落合陽一のレビュー一覧
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これまでは大きなモチベーションがなくても、まじめに働いていればそれなりに幸せになれた。
そんな仕事はシステムによって居場所をなくす。これからは強いモチベーションが必要。この本ではそのモチベーションを与えたい。とのこと。
コンピューターに使われるのではなく、プラットフォームの外側に出る方法を考えること。暗黙知をためて、独創性、専門性を磨くこと。
熱い主張だな、と思った。正直、コンピューターに使われる側でも、その中で自分なりの幸せを感じられればいいかも、、
自分がもっと若い時に読んでいれば違った感想になったのだろうか。
以下メモ
・①狩猟社会⇒②農耕社会⇒③工業社会⇒④情報社会⇒⑤働き方の時代
AIやロボットが幅広い分野で進化し、人間とともに働いていく時代。
・コンピューターはたんぱく質の遺伝子をもたない集合体の隣人。コンピューターと向き合うことで自分を見直す。
・人間がシステムのインターフェイスになる。要は、システムが出した答絵を、笑顔で伝える存在
・専門性、独自性のない「もどき」はシステムに代替される。
・何を研究するか、何の専門家になるかを考える方法
それによって誰が幸せになるか
なぜ今その問題なのか、なぜ先人はできなかったのか
過去の何を受け継いでそのアイディアに到達したのか
どこに行けばそれができるのか
実現のためのスキルはほかの人が到達しにくいのか
・自分しか気が付かない、解決したい小さな問題を探す。
・デジタルネイティブに甘んじていると、コンピューターに使われるだけの体になる。デジタルネイチャー(ネットのある環境が自然)となり、その状態を客観的に観察する。
・思考体力を鍛える。例、疑問を調べたときに同じ疑問がネット上にあった場合反省する。ネットで得た知識に解釈を加える。
・自分にとっての幸せ(経済感覚・時間間隔)を考えておく。お金と時間どちらを大切にするか。仕事に対しての「問題解決」という行為か、仕事以外の余暇どちらを大切にするか。 -
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書かれている事は、確かにちょっと前から言われていることであるが、だからといって、世の中の他の人が言われていることと何が違うんだろうと言う内容である。
幅広に想定をすることによって、大きく間違ってはいないと言うレベルとしか思えない。
253ページ
ポジションを取れ、批評家になるなフェアに向き合え。手を動かせ。金を稼げ。画一的な基準を持つな複雑なものや時間をかけないと、教えないことに、自分なりの価値を見出して、目でろ、あらゆることにときめきながら、あらゆるものに絶望して期待せずに生きろ。明日と明後日で考える基準を変え、続けろ。
243ページ
自分がそれをしたいからやっているのか、自分がそれをできるからやってるのかをしっかり分けて考えないといけません。
242ページ
これからの時代は、自分とは何かを考えて、じっくり悩むのは全然良くありません。自分探し病はダメな時代です。それより、今ある選択肢の中でどれができるかな?まずやろうみたいなほうが良いのです。
240ページ
我々はわらしべ長者のことをなめていたのです。逐次的にやっていくことが重要であり、機会を伺って動き出さないことには、ただの機械損失になってしまっていると言うことなのです。
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「はじめに」が目次に2つ並んでいるのは初めて見たかもしれない(笑)。
共著になったことによってターゲットがどこだかよく分からなくなっていて不思議な感覚である。同じテーマを書いていて内容もリンクしているが、直接の対談箇所はないし、スタイルも全く異なるので相乗効果は感じられない。
さて内容については、割と普通なことなので強いインパクトはなし。
突き詰めれば全て「子ども自身の主体性を尊重する」に集約され、そのためには、親の常識や不安といったノイズを外して、フラットに、真摯に、優しく接することが重要。
数々のエピソードに表れる具体的な物や行動や環境は、どれも相当なリソースを要する。
一番は習い事やそれらに使う事物を買うためのお金であるし、
他にも二世帯が一緒に住むこと、心理的な余裕、家庭にも学校にも近所にも刺激を受けられる人が多くいることなどなど、参考にしようと思っても気概だけで出来るものではない。
しかし勇気づけられるのは、経験とそこから来る答えに共通して、「楽しがること」のようなマインドがあり、それが結論とされていることである。
人それぞれ、家庭それぞれであるから、誰もが今手元にあるリソースを最大限活用すればよくて、それ以上にその環境を楽しんだり、前向きなベクトルを示すことこそに意味がある。 -
