天沢夏月のレビュー一覧

  • 君に贈る15ページ

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    15周年に掛けた作品や単純に短編小説として書いている作品が入り混じっていて楽しく読んだ。

    綾崎隼先生の「15年後もお互い独身だったら結婚しようねと約束した二人の物語」がよかった。

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    2025年11月21日
  • DOUBLES!! ―ダブルス― 2nd Set

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    高校男子テニス部の青春スポーツ小説。
    せっかく前作でペアとして噛み合い始めたのに、いきなりペア解散命令。
    割って入ったのが、謎の転入生。
    しかも黒い毒を持っていて。。
    いい感じで盛り上がってきたところに、強烈なスパイス導入、飽きさせない展開。
    それにしてもテニスに明け暮れる高校生が羨ましい。
    心は高校生になった気分で一気に読破してしまった。

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    2025年10月29日
  • 17歳のラリー

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    海外への留学が決まったテニス部エースとその周りの人達のお話 個人的にこれまで読んだ青春系の中で一番好き!
    星を十個くらいつけたい

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    2025年10月05日
  • DOUBLES!! ―ダブルス― Final Set

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    ネタバレ

    彼らの最後の夏、見届けました。本当におめでとう〜!素敵な物語をありがとう〜!の気持ちでいっぱい。

    この3年間、曲野の成長がものすごい。ただただテニスができればいい、自分が勝てればいい、と思っていた子が、あんなに喜んで、泣いて、「今日一回勝てれば。あとは全部負けでもいい。」と思えたこと。「みんな泣いていた。みんな笑っていた。ああ、そうだ。ずっとこれが見たかったんだと思った。」と思えたこと。本当によかった……

    インターハイで燃え尽きてしまった曲野の火をもう一度灯したのは、進藤の一球だったこと。1巻序盤と重なっていて、ものすごく涙腺にきました。
    曲野をもう一度走らせてくれたのは、紛れもなく進藤の

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    2025年05月22日
  • DOUBLES!! ―ダブルス― 3rd Set

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    ネタバレ

    読み終わって、とってもよかった……の気持ちがじわじわとくる3巻。本当によかった。
    男女テニス部、どちらもキャラクターやキャラ同士の関係性がとっても素敵。特に今回は、男子部員の心情がそれぞれにしっかり描かれていてよかった!

    ここにきてやっと、進藤駆のイメージがつかめた気がする。ただがむしゃらにひたすら頑張る熱血男子ではなく、ちゃんと自分であれこれ考えることができて、そして実行できる人。悶々と考え込んでいるシーンが多かったからか、進藤がとってもリアルに感じた。
    「誰かの支えがある。誰かの助けがある。それを受け取れる人間が、たぶん部長だ。」
    この考えに行きつける進藤がとってもいい。中学時代人を信用

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    2025年04月24日
  • 君に贈る15ページ

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    とても面白かったです!

    入間人間さんと時雨沢恵一さんを目当てに読み始めましたが、他の筆者皆さんも大変におもしろい話を書いてくださいました。
    ※私は、安達としまむら、アリソンシリーズ のファンです。笑

    どのお話も面白かったので、いろいろ語りたいことだらけですが、ネタバレ回避のため、抽象的にまとめさせていただきます。

    皆さんは本作を読んで何を感じるでしょうか。
    私は、「可能性」「未来」「ナカイマ」「命」
    だと思いました。これまで長く、そうするべきだと云われてきたことや、伝統には、もちろん尊ぶだけの、それが続いてきたなりの理由はあります。一方、そうでない物は許されないと云うはずないのですから、

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    2025年03月28日
  • 前略、初恋の彼女が生き返りました。

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    天沢先生の作品は本当にどれも素晴らしいですが、この作品は特に私の心が感動しました。

    正に二つの意味で「夏っぽい」を体現した作品だと思います。

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    2025年02月21日
  • 17歳のラリー

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    2025/01/20
    高校のテニス部に所属する色々な部員たちに焦点を当てた話。
    主人公は強いて言えばいるのだが、その人物(川木)はテニス部のエースなのに夏の全国予選を前に海外への転出が決まってしまう。
    その海外への転出に際した彼の周りの部員たちの心の葛藤や嫉妬、劣等感などテニスと言うスポーツをすることやそれに関わることを通して感じる思いの話が短編形式で綴られている。
    何かに全力になってみることだったり、何か一生懸命になることがダサいと思ってしまったり、色々な心の機微が、短編の主人公たちを通して自分も感じたり思い出したりすることができる青春小説です。

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    2025年01月21日
  • 八月の終わりは、きっと世界の終わりに似ている。

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    久しぶりにまた小説で泣きました。立ち直ってくれた主人公に、そしてヒロインに。
    こういう形もいいものだとー...。
    現在と過去が交互になっているスタイルもよかったです。
    私がこうなったら立ち直れるか考えました。

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    2024年12月21日
  • そして、君のいない九月がくる

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    仲良しグループ5人の内
    恵太が
    夏休みにキャンプで行く予定の山中で
    事故にあって亡くなった。

