廣嶋玲子のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ最初から不思議な人物が出てくる。アニメを見てるので、これ、あれだ……と思ってしまった。
『楽だお札』
楽に受験突破をしたい男の子が『楽だお札』を露店の銭天堂で買う話。受験は突破したけど……。ミスが面白かった。そして、受験だけしか見えてないのも、この時期あるあるっぽくて好き。
『インココイン』
ものまねをしたい女の子が『インココイン』を銭天堂で買う話。
注意事項を読まずに使って失敗する。
『田舎もなか』
田舎が欲しい男の子が『田舎もなか』を買う話。
都会あるあるっぽいなと思って読んだ。田舎って不便よ。
『ホームビーンズ』
探し物をすぐ見つけたい男性が『ホームビーンズ』を買う話。
ホームビーンズでも銭天堂は見つけられないのは徹底してていいなと思う。
『お仲間まんじゅう』
盆栽仲間を見つけたい男の子が『お仲間まんじゅう』を買う話。
これを読みながら、昨今の『トランスジェンダー』や『同性愛者』も人がいる場所でいうのはダメなのよね……そういうのに限らず、あまり人に言えない趣味も『秘密で楽しみたい』人はいるんだと思って読んだ。少し前なら『オタク』と言われたアニメ趣味なんかもそこに入ってただろうけど、今は人に話して楽しめる。
『なつかれナッツ』
子供に懐かれたい女の子が『なつかれナッツ』を買った話。
それ、懐かれたって言うのか?と思いながら読んでしまった。泣かない。大きな声をださない。相手の言うことは何でも聞くって……しつけ済みペットみたい。
九条博士始動……みたいな話だった。最初ってこんな感じだったのね。
すべての話が『事情聴取』みたいに話を聞きに行く人が最後に挟まっている。読書からは怪しいキャラが出てきたなということが分かる12巻。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ解凍されてしまった『たたりめ堂のよどみちゃん』の話……。逮捕されて、氷漬けになり、三度目の正直(?)の銭天堂への嫌がらせ。
『ダイナソーダと遺跡おかき』
化石に興味を持った男の子は銭天堂でダイナソーダを買う話。
大人の期待に応えたくてよどみちゃんの遺跡おかきを口にしてしまうけれど、それはそれで幸せな結果になっているの良かった。よどみちゃんのお菓子でも不幸決定というわけではない。
『虫よけ香水』
虫きらいの女性が虫よけ香水を買う話。よどみちゃんは虫よけ香水の効果を強めるアイテムを女性におまけとして渡す。
ポジティブすぎる話続きで、読んでいて楽しい。こちらもよどみちゃんのアイテムを使っても幸せになっていく。
『チュチュットチューインガムとつまみぐいサブレ』
勉強が苦手な男の子が他人の能力を少しだけ吸い取れるチュチュットチューインガムを銭天堂で買う話。よどみちゃんはもっとたくさんの人から能力を奪えるつまみぐいサブレを渡す。
駄菓子の名前から能力がイメージできなかった。この話は少しエグイ。
『異変』
金の招き猫さんが、不幸虫になってしまったという小さなエピソード。
『いそげもちとのんびりりんご』
のんびりやの女の子が銭天堂でいそげもちを買う話。せっかちな友人がのんびりリンゴを食べていて……。
友情モノで読んでいて楽しかった。
『すいすいソーダ水と先頭糖』
背が小さくて、人ごみで迷子になりやすい女の子がすいすいソーダ水を銭天堂で買う話。よどみちゃんが何でも先頭になるという先頭糖を渡して……。
副作用(?)になるほどと思った。これも不幸になるのかなと思ったけれど、「考え方一つで変わる」という紅子の言葉がこれまでの物語を表していて納得できてしまった。
『引きさきイカ』
人をうらやんでいる男に引きさきイカを渡すよどみ。紅子はその引きさきイカとおもてなしティーを交換する。
紅子がよどみちゃんと紅子の名前を引きさきイカに書き引き裂く。
よどみちゃんとの決着がついてしまった。このシーン、アニメでも見たけど迫力満点だったのよね。
これで、一件落着……?