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著者は、政治意味する 「Politics」と技術を意味する「Technology」を掛け合わせた「ポリテック」という考え方が、今の日本が抱えている様々な課題を乗り越え、社会を正しい 段階に進化させるための重要な鍵の一つになると考えている。
その考えのもと、本書では日本の様々な課題に対し「いかにテクノロジーを活用するか」を考え、課題解決に導くヒントを与えている。
本書はコロナ禍前に書かれており、コロナ禍を経て、それまでのテクノロジー導入のスペードに比べ、かなり進んだように思う。
一方、中国や台湾等はさらに加速度的にテクノロジーの導入が進み、日本は残念ながらかなりデジタル先進国と比べると遅れをとっている状況といわざるを得ない。
今後、人口減少は今以上に加速度的に進んでいく中で、持続可能な社会を維持するためにもテクノロジーの導入は今以上に急がれる。 -
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子供の教育に関して興味があり購入。
プロローグに親子一緒になって読めるようにとあったが、全体的な文章構造がやや難しいと感じ、第一章で正直抵抗感があった。ただ第二章で落合さん自身のことが分かると項目ひとつひとつの納得感が増したような気がする。
子供とのやりとりについて第一章でQ&A、第三章で会話例などあった点はわかりやすかった。
結局のところ、色んな経験をさせてそれらを言語、物理、数学、アートの4要素で捉えられると学びの幅が広がり、論理的な思考力想像には大人がサポートしてあげられるということ。
そして年齢は関係なく子供と一緒に自身も学んでいきたいと良いモチベーションを持てたことは本書を読んで良かったと感じる。 -
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クロス・ダイバーシティという研究開発のプロジェクトに参加した人たちによる手記。
オンテナ…音を光や振動に変えて伝えるろう者向けの小さなデバイス
オトングラス…文字を読み上げるメガネ
乙武義足プロジェクト…四肢欠損のある乙武氏を義足で歩かせてみるチャレンジ
など。
障がいを持つ個人の課題に、(主にAI技術を使った)オーダーメイドな解決策をエンジニアが組み上げていく…という話(だけでもないが。)
(感想)
障がい者に「健常者と同じことができる機械を作ってあげることが、幸せへの道。できないのは可哀想」という考え方は、マジョリティの価値観の押し付けで、ちゃんと個々の課題に寄り添って「この人が不便に感じるところを楽にするにはどうしたらいいだろう」と考えていくアプローチには障がい云々は関係ないんだと。
期待せずに読んだが、意外と発見の多い一冊だった。
いつもの落合節は、深く考えずにさらりと流し、他の人の分かりやすい文章をじっくり読むと吉。
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さすが他分野に秀でて結果を出していて、かつ現役で教育、経営、研究、芸術、子育てまでに携わっているだけあって回答の根拠が多面的で説得力がある。
第2章では落合氏本人の半生を細かく紹介していて、なるほどその結果が現在に至るのか、と興味深い一例を知れる。
実家が都心、実家に著名人や要人が頻繁に訪れる、近所に画家がいる、東大院生やプロピアニストを家庭教師につけられる、高級食材を日常的に食べられる、オシロスコープや楽器や本を自由に手に入れられる、青春十八きっぷを買える、出張に子供を連れて行ける…と「環境と金銭にめぐまれてんなヲイ!」とツッコミ所を入れたい場面が引っ切りなしに登場する。再現性はほとんどない。
とはいえこれは一例でしかないので、この章は娯楽的なもの。大事なのは他の部分にある。
特に後半の「4つのアプローチ」というのは大いに参考になった。とりわけ、言語的アプローチと、統計的思考と解析的思考の部分はこれまで私は触れてこなかった言説だったので子育てに盛り込んでいきたい。 -
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2023年末に出た、ChatGPTのこれからを論じた本。
1年経ってみると、日常的に使う人とほとんど使わない人に別れてしまったなと言う感じ。ハルシネーションや知識が不足している話については、1年経った今も状況はあまり変わらない。というかこの時点でGPT-4まで出ており、2024年末現在ではo1 Proなので想定できる範囲の進化だなあと感じる。
