて欲しいと思っているのならば好きな人を悲しませてまで他人を助けることは出来ないな。

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    2023年05月19日
  • 青の刀匠

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    傷ついた少年の再生ものというベタな話だが、描写だけでは鍛冶仕事、ようイメージが掴めなかった。あえて検索はせずで。

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    2023年04月07日
  • 八月の終わりは、きっと世界の終わりに似ている。

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    ネタバレ

    今が8月ということもあり購入。
    とても病みやすい本で、すぐに読み終わりました!

    終始、波を連関させるワードが多用されており夏を彷彿とさせてくれました。過去の改変系のものは大好きなので面白かったのですが、本来泣ける部分がサラサラと流れるようなスピードで描かれていたので泣けず、この本のコンセプトの部分が崩れていたかなと感じた。もうちょっと段階を踏んだ描写や言葉が欲しかった印象。

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    2022年08月17日
  • ヨンケイ!

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    ヨンケイ=四継。陸上用語で4×100mリレーのこと。リレメン四人の心が1走~4走バトンをつなぐように書かれている。結果の部分もあれば良かったのにと少し消化不良。

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    2022年07月22日