佐藤優のレビュー一覧

  • 公安調査庁 情報コミュニティーの新たな地殻変動

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    公安調査庁が2001年5月の密入国事件で秘密裏に手柄を挙げていたというストーリーを皮切りに、公安調査庁の歴史や役割について手嶋さんと佐藤さんの議論形式で論を進めていく。

    珠玉は、公安調査庁の歴史を紐解いた5章と方向性を論じた6章かなと。特に、6章において、情報機関への国会の監視、情報機関員の身分保証、情報機関のメディア戦略の必要性というところはとても説得力があった。前半は少しダラダラ長すぎる感あり。

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    2022年08月22日
  • 伝え方の作法 どんな相手からも一目置かれる63の心得

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    知識としては知っていることが多かった。しかし、池上彰氏と佐藤優氏の対談ということで、類書と比べて内容が深いと感じる箇所も多々あり、読み応えがあった。30ページ弱程のプロローグでは、これからの伝え方の作法として、リモートについて触れられていて、この部分は目新しさもあった。

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    2022年08月19日
  • 読書の技法 誰でも本物の知識が身につく熟読術・速読術「超」入門

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    作家で元外務省主任分析官だった佐藤優氏による読書指南本。

    「月平均300本」といったワードに度肝を抜かれるが、本文を読むと
    「月平均300本以上に『目を通す』」
    「『熟読』している本は月に平均4〜5冊」
    ということが書かれている。
    つまり「いかに数多の書籍の中から読まない本を判別し、目を通すだけの本には最低限の関心を払い、熟読する本に時間をかけるか」が大事だということが書かれている。

    超速読や速読についても、書籍や本の中の情報を判別するための技術として見ると、自分にも可能なように感じる。(実際に私はこの本を紹介されていた超速読と速読のやり方を行ってこの本を読んだところ、こうして感想を書くぐ

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    2022年08月13日
  • 漂流 日本左翼史 理想なき左派の混迷 1972-2022

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    外山恒一による左翼史本を読んだ直後だったので理解しやすかった。
    今の若者として、労働運動の盛り上がりってちょっと想像できず、上尾駅での暴動など当時の様子を興味深く思いながら読んだ。
    共産党は、社会党の平和路線をうまく引き継ぐことでここまで生き残ってこられたということも理解できた。共産党は今苦しいだろう、ウクライナ戦争勃発の場面で「帝国主義のぶつかり合いだからどちらにも汲みさない。戦争反対」と日本で堂々と叫ぶことは可能だったのかと考えると…

    あと少し思ったのが、マルクスは革命には組織された労働者が担い手になると考えていて、そうではない末端労働者は「ルンペンプロレタリアート」といって馬鹿にして

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    2022年08月08日
  • 地政学入門

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    ユングによると錬金術師の特徴は、そこにいる人たちの無意識の領域を支配する能力を持っていること。
    いかに荒唐無稽なことであっても、この人が言うならば本物だと思うような人間関係を構築し、いわば磁場を変えてしまう力がある。

    マッキンダーの理論「ハートランドを支配するためには東欧をしはいしなくてはならない。ハートランドを支配した者が世界を支配する」
    マッキンダーが警戒するのは、ロシアとドイツ。そのロシアとドイツにくさびを打ち込むために、東欧に海洋国家(民主主義国家)が必要。

    なぜ鎖国中の日本でオランダとの貿易が認められていたのか?
    →オランダの宗教がプロテスタンティズム、カルバン派だから。


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    2022年08月04日
  • プーチンの野望

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    エリツィンに取り入れられ、メドベージェフを巧みに操り大統領に長く君臨するプーチン。
    ウクライナは正義なのか?これがこの書で1番印象に残る

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    2022年08月02日
  • 漂流 日本左翼史 理想なき左派の混迷 1972-2022

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    ネタバレ

    たしかに労働者が団結することを希薄化させた政府の計略は成功したのだろう。しかし、自民党が備えていた、社会民主主義的な性格も、どんどんと失われた。結果として、現在の日本が、ますます張りぼて化していることも明確だ。
     社会党の批判的な検証は、確かに必要だろう。
     しかし、正直言って、批判的な検証が必要な政党は、他にもありそうな気がする。

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    2022年07月30日
  • 外務省ハレンチ物語

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    佐藤優は好きで自叙伝を中心に読んでいる。小説は初めてだろう。笑わせてもらいました。楽しませてもらいました。自叙伝でも伝えられていたことを、よりデフォルメをかけて匿名性で強いメッセージを送るために小説にしている。小説だがあとがきにも実名が書かれておりすぐに特定できるだろう。外務省の実態がよくわかり楽しいので、多くの人に読んでもらい実態を知ってほしい。これだけ税金の無駄使いが明らかなので、張本人には何らかの制裁を受けてほしいと思わざるをえない。そう思うのは私だけではないだろう。佐藤優にはどんどん吠えてほしい。

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    2022年07月30日
  • 激動 日本左翼史 学生運動と過激派 1960-1972

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    知らないことが多い。こう言う流れでこう言う事が起きたのかと改めて整理出来た。あさま山荘事件とか。テルアビブ空港乱射事件なんて知らなかったし、よど号事件も知らなかった。もっとちゃんと知らないとダメだな。しかしこのエネルギーはどこから来るのか。そう言う時代だったという事なのだろうが、このエネルギーが何処に行ってしまったのかも謎だ。今の若者も政府から過剰なコロナ対策で青春を奪われまくっているが、誰も抵抗しない。革命起こしても良いくらい理不尽に痛めつけられているのに。老人支配国家だし。過度な暴力や内ゲバとか、やっぱり引くよな。支持を失うよ。次の巻も出るようだから読んでみよう。マルクスとか勉強した事ない

