あらすじ
お菓子を買った人の運命を変える駄菓子屋「銭天堂」。第4弾は、不気味な少女よどみが「たたりめ堂」をオープン。悪意のこもった菓子で紅子の客を奪う。菓子勝負の軍配があがるのは、「銭天堂」か「たたりめ堂」か? 全6話。
1 ヤマ缶詰とずるずるあげもち
2 ウルフまんじゅう
3 眠り貯金箱と眠れませんべい
4 ゴブリンチョコエッグ
5 虫歯あられ
6 虹色水あめ
感情タグBEST3
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「子供の本」にしておくのはもったいないぐらいの面白さ。
紅子さん、強くてかっこいい。
良い運を掴むためには努力と覚悟がいるのだ。
そして、たたりめ堂のよどみ。決して会いたくない。
紅子さんとよどみ、2人の対決にもドキドキ。
次回作も楽しみ。
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ヤマ缶詰
ウルフまんじゅう
(実はこの二つは繋がってた)
眠り貯金箱と眠れまセンベイ
(男の人がタタリメ堂に行っちゃったから大丈夫…?と心配になった。笑)
ゴブリンチョコエッグ
小1で他の人にやってもらうのはどうだったのかなと思ったけどいい終わり方だった
匿名
4巻が1番好き
個人的に1番好きな4巻です。
眠り貯金箱と眠れませんべい、ゴブリンチョコエッグ、虹色水あめのお話しが銭天堂の中でも上位に位置するぐらい大好きです
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銭天堂の紅子さんは駄菓子とお金で人が変わっていく様子を見守り、たたりめ堂のよどみはお菓子から代償として悪意の代金をとります。いじめや残業などリアルです。個人的には睡眠を貯められる眠り貯金箱が欲しくなりました。
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たたりめどうのよどみさんがこわかった。よどみさんのまわりは暗い。にじ色水あめは、べにこさんが味方だったから助かったけど、それだけじゃなくて、女の子がやさしかったからよかったんだと思う。(小4)
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たたりめ堂のよどみ。
なんであんなに紅子の銭展堂を目の敵にするのか、、、
わりをくうのはお客だっていうのが怖い。
もちろん、安易に言い思いをできると謳うたたりめ堂の商品に手を出すなって話だけど、誰にだって弱いところ、ずるいところはあるわけで、それにつけこむなんて、さ。
虹色水あめの最後が素晴しかった。
虹の色みたいに美しいラスト。
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4巻は銭天堂とたたりめ堂のお菓子合戦?
よどみさんがつくるお菓子は銭天堂のと似ているように見えるけれど、少し怖いような意地悪なようなお菓子だな。
眠り貯金箱と眠れませんべいの2人はこれから良い生活をおくっていってほしい。ゴブリンチョコエッグをあげた女の子もとても良い子。お菓子を見たとたん欲しくてたまらなくなるのに、それをあげるってなかなかできなそう。
幸運になるか不運になるかは自分次第、って思ってたけど、紅子さんは自分で選べる駄菓子屋って言ってた。自分自身で選ぶんだね。
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今回は、前巻で出て来た『たたりめ堂』のよどみが毎回絡んできます。一方的に紅子に敵対心を持って全面的に仕掛けてきてる感じ。
たたりめ堂の駄菓子は、基本悪意の後払い。
しかも無理矢理押し付けて、使用者が自分の意思にそぐわない使い方をすると無理やり取り立てるって迷惑な代物。
でも、被害者?の大半は自分勝手な人間だったりするけど。
『銭天堂』はあくまでも本人が望む駄菓子を渡して、どう使うかはその人任せ。
ただし、自己中で他人に迷惑をかける使い方をすると手痛いしっぺ返しがまっている。
今回は銭天堂の代金の基準が判ります。
そんな決め方だったのか!wと思いました。
負の感情ばかり強いとろくな事がないね。
銭天堂の駄菓子手に入れたら、食べる前に説明書きはちゃんと読もうと思う。
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『ふしぎ駄菓子屋銭天堂』の四巻目ですね。
今回は六話。ますます、因果応報の物語になってくるようですね。『たたりめ堂』の逆座敷わらしのよどみちゃん(?)と紅子さんの攻防が面白くなってきました。紅子さんが『銭天堂』をひらいた真相も出てきます。何より、よどみちゃんがあくまでも、人の悪意を欲しがるのに対して、紅子さんは最後まで駄菓子を選んだお客を見守って最後は救いの手を差しのべる人情が良いですね。
招き猫は今回は出てきませんでした(*_*)
第五巻が楽しみです。児童書ですが、大人も十分楽しめる魅力がありますね♪
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たたりめ堂のよどみさんと、銭天堂の紅子さんの静かな闘いがいい感じ。
日本は広いんだから、同じ町内?に店を構えなきゃいいのに、なんてな。
七巻まで読んだ娘に、早く早くと急かされている。
まさか娘から読書を急かされる日が来るとは。
夫からはマスカレードゲームを早く読めと急かされており、
私は私で返却期限が迫った唯川恵さんの本が読みたいのだー!