あの時の話でちらりと出ていたあのキャラがここではメインなの??みたいな人物の関りがすごいなと思ってしまう。登場人物多すぎだから駄菓子のエピソードとしてしか覚えてないけど、あのアイテムの時の話ねと思い出せるものが多いのすごい。どのアイテムも印象的だからだろうな……でも、さすがにもう全部は覚えられない。忘れてるのあると思う。
よどみちゃんの『しわがれた声』が出てこないのかぁ。アニメだとあの違和感すごいのよね。小説だと文字だけだから、あの声素材(?)がないとイメージできないだろうな。小説と映像の差を感じる。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ一休みの旅行の話。銭天堂で売るのではなくて、旅先で出会った人たちにアイテムを渡す。
『酔わんようかん』
新幹線で乗り物酔いをしていた女性に『酔わんようかん』を渡す話。
大人な話なので、乗り物でお酒を飲んでしまって……というオチだった。年齢書いてなかったら、19歳ぐらいでは?と思ってしまうところ。
『肩こり地蔵まんじゅう』
おじいちゃんの持っていた『肩こり地蔵まんじゅう』の力を孫に移す話。
アイテムが昔話の中だけで語られている。珍しいお話だなと思った。ただ、お孫さんは12歳……児童労働?? 年齢をもう少し……せめて高校生くらいだったら安心して読めそう。
そして、お菓子の力頼みだと結局、お孫さんが死んだら温泉は立ち行かなくなるのではと思う。
『写らんシール』
人が写真に写らなくなる『写らんシール』で風景写真を撮りまくる男性の話。
シールを一度剥がすと幽霊に取りつかれる……って面白いなと思う。これ、逆にして『幽霊を撮りたい人は一度剥がしてからまたカメラにシールを付ける』という事も出来てしまう。心霊写真撮り放題と思ってしまった。
『底なしイ~カ』
おかみの紅子を脅して、お菓子『底なしイ~カ』を手に入れた男の子の話。
噛まずに食べると、イカが暴走して底なしのお腹になる……というホラーな話だけど。これ、最後はどうなるんだろ。食べ続けないと飢餓感が消えないままなのは、親が困るだろうなと思ってしまった。こういうのは強制入院なのかな。
そして、少し気になった部分。『木や花が植わっていた。』81p
おかしな文章ではないけど、『植えてあった』でも充分通じそうだし、ここまで簡単な表現だったのになぜここは、こうなのかなと思ってしまった。
『カモメアメ』
一緒に釣りをして楽しんだ男性が『カモメアメ』を見つけてカモメになる話。
少し切ないなと思った。アニメも切ない感じだったけど、こういう感じの話は銭天堂では珍しいのでアニメも覚えてる。個人的に好きな話。
『アイディアあんこ』
お菓子のアイディアを浮かばせるために兄に食べさせようと『アイディアあんこ』を貰う話。
旅行のお土産を買うという紅子が立ち寄った店の話。でも、アイディアあんこは別の人に食べられてしまって……。
最後までしっかり旅行話なのは楽しかった。
ところで、なぜかこの9巻。紅子の描写がチクチクしてしまった。一巻を読んだ時みたいに引っかかってしまう。「若い」「しみしわがない」etc。この表現がなくなるのは何巻だろうなと思う。
ごちそうさまでした。 -
Posted by ブクログ
ネタバレよどみ再び……な巻。思ったよりしつこかったんだなと思った。アニメだけを見てると、どこまでが区切りかよくわからないけど、一巻ずつ読んでいくと区切りがよくわかる。そして、紅子が「しつこい」と言ってたけど、ほんとしつこいなと思う。
『ほしいイモ』
自分の気持ちを正直に言いたくて『ほしいイモ』を食べた少女が、なぜか何を見ても「ほしい」と言ってしまうようになる話。最終的に、菓子の効果を消してもらった。
『スリスリリンゴ』
突然、人気者になった友人が気に入らない女の子の話。よどみから『スリスリリンゴ』を貰い、友人が銭天堂で買った『巫女缶』を奪う。それを警官に見られてしまうが逃げ出して、リンゴの能力は消してもらう。
話が詰め込んであって、以前読んだあの話のあのキャラが……という出会いが多すぎる。
たまには振り返りをしたくなったという事なのだろうか?
ラストはよどみが嫌がらせに失敗して凍りつく場面で終わっていた。
カチカチの氷……これでまた、一旦、よどみはお休みなのねと思った。
そして、この凍りつくシーンは文章だといまいちな感じがしてしまった。アニメの方が迫力あったような気がする。
さらに『海外の人がいる』と思ってしまった。こういう肌の色と瞳の色と言語が違う人が『銭天堂のお客』になるのはいつだろう。ワクワクしながら待ってる。
『バイリンガール』があれば、海外のお客様対応もばっちりというのはわかった。 -
Posted by ブクログ
ネタバレいつもの銭天堂……ではなくて、怪童との勝負。二つのお菓子を銭天堂で出して、お客に選ばせる。銭天堂と天獄園の勝負。
『ドリームドーム』
家が狭いことに不満を持っている女の子がドリームドームで楽しむ話。
狭いのに、『ランドセルサイズもの』が隠せる場所があるのは不思議に思えてしまった。閉じ込められる物語……かなと思ったけど、無難に脱出。
銭天堂の勝ち。
『餓鬼ニョッキ』
餓鬼ニョッキを部員に食べさせたせいで、団結できなくなったと思っているキャプテンが銭天堂で『団結ナッツ』と『王メン』を勧められる。けれど、『餓鬼ニョッキ』の効果を消すことを望んだので、井戸水を貰って帰る話。
何も売ってない……珍しい話。
引き分け。
勝負は二勝二敗二引き分け。
二つのお菓子が出てくるのは楽しかった。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ「親子で同じ本を読んで感想を書こう」という宿題がでたらしく、小学生の娘が選んできた、大人気アニメの原作本。
紅子さんが店主を務める「銭天堂」で売られているのは、子どもたちにとっても身近な駄菓子なのだが、実はどれにも不思議な効力が宿っている。
銭天堂にたどりついて、その時の自分に必要なアイテムを購入できるところまではラッキーなものの、購入者たちがその効力をどのように用いるかによって、結末は幸福にも不幸にもどちらにでもなり得るというストーリーが、綺麗事だけで済まされない感じでおもしろい。さいきんの児童書のそういうとこいいよね。
この8巻では、ライバル店?であるたたりめ堂のよどみちゃんも暗躍することで、汚染された駄菓子を買った人たちの、ふだんは眠っているはずの小さな悪意が呼び起こされてしまう展開が、いやまして際立っていたように思う。おっかさん仮面ほしい!
