落合陽一のレビュー一覧
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テーマが自分にはすごく刺さった。
コスパ、タイパ、結果を求めて加速する現代社会から欠落していっているのは豊かさだった。
堕落とは、その豊かさを取り戻すための行動でもあるという。
それこそテックの最前線を走る印象があった落合陽一が、真逆の印象を持つこのテーマについて深く議論している様も興味深かった。
そして対談相手の田中慎弥の俗世離れした生き様や、そこから得られた独自の視点をもって、落合の立てる問いにこうではないか、ああではないか、と探っていく様もまた興味深い。
AIをはじめとした最新技術によってより多くの成果を得るように加速していく情報化社会の中で、人間が豊かであり続けるためには、適度に人間らしい振る舞いに耽溺することが必要なのだ。 -
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これだけ統計を見せられたら、そりゃ色々考えるよね。書籍のファクトフルネスを思い出した。
SDGsを中心に世界の状況と未来を語る。
2030年とはSDGsの期限。
統計の中で気になったのは、例えば「日本のフードロスは世界で最も良好(食べ物を無駄にしていない)」とか、ドイツの年間労働時間が1400時間でメキシコが2200時間とか。ドイツはこれでGDP3~4位なんだけど、その秘密はどこにあるのか。
少子高齢化の社会で、高齢者の貧困を防ぐにはどうすればいいか。韓国の高齢者(66歳以上)の貧困率(年収が中央値の半分以下の人の割合)は43.8%(2019年)。これを防ぐなり減らすなりするのがSDGsが掲げるゴールの1つ。
もっと言うと、1人あたりGDPが十分に伸びていない国で少子高齢化が進んだとき、年金や介護費用はどう賄うのか。インドは、多くの国よりも低い発展段階で出生率が2.0を下回り、少子化社会に入った。老人が増えた時、養ってくれる若者はいない。ならば老人から老人に送金するしかない気もする。うーん、消費税と相続税を上げるか。 -
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面白かった。忘れる読書なのに、私はメモ魔。せっかく知った叡智をメモりたい(^-^)
読書をする意味、1 思考体力をつけるため、 2 気づく力をつけるため、 3 歴史の判断を学び今との差分を認識するため
教養とは「知識の文脈に気づく力」、「ある程度多数の人がベースとして知っているべき知識」
「デジタルネイチャーは習近平的な話だね 」と言われて、「確かにそうですね。」と答えれる、のが教養。
AI+ベーシックインカムの社会主義的な社会と、AI +ベンチャーキャピタルの高度資本主義的な社会が併存しているのが、デジタルネイチャーで書き出した世界
本を手に取るときは(自分の文脈)で選ぶ
何から読んでいいのかわからない場合は、岩波文庫で(見聞きしたことのあるタイトルだが、中身は読んだことがない)といった本に挑戦してみる
今は広く浅い知識は検索で手に入る。自分で決めた一点を掘り下げて本を読み込んで欲しい。
機械と対峙していく人間の役目は、「この文脈でこういうアクションを起こしたい」というフレームを規定すること
WIRED創刊編集長ケリー「不確実なことに対して疑問をなげかけることが最も有益な行動で、人間の根本的な仕事。答えは機械に聞けばいい」※これを読んだ翌日に観た動画で確かハラリさんだったかが、今や疑問をなげかけることもAIに聞いている人たちがいる、と言ってた。
★読みたい本★
魔法の世紀(落合さん)
デジタルネイチャー(落合さん)
半歩先を読む思考法(落合さん)
日本再興戦略(落合さん)
風姿花伝(世阿弥)
ツァラトゥストラはこう言った(ニーチェ)
岩波文庫100冊
市民政府論(ジョン ロック)
ガウディの伝言(外尾悦郎)
21世紀の資本 (ピケティ)
ホモ・デウス、テクノロジーとサピエンスの未来(ハラリ、・サピエンス全史の続編)
ご冗談でしょう、ファイマンさん(ファイマン)ノーベル物理賞受賞した学者の自伝
豊饒の海(三島由紀夫)
ニューロマンサー(ウィリアム ギブスン)
アンドロは電気羊の夢を見るか?(フィリップ ディック)
エジソンの生涯(マシュウ ジョセフソン)
狂雲集(一休)
南方録(西山松之助) -
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ネタバレこの人たちみたいに自由に、楽しく、この社会をわがもの顔で生きたいと思う。
遊びに没頭する、遊びを仕事にする、ニッチな分野を極めていく、ワークアズライフ
