佐藤優のレビュー一覧

  • いま生きる「資本論」(新潮文庫)

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    著者のおこなった『資本論』についての6回の講義をまとめた本です。

    いわゆる『経済原論』の内容をかみ砕いたものというよりも、『資本論』のなかから著者自身の関心におうじていくつかの議論をとりあげ、現代の世界情勢について考えるためのアクチュアルな視点を紹介するといったような内容になっています。とくに宇野弘蔵や柄谷行人の思索がもつ可能性について考えるきっかけをあたえてもらったように思います。

    また、毎回の講義の最後に著者から受講者へ課題があたえられ、次の講義でその課題についての解説がおこなわれています。この課題も、マルクス経済学を現代という時代に生かしていくためのポイントを読者に教えてくれるような

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    2018年03月04日
  • 40代でシフトする働き方の極意

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    20180217 自分と同年代の作者。経験値が全然違うので直接は真似できないが内容は分かりやすく書いてくれているので参考になる点が多い。自分は最後の方の章に引かれたが全体を通してチェックして自分なりの判断をした方が良いと思う。

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    2018年02月17日
  • 武器を磨け 弱者の戦略教科書『キングダム』

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    キングダム好きには堪らない。懐かしい場面も出てくるので、教養半分、キングダム回顧半分といったところ。マンガを実例として使っているので他の啓発本より力を抜いて読める。

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    2018年02月02日
  • 悪の指導者(リーダー)論(小学館新書)

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    別に世界を駆け回る仕事をしているわけじゃなし。仕事や日常生活にそれほどかかわるとも思えないんだけど、興味をひかれ面白く読んだ。もちろん、世界情勢というのは、日常につながっているというのはわかるんだけどさ。でも、それって直観的な理解とはちがうと思うんだよね。理屈でいわれて、まぁそうだね、というような。でも、本書は面白い。なんだろうな。ひとつには、そこに人間同士のポジショニングというかなぁ。悪の指導者という一個の個人が、どのようnまわりに影響を与え、権力を得て基盤を作り、ひいては国を動かしていくか、という構図がみえるからだろうか。うん。個人の単位からスタートしているから、面白いのかもしれないな。プ

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    2018年01月19日
  • 大世界史 現代を生きぬく最強の教科書

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    ネタバレ

    世界史は受験科目ではなかったので早々に勉強する事を放棄した。その結果として、世の中の動きの背景が全くわからない。特に中東の事とかは何を聞いてもよくわからず、パレスチナ問題などはなんとなく聞いたことがある程度で特に何かを語れるレベルにはない。そんな知識ゼロの私が読んだ結果として、やはり、中東、トルコあたりの話は難しいと感じた。世界史大転換のしんげんちとして、人類史が始まって以来大きな影響を与え続けている中東。現状のボイントは4つ。1、イラク情勢の変化→アメリカの弱体化。2、アラブの春以降の社会構造の変化。3、過激なイスラム主義の急速な台頭。4、イスラム国やアルカイダなどとは異なるテロ組織の急増。

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    2018年01月15日
  • 子どもの教養の育て方

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    安定の佐藤優。

    教養は、人が生き残るために必要という原則があるように思える。
    今の時代で、子供が生き残っていくには、学校での勉強は避けて通れないんだから勉強させる必要があるよね。時代が違えば、動物の狩りの仕方だったり、農作物の育て方だったり。状況に応じて、生き残っていく術をどうやって獲得していくか?

    途中紹介されていたが、個人的に国内の私小説って嫌いなんだけど、小説から追体験させる必要については、確かに良い悪い、好き嫌いという判断を自分自身で出来るようになる点でそうだなと思えた。



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    2018年02月20日
  • 新・リーダー論 大格差時代のインテリジェンス

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    池上彰と佐藤優の対談本

    様々なリーダーについて語っている。
    ちょっと内容が難しいかな。
    でもサクサク読めました。
    相変わらず知的好奇心を刺激されます。

    現代にはどんなタイプのリーダーが適しているんでしょうね…。
    考えさせられます。

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    2018年01月07日
  • 組織の掟

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    ネタバレ

    佐藤優氏の外務省(在ソ連・ロシア日本国大使館)での勤務経験をベースに、組織で生き抜くための知恵が紹介されている。ポイントは以下のとおり。

    ・組織には、個人を強制的に変え、スキルを身につけさせる仕組みがある。
    ・組織は上司に味方する。
    ・下剋上を起こしたものを歓迎しないのが日本の組織文化。
    ・「汚い仕事」は面従腹背でサボる。
    ・本人が主観的に能力があると思っても、不平不満ばかり言っている奴は、客観的にみて能力がない。
    ・外国語能力には、能動的能力と受動的能力がある。能動的能力が受動的能力を超えることはない。
    ・組織のなかで最も厄介なタイプが「能力はないが、やる気のある部下(上司)」。
    ・プライ

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    2017年12月25日
  • いっきに学び直す日本史 近代・現代 実用編

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    ネタバレ

    この一冊だけで歴史の教科書より分厚いのではないだろうか。特に明治~現代って授業ではざっと流すだけだったから、こんな色々あったのかと思った。諸外国の状況と合わせて日本史を理解しないといかんのだなあと思った。いつかまた精読したいとこだけど…。自分のような歴史オンチには、ある程度の流れをつかむのに大層役立つ本だった

