天沢夏月のレビュー一覧

  • 青の刀匠

    Posted by ブクログ

    「ヨンケイ」の天沢さんをもう一作
    自宅アパートの火事で火傷を負いながら
    父親に助けられた高校生の少年
    警察官だった父親は、再び火の中に戻り
    長期の入院生活となる

    心身共に傷ついた少年を預かったのは
    遠縁の島根の刀鍛冶の女性

    父親との関係性
    疎遠だった離婚した母親との修復
    刀鍛冶弟子達がそれぞれ抱える悩み
    それらを刀匠の洗練された伝統技術の継承の中で
    流れていく方向を模索していく
    少年が頑なな表情も見せるがとても良い子で
    どの方向に進もうとも応援したいなと思わせる

    少し小説のボリュームの割に問題を広く取り上げすぎている気はします

    0
    2025年04月28日
  • 君に贈る15ページ

    Posted by ブクログ

    15頁じゃ物足りないと思っていたけど、全然そんな事なかった。
    むしろ初めての作家さんに挑戦するには丁度良い長さ。
    『超能力者じゃなくたって』と『世界が十五になる前に。』が可愛くて好きだなあ。
    でも『息継ぎもできない夜に』や『初恋灯籠』のような切なげな雰囲気の短篇も良い。
    『朝の読書だ nyan』はあまりにも微笑ましすぎて、アンソロジーの締めにして大正解だわ。

    0
    2025年04月20日
  • 八月の終わりは、きっと世界の終わりに似ている。

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    渡成吾
    大学進学と同時に上京。高校二年生だった頃、透子と付き合ってた。透子と交換ノートを始める。

    葵透子
    成吾の二歳年上で、学年は一つだけ上。

    多仁幸樹
    成吾が小学校から高校までを腐れ縁でともに過ごした馴染みの友人。

    須藤
    成吾の友人。

    夏澄
    透子の祖母。

    優香理
    透子の母。

    マキ
    成吾の姉。東京で出版社で、女性ファッション誌の編集者をしている。

    生田
    成吾の高校時代の担任で数学教師。

    山口

    透子の父。

    和久井
    大学の同級生。

    ウミ

    ソラ

    0
    2025年03月12日
  • 君に贈る15ページ

    Posted by ブクログ

    15名の作家さんが『15』をキーワードに描く掌編小説『君に贈る15ページ』の概要と感想になります。

    概要ですが、アンソロジー作品のため、これといった表現は出来ませんが、15歳や15年と年齢や年月に関する作品が多かったですね。

    感想です。
    作家さんの贔屓なしで個人的に良かった作品
    ・息継ぎもできない夜に
    ・十五年後もお互い独身だったら結婚しようねと約束した二人の物語
    ・いざ、さらば
    ・初恋灯籠
    初読み作家さんもいたので、これを機に読みたくなりました♪
    毎夜のお供にして、優しい十五夜を夢みて下さい^_^

    0
    2025年01月21日
  • 君に贈る15ページ

    Posted by ブクログ

    作家のラインナップを見て、読みたくなる人を揃えているなぁとワクワク。

    15ページでも物語は紡ぎだされる。
    けれど、展開にファンタジーを詰め込もうとすると、転が組み込みにくそうに見えた。

    村瀬健さんの「いざ、さらば」が一番印象に残ったかな。

    卒業式という一つの場面を掘り下げることもそうだけど、他者から「どう見られていたか」で、自分の存在価値を振り返ることの切なさ。

    でも、真っ直ぐに生きてきた痕跡を、自分の見えていない他者は見ていたことを知り、鬱屈した想いからも「卒業」するという、まさに青春なストーリーが良かった。

    0
    2025年01月04日
  • ヨンケイ!!

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    受川星哉
    東京都島嶼部の大島にある渚台高校二年生。400メートルリレーの第一走者。

    雨夜莉推
    高校二年生。400メートルリレーの第二走者。利島から100メートル走で全中陸上に出場。利島には中学校までしかなく、大島の高校に進学。

    脊尾照
    高校三年生。陸上の名門の秀川高校から大島の祖父の家に来て渚台高校に転入してきた。400メートルリレーの第三走者。

    朝月渡
    高校三年生。400メートルリレーの第四走者。

    酒井春
    高校一年生。同学年の男子の間では某モデルに似てるとかでちょっと有名。100メートルハードルの選手。女子。島では有名な食堂をやっている。

    受川空斗
    星哉の六歳年上の兄。本州の大学で

    0
    2024年11月25日
  • ヨンケイ!

    Posted by ブクログ

    慢性的な人数不足に悩む離島の高校に奇跡的に男子4人のスプリンターが揃った。100×4リレー(四継)に挑むことに。メンバーの人間関係はマイナスからのスタート。リレーの順番順の登場人物視点で語られるので、色々、興味深かったです❗欲を言えばもうちょっと語らいが欲しかった(笑)
    あー、もうすぐオリンピック楽しみ~リレーを見る目が少しだけど養われたかも⁉️

    0
    2024年06月04日
  • 時をめぐる少女

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ヨーコ
    一瀬葉子。小さい頃に両親が離婚。母親の仕事の都合で小学四年の五月に転校する。中学も転勤の多い母に振り回される。中学ではバレー部に所属。大学では親元を離れて暮らしている。

