【感想・ネタバレ】ヴァンパイア探偵 --禁断の運命の血--のレビュー

あらすじ

史上最も血液を愛する探偵、ここに誕生!

森に囲まれた紅森市は、昔から殺人事件が多いことで有名だ。紅森署に勤める刑事の桃田遊馬は、日々、難事件と格闘している。そんな彼が頼りにするのは、古い屋敷で血液の研究をしている幼なじみの天羽静也。血液のスペシャリストである静也は、遊馬が半ば強引に持ち込んでくる事件の血液分析を担当し、捜査に協力している。華奢な長身に実験用の黒衣をまとった彼を人は“ヴァンパイア”と呼ぶが、本人はその渾名をひどく嫌っている。
絞殺された大学教授と衣服に付いた血痕の謎。同棲していた女を殺して逃亡中の男と巡査刺殺事件の謎。バラバラ殺人と思われる“リストマン事件”と「運命の血」の謎。殺された女性の首に残された痕と監視カメラに映ったヴァンパイアのような風貌の人物の謎――
そして、ついに明かされる静也自身の“秘密”とは!?
イケメン刑事&ミステリアスな血液研究者の幼なじみコンビが“血”を手がかりに難事件に挑むブラディ・ミステリー開幕!

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

喜多喜久さんの作品。
幼なじみの桃田刑事が最も頼りにする天羽静也。
実は、最も血液に詳しいヴァンパイア探偵。

・DNAの罠
・愛の果てに
・生命の源
・跋扈するヴァンパイア
の4篇。
それぞれ血液が絡む謎の数々。

最後、天羽博士が遠いところへ行ってしまうのか、と思いきや、この地(紅森市)に留まることに。
続編に期待です。

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2022年10月16日

Posted by ブクログ

ヴァンパイア、探偵、腐れ縁幼馴染、運命の血と個人的に美味しい要素がてんこもり。
さくさく読みやすかった。
続きも読む予定。

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2021年12月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

【メモ】

 表紙イラスト目的で購入ですが、感想は中見について。
 濃い読書が好きな人には物足りないかもですが、
軽くサクサクと読めました。
 何も身構えなくて読めるのは、個人的に助かります。作者さんも、もしかしたら『そう言う目的』で書いてくださってるかもしれません。
 内容は殺人事件を、現場に残された血液分析によって、もしくは手がかりにして解決すると言うもの。
 刑事の桃田と、血液の研究をしている天羽静也が登場します。
 1巻目は短編シリーズになりますので、だらだらはしてません。

 『血液を愛する』とありますが、そこまでマッドサイエンティストではありませんので、
グロや、痛い描写は殆どありません。ちょっぴり。

 天羽家には呪しい性質があり、それを解決するために静也はもくもくと研究をつづけています。
解決しないと、幼なじみの桃田を傷つけてしまうからです。

 最初に書いたように、読みやすかったのは嬉しいです。
 2巻目も購入済み。
 そちらは長編みたいですね。
 




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2021年11月28日

Posted by ブクログ

正直に言えば、この本はタイトルで損をしていると思う。色物っぽく感じてしまいますが、血液がメインテーマではあるものの、ちゃんと化学分析を軸にしたミステリーです。

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2021年04月01日

Posted by ブクログ

ファンタジー要素もありますが、テンポが良く読みやすかったです。血液分析のくだりも、あまり専門用語が多くなくてよかったです。

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2019年12月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

血液分析の仕事をしたことがあったので、懐かしいなと思いながらの読書。
なかなかマニアックな分析内容も登場しつつ、犯人を追い詰めていく展開は面白かったです。
大抵犯人は想定通りの人物なので、最後の話以外は犯人捜しをする楽しみはあまりないのですが(最後の話だけ「え、お前かよ!」という唐突な暴露があったので、あれには驚きましたが)トリックをどう暴くのか、動機をどう解明するか、その辺りにスポットが当たっている気がしました。
血液鑑定の博士と幼馴染みの刑事のコンビの友情もいい。
その友情が実は非常に危ういところにあったというのがクライマックスで暴かれますが……
博士が抱えていたもの。
このことは結構見過ごしてしまうところに伏線が張られていたので、その細やかさに最後になって気付いて鳥肌が立ちました。
いやもう本当に日常の些細な場面に隠されていた感じ。
事件の件もそうでしたけど、とにかくちょっとした伏線も見逃せない、読んでいて楽しい作品でした。
幼馴染みの彼のお蔭で、博士の彼はまた違う道を選ぶことができたようだし、また二人の活躍を楽しめたらなと期待しております。
そういえば、なかなかユニークなアレルギーもちの女刑事さん、彼女のアグレッシブさとひ弱さのギャップにも笑えましたが、彼女の体質が治る日は来るのだろうか。
その辺りも少し気になったり(最後にその気配があったので)

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2019年08月24日

Posted by ブクログ

短編4本、1話完結であっさり過ぎと感じなくもないが、このくらいですいすい読めるのが良いのかもしれない。
大本の伏線が後半に動き出すけど、まあなんと言うか、大したことないと感じる遊馬(真っ直ぐなんだよ)と自分の血筋に模索しながら身を引こうと考えた静也の付かず離れずの関係に「ん?」と思わなくもない部分もあったが。
静也の伯母の登場もあり、天羽家にまつわる某もありそうだから、是非続きが読みたい!

血やヴァンパイアなんて、大好き要素過ぎて!
続刊の予定はあるのかなぁ。

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2020年06月19日

Posted by ブクログ

BLと思って読めばそう言う感じ、バディものの宿命?
二人の関係が、悩んでた割にあっさり解決した感が否めない。そういうところが持ち味ではあるんだけど。

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2020年02月05日

Posted by ブクログ

血液分析で警察に協力する主人公。特殊体質に対して最後があっけなさすぎ。べつにこの設定なくてもよさそう。

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2019年10月13日

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