猫の姫、狩りをする

猫の姫、狩りをする

693円 (税込)

3pt

我ら猫のあやかしの、人のそばにいたがるものの多いことよ。人とはそれほどに良いものであろうか。ならば試してみようではないか。そう言って王蜜の君がやってきたのは、なんと太鼓長屋の弥助のところ。気まぐれな妖猫族の姫の居候に、弥助べったりの千弥がいい顔をするはずはなく、小妖の玉雪に至っては、弥助の家に近づけなくなる始末。そんななか、弥助の周辺で猫絡みの事件が頻発、おまけに子猫を狙う不気味な女が出現するに至って、猫の守り手たる王蜜の君は放っておけず、事件の裏を探り始める。猫だらけのお江戸妖怪ファンタジー第6弾。

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猫の姫、狩りをする のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2021年03月06日

    今回は、白嵐、月夜公と並ぶ大妖 王蜜の君と猫達のお話。
    弥助の子預かり屋にやってきた王蜜の君は、猫絡みの事件に首を突っ込むのですが、これまではなんとなく優しい感じがしていた彼女ですが、自分の眷属を害する者には容赦しません。この巻で初めて王蜜の君を怖い面を見ました。

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    Posted by ブクログ 2020年10月29日

    猫がひどい目にあいすぎて読むのが辛いところが、、、
    虎丸と主の件、最後は大泣きに泣いてしまった。
    猫って、なんて、なんて、、、
    だから、王蜜のやったことも、いい気味、もっとひどい目にあってもよかったのに、と思う。
    ありがとう、王蜜。
    お礼なんて言っても、わらわの眷属のためにやったことじゃ、ってかわさ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年08月17日

    シリーズものだけどこれだけでも楽しめました。だけど読みやすくて登場人物も豊かで結局全巻揃えたいと思います

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    Posted by ブクログ 2019年03月15日

    猫の姫、すなわち王蜜の君は、これまでの巻の登場シーンでも、近寄りがたくて、何を考えているかわからない、さらに魂を集めるのが趣味だというので怖ろしい印象があった。タイトルには狩りという言葉もあり、ちょっと怖そうって思って読み始めた。そんなことはなかった。何を考えているのかわからないんじゃなくて、好奇心...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年02月05日

    内容(「BOOK」データベースより)
    妖猫族の姫である王蜜の君が、太鼓長屋の弥助のところに居候することになった。弥助べったりの千弥がいい顔をするはずはなく、力の弱い玉雪に至っては、弥助の家に近づけなくなる始末。そんな中、弥助の周辺で猫絡みの事件が頻発、子猫を狙う不気味な女まで出現し、猫の守り手たる王...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年01月02日

    預かるより、推理物の色合いが濃くなってきた。というか預かってるといえないような。でも初期よりこっちの雰囲気の方が好きかも。星5でもいい感じだなあ。梅吉と津弓のコンビがかわいいなあ。

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    Posted by ブクログ 2020年10月16日

    【腹減り度】

    【食べ物の割合】
    ☆0.5
    【1番美味しそうだったもの】
    漁火丸さんのお刺身

    *感想*
    忙しい時にぶぁーっと読んでしまった上に時間経ってしまって、うろ覚え。過去作のキャラがわらわら出てきて良かったなと思ったような?
    宗鉄さん好きだから宗鉄登場に歓喜したのは覚えてる。
    えーと、食べ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年07月02日

    シリーズ6作目

    柔らかい文体なので描写・描写のシビアさは控えめ。
    しかし、背景となっている人の感情が、被害を被った故の恨みではなく、嫉みや差別意識であるところが人の業のリアルさを感じる。

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    Posted by ブクログ 2018年08月22日

    妖と人が自然に混ざって暮らしている。ホントに上手く行ってるんだろうか?
    今回は猫がメイン。ホントの猫と、猫の妖と人。
    楽しかった (^^♪ 猫好きにはたまらないかも。
    それにしても 王蜜の君は…… 目の前にいたらじゃなくて、いらしたら、土下座して手をつきたくなる気がする。
    恐れ入ります、宜し...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年07月27日

    今回とても楽しかった!
    このシリーズは全体的にほっこりなのだけれど、たまにどうしようもないときもあって、悲しいのだれど、だからこそ思うことがあったり心に残ったり。それでも小さな光をちゃんと灯してくれる。

    みんな好き。
    弥助も千にいも、雪も白蜜も久蔵も。

    0

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