落合陽一のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ面白かった。こういうことを考えながら生きている方なのだな…と。日記みたいな。その日にあったことを書くんじゃなくて、その時考えたことを書き連ねていくような。
デジタルネイチャーについてはその言葉くらいしか知らなくて、どういう意味なのかも知ろうともしなかったけれど、魔法の世紀から読んでみようかなと興味が沸いた。
「忙しいのに暇だよね」が一番印象的だったかな。
そんなん言われたい…というかそういう余裕ってどうやったら出るのかな?という一つの可能性を見た。私はあんな高速では雑談できないと思うが。
写真も文章もキレイというか、なんか心地良くて読んでいて「忙しいのに暇」がなんとなくわかる気がした。こ -
Posted by ブクログ
ネタバレnoteの連載を抜粋、加筆修正したもの。
ウェブで読むよりもゆっくりと、咀嚼しながら読みたくて購入。
コロナ禍継続中の今読むからこそ感じられるものがあり、自分の在り方を見直すことができる。
先が見えない中で刻々と変化していく生活と世の中をどう捉え、どう思考するかを自分で決めるための思考の見本集のような本。
落合さんの思考を辿らせてもらうことで、見えなかった視点でものごとを見せてもらえる。
●SNSの炎上について(p42〜)
情報発信とそれにまつわる人々の構図と解説がわかりやすい。モヤっとするツイートに感じる違和感の出どころの分類ができて腹落ちした。
●伝えることについて(p94〜)
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Posted by ブクログ
落合陽一氏のことは、たまに WEEKLY OCHIAI をみるくらいで詳しくは知らない。変わった人だなとは思っていたが、それと同時に社会が良くなるためにを常に考えている姿勢に好感を持っていた。最近彼の著書(本書)が出版されたと知り、興味をもったので読んでみた。
独特の文章で少し読むのに苦労したが、情報の密度が非常に濃くこんな文章を書く人がいるのかと驚いた。著者がどんなことを考えて研究やメディアへの露出を行っているのか僅かながら理解できた気がする。しかし、より理解を深めるには他の著作も読んでみる必要があると感じている。
私は睡眠を充分にとらないとダメなので、真似をすることは出来ないが落合氏の研究 -
Posted by ブクログ
「現在の日本社会は、1960年代から1970年代にかけて作られた法律や制度などが機能不全を起こしたまま」これに尽きると思いました。誰もが断片的に薄々感づいていることが多いにも関わらず、人間は怠惰な所があるからか、世論や大衆に飲み込まれているためか、ギリギリの所まで変化を拒んでいる気がします。一方、お偉いさん方は、自分達のギリギリを延ばすことができるので、心地よい旧態依然にしがみついているのかもしれません。
我々は変化をいち早く察知して、行動や考え方を変化させていく必要があると、改めて落とし込めました。それを思考体力と言うんでしょうか?洞察力を磨くには、身を粉にして働くだけでなく、大袈裟に言え