とりあえず、娘の意見を尊重し、五巻へ進む!
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善意には善意が、悪意には悪意が返ってくるものだよなあ。
紅子さんのお菓子とよどみさんのお菓子の勝負はどうやら、銭天堂の勝ちのようですが、そもそも作ってるお菓子のもたらす効果のベクトルが違うのよねえ。
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3巻から4巻にかけてシリーズがマンネリにならないよう,よどみ(たたりめ堂)との絡みなど工夫がみられるようになり,面白さが増してきた。5巻以降も楽しみ。
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紅子とよどみ、ふたりの駄菓子が導く先は果たして…?ダークな結末もまた読み応えありの4巻です。それにしても、ふたりの因縁はいつから始まったんでしょうね。
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読書記録です。まだの人は読まないでね。
もぐろさんの女の子版がライバルとして真正面から登場します。
「ヤマ缶詰とずるずるあげもち」テストに出る問題がわかるけど勉強しないとできないっていうのと、何もしなくても100点とれるって言われたら、つい黒い方を選んじゃうよね。「ウルフまんじゅう」言ってることはわかるけど、ちょっとすとんと納得できない「眠り貯金箱と眠れませんべい」金貨コインチョコ、マジで欲しい!「ゴブリンチョコエッグ」捨てずに置いた場所がナイス!これは思いつかなかった…小学生に負けた。「虫歯あられ」責任転嫁の罰にしては、ちょっと厳しすぎるような…「紅色水あめ」真っ向対決。
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シリーズ4作目。
銭天堂vsたたりめ堂。それぞれのお店でお菓子を買った人たちの物語が交互に語られていく。一方的にたたりめ堂が銭天堂をライバル視している感じがしないでもないけど、今作も面白かった。「ゴブリンチョコエッグ」が特にお気に入り。
裏表紙のたたりめ堂のよどみが怖いけど、その上にある迷い猫のチラシに脱力。。
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銭天堂とたたりめ堂の菓子勝負は今のところ銭天堂の勝ち(^^)銭天堂は紅子さんのアフターケアもあるし、たたりめ堂より恐ろしい事にならないしね♪今回は「ゴブリンチョコエッグ」の話が一番好き(*´∇`*)でも欲しいのは「虹色水あめ」!心がきれいになるのがイイ(^o^)
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たたりめ堂のよどみが本格的に登場し、先日見た映画の原作っぽくなってる。ヤマ缶詰と虹色水あめは映画でも使われたアイテムだし、見てから読むのも面白かった。ただ、映画よりけっこうしっぺ返しが怖いよ~
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よどみちゃんとの対決のお話……。対決というか、一方的な押し付け。銭天堂のお菓子にたたりめ堂のお菓子をぶつけてくるのは面白いなと思った。アニメだと映像優位でドロドロした感じに見えたけど、文章だと『チクチクする』という文章が多用されててそういう雰囲気だったのかと思った。
『ヤマ缶詰とずるずるあげもち』
テストでいい点数を取るためのお菓子対決。ずるをするだけのずるずるあげもちを選んだので、知識が身についていなくて後悔する話。
教訓の押し付けっぽくてもやっとする。
『ウルフまんじゅう』
いじめられっ子が力を得るためのまんじゅうを食べたけれど、その力で他人を傷つけるようになってしまう。最終的にまんじゅうの力を手放すお話。
こういう『虐められたら仕返ししよう』という物語はそろそろ絶滅して欲しい。
『眠り貯金箱と眠れませんべい』
仕事のために眠らない女性から眠り貯金箱の話を聞いて、銭天堂へと向かう。しかし、手にしたのはたたりめ堂の眠れませんべい。眠らないことで事故にあう話。
『ゴブリンチョコエッグ』
家来が欲しい女の子が買ったのはゴブリンチョコエッグ。でも、このゴブリンは少しひねくれ者で使いづらい。そこで、女の子は隣の家のおばあさんにゴブリンをひっそり渡す物語。
最初はちょっと嫌な感じのキャラクターかなと思ったけど、最後はほっこりした。『何も知らない方が上手く行く』というオチは好き。
『虫歯あられ』
