あらすじ
商店街の大通りをそれた脇道、その奥に一軒の駄菓子屋がありました。そこで売っている駄菓子は見たことがないものばかり。駄菓子を買った人たちにどんな運命が待っているのでしょう。全六話。
1 型抜き人魚グミ
2 猛獣ビスケット
3 ホーンテッドアイス
4 釣り鯛焼き
5 カリスマボンボン
6 クッキングツリー
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
面白かった。紅子さん、不思議。
でも多分目の前にしたらなんかちょっと怖いかも。
お菓子の名前が面白い。
廣嶋玲子さんの本の中でも、なんかちょっとわたしの中では違う位置付けかも。
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私は、これ大好きです!!!
型抜き人形グミ、猛獣ビスケット、ホーンデットアイス
釣り鯛焼き、カリスマボンボン、クッキングツリーが
1巻の内容です!
所で皆さんに質問です!
銭天堂で好きなお菓子はなんですか?
私は、型抜き人形グミが好きなお菓子です!
本当に好きなので販売してほしい!
※ネタバレ注意!
まだ見てない方は引き返すのが良いです!
【内容】
型抜き人形グミ〜
水泳が苦手な女の子。水が好きになりたい!
そう思いながら俯いて歩いてると、銭天堂に気付いたらいた。そこで型抜き人形グミを購入。
作り方を見ながらグミを作る
食べたらソーダ(?)みたいな味がして美味しい!
次の日水泳で水を見るだけで泳ぎたいという気持ちになり入水したら魚になったように泳ぐ。水泳終了後。足に違和感を覚える見たら鱗が生えていた!家につくと見る見る鱗が生えていた!そこで人形グミを食べたら鱗は元通り!
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「駄菓子屋の扉をくぐると、子どもの頃のワクワクがよみがえる。」
ふしぎなお菓子と店主の謎めいた雰囲気に、気づけば物語の世界に夢中。
読み終えても、もう一度あの店に行きたくなる一冊。
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おもしろかった!おもしろいけど、こわいです。チャイコフスキーくるみ割り人形の金平糖の精の踊りが聞こえてきそう。
運がよければ出会える駄菓子屋「銭天堂」。望みをかなえますよと自ら「紅子」と自己紹介するおかみさんが、レア硬貨と交換でふしぎ駄菓子をわたしてくれます。
こわさは2種類、ひとつは物理的。キケン・あぶないです!もうひとつは精神的なこわさ、駄菓子の魅力にロックオン!されながらも、ルールを守ることを強制されます。
この本は小学生のみなさんに人気みたいですね。
自分が小学生だったらどう感じるだろうか。たぶん「ルールを守ればよいことがあるし、怖い目にあわない」みたいに思うだろうなぁ。
でも、伝えてあげたい。ルールを守ることは大切だけど、もっとよくするために、ルールを作ったり、ルールを変えることも大切だよと。
お客さんの幸福を願っている紅子さんは悪い人ではなさそうです。
しかし、表紙をみると駄菓子に書かれた名前が「のろいの人形やき」とか、全体的にネコ多め、かつ、闇が強めです。この世の食品衛生法とか食品表示法とは無縁の、あの世のものみたいです。
この一冊では紅子さんの秘密はよくわからないです。今、公開されている映画にも追いついていないみたいに感じます。さらに読みすすめるしかありません。
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銭天童ならではのお菓子が並べられていてとても面白い!!児童書だけれども大人まで楽しむことができる一冊だと思います!!!
皆さんもぜひ読んでみてください!
匿名
大人ですが
アニメから入りどハマりしております。
子供向けの笑ゥせぇるすまんと言った感じなので笑ゥせぇるすまんお好きな方はハマると思います。1巻は釣り鯛焼きの話が1番好きです。鯛焼きを釣るという発想がまた面白い。
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小学生に人気のあり本で、以前から気になっていました。読んでみると、期待に違わぬ面白さで、一気に読みました。1つの話が短く、完結しているので、小学生でも読みやすいのかなと思いました。話の展開がおもしろく、スピード感もあるので、満足感でいっぱいになりました。
私は、星新一さんのショートショートの感じがしました。
また、主人公の「紅子さん」のキャラがおもしろく、好きになりました。誰かが感想で書いていましたが、私も、青山美智子さんの「お探し物は図書室まで」に出てくる「小町さゆり」さんと、何か雰囲気が似ているなと思いました。
シリーズすべて読みたいと思います!
