あらすじ
AIチャットアプリを使った六条教授の計画は、人々のあいだに浸透し、社会現象となった。その影響を受けて、銭天堂にお客がこなくなってしまう。
<目次>
・プロローグ
・どっちウォッチ
・優秀シュークリーム
・リメンバーチョコバー
・ある日の情報番組
・もとどおりんごあめ
・チャレンジオレンジジュース
・満足缶
・エピローグ
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
紅子さんと六条教授の決戦はきっとハゲしいに違いない!(゚A゚;)ゴクリと思っていたけれど、よどみさんの時のようにアッサリと終わった(・_・;)人工知能「つぐみ」が天獄園で育てられていれば違ったかもな〜(-_-)今回の駄菓子はどれも欲しかったけれど、一つ選ぶなら「もとどおりんごあめ」(^^)
Posted by ブクログ
もう惰性で読んでるし…また同じ感じかな…ととっても失礼な気持ちで手に取りましたが…。
「ある日の情報番組」から、ん?なんかちょっとちがう?
「もとどおりんごあめ」の金吾さん、最高じゃないですか!!
人の話はちゃんと聞くし、何にでも一生懸命。三河刑事との出会いもきっと必然。
こんなお客さまだけだったら、なんにも問題ないし、このお話も続かないんですけどねwww
だから余計に最後は悶々。芙美ちゃん…つぐみが消えたら今度は銭天堂の力なのかぁ~?
同じような人たちがたくさん来るようになっちゃうんじゃないの?
ただ「チャレンジオレンジジュース」の早穂子は、警告に従わずに何度も失敗したけど、自分の力で解決してきた。そんな子もいたんだな、とわかったのもまたよかった。
私は電子マネーなんて信用してないし、アプリにも興味ないので、そのうち銭天堂に行けるかな?
あ、特に叶えてもらいたい切羽つまった願い事もなかった(笑)せいぜい、◯◯だったらいいのにな、程度。
Posted by ブクログ
六条教授、今度は人工知能のアプリ開発?!
その能力、銭天堂をつぶすことだけに使うのはもったいない。
人工知能の「つぐみちゃん」、とんでもなく優秀みたいだし。
銭天堂のお客様が、激減してしまうほどに。
紅子さん、どうやって対抗していくのか。
思いがけない展開にびっくり。そう来るか。
一難去ってまた一難。今後の展開も、目が離せない。
Posted by ブクログ
最終巻。なんかあっけなかった。そう云えば、この最後の話、アニメで春(2025年3月)に見た気がするけど、あれで最後だったんだ。新シリーズ出てるので、それも読もう
Posted by ブクログ
『ふしぎ駄菓子屋銭天堂』の二十巻目ですね。
六条教授の『銭天堂』つぶしの作戦がはじまる。
ITのつぐみにアプリをつくらせる。
「『小さな天使つぐみ』とでも名前をつけるとするか。いつもそばにいてくれる小さな友だち。どんな秘密も打ちあけられる、最高の守護天使ということでな」悩みも、かたっぱしから解決してくれるから、『銭天堂』に行く人間もぐんとへり、お店の存在を無くして仕舞おうという、計画だ。
目次
プロローグ
どっちウォッチ
優秀シュークリーム
リメンバーチョコバー
ある日の情報番組
もとどおりんごあめ
チャレンジオレンジジュース
満足缶
エピローグ
そして、ある日、『銭天堂』にドローンが入ってきた。「ドローンが幸運のお宝をはこんできた?はてさて、これはどういうことでござんしょう?」紅子さんは、ドローンの袋をあけてみると、小さなタブレットが一台入っていたのだ。
タブレットには、『つぐみ』がいた。「人工頭脳が、人間の悩みをきいて、どんどん進化し、より感情ゆたかになっていきました。……でも、わたし自身の悩みが生まれてしまったのです」
「おやまあ………」
こうして、『つぐみ』は『銭天堂』のお客さんになり、六条教授の作戦は失敗に………!
『銭天堂』シリーズは、とりあえず、最後になったようですが、どうやら続篇があるようです。そちらが気になりますね?
Posted by ブクログ
ついに最終巻!
この夏は娘と共に銭天堂を楽しみました。
先に読んだ娘が、紅子さんが死ぬなどとネタバラシをしかかったので、
ネタバラシの罪深さを教育しました。
※紅子さんは死にません。
昔ながらの銭天堂と紅子さん。
銭天堂を潰すことを目的に生きている六條教授によって作られAIのつぐみ。
これらがどう対決するのか!!
最終巻のわりには、紅子さんの登場が少なめでした。
もっと読みたいなと思っていたら、番外編があるようです!
