あらすじ
商店街の大通りをそれた脇道、その奥に一軒の駄菓子屋がありました。そこで売っている駄菓子は見たことがないものばかり。駄菓子を買った人たちにどんな運命が待っているのでしょう。全六話。
1 怪盗ロールパン
2 ドクターラムネキット
3 お稲荷せんべい
4 ミュージックスナック
5 しっぺがえしめんこ
6 おもてなしティー
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
怪盗ロールパンを買った人は自業自得だと思った!
ドクターラムネキッドでいいことをしていて尊敬した!
ばくばくもなかが早く見たいと思ったしここにきてカリスマ美容師の人が出てきてびっくり!
Posted by ブクログ
人間上手くいく時ほど、慎重に、丁寧に、謙虚に、周りに感謝、笑顔を忘れずに。。という事かな。
『おもてなしティー』が一番好きだった。
私ならどんな人が現れてくれるのかなぁー。
Posted by ブクログ
ふしぎ駄菓子屋銭天堂シリーズ大好きです✨
2巻は怪盗ロールパン、ドクターラムネキット、お稲荷せんべい、ミュージックスナック、しっぺがえしメンコ、おもてなしティーがあります✨
私が2巻で1番好きなのはドクターラムネキット
です✨少し省略しているのですが、こんなかんじのお話です✨ 千里ちゃんがお母さんのお薬を買うために薬局に向かう途中、駄菓子屋銭天堂を見つけた。
千里ちゃんはこういった。
「お医者さまみたいになりたいの。病気を治せる人になりたいの」といいます。
ここからが面白い所です✨
気になる人はぜひ読んでみてください✨✨
Posted by ブクログ
ドクターラムネキット。
自分のことじゃなくて、お母さんを想ったり、
周りの人のために願うことは、いいことに繋がるんだなと改めて思った。
しっぺがえしメンコ。
懐かしの、北島さん。こりないですね(笑)
変わらない人は変わらないんだなと思った。
おもてなしティー。
素敵なおもてなし。
いろんな人とお話ししたり、独り身にはいいかも。
わたしも素敵なティータイムをしたいと憧れた。
Posted by ブクログ
お気に入りのエピソードが2つ。
1つはドクターラムネキット。こんなコロナのご時世なのもあり、羨ましいなぁと...
2つ目はおもてなしティー。
その時の気分に合わせていろんな人とお茶を楽しめたらきっと楽しいはず。
銭天堂のお話は駄菓子の名前だけでワクワクする!
3冊目に進みます。
Posted by ブクログ
一番いんしょうにのこったのは、ドクターラムネキットというだがしです。具合の悪い人をラムネでなおすことができるからです。ぼくもそのおかしを手に入れたら、お母さんが具合が悪いときになおしてあげたい。
べに子さんが、お客さんが不運になったテレビを見て、幸せになると、すぐ図にのって不幸になるっていうようなことを言っていた。ぼくはそういうタイプだから気を付けようと思いました。
べに子さんとまねきねこの表紙がかわいい。(小3)
Posted by ブクログ
第2弾も面白い。
怪盗ロールパンは痛快。
好きなのは一生懸命で可愛いドクターラムネ。あのオチもよかった。
めんこはちょっとドキドキ感も。
さて、次に行こう。
Posted by ブクログ
私は、銭天堂の大ファンです。毎回おもしろいお話が出てくるので好きです。また、お菓子の名前もとても良いと思います‼︎2巻は、おもてなしティーがとても感動しました。まさか‼︎ですからね‼︎他のお話も、とてもおもしろかったです‼︎廣嶋玲子さん、これからも、銭天堂、たくさん書いてください‼︎
Posted by ブクログ
シリーズ2作目。今回もおもしろかった。駄菓子を食べた後に幸せになる人と不幸になる人がいるのが印象的。欲があるとろくなことにならないのかな。「おもてなしティー」の終わり方すごくよかった!素直に行動したからこそみどりさんはうまくいったのかな。前作「カリスマボンボン」の北島が出てきたのは意外だった。紅子さん以外の人も再登場あるのかな?