内容は、ベーシックインカムと絡めて論じている人が複数人いるのが今となっては懐かしい。初期は仕事が奪われるというところからこう考える人が多かったイメージ。初期の粗削りな議論を見て理解できる今にこそ読むのがおすすめです。 -
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読書の意味を言語化してくれている本。
「今の時代に読書かよ。時間かかるし、タイパ悪いじゃん」と思う世の中。しかし、読書が好きな私。
この本は、ネットで調べればなんでも出てくる世の中で、それでも読書を選ぶ理由を教えてくれている。例えば、『教養とは「抽象度の高いことを考える力」と「知識と知識をつなぎ合わせる力」。それらを磨くには読書が最適』と。なるほど、ただこの能力を自分で目の当たりにして感じることは難しいかもしれない。知らない間に勝手に身に付いているという感じがする。
あとは、『今の自分にフィットしない、ピンとこない本は積んでおく。旬が来た時に読めるようにとりあえず積読扱いにしておく』。これを見て少し気が楽になった。せっかく手に入れたのだから何としても読まなきゃと思う考えだったが、「今は諦める」と言う事もありなんだなと。意味のない積読はイケてないが、こういう積読もありか。
読書とは関係ないが、『テクノロジーは、それ自体が何とかしてくれる時代から、他のものとの相互作用になった』というのはしっくりきた。世の中のサービスの多くがテクノロジーとのミックスで生み出されてる感覚があったが、やっぱりそうだった。
そして、この本から何冊か読みたい本も見つかった。特に『風姿花伝(世阿弥)』。読むのしんどそうだなぁ。頑張ろう。
総じて、ただの読書論ではなくて、読書を軸にいろいろ広く考えさせられる。面白かった。 -
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忘れる読書
著者:落合陽一
2022年10月09日初刷
2022年11月20日二刷
年末に向かって仕入れた何冊かの本に、目を通し始めている。この本を見つけた経緯は忘れたけど、久しぶりに本の読み方について考えたかった。
印象に残ったのは、本の読み方は様々あってよく、決して通読せず部分的に読み飛ばすような形でもOKという考え方。(「ザッピング読み」という単語を本人は使っている。)こうすると、読み方によってそれに適した本があるということになり、興味深い。自分も無意識的にやっている。もう少し意識的にザッピング読みをすると、読書の幅が広がっていくのかもしれない。
ザッピング読み候補
老子・荘子
枕の草紙
あと、いくつか読みたい本も見つけたのでログに残しておいた
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2024.16th
前々から落合陽一さんの書籍を読んでみたいと思ってたので、本屋で見つけた比較的新しくて読みやすそうな本書を選びました。
最初は…え…(汗)意味不明。。途中で挫折しそうと思いながら読み進めてたんですが、よんでるうちに楽しくなってきました!
以下面白かったところを挙げます!
●微分仏…なんやねん( ゚д゚)それ…。なんとなくいいたいことは分かりそうでやっぱり分からんw
●AIで死者を蘇らせることの是非…これはマジでいろんな問題孕んでそう。死生観云々は置いておいても、悪用のリスクが高そうかなと思いますね。
●エンベディング…これはなんとなく分かる!人文科学の見解の差(距離)を数値化って…発想が面白い!
●AIで知能の格差が拡大する…確かにそうですよね!AIを使用するスタート地点に立てる人の方が圧倒的に少ないだろうしねぇ。
●AIの登場で西洋的人間中心主義(自分とは何か…みたいな悩み)が転換?…うーむ…これは…そう…なのか??何となく正しそうに見えるけど、イマイチ腑に落ちない話ではあるなぁ。
いずれにしても、真剣に学ぼうとして読む本ではないことは間違いないと思いますε-(´∀`; ) -
Posted by ブクログ
【なぜ】会社おすすめ本。報道番組でよく拝見する方だったので思考を少し垣間見たかった。
【どう】3.5点の★3(番組のコメントのイメージ通り多角的な視点を小さい頃方鍛えてきたのだろう。幼少期の記載よりも前の話が見たかった。)
子供への接し方、自分自身の学びの姿勢を持ち続ける方法、今後大切になっていく能力を1冊で得られる良い本。
たたじ、途中の著者の人生(特に幼少期以外)の部分はあたりは不要に思えてならない。なぜなら、筆者の素質にあった育ち方や考え方なので、本の趣旨とは少し逸れている、また全員に響く話ではないと感じたから。(そういう意味でやはり私は伝記のようなものは好まないのかもしれない)
【学び、備忘録】
・ヤムチャになるな「佇まいに気をつけよ」
・学校は「学ぶことを練習する場」
・親は子供に「佇まい」を見せることか仕事