THORES柴本のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
19世紀、産業革命に先んじた英国は、「世界の工場」を自認。その君主ヴィクトリア女王、の女婿アルバート公は当時の王族に珍しく大学出で科学技術や音楽・絵画・建築などの芸術に理解があり、ロンドン中心部の公園ハイドパークで世界初の〈万国博覧会〉をすることを提唱した
宏大な会場を当初煉瓦で建てる案は建設時間もかかるし解体も大変、名物の三本の楡の木も伐るのは無惨と反対も多かったが、庭師から身を起し高大な温室で熱帯植物園を作っていたパクストンがガラス張りの大会場で一部丸屋根にして楡の木を保護する案を提唱、採用され大成功!
白熱電球発明前ではもっとも明るい室内であった。パクストンはガラスを支える木枠が雨樋を兼ねる構造も設計した。
入場料は当初1ギニー(21ポンド)、労働者階級も見たいと最終的には1シリング(銀貨)となった。それと交通費に何ヶ月か積立をするのがはやった。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ『オルクセン王国史2 ~野蛮なオークの国は、如何にして平和なエルフの国を焼き払うに至ったか~』は、単なるファンタジー戦記の続編にとどまらず、国を築くとは何か、指導者の責務とは何かを問う重厚な一冊でした。
本巻では、戦争へと至る「前夜」が精緻に描かれています。軍の編成や演習、兵站の整備といった実務的な側面が、淡々としながらも臨場感をもって綴られ、読者はオルクセン王国がいかにして「力」と「知恵」を兼ね備えた国家へと変貌していくかを、息を呑みながら追体験できます。特に、グスタフ王の冷静さと決断力には圧倒されるばかりで、彼が単なる武人ではなく真の王であることを強く印象づけられました。
また、ディネルースの存在が物語に人間的な陰影を与えています。復讐の炎を抱えながらも、王と共に歩む道を選ぶ彼女の姿は、個の感情と国家の大義が交錯する場面に奥行きをもたらし、単なる戦争譚を超えた普遍的なテーマを浮かび上がらせています。
読み進めるうちに、この物語は「野蛮なオーク」と「平和なエルフ」という単純な対立を描いたものではなく、むしろ「歴史とはいかにして紡がれるか」を示す壮大な叙事詩であることに気づかされます。国を守り、未来を切り拓くための選択と犠牲。その重みが一行ごとに刻まれており、ページを閉じた後もしばらく余韻が胸に残りました。
次巻でついに火蓋が切られるであろう戦争の行方を思うと、今から待ちきれません。オルクセン王国史は、ただのファンタジー作品にとどまらず、「歴史を物語る」ことそのものの意義を問いかける、稀有なシリーズだと確信しました。 -
購入済み
幼女のいない幼女戦記
と思えば、イメージが大体あうと思います。
幼女の代わりに豚さんが出てきますが、ぼやく幼女に比べると真面目で優しく、オーク的な話ではありません。
説明が中心の場面が多く、ちょっと面白みに欠けるところが端々にありますが、好きな人は好きなのかも。
紙面が説明に割かれるため、ストーリー展開が不足気味に感じましたが、とりあえず2巻に期待です。
【次巻も読みたい⭐️4】