Posted by ブクログ
2巻も面白かった!1巻のキャラが出てきて嬉しくなった。
各話に教訓があって面白い。
掴めない紅子さんの存在、なぜ小銭を集めているのか気になる。
Posted by ブクログ
アニメを見たことがあるので、紅子さんの声で読書でござんすよ。
娘に早く読んでとせがまれるので、楽しくさらっと読めるのがようござんす。
3巻に進むでざんす。
Posted by ブクログ
ふしぎ駄菓子屋・銭天堂・の二巻目ですね。
一巻目を読んで、はまってしまいました。
店主の紅子さんが、強烈なキャラクターで、出てくるのが待ち遠しいくらいですね。「まねき猫」がまだ物語の最後にしか出ないのが残念です。
二巻目は表紙と目次のページに絵が出ているのが嬉しいですね。
目次
ブロローグ
怪盗ロールパン
ドクターラムネキット
お稲荷せんべい
ミュージックスナック
しっぺがえしメンコ
おもてなしティー
エピローグ
ドクターラムネキットが、可愛らしい女の子の母親想いから、物語が展開するのが意地らしくて楽しい読み物でした。
おもてなしティーも、ゆったりとして、癒しに成ります。こんなティーが欲しいです。
連作短篇で一巻目に出てきたアホな美容師も出てきます。因果応報がまた、物語の味わいですね。
銭天堂は、理屈抜きで面白い。疲れた頭には良薬になります。読んでスッキリとします。続けて読んでみたいですね。
Posted by ブクログ
短編が6つ。駄菓子屋のお話なのはアニメで分かっていたけど、私はやっぱり視覚よりも文章で読みたい人だなぁと思う。視覚の方が分かりやすい部分もあるケド、一瞬で情報が流れてしまうので『じっくり読む』事が出来る本の方が情報量が多い。
本の感想とは関係ない事を長々と書いてしまった。
ここからは本の感想。
まず、アニメで見たお話しばかりなので、あらすじは分かっていて読んだ。分かっていても面白い。
一つづつ感想を書いてみる。
『怪盗ロールパン』
アニメを見ても思ったけど、悪党のための商品もあるという事に驚いてしまう。ただし、調子に乗って最終的に捕まるというオチ。いや。これに限らず、銭天堂の商品は『調子に乗ると痛い目に合う』という話がチラホラとある。その辺りはしっかりと児童書だなと思えるので、読んでいて嫌な気分にはならない。
ただ、『顔はまだ若いのに、髪の毛は真っ白だ』という文章がある事に驚いてしまった。アニメだと絵としてそのまま入ってきて銭天堂のおかみについての説明は一切ない。せいぜい『大きな人だ』という登場人物の独白が少し入るくらい。
それしか見てなかったので、『若いのに髪の毛が白い』という表現は『白い髪の毛は年寄りのものだ』という価値観が入りこんでいるということなのかと思ってしまった。
銭天堂のおかみが『年寄りかもしれない』という目で最初は見られるという世界観なのだなと。
他の短編でも繰り返し書かれている『若い』『おばあさんみたいな髪』『顔にはしわ一つない』『若々しい』『顔にしわはなく、若々しく見える』
白い髪だからそうなのか、これが男性キャラだったとしても同じなのか……とちょっと考えてしまった。
『ドクターラムネキット』
ちょっと小さなお客さんの視点だからなのか、他の短編では『赤紫色の着物』となっている着物の表現が『ぶどう色の着物』となっていた。可愛い。その色の表現が可愛い。
少し長めの話だったけど、読んでいてほっこりとしてしまう。周囲の大人たちが、子供だからと無下な対応をしないのもいい。
『お稲荷せんべい』
このお話しはあまり覚えてなかったけど、読み終えてアニメでも見た……ような気がすると思いだした。でも、印象が薄い。
ここまで読むと、銭天堂は『抗いがたい、不思議な魅力でお店に惹きつけられる』店なのだと理解できた。アニメだとさらりとお店に入ってしまうお客さんが多いので『入る気はないけど、店の前を通ると入りたくなる』気持ちにさせられる店なのだと小説でやっと理解できた。
その『抗い難い魅力』の表現も、毎回少しずつ変わっていて、おかみの見た目の表現と同じく読みごたえがある。同じような感情を違う表現でどう書いているかを読めるのもいい。
