落合陽一のレビュー一覧
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人類は最終的に猿ではなく猫になるかもしれない。
落合さんのアトリエの猫たちは、自動餌やり機、自動水やり機、自動トイレで自立していて、たまに落合さんが餌や水を補充するが、猫たちはそれを自覚しておらず、自然に湧いてくると思っているらしい。
AI時代の人類も、ボタン一つでご飯が出てくる世界になるかもしれない。その裏には高度なコンピューターがあるにも関わらず。
数学の概念は教育で身につけるしかない。
直感的に理解しづらい例として、複利がある。
どんなにコンピューターやAIが発達しても、母語と数学の学校教育は重要であり続ける。
OpenAIのEmbeddings APIを使っていなかったら、エンベ -
Posted by ブクログ
初版第一刷発行が2018年4月13日。
現在2024年4月。
時代の寵児である二人が、2018年時点でどのような未来を思い描いていたのか気になり拝読。
現代への問いかけ。
今後どのように生き抜くか。
なくなる仕事、変わる仕事。
生まれる仕事、伸びる仕事。
お金の未来。
学びの多い一冊でした。
今がどのような時代で、どのような未来が今後来るのか。これを知らずに生きていると、取り残され、損をして、愚痴をこぼすだけの人生になりそうな気がします。
・貯めるべきはお金ではなく、「信用」。人から何かを頼まれたら、期待に応えるように尽くす。
・昨日の自分と今日の自分を差別化することから始める。
この -
Posted by ブクログ
ハーフ&ハーフ。それぞれの執筆と対談とが織り交ぜられて不思議な感じ。
落合陽一さんはTVで見かけるけど、ジャーナリストの父・信彦さんを知らなかった。その不勉強がめちゃくちゃ恥ずかしくなるくらい一言一言の重みが違う。
トランプとプーチンに会ってきたけど、やつらの話はつまんねーからさっさと退出してきたわ。とか別次元って言葉はこういう人のためにあるんだね。
──自由と平和にかかる代償は高い
── ローマ帝国は為政者が劣化して、市民も劣化していった。(中略)パンとサーカス。つまりポピュリズムの蔓延だ(中略)
強いリーダーがいなければ市民は堕落していく─
いまの日本はフェーズ2のリーダ -
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落合陽一
1987年生まれ。メディアアーティスト。東京大学大学院学際情報学府博士課程修了(学際情報学府初の早期修了)、博士(学際情報学)。筑波大学学長補佐・准教授・デジタルネイチャー推進戦略研究基盤基盤長、大阪芸術大学客員教授、デジタルハリウッド大学客員教授を兼務。ピクシーダストテクノロジーズCEO。2015年米国WTNよりWorld Technology Award 2015、2016年Ars ElectronicaよりPrix Ars Electronica、EU(ヨーロッパ連合)よりSTARTS Prizeなど国内外で受賞多数
とにかく今の日本人の意識は相当にネガティブです -
Posted by ブクログ
ネタバレ1時間くらいでサクッと読めました。
p102に全てが詰まっていると思います。
以下、引用
テーマの価値があるかを考えるには
•それによって誰が幸せになるのか
•なぜいま、その問題なのか。なぜ先人たちはそれができなかったのか。
•過去の何を受け継いでそのアイディアに到達したのか。
•どこに行けばそれができるのか。
•実現のためのスキルはほかの人が到達しにくいものか。
引用ここまで
自分の仕事のこと、夢のことで、引用部分のことを考えても良いかも。
頭が良い人が書いた本は新しい発見を教えてくれて、理論整然としていて、読んでいて楽しいです。
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Posted by ブクログ
豊富なデータで世界の実態を概観できる。個人的には世界を知りたい欲求に刺激を与えてくれて、その後の読書熱を高める原動力になった本。
キーとなる学びとしては、以下3つのことを頭に入れて、これを軸に世界を見ると何が起きているのか、何が起きるのかを理解しやすい。
1.2030年の世界に影響を与える5つの破壊的テクノロジー
①AI、②5G、③自動運転、④量子コンピューティング、⑤ブロックチェーン
2.これらテクノロジーにより変わる未来
①食糧、②健康(医学)、③資源、④都市、⑤労働
3.2020年代を牽引する4つのデジタルイデオロギー
①アメリカン・デジタル=シリコンバレーを中心としたエコシステム