THORES柴本のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ『オルクセン王国史2 ~野蛮なオークの国は、如何にして平和なエルフの国を焼き払うに至ったか~』は、単なるファンタジー戦記の続編にとどまらず、国を築くとは何か、指導者の責務とは何かを問う重厚な一冊でした。
本巻では、戦争へと至る「前夜」が精緻に描かれています。軍の編成や演習、兵站の整備といった実務的な側面が、淡々としながらも臨場感をもって綴られ、読者はオルクセン王国がいかにして「力」と「知恵」を兼ね備えた国家へと変貌していくかを、息を呑みながら追体験できます。特に、グスタフ王の冷静さと決断力には圧倒されるばかりで、彼が単なる武人ではなく真の王であることを強く印象づけられました。
また、ディネ -
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購入済み
幼女のいない幼女戦記
と思えば、イメージが大体あうと思います。
幼女の代わりに豚さんが出てきますが、ぼやく幼女に比べると真面目で優しく、オーク的な話ではありません。
説明が中心の場面が多く、ちょっと面白みに欠けるところが端々にありますが、好きな人は好きなのかも。
紙面が説明に割かれるため、ストーリー展開が不足気味に感じましたが、とりあえず2巻に期待です。 -
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