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Posted by ブクログ
うん、やっぱり王道って面白い。
『なぎなた男子』を読んで気になった作者を読む2作品目。
個人的好みの部活モノで、しかも題名からして王道展開を予想させる本作。
いやあ、ほんとに青春王道そのもので、やっぱりこう言うのって大好き。
『ダブルス』とか『バッテリー』とか題名見ただけで、これは二人の登場人物が反発しながらも、本当の○○になっていく物語なんだろうなと予想が付く。
それがスポーツの勝負が絡んだ青春物語ならば、これはもう面白くないはずがない!
ここではテニスのダブルスの、互いにダブルスにトラウマを抱える高校生二人がちゃんと互いを信頼して、"ダブルス"になるまでを描いて、いや青春だよなあ。
いいなあ。
『なぎなた男子』ではあまり試合の勝ち負けの部分は描かれなかったんだけど、ダブルスでは試合の緊張感がとてもいい。
ぎりぎりの戦いのなかで芽生える相方への想いと信頼と、勝負に掛ける想い。
それは自分たちの戦いだけでなく、先輩や女子部の戦いも含めて、そう言う勝負の厳しさと負けた悔しさと勝つ喜びを、読んでて痛いほど感じることが出来る。
ハイライトはやっぱりラストの試合場面。
故障を抱えながらもちゃんとダブルスになれた彼らの戦いに涙が出る。
また一つ優れた青春物語を見つけた。
と言うわけで、ちょっとこの作者に注目してみようかな。
ちなみに作者の名前『天沢』と聞くとどうしても某「耳を澄ませば」を思い出す。
うん、青春だ(笑)
Posted by ブクログ
ダブルスは、単なる二人じゃない。
熱い話だった。私は部活で軟式をしていたので、ダブルスの経験もあるし、硬式もちょっとだけしたことがあるので、違いもなんとなくわかる。一方で、私は駆みたいに軟式から硬式に移行したわけでもないし、ハードヒッターだったわけでもない。琢磨みたいに自分の技術に絶対の自信があったわけでもないし、それを頼みに相手を引っ張ったこともない。相手に失望したことはない、そこまで燃え上がる試合を経験したことはない。でも、知っている。ダブルスが足し算じゃなくて、掛け算になること。すごくわかると思った。続きものなので、このペアを追っていけるのが楽しみ。
Posted by ブクログ
この作者の小説は2冊目。最初に読んだサマーランサーの方が好き、かな。
三人称と一人称の入り交じった文体が肌に合わなかったり、登場人物の多さに少し散らかった印象を受けたり。学園部活モノである以上関わる人が多いのは当然なんだけど、それを持て余しているように見えてしまって。なので終盤の佐藤先輩の試合なんかも、事前に一度名前が出ているとはいえ、そこに辿り着くまでの段階で思い入れを築くのが難しかったので今ひとつ感情移入できなかった……。
後半になって増えてくるテニス用語の乱れ打ちも入り込めなかった理由の一つかもしれない。スマッシュコートで得た知識で戦いました。
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小説・文芸
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