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最初の女の子が人魚になりそうだったけど、なんとか回避して将来すごい人になって良かった。
最後の話。紅子さんが「バチが当たる」と言っていて、2人のお母さんが優しくなって良かった。
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これが「子どもの本総選挙」で1番に選ばれたという事実は大人として嬉しいな。
短編集なのだが、それぞれ色々な子どもたちの悩みや夢が詰まっていて、根底に正義と希望がある。
こういう物語が子どもたちに変わらず求められる社会であって欲しい。
もちろん虐待の話など、難しい問題もある。子どもとしてはどうしようもない。ただ今を明日につなぐ「物語」は絶対に必要なのだ。
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アニメや映画と人気のシリーズ、初めて読んでみた。紅子さんおばあちゃんだと思っていたけど少し違った。
短編集で、それぞれ色々な結末でたのしめた。最後の兄弟の話もハッピーエンドで良かった。紅子さん訪問もしてくれるんだ。
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アニメや映画は見たことがあったのですが、原作を読んだことがなかったので1番最初からチャレンジしてみました。
1話完結の短編集なのでやはり読みやすい!
紅子さんはひたすら謎に包まれているけれど、小さい子どもがお客さんになる場合、説明書を読んでね、ではなく口頭で説明をしてくれてたので、悪い人じゃないんだな、と好感を持てました。
あと駄菓子をプレゼントするっていうケースもOKなのは予想外だった。
主人公は子どもばかりではなく社会人やお母さんなど色んな大人も出てくるし、結末の方向性も痛い目を見たり幸せになったり、話によってバラバラ。予測できないところが面白かった♪続きもしっかり読もうと思えた1巻でした。
Posted by ブクログ
漢字 小学校高学年以上レベル
フリガナ あり(難しい字のみ)
文字の大きさ 中
長さ 長い(150ページ)
出版年 2013年
内容 見える時だけ見える不思議な駄菓子屋「銭天堂」。買う人の悩みを解決するお菓子を置いているが、食べ方を間違うとたいへんなことになる。アニメ化、映画化。
感想 不思議で面白くて美味しそうでちょっと怖い、子ども読者のツボをついた作品。アニメ等でなじみがあると低学年でも一気に読めるようで、読書の楽しむ習慣をつけるのによいのではないかと思う。
Posted by ブクログ
2巻目を先に読んでしまったけど、2巻目はやたらと『白い髪はおばあさんみたい』だとか『けれど、肌は若い』という言葉が並んでて気持ち悪いなと思ったけど、1巻目はそんなことはなかった。2巻を読んだときは過敏になってた時期だったからかな。
アニメですでに見ている……ハズだけど、鯛焼きは記憶にない。見たのかな。忘れたかな。
『型ぬき人魚グミ』
人魚になってしまう女の子の物語。グミ美味しそうと思いながら読んだ。説明を読むのって、面倒だよね……。
『猛獣ビスケット』
アニメで何度も見た猛獣ビスケット。万引きをして手に入れたビスケットを注意書きも読まずに食べてしまう男の子の物語。
これも注意書きを読まない。銭天堂あるあるな物語と思ってしまった。
『ホーンテッドアイス』
このお話、好き。家がお化け屋敷になってしまうアイスの物語。欲しい。クーラーがないから、このアイスが欲しい。お化けも好き。
『釣り鯛焼き』
鯛焼きを釣る男の子の物語。
記憶にないので、面白く読めた。釣り竿が直せてしまうのはすごいなと思う。
『カリスマボンボン』
これはカリスマ美容師になる物語。最終的に他人のお菓子を横取りして、元のお菓子『カリスマボンボン』の効果が消えるという痛い目を見る。クズっぷりがいい。
『クッキングツリー』
虐待家庭の子どもに料理が出てくるツリーを渡す物語。お母さんがいい人になる終わりが素敵。大体の物語は、注意書きを破ると良くない事が起こることになるけど、この物語は『結果的に(子供たちにとって)良いこと』になっている。
アニメで知ってる物語なので、映像が頭の中に流れる。安定の面白さ。
Posted by ブクログ
題名がいい。私も大好きな駄菓子屋だ。スーパーやネットでも駄菓子は買えるが、そうじゃないんだ。あの駄菓子屋の不思議な空間に魅力があるのだ。そして店の名が「銭」天堂。平次か亀かゲバか、そして小か。児童書らしいので、小銭の方だ。