早速予約、ポチッとな。
Posted by ブクログ
六条教授の作った人工知能つぐみ、2869万人のユーザーと対話をし自己進化を続け、自我をもつに至った。永遠に続くだろうと思われる六条教授の紅子さんに対する復讐心にけりを付けることを決意し紅子さんのもとを訪れる。結末は・・・。人工知能ってよくわからないけど、実際はどこまで実用的になっているのだろう。ChatGPTとか。漫画や小説・映画の世界では自我を持つアンドロイドやコンピュータと言うのがあるが、実際は夢の話だという声もある中、夢は夢でいいんじゃないかと思う私でした。
Posted by ブクログ
つぐみの巻……だと思ってわくわくしながら読もうと思ったけど、文字だけだと印象が薄い感じがしてしまう。絵(アニメ)のインパクトが強すぎたせいかな。
『どっちウォッチ』
自分で決められない女の子が『どっちウォッチ』を買う話。
これ、先生が女の子に「自分で決められるように」遠足リーダーをやらせるシーンがあるけど、こういうのほんと迷惑だよねと思って眺めてしまった。私も似たような経験があるから、こういう大人(私も今は大人だけど)は本当に嫌。
それに『人に譲る』というのも選択の結果で、悪いことではないと思う。誰かの真似をしているとしてもそれも本人の選択。ここで、大人が子供にやるべきなのはリーダーにならせるではなくて、『自分は本当にそれを選んでいるか』の確認と、必要ならカウンセリング。
『決めることが良い事』という価値観の押しつけも、どうにかしてほしい。
『優秀シュークリーム』
『優秀シュークリーム』を銭天堂で買った男性から奪った優秀社員。『優秀シュークリーム』を食べて、ポンコツになってしまうお話。
違和感があるのは会社員設定なのに、どちらも性格が幼い。こんな会社員で優秀だと言われても、意味がわからない。これに限らず、銭天堂に出てくる『大人キャラ』が幼いのはなぜ?
『もとどおりんごあめ』
古くなったものを集めてしまう男性が『もとどおりんごあめ』を買う話。拾って来たものを直していくと……。
以前の話の「木馬になった男の子」が元の姿になって救われるというものになっていた。最終巻だから、物語をなるべく回収する形なのかな。
『満足缶』
AIつぐみが『満足缶』を教授のために買う話。
こういう来訪の仕方があるのか……と思ってしまった。そして、こんな終わり?え? ここまですったもんだやってきて、これ? よどみちゃんのラストが素敵すぎて教授のラストが不憫すぎるなと思った。
こういうオチなのか。
個人的にはよどみちゃんが終わった時点で終わってても良かったのかもと思う。六条教授は天才設定になっているけど、何が天才なのか正直わからない。オチが直接対決でなくて、『つぐみの独走』で終わるのもどうなのだろう。
……だったら、研究所が燃えた時点での終わりでもいい。最後にぽっと出てきたキャラが、全て奪っていくのって『人気だから続けたけど、もういいかなと思って無理やり終わらせた』感が出てきて悲しくなる。
おまけ。銭天堂に関しては『アニメ』の最後の物語の方が好き。時間と余裕があればアニメの最後の物語を見てみてほしい。
とにかく、銭天堂全20巻を読み終えた。終わり。終わった。
ごちそうさまでした。
Posted by ブクログ
六条教授が怪しげなものを開発したようだ。
前作登場の「相談だんご」の力を転用して、人工知能を作り出した。
それは人を依存させ、判断力を鈍らせる。
ほしい言葉を言ってくれて、間違いが起こらないように先回り。
とても素敵だが、それは、人間が人間らしくある何かを壊してはいないか?
銭天堂の駄菓子は、きちんと注意書きを読まないことで不幸になることもある。
でも、その注意書きを逆手に取って、あえて自分の進みたい道を進もうとする人もいる。
これは珍しい使い方!
しあわせも、ふしあわせも本当は自分次第。
人生って奥深い。
それはまだ、この本の主な対象者の子供達にはまだわからないかもしれないけれど、終わりよければすべてよし。
最後に大きなマルを自分につけてあげられたら、それで良いんじゃないかな。
私はなかなか自分に合格点を出せないけれど、その代わり向き合う相手にはいつも「はなまる」をあげたいな。
Posted by ブクログ
性懲りもなく銭天道を滅ぼすことに命をかけている六条教授。教授の次の手は,まさに今どきの話で,人工知能アプリの「小さな天使つぐみ」。このアプリは利用者の悩み相談に乗って的確なアドバイスをしたり,話し相手になってくれるという。これを使って人々が悩みを解決してしまうようになれば銭天道の需要はなくなり寂れて消えてしまうだろうと目論んでのことである。狙いは見事に当たり,銭天堂には閑古鳥が鳴くようになり,紅子は店を閉めることも視野に入れ始める。そんな時にやってきた思いがけない客とは...。
なんだか今回は終わり方が恐ろしく中途半端。次の展開が全く予想付かない。
「どっちウォッチ」
「優秀シュークリーム」
「リメンバーチョコレート」
「ある日の情報番組」
「もとどおりんごあめ」
「チャレンジオレンジジュース」
「満足缶」