ブルーオーシャン戦略
好きなことを掛け合わせて100万分の1を目指す
YouTubeなどで学べる時代、資格にすがらない
自分のやりたいこと、モチベーションから考える
山口周さんの『人生の経営戦略』でも結構似たようなことを言っていると感じた。思考停止にはしたくないし、正解はないが、少しずつどういうふうにこれから生きていったらいいのか、ばすれてないところがなんとなくわかってきた気がする。
信用を貯める
ベーシックインカム
IBMの初代社長
「不確かな持論を持つ思想家の道を辿れ。自らの考えを論争の脅威にさらけ出せ。率直に意見を述べ、変わり者のレッテルよりも、従順という汚名を恐れよ。そして、自分にとって重要に見える問題のために、立ち上がり、どんな困難にも立ち向かえ」
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「教養のための50冊」といったタイトルの本に紹介されている本を片っ端から読破しても、「自分の教養」は身につかない。
と言われつつも、落合さんのおススメする27冊に片っ端から手を付けたい気分に一瞬でもなったのは、私だけではないはず。笑
脳死でそう思ったわけではないですよ、落合さんのおススメの仕方が上手なんです。と言い訳してみる。
全体的な多読の効用、教養として自身の血肉とするためには、的なお話も非常に面白かったですが、
個人的には第二章(忘れるために、本を読む)で触れられた多読・精読・ザッピング読み・通読するか否かといった読み分けや、積読・電子書籍などの本の管理の話が興味深く、参考になりました。
沢山読むとイチイチ覚えてられないから、必要な要素を残してあとは忘れる。本によって緩急つけるような読み方で、ヨサソウ。まねっこしてみたいです。 -
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師匠と弟子の高次元知能同士の、軽やかながら示唆に富む言説が飛び交う対談。
情報・数学的な観点から歴史・哲学・宗教・言語に縦横無尽に切り込みつつも、此処まで押し付けがましくない・説教がましくない主張を繰り広げられる関係式は本当に羨ましく思う。
内容が難しいと思ってしまいがちな部分も、前後の文脈やご本人たち独自の比喩から感じ取ることが重要か。全部理解できなくても、自分がわかることばかりに囲まれた日常から脱皮して殻を破るのにはもってこいの書籍。
カバー裏にある、AI時代の生き方は「ネコ」に学べ、が、本書の最大の主張であると云うことが腑に落ち、「ひとり遊びの才能」を磨くことができれば、人生これからも楽しめる、かな。
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『忘れる読書』―忘れた後に残るものが教養になる
落合陽一氏の『忘れる読書』を読み、「読書とは知識を覚えるためではなく、思考の解像度を高めるためにある」という言葉が深く心に残りました。人は本の内容を忘れても、そこで得た世界の見方や思考の枠組みは自分の中に残り、人生の判断基準になっていく。その考え方に大いに共感しました。
特に驚いたのは、ギリシャ哲学やニーチェ、鈴木大拙などの古典を自在に行き来しながら、本質を現代社会へ結び付ける著者の深い理解力です。その思考の解像度の高さに感銘を受けると同時に、自分自身の読解力や教養の浅さを痛感しました。
AI時代だからこそ、知識を集めるだけではなく、本質を見抜く力が求められます。その力は、一冊一冊の古典と真摯に向き合い、考え続ける中で育まれるのでしょう。この本は、「もう一度、本を読み直したい」と思わせてくれる一冊でした。忘れることを恐れず、忘れた後に自分の中へ何が残るのか。その積み重ねこそが、本当の教養なのだと改めて教えられました。 -
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面白かったです。
これからの社会を席巻するであろう才能や人的価値について、明快かつ具体的に書かれています。
2016年に出版された『これからの世界をつくる仲間たちへ』の内容が大半であると聞いていますが、それを感じさせない新しい本であると思います。
著者の落合陽一さんが、noteやYoutube、SNSでしきりに強調しているデジタルネイチャーに関して、「働く」あるいは「ゲームチェンジャー」をテーマに書かれているようです。近い将来、デジタルネイチャーは社会を覆い尽くすそうなので、これは未来への予言、あるいは提言でもあります。
働き方5.0を実践できるのは一握りであるように感じますが、たとえ当事者でなくとも、その先にあるものを確かめてみたいと思わされる1冊でした。