【感想・ネタバレ】ふしぎ駄菓子屋 銭天堂18のレビュー

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今回は外伝?0?それとも-1.0?(´・ω・`)紅子さんと墨丸が金のまねき猫さん達と銭天堂を開く前のお話(^^)バブル期にヘアスタイルを気にする紅子さんの挿し絵がとーっても可愛い(*´∇`*)今回の欲しい駄菓子は「育て手」かな(^^)

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2024年01月21日

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ネタバレ

紅子が、戦国時代からいろいろな時代でお菓子を売り歩いていて、昭和になってすみ丸に会って店を構えたということがわかった。紅子は、一人でもさびしそうじゃなかったけど、家族ができてよかった。すみ丸がいてうれしいと思う。
今回は、妖刀糖が一番印象に残った。じんろくの親方は、元々じんろくの才能を認めていたし、じんろくにまがついているのもわかっていて、観察力もある。失敗して村に帰ったじんろくをあたたかく迎えてくれた。それで、ぼくもやさしい気持ちになった。(小5)

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2022年12月24日

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ネタバレ

待ちに待った18巻目。それぞれの時代を駆け抜ける紅子さんの物語。廣嶋玲子は時代小説も描いているから、戦国や江戸時代でもお手のものだろう。昭和や平成などは、筆者が実際に見聞きした光景なのだろうか、緻密に描かれおり、リアリティがある。「育て手」や「景気ケーキ」などは、まさに当時の小学生達の姿そのものだし、いずれの二人も大人になって人外の力に頼るよりも、ありのままを受け入れて人生を生きようと思えるようになった姿は、日本の古き良き時代を思い出させてくれる。銭天堂の商品はまさに「すべては自業自得」「自分次第」だ。

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2022年09月16日

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紅子さん、最初は行商してたのね。
墨丸と出会って銭天堂ができるまでのお話、面白かった。
昔は、紅子さんがお菓子を自分で作っていたのかー。
イラストの紅子さんの髪型や着物も今と違うし。
次巻はスピンオフみたいで、それも楽しみ。

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2022年09月16日

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18巻は紅子さんが銭天堂を始めるまでの話だった。
江戸時代から生きてるなんてやっぱり魔女か何かだね。
着物と簪が現在とちょっと違う。
時代を反映した幸運のお菓子の話は面白かった。
次も楽しみだ。

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2023年09月12日

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銭天堂の意味が良くわかりました。迷い家不動産で見つけたのですね。墨丸やこがねのねこさんたちの出会いもよくわかりました。知らないうちに物語の中にどっぷりはまりました。

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2022年09月20日

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現代版昔話、という印象をもちました。日常生活の中から、子どもが身近に感じる例を持ち出しているので、話がすっと入ってきます。生きていく知恵を楽しく伝えている作品だと思います。

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2022年09月19日

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六条教授や怪童との絡みを想像していたのですが、銭天堂ができるまでの話や銭天堂の名前の由来、墨丸との出会いを描いたどっちかというと番外編的なお話でした。戦国時代から昭和のバブル崩壊ぐらいまでの年代の話が収録されているが、何巻か前に室町時代の文献にも出てくるという話があったと思うのだが、紅子さんって結局何者。次巻の予告らしい一文が最後の最後に。それと謎の遊園地(怪童の天獄園?)の記事も次回に絡んでくるのか。次巻は波乱の予感。

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2022年12月11日

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銭天堂シリーズ初の紅子の昔語り。新作お菓子のアイデアに詰まった招き猫たちの参考にと紅子が昔作ったお菓子(しかしその後封印された)を紹介する。時代は戦国時代からバブル崩壊くらいまで。最後に墨丸との出会いと銭天堂の店舗を構えるところも描かれる。しかし,銭天堂の店舗は迷い家だったとは。なるほどね。
「妖刀糖」戦国時代,地方の鍛冶職人が名刀を打てるようになりたいと願っているところに紅子が訪れる。
「舌鼓」大名の若君の教育係を勤める男は毎日若君の我儘に振り回されっぱなし。特に食事をちゃんと食べないのが困る。カステイラを手に入れてこいと命じられ,それを食べたら食事をするというのだが,そんな珍しいお菓子は簡単に手に入らない。そんな男を紅子が往来で呼び止める。
「写し柿」大きな米問屋の一人娘は,歌舞伎役者に夢中。役者絵を集めて日々見入っているがなにか物足りない。そんなところに紅子が訪ねてくる。
「夢あめ」貧しい村の農家の幼い長女が街の華族の家に奉公に出される。しかし華族が恋しくて夜もなかなか眠れない。ある日お嬢様のお使いに出た日に(お嬢様はお駄賃もくれていた)紅子に出会う。
「育て手」昭和の中頃,とある地域の小学生男子の間で流行っていたのは,自分の持ち物をかけてホンチという蜘蛛を戦わせる遊び。以下にして強い本地を手に入れるかが鍵である。俊郎はライバルの龍彦に取られたカードを取り戻すべくリベンジに燃えて,ちょっと遠くの山までホンチを採りに出かける。その途中で,よく前を見ずに歩いていて紅子に衝突しそうになる。
「景気ケーキ」バブル期,クラスの子の家がバブル景気に浮かれている中,公務員の小夜子の家は取り残されていた感じになっていた。自分も周りの子と同じようなことをしてみたいと思っていた小夜子は外を歩いていて自慢しいのグループを見かけ,避けるために咄嗟に路地に入るとそこには銭天堂があった。

という内容。しかしいつも思うが紅子って意外と邪悪な存在なんではないか。お菓子を買った人間があっさりハマると分かっている副作用を必ず仕込んでいるところなど確信犯的だ。しかも時によっては副作用をちゃんと説明してもいないし。酷すぎる。お菓子の効果でその人が幸せになったときは支払ったコインが招き猫に変わり,不幸になった場合は不幸虫に変わるということだが,シリーズで紹介している話の大部分では不幸虫になっているように思う。

ところで次作は,まだいたのかというところの,六条教授の悪巧みの話らしい。

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2022年10月22日

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