    恵太と幼馴染みの美穂が
    現実感のないまま過ごしていたら
    亡くなった恵太にそっくりなケイが現れて
    突然現れたらそりゃ驚くよ。

    しかも
    恵太の最後の願いを叶えて欲しい
    その為に恵太が亡くなった山にきて欲しい
    ってまだ死を受け入れられてないのに
    ちょっと残酷な気もする。

    そして
    恵太の願いを知りたいし叶えたいから
    数日かけた旅が始まったんだけど
    その途中で恵太との心残りというか
    恵太に恨まれてると思う出来事が各々にあって。

    でも
    恵太の記憶を持っているケイが
    誰も知らなかった思いを伝えていくから

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    2024年10月19日
  • そして、君のいない九月がくる

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    評価 4.1
    それぞれの視点で描かれる後悔や葛藤をファンタジーの要素で補ってるのは面白かった。それぞれの悩みも誰もが経験したことのある感じなのが共感できる。最後の方はご都合主義感否めないけどとても面白かった。天沢夏月先生の作品の中ではサマーランサーより面白かった。

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    2024年09月10日
  • 拝啓、十年後の君へ。

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    昔の女の子とタイムカプセルを通して思い出して
    最後には会えたのが超嬉しいしかも同じ言葉言ったのは感動
    恋にも気づいたし会えたし昔の夢を思い出せてたし良かったなって思う
    めっちゃ面白かった推し本‼️

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    2024年05月12日
  • サマー・ランサー

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    ネタバレ

    槍道、
    へぇー!こんなスポーツがあるんだ!
    と読み進め
    最後に架空のスポーツだと知ったので
    びっくりでした。

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    2024年05月08日
  • ヨンケイ!!

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    青春小説。1年にも満たない期間の出来事がここまで濃いなんて。
    最後は目をうるうるさせながら読んでました。
    良き。

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    2024年01月31日
  • そして、君のいない九月がくる

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    初めてミステリ小説を読みました。
    この本の魅力は登場人物の視点になって物語を読み進めることができることや伏線回収がすごく、読んでいて一度考えさせられるなと思いました。また、人間とかかわることについて改めて考えさせられる本だなと思いました。是非一度手に取って読んでみる価値はあると思います。

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    2024年01月31日
  • ヨンケイ!!

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    ネタバレ

    はじめてリレーを題材にした小説を読んだ

    章ごとに視点が違っており、それぞれの葛藤や思いが上手に描かれていた
    信頼関係を築くことがよい記録につながっていくおもしろさを感じた

    「たとえどんな結果であっても、君たちのこの半年間が否定されることにはならない。もうすでに、このリレーを通して、君たちは多くのことを学んだと思います」
    顧問の先生も温かく見守っていてよかった

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    2023年09月18日
  • ヨンケイ!!

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    面白かったデスッ!!
    やっぱりスポーツ小説、好きだな☆
    ヨンケイ=四継、4×100Mリレー
    離島(東京都島嶼部大島町)の高校男子陸上部4人が、関東大会のヨンケイに挑むことになりました

    4人とも本来力はあるのですが、性格も体格も持ち味も違い、全く気が合いません
    バトンを上手く繋ぐには、お互いに興味を持ち知り尽くし、息を合わせないといけません

    陸上を続けていく上での苦悩や嫉妬、劣等感等、4人の胸の内がそれぞれの視点で4章に渡って描かれています

    第一走者から第二走者へ、第二走者から第三走者へ、第三走者から第四走者へ、心のバトンを上手く渡していく事が出来るのでしょうか。。。

    スポーツは、やって

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    2023年09月10日
  • ヨンケイ!!

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    自然豊かな島で走る、つなぐ、彼らの青春のみずみずしさといったら。一人称視点のまっすぐな文章からはそれぞれの思いが直につたわってきて、こちらがページをめくる指先にも熱がこもる。
    読みきった、と同時に走りきった、そんな読後感。

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    2023年08月28日
  • ヨンケイ!!

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    2023/08/12
    ずーっと読みたいなと思ってた小説で、やっと読み終えることができました。
    ザ、青春小説!って感じの王道を行く話で、とても読み応えがあると思います。
    離島の高校の陸上部の話なのですが、陸上部のメンバーが100×4人揃ったことで400メートルリレー(ヨンケイ)での大会上位進出を目指すべく始まった陸上部のお話です。
    まずスタートが、リレーメンバーの4人が全然仲良くないし、息が合わないというところから始まります。
    物語の視点が、1走のメンバーから4走のメンバーに時系列と共に移り変わって物語が進んでいく過程で4人の仲がどう変化し、それがリレーにどう影響してくるのかというところも見どこ

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    2023年08月12日
  • 八月の終わりは、きっと世界の終わりに似ている。

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    ネタバレ

    成吾と透子の純愛っぷりが良かったですね。透子が亡くなってから四年経った今も彼女のことを想い続けている成吾の痛ましさと愛の強さに、とても胸にくるものがありました。交換ノートを通じて心が通じ合っていく二人の甘酸っぱさと切なさを存分に味わえた作品でした。透子を通じて心臓病を患うことの大変さも学べました。卓越した文章で紡がれる恋物語に号泣です。

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    2023年07月17日