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    2022年07月29日
  • 世界の〝巨匠〟の失敗に学べ! 組織で生き延びる45の秘策

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    佐藤優氏の結構な著作を読んでいるので重複は多いが、この2人の対談で面白くない訳が無く。組織での生き延びる術云々は枕詞だと思ってよい。特に山本七平の章は面白かった。「空気の研究」にこのような解釈があるとは、目から鱗だった。

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    2022年07月27日
  • プーチンの野望

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    ロシアとウクライナの戦争が始まって、一方的にロシアが悪い風潮が流れているが、各国の思惑もあり、ロシア側にも言い分があり、感情抜きに情勢を見る力が必要なのだ。
    1人で調べたり考えたりしても結局感情的になってしまっている自分がいるので、本書は冷静にロシアの分析をされているのでとても勉強になった。

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    2022年07月27日
  • 知的再武装 60のヒント

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    45歳を人生の折り返し点とし、残りの人生を知的再武装していかに生きるかの60のヒント。自分がやったことの棚卸し、勉強の効用と残された時間で何をいかに勉強するか、断念することも前進、自分の会社での再雇用のデメリット、自分は書かないというSNSとの付き合い方、家族も含めたコミュニケーション。

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    2022年07月22日
  • プーチンの野望

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    この方はやはり良い意味での宗教者なのですね
    外交官時代に詰腹切らされるほど、ロシアーソ連に精通しているのは間違いない上に、一歩踏み込んだ精神性の面から物事を語る事ができる方

    だから他の政治の専門家さんとは視点が少し異なっています。

    その部分が受け入れられない人にしてみれば、ちょっとと思うかもしれませんが。

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    2022年07月19日
  • あぶない一神教(小学館新書)

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    お二方の該博な知識を元に、世界宗教であるイスラーム、キリスト教、それにユダヤ教の、それぞれの教義や歴史からくる考え方の違いと、一神教に共通する考え方や限界とを深堀りされています。

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    2022年07月17日
  • 地政学入門

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    2015年の講演を基にした一冊。新書で再編集されたものなので内容が古い。もちろん普遍的なものもあるのだが。

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    2022年07月14日
  • 真説 日本左翼史 戦後左派の源流 1945-1960

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    p105
    共産党的弁証法
    どんなものにも良いものと悪いものがある
    というロジック
    1984のダブルシンクに近い

    p21
    左翼のキーワードは理性
    理性に立脚して社会を人工的に改造すれば、
    理想的な社会に限りなく近づけると信じていた

    p22
    右翼の特徴は、人間の理性は不完全なものだもいう考え方。誤謬性から逃れられないので、歴史に学び、漸進的に社会を変える必要がある。

    p108
    マルクス主義が人格的価値を重視していないというのは流石に鋭い指摘

    p133
    ナロードニキ運動
    都市の貴族の一部が、自身らの贅沢は農民からの搾取、収奪の上に成り立つとして、農民らに革命思想を広めた運動。
    この運動の失

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    2022年07月15日
  • この不寛容の時代に―ヒトラー『わが闘争』を読む―

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    この不寛容の時代に、どう生きていったらいいのか。ひとつの答えが、本書の末尾に示されている。精神障害があるという受講者への答えだ。


     精神障害を持っていても―それが身体障害でも知的障害でも―、重要なのは人間は生まれて存在しているだけで意味があるということです。

     障害のある人間が有益であるとか、有意義があるのかとか、そういった議論はまったく意味をなさない。そもそもそれは、同じ人間として、してはならない議論なわけです。

     人間は生きているだけで当然、意味がある。

     この不寛容な時代だからこそ、そんな当たり前の了解を社会でこれからもずっと共有していかないといけない。


     どちらかとい

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    2022年07月09日
  • 読書の技法 誰でも本物の知識が身につく熟読術・速読術「超」入門

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    実際にやっていたら、ノートへの書き写しは、時間がかかる・・。。
    そのために、速読をマスターする必要あり。
    全体的に、インプット方法として参考になる。

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    2022年07月01日
  • 読書の技法 誰でも本物の知識が身につく熟読術・速読術「超」入門

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    立花隆が自身の読書について語った本を読んだことがあり、その勉強量に驚いたことがあるが、この佐藤優の本にも驚いた。月平均300冊、多い月には500冊以上を読む。その佐藤優が、自身の勉強法について語ったのが本書である。
    すごくロジカルで、かつ、基本に忠実だな、というのが第一印象。
    ある分野の本を理解しようとすれば、その分野についての基礎的な知識・素養を身に付けている必要がある。逆に、ある分野についての深い専門知識を身に付けていれば、その分野の本を読む時間は短縮できるし、更には自分にとって新しい知見でなければ、その部分は飛ばし読み、あるいは、読む必要はない。
    そういった基礎知識の分野として、佐藤優が

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    2022年06月26日
  • なぜ人に会うのはつらいのか メンタルをすり減らさない38のヒント

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    ネタバレ

    なぜ人に会うのはつらいのか。人に会うこと自体が暴力性を備えているから。でもこの話はちょっとしか出てこない。対談なので、いろいろ出てきて、全体としてとても面白い。選択の自由を増やそうよ、なのかなあ。

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    2022年06月26日