桐野夏生のレビュー一覧

  • 柔らかな頬 下

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    何も起こらなかった…

    彼女は死期の迫る彼に何を求めたのだろう

    夢うつつの中で見たものは妄想で
    真実ではなかった

    ただ
    親を捨てた彼女が親になって
    突然、娘が居なくなるということがどれだけの苦痛か
    親の気持ちを考えることができたということか

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    2022年07月13日
  • 路上のX

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    ネタバレ

    一番行ってほしいことを言ってくれない人たち

    真由の心を最後に折った母親。
    一緒に住もうの一言が出ない、大人のエゴに本書の生々しさ、救いの無さがよく表現されている。


    無性の愛を信じられなくなったら、子どもたちはどう生きていけばいいのだろうか。

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    2022年07月10日
  • 柔らかな頬 上

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    このカスミという女性が理解できない

    何だかモヤモヤしながら読んでいたが
    後半、死期の近いもと刑事が現れたことで
    何か起こりそうな予感
    一気に期待が高まった
    さて、下巻でどうなるか…

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    2022年07月07日
  • だから荒野

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    桐野夏生さんのお話の中で、わりとマイルド。
    多かれ少なかれ、どこにでもある家庭の話。
    逃げ出したいと誰もが思っても、大抵は行動に移さない。けど、衝動的に我慢の限界を感じて家を出る主人公。何の計画もなく、甘いなと思った。世の中悪い人いっぱいいるし、他の土地で生活するって、すごく大変なことだし。
    騙されたり色々あったけど、悲惨なことにならなくてよかった。
    どこに逃げても、問題は解決しない。棚上げされるだけ。でも何もしないよりは、行動するほうがずっといい。棚から下ろす時、何かが変わっているはず。

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    2022年06月28日
  • 夜の谷を行く

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    ネタバレ

    あれから40年、当事者の心のうちに分け入る試み。あれはどういうことだったかという問いに、通り一遍でなく向き合おうとした作品だと思う。
    正直、この本より先に当事者の手記などいろいろ読むべきだったと思う。不幸にも凄惨な事件になってしまったものの、当時の自分たちは大筋で間違っていなかったという主人公の強い思いが理解できなかった。
    そこは読者はわかってる前提で描かれているように思う。多少予備知識のある自分でこれだから、知らない人は全くわけのわからない話では無かろうか?

    理解されない孤独感でいっぱいの主人公、心労で命を削られた親や人生を狂わされたきょうだい、40年あまりたってなお理解も許しもできない家

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    2022年06月20日
  • 路上のX

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    最初から最後まで絶望しかない。救いがない。
    最後は光が見えて欲しいと願ったが…

    「X」の意味を調べた。
    ・映画などの年齢制限で18歳未満の観覧禁止。
    ・未知の人間や事物を示すのに用いられる。

    本書のような高校生が実は未知数にいると言う事なのだろう。食い物にされている。悔しい。ゾッとする。傍観している私たち大人も加害者だ…無知だった自分を恥じたい。

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    2022年06月17日
  • 路上のX

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    内容がエグかった…………
    皆が考えるべき重要な問題。
    誰もが幸せになんて、無責任なこと簡単に言えないね

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    2022年06月10日
  • 玉蘭

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    過去と現在が行ったり来たり。
    そんな時代があったのか。別の土地での経験がオジの姿を見せたのか?
    環境が変わるって大変だ。

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    2022年05月27日
  • ロンリネス

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    「ハピネス」当初では周りばかり気にしてた有紗が段々と自我に目覚めて先鋭的になってくな〜
    桐野さんのヒロインっぽい
    欲張りな人だと思う

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    2022年05月20日
  • 路上のX

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    いよいよ日本もつけが回ってきたのか。
    みんなが中流という夢が覚めてみれば、こんななんだよという小説。

    『OUT』の貧困は女性たちが中年でバイタリティーがあり、まだしも希望をにじませた。
    負の時代はまだ若かった。

    ここでは若き女性といっても、高校生くらいの十代が生きていくのに、貧困と破綻のスパイラル。
    必死さがすさまじい状態なので少しも希望がない、でも絵空事ではない。

