落合陽一のレビュー一覧
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最近こういう本を読む時は、娘のことが念頭にある。高一の娘にどう落とし込めるか、あとこれまでの自分の子育ての反省も多分に。
自分で考えられる人間になってるかは大いに疑問だけれど、まだ間に合うはず。息子もいるし。
本としては子供に落とし込める部分があったことは収穫。
・学習する訓練を続ける
(どう学ぶのが自分にとって効率的か)
・ディスカッションを積み上げる
(正解はない)
・多様な世界観を
(親が面白いと思う世界を)
・大学に入ったら、それまでの価値観を捨てる
多様性のある価値観に向き合い、適合していく。
・佇まいを大事にする
(数値や論理で捉えられない暗黙知の価値)
・自前思考、 -
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落合陽一はよく動画で見るのだが、落合信彦の事はよく知らなかった。調べるとジャーナリストと書かれているが、本著でも各国の要人へのインタビュー風景が写真と共に紹介される。親子対談というより、落合信彦の著作に対し、息子が応援出演しているような仕立てだ。
こうした取材からの学びだろう。一次情報を当たれと父親は言う。例えば、プーチンの論文。プーチン的歴史観は、ウクライナと言う国はもともと存在せず、ウクライナ人もロシア人も同じ民族だが、ソ連は権力を維持するために国を分割してウクライナを作った。その状態を放置したままソ連が崩壊したのだから、この分断を産んだのはソ連であり、元に戻すのが正しい、という発想。そ -
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・確かにP.h.D.をとるっていうのはよい目標というか、指針になると思う。
・理系・文系のふれーむを外す_この考え自体が古い気が…今の子ってあんまり気にしていない感じな気がする。
ストレスと感じずにやりたいことをやる_これが一番難しい!!!
才能の無い人はどうすれば???_複数の柱を持ち、それぞれが他の人より得意で自分なりのこだわりが強ければよい
・仕事について考える時にもらえるお金について、どうしてもまず考えてしまう。
・自分が何を好きなのかを考えて、自然にずっと続けられること。オリジナリティ・専門性を身につける
・自分のストレスに嘘をつかない事
STEM教育
子どもにもロジカルな言 -
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全体的に、noteとかの生地を寄せ集めました感があって、統一感はない感じがする。
未来の話は好きじゃないという人は(堀江さん)きっと今の延長線上に未来があるだけ。という考え方なのだろうなと思う。
・好きなことを突き詰めていくという事は、自分で価値を足せるのかということ。
・確かにAIは仕事を奪うだろう。が、価値を奪われていると思ってはいけない。
L落合さんの、AIを奴隷として扱うという言葉の選びにはびっくり。
・未来は本当に予想できない。10年前、スマホがここまで普及する未来を考えられた?
・コンピューターにはこれがやりたい。という動機がない。
Lやりたいことがわからないという人は、コンピュ -
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ほん3さんのレビューを見て手に取ったのに「いいね」してなかった
ま、そんな奴です(〃ω〃)
照れるとこ違うわ!
まず落合信彦さんと落合陽一さんが親子なの知らんかったー(〃ω〃)
だから照れるとこ違うわ!
どうりで好きだと思った
てか、あれ常識なん?これ
みんな知ってた?
なんでわいだけ取り残されてたんかな?
まぁそういうことってあるよね
なんかその情報だけ何故か接してこなかったみたいな
家族全員知ってるの自分だけ知らなかったみたいなことあるよね(それはお前が人の話を聞いてないからだ)
ま、いいや(いいんかーい)
はい、この本の感想行きます!
「物足りない」
あ、あと落合信彦さん -
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特に気になった点は2つ。
堀江氏の「全く違う3つの分野で100分の1の人材になれれば、100×100×100分の1で、100万分の1の人材になれる」というワードに納得。
これまでも本田直之氏の本などで個性や強みを掛け合わせて独自性を出せという考え方は聞いていたが、具体的な数値で出てきたのは興味深い。
また二人が芝麻信用について言及している点。
「早く日本にも導入すべき」とのことだが、これに関してはやや性急に過ぎるというのが自分の意見。
エンジニアの修正ではあるが、二人とも極端にソリューショニストだなーと思う。
プライバシーをきちんと守れるかという、政府に対する信用性が低いのが導入への大き -
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老いとは、単に年齢の積み重ねでもあり、死への距離感とも言えるが、その経年に付随するのは、身体機能の低下やその損傷リスクの増加である。老いに逆らう事が無意味だとか、命に限りある事が美しいという宗教観もあるだろうが、現実社会において、脳機能が働くのに身体が動かないなら、それを補いたいと思う事は自然だ。ここに書かれるのは諦念や達観ではなく、克服。綺麗事ではなく、老いとは唾棄すべきもの。一旦、そうしておかないと、前進しないから、そうする。
世界中で1秒間に死者1.7名。自らの一人称、親しい人のニ人称とも、異なる三人称の死。我々は三人称の死には無関心だが、自らの人生に登場しない人物に感情移入する方が難 -
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社会はテクノロジーの発展によって進化し、様変わりし、多くの人の生活を一変させる。
その要素として、特に影響力の大きい以下の5つの要素を取りあげている。すなわち、
・AIなど機械学習関連技術領域
・5G
・自律走行(自動運転)