そしてなんといっても黒猫の墨丸がおりこうさんでかわよいねえ。 -
Posted by ブクログ
ネタバレなんとも不穏な展開。
善福書店の店主の善二は根は善良なのだろうが,売った本の効果は思ったようにならないようだ。そこにどう見ても邪悪な兄・禍一まで登場して,銭天堂を目の敵にしている様子。
そもそも人間ではないらしいこの兄弟,六条教授やよどみとは比較にならないほどヤバそうである。一方で銭天道は相変わらず使い方を間違えるととんでもないことになるものを売っていて,こちらもあまりよろしくはありませんな。
「ごあいさつ入れ」
挨拶がうまくいえないのが悩みの幼稚園児
「親友交換日記」
善福書店の本(ノート?)
銭天道のフレンドブレンドと交換
「ラブリー爬虫類図鑑」
爬虫類愛に溢れているが,妻に全く理解してもらえない男
善福書店の本
「ほどほどドーナッツ」
ラブリー爬虫類図鑑の続き
「うりふたつの男」
禍一登場
「お茶の子チャイチャイ」
宿題やら楽器の練習やらに忙しい女の子が,物事をテキパキと片付けられることを願う。
「映え映えガイドブック」
SNS用に映え動画を撮影したい女子大生。
善福書店の本。
「呪詛屋」
映え映えガイドブックの続き
禍一の正体? -
Posted by ブクログ
ネタバレよどみちゃんが退散して、いつもの銭天堂。
裏表紙にひっそり手紙を運ぶオバケがいるのかわいい。
『ビッグリもなか』
大きくなりたいと思った男の子が買ったビッグリもなかは、大物になるというもなかだったという話。
言葉遊びかな……と思ってしまった。『大きくなりたい=身長が伸びてほしい』という願いに、『大きくなりたい=大物になる』ってなかなか結び付かないけど。
『バランスラスク』
綺麗好きとズボラなカップルは喧嘩が絶えない。二人が一緒にいたいという思いのためにバランスラスクを買う話。
綺麗好きな男とズボラな女の話だけど、こういうのは子供が出来て掃除にまで気が回らなくなると、男性側が苦情を言い出すのよね。……それが一足先に分かってよかったって言う話にもなりそうだなぁと思ってしまった。
『がまんエンピツ』
落ちていたがまんエンピツを拾った男の子の話。
おトイレの我慢は体によくないし、『個室に入ったら、からかわれる』ってこれ徐々に変わってきているっていうのも見かけたのだけど。おトイレでからかうのはダメだっていう指導が入ってるんじゃなかったかな。こういう物語は『古い時代の物語』として読まれてるならいいなと思う。
『闇の中の鳥かご』
プロローグとエピローグのつなぎの短い話。
『チャーミングミ』
可愛くなりたい犬がチャーミングミを食べる話。
突っ込んではダメなのかもしれないけど……犬ってグミを食べていいの?と思ってしまった。動物には動物用の食べ物じゃないとだめだよね。そういうの書いておかないと、間違って「食べさせていい」と思ってしまう子供がいたら困る。
『ラプンツェル・プレッツェル』
パパの髪を伸ばしたくて、ラプンツェル。プレッツェルを買った女の子の話。
最初は見た目差別になりそうだなぁと思って見てたけど、最終的に『剥げててもいい』という話になってた。でも、それとは別に『子どもの気持ち』は無視してる部分もあるので、もう少し『大人キャラ』がいてほしいと思う。単に「どんな姿でもいいだろ」っていうかっこよさじゃなくて、「子どもの話は聞き逃さない」っていうかっこよさも欲しいところ。
『子守コウモリ』
赤ん坊の子守に疲れた母親が子守コウモリを買う話。
これ……子育て支援がない社会も問題だし、頼れる人がいないのも問題だし、母は強し……みたいな物語になってるのも問題だし、突っ込みどころが多すぎた。
最後はお手紙をもらって終わりだった。
裏表紙のあの手紙がここに繋がるのねと思ってしまった。
ごちそうさまでした。
アニメの映像……忘れかけてて、普通に読んでしまっている。