    と、桐野さんの小説は激しくて、ひたひた押し寄せてくるものに脱力感だ。

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    2022年05月08日
  • 柔らかな頬 下

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    電車通勤しながら読み終えたけど、気持ちはどんよりと曇った感じだった。
    行方不明になった娘の幾つものいなくなった時の状況の描写が生々しかったからかな。
    また主人公の新たなパートナーの死への向き合い方も、気持ちの整理しようとする姿勢も本では初めて読んだと思うので、今後死に向かう老けゆく自分の心構えに少し参考になるかもしれないと思った。

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    2022年04月23日
  • 夜の谷を行く

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    ネタバレ

    連合赤軍連続総括殺人事件の現場に居合わせた主人公が、63歳になりひっそりと暮らす中で2011年永田の死をきっかけのように過去のその時代に次々と遭遇することになる。
    それは彼女自体がその事件及び総括しきれなかったことに由来する。
    最後の種明かしは蛇足のように思う。
    彼女の目を通してもっと自分の関わった事件を総括すべきで、親族の優しさに甘えて自分のエゴを認識できない幼稚さが苦しい。

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    2022年04月21日
  • 緑の毒

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    ★★★
    今月11冊目
    久々桐野夏生。なんか久々読んだら文章が若い作家みたいになったな。気持ち悪さが少ない。
    開業医が夜な夜なレイプしてくって話だけど、激励に面白くは、ない

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    2022年03月28日
  • ダーク(下)

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    衝撃だった… わたしの好きだった女探偵ミロシリーズどこ行った…
    とにかく登場人物みんなぶっ飛んでて、ほんとにこれシリーズもの!?という感じ。文庫本の上の中盤くらいで、今までのシリーズとのあまりの落差に読むのやめようかとちょっと思ってしまったくらい。でも読みやすさは健在で、ミロがどうなってしまうのか気になって夢中で読んだ。光州事件の描写なんかはリアルでぞくぞくした。

    たぶん読んだ人全員感じたと思うけど、特にトモさんの変貌ぶりは驚きとショックがすごい。善三のイメージも一部崩壊。
    でも、人間誰しも目に見える人柄とは真逆の性質とか、変わった性癖とか、自分でも知らなかった自分の一面とかがあるんだと思

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    2022年03月15日
  • ファイアボール・ブルース2

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    1を読んだ人は読まないと損するほど完成度の高い連作短編集だが、前作の事件はなかったことになっている様子。ラストは1ほどスカッとしなかったけど、女子プロレスの世界に浸れた一冊。

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    2022年02月27日
  • IMMORAL-インモラル-

    購入済み

    海外の作品のようなクオリティー
    今の森園みるく先生の絵より
    この時代の絵はエキゾチック
    ピエールとジャンは悪い男だけど
    騙されてしまいそう

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    2022年02月27日
  • 女神記

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    ずいぶん景気良く神様生み出すんだなイザナギとイザナミ。
    天照大神がイザナギひとりで産んだ神様なのは知らんかった。

    出産で死んで夫に約束破られた挙句離縁されてイザナミ踏んだり蹴ったりだし
    ナミマもカミクゥもマヒトの母ちゃんも気の毒だし、マヒトもまあ気の毒といえば気の毒。
    神話からして男と女って対等じゃないのか。こりゃ男女共に性根の中にべったり男尊女卑がくっついとるはずだわ。

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    2022年02月27日
  • 路上のX

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    02月-23。3.0点。
    両親・弟と別れ、叔父の家に預けられた主人公。渋谷のラーメン屋でバイトし家出する。すぐに資金は尽き、渋谷の波に飲まれていき。。

    ありそうなストーリー。渋谷で友達もでき、友達の同居相手の家に転がり込むが、歯車がかみ合わなくなっていく。
    ラストが少し唐突な感じ。余韻なのかな。

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    2022年02月24日
  • グロテスク 上

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    主人公の性格の悪さがここまでいくと清々しい。
    娼婦という職業を生物教師が「あなたの愛する人を傷つけてしまうし、あなた自身も自分のことを愛せなくなる」と言っているシーンが印象に残った。

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    2022年01月28日
  • 私たちはどう生きるか コロナ後の世界を語る2

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    金原ひとみさんと阿川佐和子さんの箇所が印象に残った。
    人との関わりや、孤独や苦しみは永遠には続かない事を改めて考えさせられた。

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    2021年12月19日