あらすじ
「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」シリーズに登場した「怪童」が経営する遊園地「天獄園」を舞台にしたスピンオフ作品。
怪童がくばる遊園地へのお試しチケットに招かれた6人の恐怖体験を描く! 観覧車、ジェットコースター、メリーゴーランド、天獄園のアトラクションは、一見どこの遊園地でもみかけるオーソドックスなものばかり。だが、銭天堂の紅子も「足をふみ入れないのがいちばん」と言っているとおり、そのアトラクションには、おそろしい結末がまっている。天獄園には、銭天堂シリーズで紅子の敵役となった「よどみ」も登場。怪童からスウィーツショップをまかされたよどみは、たたりめ堂時代のノウハウを生かし、悪意に満ちたお菓子をつくり販売する。
銭天堂シリーズよりも、ダーク色が強くなり、読者対象も高めに設定しているので、銭天堂を卒業した読者も楽しめる。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
怪童、なんて恐ろしい遊園地を。
そこに招待されてしまったら最後。
恐ろしい展開が待っている。
自業自得と言えなくもないけれど、あまりにも残酷。
紅子さん、怪童をなんとかして、、、
本編での対決で退治してくれることを願う。
Posted by ブクログ
占いとかもできるし ジェットコースターとかもできるし メリーゴーランドとかもいける。遊園地で何でもできるけど 悪い方向に行っちゃうのが怖いと思った。
自分がチケットを差し出されても、もらわない。
2024/08/22 小1
Posted by ブクログ
銭天童の続編なのかな?
面白かった!
最後はハッピーエンドでよかった!
でも悪いことしたら悪い目に遭うって教訓にはとっても良い。
悪いことしても,反省すれば救われることもあるかもね!
Posted by ブクログ
すごくこわいし、表現が気持ち悪い。銭天堂もこわいけど、天獄園の方がもっとこわい。こんなところは絶対にないと信じたい。
でも、天獄園がシリーズになって続きが出たら、それは読むと思う。こわいのが、なんかクセになる。(小6)
Posted by ブクログ
3.4年から。遊園地『天獄園』のオーナー怪堂に会うと、お試しチケットがもらえる。遊園地の乗り物か買い物か一つだけ選んだが最後、怖い目に遭うことに。
怖い話が好きな人にオススメしたい銭天堂番外編。
Posted by ブクログ
悪い子が反省しないと天獄園に閉じ込められる。
いじめっ子が世の中にいなくなったらどんな世界になるのか。
子ども向けでしかも想像力豊かな子には恐怖の本かも知れない。
Posted by ブクログ
銭天堂番外編。
おためし券、乗り物や買い物は一つしかえらべない、そうな。
…けちくさい?
別にそうは思わなかったけど、乗り物オンリーにしたほうがよかったのでは?
闇憑きポップコーンなんて、銭天堂っぽいし。
Posted by ブクログ
子供が面白いというので、一緒に読んだ。銭天堂の番外編。あまりにもハッピーエンドが少なく、また理不尽に不幸になってしまう登場人物が多かった。本編よりも暗めの話である。
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銭天堂より「あやし、おそろし」が強め。
怪童が経営する遊園地『天獄園』のお話。
銭天堂のお菓子は吉と出るか凶と出るかはお客さん次第だけと、こちらは救いがない!大体恐ろしい目に遭っている。
遊園地ネタでどこまで引っ張れるか、注目。
Posted by ブクログ
銭天堂番外編とのことで、よどみさんと紅子さんも登場。銭天堂に似ているけれど、どちらかというと怖い話が好きな人向けかも。私はあまり怖い系好きではないので、星3つ。悪い子が懲らしめられる話。
Posted by ブクログ
めちゃくちゃ怖いぞ!
ほとんど全部の物語がバッドエンド!
「お試しチケット」を使って遊びに行こう、なんて、絶対にダメ!!
知らない人から物をもらっちゃだめーっ!
「地獄コースター」は自業自得、だよね。
だけど……。
走馬灯の中で見えたあの記憶は、心の中で引っかかっていること。
怖いな、と思った瞬間にちゃんとそれと向き合わないと。
さてさて、あなたがわくわくして並んでいるそのコースターは本当に乗っても大丈夫?
「ミッシングゴーラウンド」なんて、危ない危ない。
大人だって、いや、大人こそ気をつけなければ。
直らないあなたの性格、それのせいで大事なものがミッシング、消えていく。
人を呪わば穴二つ。
遊園地は楽しい。
でも、光の分だけ、影は大きく長く伸びる。
今夜の招待されるのはあなたかも 。
Posted by ブクログ
子供はもちろん大人も一緒に楽しんで読める銭天堂。その番外編とのことで読んでみました。
本編にも度々登場する怪童がオーナーを務める天獄園を舞台にしたお話が6つあります。作中には、紅子との対決で敗れたよどみが再登場しています。
ただ、お話自体はどれも怖いものが多く、また救いようのない結末のものが多いのです。最終話の夜風横丁劇場の人形のお話は大人の私が読んでも怖く、子供時代に読んでいたらトラウマになりそうです。
Posted by ブクログ
銭天堂シリーズの番外編だということで。
人々の前に,長身シルクハットの胡散臭い男が現れて,怪童と名乗り,「天獄園」という遊園地のお試しチケットをくれる,という。チケットでは乗り物でもお土産でも一つだけ無料で使えるという。
怪童が本編のどの辺りで登場したか全く覚えていないのだが,よどみがやってる土産物屋があったりしてそれだけでもよくない雰囲気だが,この遊園地はかなり邪悪だ。銭天堂の場合は利用者がおかしな目にあっても,そりゃちゃんと説明書を読まないのが悪いだろと思えるのだが,天獄園ではきちんとした説明がされない。そもそも,怪童が目をつけて招待するような人は,何かしら問題のある人のようなのだけど,それにしても酷すぎる。救いがない。どうなんだろうなこの作品。
「結びの観覧車」
「地獄コースター」
「闇憑きポップコーン」よどみの店,一応救いのある話
「とある駄菓子屋にて」銭天堂でのひとコマ
「マダム・デビーの占いテント」
「ミッシング・ゴー・ラウンド」
「夜風横丁劇場」これもまぁ,一応救いのある話