落合陽一のレビュー一覧
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ネタバレ超AI時代の、生き方、働き方、生活習慣…
でも生き方も働き方も分けられない、ということが話されています。
それが、著者の言う「ワークアズライフ」。
超AI時代ー著者の時代観が論じられています。
スマホ
スマートフォンの浸透がとても多きなパラダイム変化になったことについて。
映像の世紀は、大衆発信の時代を終え、「人はインターネット上に第二の言論・視聴覚空間を作り、住所を持ち、SNSを生み、社会を形作った。…デジタル空間にもう一度生まれた。」
「集団への体験共有」から「個人の能力拡張」への変化でもあるとのことです。
私は著者の前著をまだ読んでいないのですが、
このダナミックな変化 -
Posted by ブクログ
【概要】
近日よく電車の中吊り広告や街中でバッジなどを見かけるけど、いざ言われるとなんだかよくわかっていないSDGs。
本書では、このSDGsを本筋として、
世界の現状、各目標に対して立ちはだかる壁や、日本における浸透の難しさを説明しています。
とは言っても、いきなりこれだとあまりにとっつき難い話題なのでまずは、
地政学におけるあらゆる事柄(人口、死亡率、GDP、格差、資源etc)の各国の関係性などを世界の分布図で説明してくれてます。
現在における(2019年当初)あらゆる視点からの地政学的見解を示し、今後10〜40年後の予測シュミレーションを展開しています。
その上で、現代の日本はこれに -
Posted by ブクログ
この本を読むことで得られたことは主に2つ。一つは、読書に関する捉え方のアップデートができたこと。もう一つは、教養を深めるために読むべき本質本を知れたこと。
タイトルの「忘れる読書」にもあるように、著者の考えは、これだけ情報が氾濫した現代においては、内容は適度に忘れていって問題がないとする。内容はフックが掛かった状態であれば十分で、むしろ「較べ読み」を通じて、自分の頭の中に脳内マップを作り、内容を血肉にしていくために読むべきだと考える。
これほど情報過多の時代では、受け取った情報を俯瞰して位置づけ、考え抜く思考体力が必要になる。それはWEBの細切れの情報では身に付かず、読書は良い手段である。
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Posted by ブクログ
新たな視点は、新たな思考材料によって齎される。データや事象があって初めて考えるきっかけを得ることができ、考える事で視界が広がる。例えば、日本を考えるなら、世界地図を見てみる。本書は、2030年の世界を考えるために、材料としての統計データをたっぷりと提供し、その上で、落合陽一と共に課題を考えるという仕立ての良書である。読後、確実に視界が広がる。
ー 歯の再生医療は2020年代前半、腎臓の再生は2020年代後半には臨床応用に入る予定で、2030年代後半には民間の医療機関で利用できるという見込みがある。
ー 2035年前後に地価の大暴落が懸念される。平均寿命を超えた団塊世代が鬼籍に入るが、子ども -
Posted by ブクログ
ネタバレ天才の本はやはり面白い、、、
落合さんは自由で人生を楽しんでいるんだろうなあ。落合さんが見ている世界はどんな世界なのか、自分もその世界をいつか見てみてたい、、
自分も読書をすることで社会に押し付けられる価値観から自由になって、自由に生きたい。特に好きを毎日爆発させて仕事をしている落合さんのようになれたらと思った。
岩波文庫100冊読みたい。ここで紹介されていた本は難解そうであるが読んでみたいと思う。風姿花伝など。
日本の文化、侘び寂び、美、禅などにふれたいと思った。
文学、アートの味わい方のヒントも得られた。リズム感を味わう。それでいい。
内容メモ
読書で抽象化する思考が鍛えられ -
Posted by ブクログ
前半は、近代から現代の世界情勢の解説。
中盤親子対談
後半、
陽一氏
これからの時代の生き方
落合陽一氏の育てられ方
信彦氏
歴史上の人物のメッセージ(ケネディ、サッチャー、アイルトン•セナ)
【感想】
昭和の頃の外交の話は自分がリアルに見てきたものだから懐かしい。
陽一氏は「ニーチェを読まないやつとは話さない」等々、知的には厳しく育てられたようだけれども、それを受け止めて楽しむ知的能力の高さがあったんでしょう。思考の骨格が読書で作られてきたようだ。
みんながいいと思うものを追いかけている人に、「自分の考えを持て。懸命に生きろ」と一撃でをくらわせてくれる本。
【メモ】
専門性を磨け