『ミュージックスナック』
これはお店に入らずに商品を手にする男の子のお話し。ふわりとピアノの音に惹きつけられるというのがいいなと思えた。『調子に乗ると痛い目に合う』というような話に見せかけて、最後で改心するのも素敵だ。
『しっぺがえしメンコ』
これもお店に入らずに商品を手にする。しかも、『おかみの味方を商品がする』というちょっと変わった話。一瞬、これも調子に乗る話なのかなと思ったけれど、最後には商品の力に恐れをなして手放してしまう。
出だしが少し胸が悪くなるようなシーンだったのが気になったけど、ラストに『そうだったのか』と思わされた。
『おもてなしティー』
少し『都合が良すぎる』のが気にはなった。いじめっ子と仲直りという話は私にはちょっとモヤッとする。
でも、お茶を入れる度にいろんな人が来るというのは面白い。
プロローグとエピローグもあって、それが短編と少し絡んでいた。
映像とは違って、文字で読む事で気が付く事も多々あるなと思えた。満足☆
Posted by ブクログ
お客さまを上まわる運の持ち主もいらっしゃいますからねえ。怪盗ロールパンと正義の味方、ヒーロー刑事プリンには笑えた。ドクターラムネキットの5歳の千里ちゃんは健気にがんばっていてほのぼのした。お稲荷せんべいの占い好きの女の子は調子に乗りすぎて巫女缶に閉じ込められてしまった。こども向けの本にしては怖い。ミュージックスナックはやり直しがきいてよかった。しっぺがえしメンコも怖かった。最後のおもてなしティーは運命の人をよびだせてくれて幸せな未来が待っていそうでほんわかしてよかった。
Posted by ブクログ
その日の気分に合わせて、お茶の相手を選んでくれる「おもてなしティー」。
「わたしたち、おたがい、すなおじゃなかったわね」と、つぶやいたみどりさんが印象的でした。
プロローグとエピローグも見過ごせない、銭天堂シリーズ第2弾!
Posted by ブクログ
2巻目も楽しく、あっという間に読めた。1巻目に出てたアホな美容師が再登場し、しっぺ返しを食らうのがいいね。「お稲荷せんべい」の早苗もこの先、再登場するのだろうか? しかし、こういった短編をどう映画にするのだろう・・・
Posted by ブクログ
今回も6つのショートストーリーとエピローグだ。紅子さんは喪黒福藏のようなイメージだ。やりすぎたり、調子に乗ると酷いしっぺ返しが待っている。しかし、ちゃんと努力したり、真面目に想いを持っていると、幸せになれる。
怪盗ロールパンでの泥棒の秀元は果たしてどっちだ。ドクターラムネキットでは、医者になる夢を持つ5歳の千里はどんな想いだろうか。お稲荷せんべいの目立ちたいがために占いをする早苗の結末はいかに。
ミュージックスナックでの響はなにを求め、どうするのだろうか?しっぺがえしメンコでは、探偵の大輝、その探偵に依頼してきたのは、前作でカリスマボンボンに登場した美容師北島だ。おもてなしティーにおいては、みどりの願いは叶うのだろうか?
なんとなく人にはその人に見合った運があり、それを先取りするような感じも受けた。
私は小学生向きとか中学生向きとか書かれていると無性に腹が立つ。誰が読んでも面白いものは面白いし、そんなちっぽけな枠で縛られたくないからだ。誰が読もうが、読んだ人の感性によって、その作品はさまざまな色形を見せてくれる。このシリーズのように。
Posted by ブクログ
・スマホのシステムアップデートを始めたとき読み始め、終わる前には読み終わってた。
・この巻の商品は・・・
【怪盗ロールパン】怪盗になれる。ひげっぽい形をしている。
【ドクターラムネキット】お医者さんぽくなれる。ラムネがお薬。
【お稲荷せんべい】百発百中のおみくじが手に入る。信じることが大切。
【ミュージックスナック】音楽の達人になれる。ただし一袋につき一人の音楽家にしか対応していない。
【しっぺがえしメンコ】白いメンコに相手の名前を書いて悪魔の絵のメンコでひっくり返したら仕返しできる。
【おもてなしティー】心寂しいときにふさわしい相手を呼び出してくれる紅茶。
▼銭天堂についての簡単なメモ(第一巻)
