感情タグBEST3
Posted by ブクログ
思春期真っ只中の中高生は、共感する部分が多いのかなと思いながら読んでいました。
思春期を終えた大学生の私が読んでも「あー、たしかに」と懐かしい気持ちを感じた。
天沢夏月さんの本は、今回初めて読みましたが他の作品も読んでみたいと思いました。
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二人の男の子、1の女の子 という3人組がいた。彼らは女だとか男だとか関係なく仲が良かった。
この関係が変わる事なく続いていくと思っていた。
―ある一通のメールが届くまでは・・・
そこから彼らはそれぞれの想いを知っていくことに
なる。
そんな少年少女たちの話
Posted by ブクログ
『ずっと三人でさ、変わらないでいようね』
ある日、正体不明の本音メールが届いた。そのメールによって関係が脆く壊れてしまう…
面白がるように心に傷をつける。
友達の本音を知ったとき、あなたは何を思いますか?
なぜそんなものが届いたのか?
友達との関係を見直す青春物語。
ぜひ学生さんに読んで欲しい作品。
青春だったなぁ。
みんなの気持ちもわかるし個性もあるし。
三人って不思議な数だよね。
一人は気楽。誰にも気兼ねしないし誰にも迷惑かからない。
二人は対等。すべての感情がお互いにしか向かないから、そこで世界が完結する。
でも三人は…ちょっとアンバランスだよね。二人だったら完結するはずだった世界に、プラス一人入ってくるからとても不安定な感じがする。不平等になってしまう。
この言葉が頭に残ってる。
Posted by ブクログ
青春物語作者の4作目。
いや、この設定はやばいだろう!
友達の本音を勝手に送りつけてくるメールなんて、絶対トラブルになるに決まっている。
しかも返信することでその本音をキャンセルできるなんてやばいにも程がある。
案の定、仲良し3人組はぎくしゃくとして関係性が崩れ、あまつさえ自殺未遂者まで出る始末。
けれどそこで、そのメールが一種の救いに転換する場面はなんともうまい。
最終的にそんなメールが(必要)なくなる結末までよく考えられていると思った。
そんなこんなで楽しく読んだのだけど、でもまあ自分ならそんなメールはいらないな。
確かに、そんな強制手段がなければ分からないこと解決しないことがあることもあるだろう。
でもね、誰かの本音を知ることも、自分の本音を知られることも、そこに本人の意思と覚悟と想いがなければいやだ。
それでこそ青春だと思う。
後悔しても、喧嘩しても、誰のせいでもない、自分のせいでありたい。
Posted by ブクログ
思春期の少年少女の複雑な絆と大人への成長を描いた一冊でした。本音メールというフィックションを通して、主人公やその周りの人々の葛藤が伝わってきて、「分かる。分かるよ」と共感を抱くような部分もありました。
個人的には岡夜子の立ち位置がちょっと微妙すぎるかなと思ったので星4つです。
Posted by ブクログ
大地・学・翼の三人の心模様というか恋模様ですが、展開としては良くあるものの、テレパシーという要素を加えて一味違う感じになっていて面白かったです。ただ途中から夜子がメインとなってしまって三人の掘り下げが少し物足りなかったな、と思います。
Posted by ブクログ
男2人と女1人のグループ。三角関係の予感だったけど思いの外関係者がいて。ギクシャクしてるのが読んでるこっちがどんどん悲しくなる。本音が全部言えるわけじゃないから隠してもさらにギクシャクの元だったり。新田さんはちょっとひどい。