・量子コンピューティング
・ブロックチェーン
これらは生活に恩恵を与えてくれる要素であると同時に、もしかしたら自分の現職を絶滅させる要素ともなり得る。
テクノロジーの発展が著しい時代に生きる身として、これらの動向は知っておく必要がある。
で、この本はその概要と同時に、SDGsの存在や、GAFAMメガテック企業の動きといった、現代を取り巻く重要事項を、資本主義社会という -
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時々、うん?と引っかかるところもあったが、概ね同意する。
一番引っかかったのは、消費と投資の例。うなぎ食べて、媒体に評論書いたりして対価貰えば投資だろうし、本買って読まずに資源ごみに出してしまえば消費になるだろう。
要は、付加価値を生み出せるかどうか。もしかしたら、その時は何も生まなくても、何年も経ってから鰻評論家になったりするかもしれない。
どんな生き方をしようとも、自分が幸せだと思える生き方を選ぶことが大事だと思う。
こういう本を読むと、クリエイティブ側に行くことこそが幸せだと思いがちだが、クリエイティブな人々が作った便利なツールを使って、AIが仕切るプロジェクトの作業員として指示に従 -
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落合陽一の本は初めて読んだが、この本は分かりやすかった。今よく言われているSTEAM教育についてもその有用性に説得力がある。特に物理的なものの考え方やアート思考の大切さは納得感があり、自分の子育てにも取り入れたいと思えた。
一方で、ここで述べられている方法はそもそも親がそのマインドになってないと、結構キツイんじゃないかとも思った。
著者の生育歴が後半に載っていたが、それを読んでいたら、そもそも生まれつき持っているものがかなり高く、それに加えてご両親含めかなり恵まれた環境で育ったんだなという印象があった。それが悪いということではなくて、やはり親の考え方や環境が熟していないのに、小手先だけでこの -
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【目的】
10年後の世界観を考える一助にするため
【内容と所感】
10年後と言っているが、各章の主題は割とバラバラで、仕事としてはほとんどAIに焦点の当たった内容。まぁ当たるも八卦当たらぬも八卦なのは、他の本と変わらない。
しかし、具体的にどんな仕事にどんな影響が出るか考察が書かれており、世界観のイメージ作りには役立つと思う。
例えば、AIが診療できるようになったら、医者は特定の病院に務める必要が無くなり、病院は設備提供の場になる。
患者は、AIに診断してもらい、実績のある医者から誰に処置を頼むか依頼する。
医者側は依頼に応じて、各病院や自宅に処置しに向かう。
こんな世界になるのかも -
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勝手な私見です。
主旨として述べているところは現代だけでなく、これまでも普遍的にでてきていたものだと感じた(工場の機械化やオートメーションとか)。これまでとの違いは判断が必要となる課題解決にコンピュータを使ったアプローチがより有効かつ身近になったこと。その結果、人の判断が必要だったものがコンピュータで代替可能となったということだと思う。※身近なものだとチャットボットとかでオペレーターが不要になったとか?
技術の発達に伴いブラックボックス化が様々な分野で発生していく中で、それが当然のように扱われていく。そこに疑問を感じて課題を見つけていけるかが、重要かなと思った(当たり前を疑って、理解し、課題提 -
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テクノロジーを駆使することで、人口減少に伴う労働力問題を改善することができるという見通しには、賛成だ。だけど、それで未来が明るくなるという気はしない。
多くの人間が「ベーシックインカム+AI」という業態に移行した未来がくる。その時、ポケモンGOで遊ぶようにスマホをタッチするだけの「仕事」をする人を「社会人」と呼べる気がしないのは、僕の頭が硬いからだろうか。
AIに代行できる仕事はAIに任せることで、人は、人が本当に関わるべき分野にだけ関わることができる。計算上はその通りだが、その「人が本当に関わるべき分野」で役に立てる人間を、僕らは果たしてどれだけ育てることができるだろうか。 -
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今、飛ぶ鳥を落とす勢いの思想家?である落合さんの本。
SDGsや2030年くらいの未来を見据えた情報を
仕事でキャッチしたく、読んでみました。
落合さんの本は、これまで何冊か読んだことがあるのですが、
(自分の感度が追い付いていないのか、)そこまで記憶に残る訳ではなく、
落合ファンのように落合産の本を読み漁るとまではいきませんでした。
(どれか一冊、結構よかった本があったような、なかったような…。)
今回この本を読んで、自分の落合さんに対する評価が
大きく変わることはなかったのですが、
それでも今流行りのSDGsについて、
世界のファクトと共に分かりやすく解説してくれている本でした。
若干 -
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論説文としての力強い主張があるわけではなく、ヤングアダルトというんでしょうか、中学生以下の子どもたちに優しく語りかけているような本です。いや、子供に限らず、これまで「学び」に積極的でなかった人たちの学びのきっかけになれば、という感じ。言葉が平易で、とにかく読みやすいです。
テレビなんかで見てると、スカしてるとか斜に構えてるとかいう印象を持ってる方もいるとは思いますが、なんのなんの、人間の知性を信じ、子供を愛し、未来に向けて前向きな提言をする方なんだなと思いました。
僕は個人的に、幼少期から英語を必修にするくらいなら国語を、プログラミングを必修にするくらいなら数学を、手厚く学ばせる方が意味が