感情タグBEST3
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最初ただの修復する作業かぁつまらないと思いながらも読み進める。が、それなりに考えさせられる内容で悪役がいないと物語は面白みにかけると、確かに悪役が善人だったらラプンツェルは外に出たいと思わないし、塔の中で一生を暮らす事になる。
1番最後のプロローグでどう感じるかは読み手次第と言っているが塔の中で一生を魔女と暮らすのが幸せだと思う人もいる。そして魔王が物語を変えているのは人間の想像力を衰えさせるため。確かにゲームは死んでもまた復活するし暴力も痛くない。想像力がなくなっている現代の警告になっている本。薄いし読みやすいので、真剣に向き合って考える時間も充分取れる本。
やはり自分はこの作家全ての作品が好きだし児童書を読んでこなかった今までの時間をムダに過ごしていたんだなぁと思う。
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本の世界に入っちゃう系は数あれど、このシリーズは、小学校中学年以上の男子にもオススメできると思いました。おもしろかった!(特に1巻) 藤田和日郎の『月光条例』を思い出しました。
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銭天堂の廣島玲子さんの本で、グリムのお話の中に行く?それは気になる!ということで読んでみました。おーっと、鬼灯の冷徹の江口夏実さんが挿絵ではないかぁぁぁ。表紙も裏表紙も素敵ですが、中の白黒挿絵も良いです。日本の漫画家、本当に絵が上手(という単語だと安っぽいな)だよな。
グリムのなかでも、ヘンゼルとグレーテル、ラプンツェル、白雪姫にグリムではない民話のくぎのスープが混ざり、瓜子ひめも登場します。テンポよくお話が進むのと、小4男子主人公と一緒にキーパーツ(物語を変化させた根幹)を探す気持ちになれます。
中学年向けですが、完ルビなので早いと2年位からかなぁ。最後の悪役目線物語紹介が面白かったです。
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子どもたちがよく話している都市伝説のたぐいの話。人気アニメを歪曲したストーリーには、悪意を感じている。この話を読んでると、廣島さんのいろんな作品への畏敬を感じた。
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子どもの頃から馴染みのある、有名な童話が、ヘンテコな結末になってしまった!
無理やり物語の世界に入れられてしまった宗介の心情がリアルで、同じ気持ちになってドキドキしながら読んだ。
ラスボス的な魔王グライモンを倒すまでには至ってないから、これから色んな童話の世界に飛び込んでシリーズ化されるのかな?
次はどんなお話が出てくるのか、2作目も楽しみになる読書体験でした!