THORES柴本のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
THORES柴本先生の絵が目的で購入。
本当にそれだけでしたが、ボイスチャットにて、表紙イラストについてお話しを伺うことができました。
『中身』に興味が湧いて読み始めました。
表紙がかっこいい青年だから、クールだろうなぁと期待していましたが、そうでもなく(個人的にはそこが残念)、優しい男性でございました。
キャラクターの掛け合いは楽しかったし、登場する悪魔も、『契約』とか以前に、単に好きだから・面白いから、人間の側にいるような印象です。
そして人間よりも人間の幸せを願っているようにも見えました。優しい気持ちになります。
読み終えた後に、THORES柴本先生のイラスト表紙をじっくり見ると、
あ、あのシーンのあれだ!って気づいて楽しいです。
-
購入済み
愉快なオカルトもの
作者が話をすごく作り込んでいて、それを読む側も気合い入れて読まないと置いていかれる作品でした。のっけから飛ばしてくるので、冒頭は内容を掴み切れませんでした。
キャラクターが全員個性的で、とくに音井は善なのか悪なのか両方あるのか、それすら良くわからず…。馴染みのないタイプばかりでしたが、新鮮で、楽しく読めました。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ二作目は長編ということで、連続殺人の真相を追いかける話となっているが、一つ仮説を立てては外れ、また立てては外れを繰り返すので、なかなか真相が見えてこないというもどかしさを味わう羽目に。
しかも長らく行方不明になっていた静也の父親も絡んできて(しかも父もヴァンパイア因子持ち)話がよりややこしい状態に。
果たして父親は殺人事件に関与しているのかどうか。
この点でも随分やきもきした。
最終的には「ええ!?」となりましたが。
カエルの子はカエル。
いい意味で静也は父親似だったのだろう。
二人とも自分の研究に対して真摯な研究者だった……
父と決定的に違うのは、静也には運命の相手ながら彼のことを理解してくれている相手がいたことだろう。
父はその相手と死別している点が非常に大きいと思う。
この先、この辺りで親子の道が分かれるような気がしないでもない。
殺人事件の方は、もどかしさややきもきな気持ちを抱えつつも「多分犯人この人だろう」という直観は働いて、果たしてその通りではあったのだが、真相はやや予想を外してきた感じだった。
犯人、そういうパターンかと。
過度なネタバレ回避のために詳細は伏せるけれど、個人的には予想のど真ん中から少し外してくれたお蔭で意外性を感じられてよかったと思う。
結局みんな研究者だなあ。
ただ手段なり倫理感なりが異なっているだけで。
ヴァンパイアなんて非科学的なものを扱いつつも、しっかり理系ミステリだなと改めて感じられた二作目だった。 -
購入済み
エレン以前の物語
この物語の主人公は巨人の子と言われているだけで普通の人間だと思ってるんですが、何かエレンのように巨人との繋がりがあったりするのかどうかが気になります。
-
ネタバレ 購入済み
皆の前で巨人になっちゃったエレンが監視下におかれるだけてすんだことに比べて、明らかに「人の子」であるキュクロにはあまりに辛い処遇を受けてきたので、どうか明るい結末であってほしい。
-
ネタバレ 購入済み
アクションシーンが魅力。
本編よりもアクション漫画の要素が強く、巨人もだいぶアクロバットな動きをしていてダイナミックです。調査兵団がまだ立体機動装置を導入していない時代の話。調査兵団のトレードマークとも言うべき立体機動装置はどの様に開発されたのか、今後が気になります。
-
購入済み
巨人の迫力がすごい
本編よりもシンプルな内容なので、すらすら読めました。背景や巨人などの作画がしっかりしているので、世界観がよく伝わって来て、迫力もありました。
-
Posted by ブクログ
ネタバレ血液分析の仕事をしたことがあったので、懐かしいなと思いながらの読書。
なかなかマニアックな分析内容も登場しつつ、犯人を追い詰めていく展開は面白かったです。
大抵犯人は想定通りの人物なので、最後の話以外は犯人捜しをする楽しみはあまりないのですが(最後の話だけ「え、お前かよ!」という唐突な暴露があったので、あれには驚きましたが)トリックをどう暴くのか、動機をどう解明するか、その辺りにスポットが当たっている気がしました。
血液鑑定の博士と幼馴染みの刑事のコンビの友情もいい。
その友情が実は非常に危ういところにあったというのがクライマックスで暴かれますが……
博士が抱えていたもの。
このことは結構見過ごしてしまうところに伏線が張られていたので、その細やかさに最後になって気付いて鳥肌が立ちました。
いやもう本当に日常の些細な場面に隠されていた感じ。
事件の件もそうでしたけど、とにかくちょっとした伏線も見逃せない、読んでいて楽しい作品でした。
幼馴染みの彼のお蔭で、博士の彼はまた違う道を選ぶことができたようだし、また二人の活躍を楽しめたらなと期待しております。
そういえば、なかなかユニークなアレルギーもちの女刑事さん、彼女のアグレッシブさとひ弱さのギャップにも笑えましたが、彼女の体質が治る日は来るのだろうか。
その辺りも少し気になったり(最後にその気配があったので) -
購入済み
原作に近い雰囲気
原作の続きが待つに待てず、薔薇十字叢書も読み始めました。レーベルによってはティーンズラブみたいな話で驚きました(笑)。
叢書の中では、こちらの作者さんの書かれた作品が一番好きです。
ご自身の本来の作風はまた違ったものなのではと思いますが、原作リスペクトで寄せてくださっているのかなと。
1作目も好きです。そしてこの2作目は一層好きです。
1作目の後書きで「関口くん大好き」とおっしゃっていただけあって、出番が多いので、関口くん大好きな私はとても楽しめました。
榎さんはもちろんのこと、京極堂や益田くんもたくさん出て来るので、「好きな登場人物が動いてるところを読みたい!」と渇望されている方には良いと思います。
ストーリー構成も、死体が出るわ、京極堂による妖怪解説でページが嵩むわ(笑)、関口くんと益田くんのかけあいがほんわかしてるわ、シリアスでドロドロな面もあるわで、とても原作に寄せて書かれているなと感じます。なので原作の雰囲気に似た作品を求めている方には、叢書の中ではお薦めです。