6つのショートストーリーが展開される。銭天堂に行けるのは価値のある硬貨を持っている人だけだ。価値のある小銭を持っている子は願い事が叶う駄菓子が買える。でも、注意書きをよく読まないと大変なことになる。店主は大柄な女性の紅子、この挿絵がまた魅力的だ。
駄菓子はグミ、ビスケット、アイス、鯛焼き、ボンボン、木の栽培セット(あれっ、これ駄菓子か?)。最後が「閉店」、勝ち負けの事が書かれている。銭天堂の秘密が書かれているざんす。
どうやらこのシリーズは、20巻ほどあるようだ。このペースでいくと駄菓子の種類は120を超えるのではないかと、要らぬ心配をしてしまった。
駄菓子と同じくらい「ふしぎ」は大好物なのでこの後も続けて読んでいきたいと思った。一応大人である私も楽しめる作品だった。
因みに私は、児童書も好きだ。スイミーや車の色は空の色なども電車の中で読んでいた。そこには限りない可能性が拡がっていると思うからだ。
この作品も同様の魅力を感じた。
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子どもたちに人気だから、なぜ人気なのか知りたくて読んだ。因果応報、まさにこの言葉が合う話。昔、「不思議な飴玉」の小説を書いたけど、そっくりでおどろいた。また小説書いてみようかな。
2023/5/29
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子供に人気と知り書店で平積みを見ていて気になっていた。子供向けだと思っていたが意外と面白く読めた。例えがとても古いが、藤子不二雄Aさんの喪黒福造のような欲を出すと失敗するような教訓みたいな内容。ギャグ要素のある駄菓子もなかなか良い。
Posted by ブクログ
昔、「笑うせーるすまん」だったか、そんなのがあったなと思い出しながら。アニメでも少し見ていたけど、紅子さんが良いです。せっかくの好機を活かすか、殺すか、見逃すか。それは普段の生活の中に転がっている事なんだろう、と思います。フリガナの無い漢字もあって、娘がひとりで読むには難しいめ。でも、一つ一つのお話を耳を傾ける娘の心に何か残るものがあればいいなぁ。
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2023.04.02.audible
よかった!
実力のアメ
クッキングツリーも良い。
フォーンテッドアイスもなかなか!
まだまだ続きがあるのね。
amzonの紹介
ふしぎな駄菓子屋で売っているふしぎな駄菓子が持つパワーとは?女主人紅子が、きょうもお客さんの運命を駄菓子で翻弄する。
Posted by ブクログ
楽して幸せになりたい。
そんな思いを見事に叶えてくれる魔法の駄菓子がワンコインで売られていたら、あなたは買…
はい、わたしは買います!(食い気味ッ
日本で親しまれ愛されてきた駄菓子文化と人を惹きつけてやまない魔法のコラボ。ありそうでなかったテーマは、駄菓子を知らない子どもも楽しめる1冊。
Posted by ブクログ
ファンタジー小説で、読んでてどんどん続きが読みたくなる!
漢字にふりがなが書いてあったり絵などが書いてあるから低学年の子でも楽しく読めると思う!
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ガイドも読んだので本編に進む。すごく読み易いファンタジージュブナイル。あっと、いう間に読み終わった。やがては悪役(?)も登場するようなので、そこまでは読んでみよう
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ドラえもん→笑うセールスマン➕ハリーポッターの雑貨店→銭天堂って感じの作品。
安定感があっていくらでもシリーズとして書き続けられるので、作者は一生安泰だろうなー。
こういう作品は何も考えずに読めるのでいいですよねー。
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小学生の頃にあったら絶対ハマってた。
幸運や救いの手は案外その辺にあって、活かすも殺すも自分次第。
ルールは守らなきゃいけないし、知らなかったじゃ済まされない。
自分が幸福になれば、他の誰かも幸福になるかもしれない。
大人が読んでも面白いし、ハッとする。
Posted by ブクログ
決まった製造年の硬貨でのみ駄菓子を売っている紅子さん。
たとえ兄妹で駄菓子屋に入店しても紅子が求めている硬貨ではなければ売ってもらえない。
最終的な駄菓子の効果は購入者次第…