    母親
    旅行代理店勤務。

    お姉さん
    秘密の場所で出会う。今度、結婚するという。

    ぼうしさん
    秘密の場所で出会ったベレー帽のおじいさん。

    麻衣
    中学のクラスメイト。

    佳帆
    中学のクラスメイト。

    新田杏奈
    中学バレーの強豪校からの転校生。

    月島洸
    同じ学部の大学四年生。チャラチャラしてるが、学部で一番に第一志望の食品メーカーの内定をもらう。

    0
    2023年11月13日
  • 八月の終わりは、きっと世界の終わりに似ている。

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    透子は既に未来の成吾と繋がってたのか。そこは考えてなかったな。最後の手紙、素敵だった。
    わたしが海で溺れてる人を見つけたら助けるだろうか?無理だと思う。目の前で助けれずに人がなくなるのは悲しくて辛いだろうけど、わたしは好きな人が生きて欲しいと思っているのならば好きな人を悲しませてまで他人を助けることは出来ないな。

    0
    2023年05月19日
  • 青の刀匠

    Posted by ブクログ

    傷ついた少年の再生ものというベタな話だが、描写だけでは鍛冶仕事、ようイメージが掴めなかった。あえて検索はせずで。

    0
    2023年04月07日
  • 八月の終わりは、きっと世界の終わりに似ている。

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    今が8月ということもあり購入。
    とても病みやすい本で、すぐに読み終わりました!

    終始、波を連関させるワードが多用されており夏を彷彿とさせてくれました。過去の改変系のものは大好きなので面白かったのですが、本来泣ける部分がサラサラと流れるようなスピードで描かれていたので泣けず、この本のコンセプトの部分が崩れていたかなと感じた。もうちょっと段階を踏んだ描写や言葉が欲しかった印象。

    0
    2022年08月17日
  • ヨンケイ!

    Posted by ブクログ

    ヨンケイ=四継。陸上用語で4×100mリレーのこと。リレメン四人の心が1走~4走バトンをつなぐように書かれている。結果の部分もあれば良かったのにと少し消化不良。

    0
    2022年07月22日
  • 17歳のラリー

    Posted by ブクログ

    ほんの数年人生が重なった、同じ場所で、同じ出来事を体験した、その一瞬を3D撮影した作品。真っ直ぐに生きて欲しい。

    0
    2022年06月09日
  • なぎなた男子!!

    Posted by ブクログ

    眩しい青春。
    諸事情で無期限活動休止となっている剣道部に所属していた男子高校生4人。屋上で青春を無駄遣いしているところ、新任教師に男子なぎなた部の創設を持ちかけられる。入部を渋る4人が、それぞれの思いを持って徐々に入部を決めていく。
    私は過去になぎなたをやっていたので、なぎなたの描写を懐かしく思いながら読んでいたけど、なぎなたのことをよく知らない人にはもしかしたら難しいかな? でも、これを読んで興味を持ってもらえたらいいなとも思った。
    物語内では男子なぎなたがディスられてるようなところも多いけど、男子のなぎなた、女子のものとはまた別の迫力と臨場感があって、かっこいいので!

    0
    2022年02月12日
  • 前略、初恋の彼女が生き返りました。

    Posted by ブクログ

    あの頃できなかったことを今しよう。後悔したままではいけないから

    ある日、自分の目の前に死んだはずの彼女が現れた。しかも死んだ当時のままの姿で。

    「やり残したことがあるの。それに付き合ってほしい」そう言った彼女とのたった数日間の同棲生活が始まる。

    ようやく最近君の死を受け入れたばかりで、初めは彼女のことを受け入れられなかった。しかし彼女と暮らすうちに、心のうちに留めたはずの彼女への気持ちが溢れてきてしまう。

    序盤読んでいてかすかに感じた違和感。後半そのことがわかって読み返してみると、なるほど確かにそういう風になっている。

    なぜ3年近く経った今になって彼女は現れたのだろうか。事故が起こっ

    0
    2022年02月10日
  • その終末に君はいない。

    購入済み

    読みました

    何か読もうと思って色々買ったうちの一冊で、そろそろ読むかーくらいの感覚で読み始めたら、思いのほか先が気になって一気に読んだ。
    あらすじのノリと結構違う。主人公はずっと悩みとか葛藤抱えてる感じで、それでも頑張る感じが良くて、それが後半に繋がっていく流れは良かった。
    ただ、主人公とその両親、、、

    0
    2022年02月10日
  • そして、君のいない九月がくる

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    5人組の高校生のお話。
    ある日ケイタが家出をしてそのまま帰ってこなくなる。
    ケイタのドッペルゲンガー(ケイ)が4人にケイタの願いを叶えてもらうようにお願いする話。

    結局ケイタの願いはケイタと共に行方不明になっていた(ミホもドッペルゲンガーを作り出していて気づかれなかった)ミホを助けることだった。

    最後のケイタのミホへの遺言は泣ける。

    0
    2021年12月16日
  • サマー・ランサー

    Posted by ブクログ

    西域絡みの設定の無い『コロヨシ』みたいな感じ。青春モノ好きならいいと思う。物語のジャンルとして青春モノが一大派閥を築いているのって、無いモノねだりの典型だからなんだろうか。

    0
    2021年09月14日
  • 21グラムのタイムトラベラー

    Posted by ブクログ

    全体的に少し薄味って感じがしましたが、その分の2人の気持ちの描写がしっかり描かれてたかと思います。
    ミステリーというより恋愛小説。
    21グラムの想いが伝わってよかったです。

    0
    2021年04月13日
  • 思春期テレパス

    Posted by ブクログ

    大地・学・翼の三人の心模様というか恋模様ですが、展開としては良くあるものの、テレパシーという要素を加えて一味違う感じになっていて面白かったです。ただ途中から夜子がメインとなってしまって三人の掘り下げが少し物足りなかったな、と思います。

    0
    2020年05月07日