【大熊翔平と北斗】翔平は六歳、北斗は四歳。子ども嫌いの母親に放置されいつもひもじい。見かねたお隣のすみれさんが「クッキングツリー」を買ってくれた。
【北島典行】二十八歳の美容師。努力してないくせに自分はすごいと思っているタイプ。「カリスマボンボン」を購入。昭和四十六年の百円玉。
【工藤美紀】二十一歳の社会人。クーラーを買う金もなく暑さにうだっていた。部屋がお化け屋敷になる「ホーンテッドアイス」を購入しひと夏楽しんだ。昭和三十五年の五円玉
【篠田真由美】水が怖くて泳げない十一歳の少女。「型ぬき人魚グミ」を購入。昭和四十二年の十円玉。
【銭天堂】魔法のお店系の駄菓子屋。猫目アメ、骨まで愛して骨型カルシウムラムネ、兵糧キャラメル、闇のカクテルジュース、妖怪ガムガム、銀貨チョコ、招き猫もち、虹色水アメ、ぶるぶる妖怪ゼリー、あかん棒、べっこう亀あめ、遠足缶、ツバメの卵まんじゅう、コウモリせんべい、あたりはずれスナック、うらめしパン、マフィン味のドン・チョコローネ、アラビアン・ライス シェーラザード風味、宝石ドロップ、毒蛇ゼリー、使い魔ドロップ、悪夢(ナイトメア)スナック、おどろおどろボーロ、凶悪ところてん、などふしぎな駄菓子の品揃えがいっぱい。さらに表紙絵によると、みちガエル、猫カード、開かずの箱、クッキングツリー、や~さんタコ、コーヒーグミ、のろいの人形やき、大王イカ、余命きびだんご、ふらふラスク、ざんねんせんべい、祭あげ、猫ぼうろ、クネクネクタ~、つりたい焼きなどあり。
【竹下慶司】釣りと鯛焼きが好きな八歳の男の子。「釣り鯛焼き」を購入し姉の冬子とともに今も楽しんでいる。昭和六十二年の百円玉。
【根川すみれ】二十一歳の女性で大熊翔平、大熊北斗の隣人。子ども嫌いの母親のせいでいつもひもじくしている翔平と北斗のために「クッキングツリー」を購入。平成元年の五百円玉。名前は出たが登場はしていない。
【紅子】銭天堂の主人。ものすごく大きくて古銭柄のえんじ色の着物で唇が赤い。店で待っているだけではなく出張もするもよう。アニメにするなら声優はくじらさんがいいかなと思ってたけど実際にアニメになったら違う人だったみたい。
【美鈴】美容師。黒猫を救ったお礼に紅子から「実力ボンボン」をもらうが北島典行に奪われる。その後もう一度手に入れることができたのだろうか?
【宮木恵美】怖がりな七歳の女の子。怖いものを封じる「リング・キャンディ」を購入。平成十三年の五十円玉。
【宮木信也】妹を怖がらせるのが趣味の男の子。「猛獣ビスケット」に惹かれる。
Posted by ブクログ
シリーズ2作目。
今宵も6人のお客様。
さて、お好きな菓子をおひとつ、どうぞ。
「怪盗ロールパン」は、さえないどろぼうの物語。華麗なる天才大泥棒に変わった男の結末は?
何事も調子に乗るな、程々に、ということだろうか。
それにしても、「アルセーヌ・ルパン」はすごい。
いまだにこうやってインスピレーションを作家に与え、子供も大人も楽しませるのだから。
「おもてなしティー」ではサンタクロースがお茶会に来てくれる。
最近はもっぱらコーヒーを飲むことが多いが、元々は紅茶党。
なんでもカフェインは紅茶の方が多いとか。
最近は職場に蜂蜜入りのぬるめのアールグレイをホットで持っていっている。
アンチ・カフェインレス!
じゃないと午後2時頃と、会議は眠くなっちゃうんだよな・・・私はとても幹部社員になれそうもない。ふわぁぁぁあ
お茶を入れるたびに楽しい時間が過ごせるのなら、毎日が楽しそうだ。
でも、一人でのんびりの時間も欲しい。
クッキーにケーキ、ピンチョスにスコーン…アフタヌーンティーを優雅に楽しみたい。
さて、物語では、最後の一杯が巡り合わせたのは…。
「ミュージックスナック」も美味しそう!
もしも私がピアノが弾けたらな。
通っていた学校はおそらく私以外みんなピアノができて、ピアノでなければフルート、バイオリンなど…
私はリコーダーさえまるきりダメだった。はっきり言って雑音だ。
歌もヘタ。
だから、素晴らしい音楽を奏でられるなら、一度はスナッックの力でもいいから、弾いてみたい!
どんな曲がいいだろう?「ラ・カンパネルラ」かな!