【感想・ネタバレ】17歳のラリーのレビュー

あらすじ

「七月くらいにいなくなるわ」
十七歳の春。海外への留学が決まったという三年生のエース・川木の一言が、平凡な都立高校テニス部にさざ波を立てる。絶対的な才能を持つ彼に対し、抱えていても言い出せなかった仲間達の劣等感、葛藤、嫉妬、恋慕……。そして部を去ることを決めた、川木自身の本音。積み重なった様々な想いは、やがて最後の夏を前に連鎖的に爆発していく。高校三年生の等身大を鮮やかに描き出した青春群像。

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Posted by ブクログ

海外への留学が決まったテニス部エースとその周りの人達のお話 個人的にこれまで読んだ青春系の中で一番好き!
星を十個くらいつけたい

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2025年10月05日

Posted by ブクログ

2025/01/20
高校のテニス部に所属する色々な部員たちに焦点を当てた話。
主人公は強いて言えばいるのだが、その人物(川木)はテニス部のエースなのに夏の全国予選を前に海外への転出が決まってしまう。
その海外への転出に際した彼の周りの部員たちの心の葛藤や嫉妬、劣等感などテニスと言うスポーツをすることやそれに関わることを通して感じる思いの話が短編形式で綴られている。
何かに全力になってみることだったり、何か一生懸命になることがダサいと思ってしまったり、色々な心の機微が、短編の主人公たちを通して自分も感じたり思い出したりすることができる青春小説です。

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2025年01月21日

購入済み

青春っていいなぁ

いつの時代も青春っていいですねぇ
とても爽やかな文章で、私は好きです
星4にしたのは、私がテニスに疎かったから
テニス経験者なら十二分に楽しめる内容だと思います🎾

#ハッピー #カッコいい

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2024年12月02日

Posted by ブクログ

17歳のテニス馬鹿
祐吾は海外でプロ目指すほど実力がある
強豪でもなんでもない高校に入学したけど
部活メンバーに刺激もらいながら成長してく
優吾の目線のストーリーだけじゃなくて
部員目線のストーリーもあってうるうる場面あり!

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2023年05月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

テニスに真っ直ぐな高校生達の姿がとても素敵だと思った。
川木くんの純粋な心が、みんなに大切なことを気付かせ、みんなが前向きになって良かったなと思った。

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2023年02月05日

Posted by ブクログ

公立高校のテニス部に属するテニスの成績優秀な川木が、スカウトされてアメリカのプロテニス養成施設へ留学するという。
その話を聞いた同じテニス部の同級生たちが、どのように思い、どのように川木と向き合うのか。嫉妬や憧れ、はたまた恋愛など今まで思っていたことを交えながら、部員5人の川木に対する思いをぶつけていきます。
爽やかな青春小説の中に泥臭さも入った青春群像劇でした。

内容としては、5人の部員それぞれにスポットを当てて、川木に対する思いが描かれています。時折、川木の心情もちょこちょこ描いていて、物語に深みが増していました。
ダブルスの相手として、マネージャーとして、部長としてなど様々なポジションから描かれているので、多種多様な心情を楽しむことができました。
特に個人的にはダブルスの相手としての立場が共感できました。自分自身も軟式ではありましたが、テニス部に所属していました。優秀な相手と組んだときは、勝利したら相手のおかげ、失敗したら自分のせいという文章には、ふっと思い出すものがありました。

その他にも、高校生たちの心の葛藤、嫉妬などが渦巻いていますが、ドロドロ感はなく、サラリと青春群像劇に溶け込んでいて、後味スッキリ感がありました。

5人の感情を剥き出してはいますが、最後は「仲間」として前へと飛び立つかのような描写でしたので、読後感は爽やかでした。

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2020年11月03日

Posted by ブクログ

ほんの数年人生が重なった、同じ場所で、同じ出来事を体験した、その一瞬を3D撮影した作品。真っ直ぐに生きて欲しい。

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2022年06月09日

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