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    2017年12月25日
  • 学生を戦地へ送るには―田辺元「悪魔の京大講義」を読む―

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    田辺元をはじめとする”京都学派”の哲学者たちが、旧日本陸海軍の周辺国侵略を擁護する思想的な枠組みを提供したというのは、哲学の業界では結構常識である。本書はその代表的な文書を精読する短期講座をベースにしていて、日本の当時のエリート学生たちがどのようにして「国のために死ぬ」と教育されたかがわかりやすく学べたのはよかった。ただライブ感を出したいためか、横道にそれたところやジョークなどもそのまま収録しているため、読みづらいところも多いのは、ちょっと残念。また終盤の柄谷の著作の部分が尻切れトンボに終わったのも残念な印象が残った。

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    2017年12月19日
  • 新・地政学 「第三次世界大戦」を読み解く

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    エコノミストの『2050年の世界』、フリードマンの『100年予想』をここのところ読んできた。
    フリードマンの方はまだレビューにまとめてないが…。
    日本については両者の見解が大きく異なるのに驚いた。
    依って立つ理論の違いによるのだろう。
    エコノミストは人口動態学、フリードマンは地政学だ。

    最近地政学をタイトルに謳う本が多い。
    その一冊として、本書を手にしたというわけで。

    で、本書は必ずしも未来予想の本ではないが、フリードマンと共通する認識もあった。
    例えばポーランドの評価。
    地勢的にヨーロッパの中で重要な位置にあり、大国とみるべきだ、と。
    ショパンの繊細なイメージと結びついて、ソ連・ロシアと

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    2017年12月16日
  • 40代でシフトする働き方の極意

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    大阪への往復で、読み終えてしまった。この著者の本にしては、時間はかかんなかったな。今まで読んだことのある話もあり、著者としては余技に近いところで書かれたという感もあるかな。つまんなかったわけではない。ちょうど俺自身ど真ん中でもあり、あれこれ参考になった。余技なんて思わせつつも、読んで楽しませてくれるあたり、やっぱりプロの技というところだろうね。俺に、メンターが探せるかな、なんて思った。本でなら、いくらでもあるんだけどね。

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    2017年12月05日
  • 佐藤優の集中講義 民族問題

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    ネタバレ

    外交官時代の経験からロシアの民族問題を取り上げ、最後は日本、とりわけ沖縄へ。アメリカ基地や琉球という言葉を使って、日本人が民族問題にいかに疎いかを問う書物

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    2017年12月01日
  • あぶない一神教(小学館新書)

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    難解な問題をわかりやすく説明してくれていて、興味深く読みました。読み終わって少し賢くなった気がしました。

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    2017年11月30日
  • JAに何ができるのか

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    JAのことを調べれば調べるほど、JAという存在の必要性をつよくかんじるようになる。株式会社ではなく、協同組合だからこそできる利を追求しない仕事や、そこから生まれたものを安全という形で享受することができるようになっている仕組み。この相手にどんな土俵でなんの勝負を挑むのか、そこがまだ見えないな。

    ていうか、最後の猪木の話、なんなんだ?

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    2017年11月19日
  • 大世界史 現代を生きぬく最強の教科書

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    池上彰とインテリジェンス佐藤優の対談形式の書籍。
    世界史をさっと復習したくて選択したけど、どちらかというと近現代の情勢からちょっと過去を探る感じの一冊。
    まあ今の世界情勢がどうなっているかをさっと把握するには良い一冊かもしれません。

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    2017年11月16日
  • 使える地政学 日本の大問題を読み解く

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    ブームになっている地政学。一度は手にとって読んでみたいと思っていました。確かに地形は変わっていないし、地形の影響は大きい。そしてこうした地形を超えてネットにまで触れられています。

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    2017年11月09日
  • 死を語る

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    社会的に死んだことのある佐藤さんと、
    肉体的に死んだことのあるうさぎさんが語る、死。

    不思議な組み合わせですが、不思議と気が合うお二人のようです。

    読み手の方が、驚くほどまじめに「死」について、生について、性について、生き方について想いを馳せることができるでしょう。

    死ぬのは怖いし、と、いって、永遠に死なないことも怖い。
    死を語られたあと、生きる意味を考えることができる本です。

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    2017年11月06日
  • あぶない一神教(小学館新書)

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    イスラム教、キリスト教と世の中の関係を知るには最適な入門書。雑学のように気軽に読むことができる。
    アメリカはイスラムを嫌うことや、イスラムでもシーア派とスンナ派の分裂など、世の中で起きているいざこざや混沌を、二人の著者が自分の知識の引き出しから議論する。
    宗教的な場面を目にした際に「なるほど、こういう背景があるのか」と理解させてくれる書籍。

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    2017年11月05日
  • 日露外交 北方領土とインテリジェンス

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     本書は書下ろしではなく、SANKEI EXPRESSの連載コラム「地球を斬る」の記事のうち、ロシア関連記事をまとめたものである。
     日露関係のほか、クリミア併合の頃なので少し古いが、かえって当時の論考がその後どうなったかと合わせて読むと、おもしろい。
     著者の予想というか希望はしばしば外れるが、それは著者の魅力を減じるものではない。ロシアに関してはその深い見識が説得力のある説明をしてくれる。それは、この本でも変わらない。

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    2017年10月22日