落合陽一のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
大学の先輩でもある落合陽一氏の書籍
生涯を通して学び続けることが重要である。
なぜ学校に行くのか?と自分も考えたことがあった。学校で学んだ歴史や地理など日常生活で登場する場面は少ないのに、と。しかし学ぶ習慣を身につけ、それを社会実装するためにどうしたらよいかを考える経験は必ず身についているし、それが学校に行く意義である。
子供のうちに多くの五感の経験をさせておきたい。経験の差が人生の差になってくる。アート思考も含めて。
日本のSTEAM教育で不足しがちな言語、物理、数学、アート の要素は、常に行ったり来たりしながら思考に織り交ぜるべきである。
人生100年時代、一本の武器だけでなく2,3の武器 -
Posted by ブクログ
読後は忘れていたほうがいい。
著者の主張に違和感を持って、読み始めましたが、読後は納得感がありました。
本の主張の本質を掴んでおいて、頭の中でそれらの概念がたくさん混ざり合った状態にしておくと、後から繋がり、クリエイティブな発想が生み出される。
本の細部まではっきりと覚えている段階では、重要でない部分が邪魔をして、他との繋がりが見えにくいように感じる。
また、この本を読んで、ニーチェの関連本を無性に読みたくなった。
今まで全く読む気が起きなかったのに、他の人が偏愛しているものって、興味をそそられるから面白い。
他の人の偏愛を知れることも読書のメリットだなと感じた。 -
Posted by ブクログ
メディアアーティストで筑波大学准教授の落合陽一氏が、コンピューターやAIが進化する中でテクノロジーと人間の関係性が変化してきたこと、これからの世界で人間がやるべき仕事は何か、AIでは代替できない能力を身につけるにはどうしたらよいか、といったことを説いた本。
手軽に読めるが、参考になった。
まず、ウーバーなどのサービスは、コンピューターが人をインターフェイスとして動かしている例だという事実に愕然とした。
テクノロジーを使って新しい世界を作り出すクリエイティブ•クラスになるには、
•コピーのできない「暗黙知」を自分の中に貯めていく。
•ナンバーワンよりオンリーワン。
また、自分の好きなこと -
Posted by ブクログ
タイトルが象徴するように、未知なモノに対しては、どうしても「敵か味方か」を分けたくなる。その後、敵でも味方でも自分と比較して能力を識別する。それは、社会性生物が個の生命を守るための本能みたいなものだろう。ChatGPTに関してもこれ。だからよくある議論は、ChatGPTが仕事を奪う(悪玉説)、でも新規性は無いしハルシネーションもある(悪の弱点)、故に最終判断や更に創造的な活動は人間が担う(正義は勝つ)みたいなパターン化したもの。そういう話でも良いのだが。
何冊か読んできて、そこに書かれている内容では無いが、私の思考は次の通り。今のAIの弱点は、ある段階の哲学や価値観によるものである事と、個人 -
Posted by ブクログ
この著者の 読書の話は好きだよ
現代における若き秀才である
本業はメディア アーティスト パフォーマンスをすることが業
ネット上では 発表するアート作品が話題になることも多いと思うし 活躍も多方面に渡って と思う
著作も多いと思っている 定期的に発表している
文章にも並々ならない 思考 発想があると感じる
新たに発明するというより 今までにある技術が事象 伝統との融合である
特に感慨深いのが日本古典の伝統とデジタルアートの融合である
作品 アートを見ているわけではなく誰かが書いた文章を感想をもとにして 評論しているのだから 新規斬新な感じがするのだ
事物の解釈の過程 思考回路を育てるも