歯磨きナッツをもう一度買いたくて銭天堂に入った男の子は、たたりめ堂で虫歯あられを貰う。人に虫歯をうつす虫歯あられを好きな子に渡した途端、たたりめ堂との契約が終了して、虫歯で歯を失う物語。
わかりやすい教訓と、わかりやすい嫌なキャラ。アニメそのままだなぁと思って読んでしまった。押し付けがましい部分はあるのだけど、わかりやすいせいか、そこまで嫌な感じがしない。なんでだろ。
『虹色水あめ』
突然デッサン力を付けた友人をねたむ心を持ってしまったけれど、それが嫌で『心が綺麗になるもの』として虹色水あめを買った少女。デッサン力を上げた友人がたたりめ堂の菓子でそうなったと知り、友人を助けるために虹色水あめを使う物語。
これ、アニメだと前後編の2話に分かれてて、ドキドキしながら見た。水あめの色が変わっていく部分が好き。
よどみと紅子の個人的(?)な争いが最後には一応『もうやめましょう』という紅子の提案で一段落な感じになっている。でも、よどみは不満そうなので、この後まだ何かあるんだろうなと……。アニメで見ているから先も知ってるけど、でも文章を読みたいので文章だとこうなるんだなと。
銭天堂キャラは年齢不詳が多すぎる。
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今回も6つの物語。たたりめ堂のよどみが銭天堂の紅子にライバル心を燃やす。
テストの点数を上げたい雄太は銭天堂で「ヤマ缶詰」を買ったがその帰りにたたりめ堂に呼び込まれ「ずるずるあげもち」を食べさせられる。
いじめられている洋介は銭天堂で「ウルフまんじゅう」を食べるが・・・。
徹夜仕事をしている健司は、銭天堂の「眠り貯金箱」でいつも元気な紀子に秘訣を聞くが、手に入れたのはたたりめ堂の「眠れませんべい」だった。
夏美が買ったのは家来になってくれる「ゴブリンチョコチップ」だったが、思った通りになるのだろうか?
銭天堂で買った「歯磨きナッツ」がまた欲しくなった誠一はたたりめ堂の「虫歯あられ」を買ってしまう。
絵が描けなくなったのまどかは銭天堂の「虹色水あめ」に出会う。絵が描けなくなったのは親友の百合子が、たたりめ堂の「デッサン汁粉」のせいだった。
それぞれに人の欲望に応える駄菓子で面白いが、それを考えた廣嶋玲子さんはすごいなぁと感心した。
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初めて読んだけどなかなかホラー、たまに良い話があって面白い。
それから、ライバル社がいたとは初めて知った笑
眠り貯金箱はちょっとほしいかも...!?
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今回は銭天堂の紅子さんだけじゃなくてたたりめ堂のよどみさんがだいぶ絡んできた。
よどみさんの着物は彼岸花の模様これは紅子さんよりおしゃれだね。妖しくていいね。私は好きだ。
二人の関係がこれから解き明かされるのかな?
これからの展開が楽しみだね。
Posted by ブクログ
たたりめ堂のよどみさんが登場して対決が本格的になってきた
ただ失敗して終わるだけじゃなくてハッピーエンド?もあって安心した
お菓子のネーミングセンスが素敵
Posted by ブクログ
6話の物語。
私にも、銭天堂が目の前に現れたらいいのにな…
「虹色水あめ」はおいしそう!
昔水飴が欲しくて欲しくて母に買ってもらっては一人でこねて食べていた。
ただ甘いだけの、溶けやすいお菓子。
虹色の美しいお菓子ではなかったけれど、わたしにとっては水晶だった。
食べても才能が手に入るわけでも、自信がつくわけでもなかったけれど、それでも、ちいさな魔法が今も心を温める。
さて、一方で「眠り貯金箱」は大人が欲しい駄菓子。
ここぞの時に貯めておいた眠りを使う、これで徹夜も可能!
…だけど、それが仕事のあるべき姿ではないはず。
眠らずにこなさなければ終わらない仕事って、なんだろう。
どれだけ必要性があるんだろう。
私も夜勤をしていたから、皆が眠る時に仕事をする人を笑っているわけじゃない。
苦労も、誇りもよく知っている。
だけど、人手があれば眠れる仕事を、みんなが少し譲歩すれば終わらせられる仕事を、眠らずにこなさなければならないのは、正しくはない、そう思うだけだ…
Posted by ブクログ
さて今回の銭天堂は、ライバル店のたたりめ堂との商品争いが続きます。
お客さんの一方が銭天堂の商品を買い、一方がたたりめ堂の商品を買います。
たたりめ堂の商品を買ったお客さんが契約違反を犯し、たたりめ堂の店主 よどみさんが現れ、購入者に罰を与える始末。
しかし、大体このケースは銭天堂のお菓子により、守られる。
もし、近くに銭天堂のお菓子が無ければ、よどみさんの罰を受けてしまう。