永嶋恵美のレビュー一覧

  • アンソロジー 捨てる

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    「捨てる」というテーマでも、捨てるものは具体的なものから抽象的な概念、ほのぼのとした内容からホラーのような恐怖な話と様々だった。

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    2024年08月27日
  • キッチンつれづれ

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    ネタバレ

    キッチンにまつわるアンソロジー。
    お気に入りは福田さんの「対面式」、新津さん「わたしの家には包丁がない」。

    「対面式」
    建売住宅の対面式キッチンからは、向かいの家の対面式キッチンが丸見えだった。
    そして、そのお向かいの玄関ポーチに何故か日替わりで陶器の人形が置かれていて…

    ちょっとした好奇心から、陶器の人形の謎を解こうとする美晴。謎は案外あっさり解けたけれど、お向かいさんの旦那さんが実は…って言うのはどんでん返しでした。

    「わたしの家には〜」
    展子が何故包丁を持たないのか。亡くなった母親が父親の田舎へ帰省した時に女性ばかり動かされているのを目の当たりにして育った所為で、将来包丁を持たない

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    2024年08月05日
  • キッチンつれづれ

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    アミの会シリーズで1番ハマった!
    食に関する短編集。
    ほっこり話もあったけど、
    私としては放置子とか貧困とかの話のほうが
    しっくりきたなー。
    苦労って糧になる!

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    2024年07月02日
  • ここだけのお金の使いかた

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    特に心に残ったのは、大崎梢さんの『12万円ワンコ』 長嶋恵美さんの『廃課金兵は買い物依存症の夢を見るか?』 福田和代さんの『わらしべ長者のつくりかた』松村比呂美さんの『二千万円の差額』。
    タレント犬の実態や、推し活、買い物依存、には驚くばかり。わらしべ長者の話は、爺さんの説得力が絶妙で、展開にも笑った。二千万円の…は思わず涙が。身近な人を亡くすということが、ひしひしと伝わって、悲しかった。

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    2024年01月03日
  • 11の秘密 ラスト・メッセージ

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    人気作家によるメッセージを主軸とした11つのショートストーリー集!
    あたたかいお話しもあれば少しゾッとするようなお話しもあり、一つ一つが長すぎず短すぎず読みやすい長さでした。
    私のお気に入りの作品は
    ☆孤独の谷
    ☆そのハッカーの名は
    ☆青い封筒

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    2023年11月13日
  • ここだけのお金の使いかた

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    ネタバレ

    『百万円分の無駄』 新津きよみ
    『一生遊んで暮らせる方法』 原田ひ香
    『12万円わんこ』 大崎 梢
    『廃課金兵は買い物依存症の夢を見るか?』 永嶋恵美
    『わらしべ長者のつくりかた』 福田和代
    『塾に行かない子どものための五つのクリンプス』 図子 慧
    『二千万円の差額』 松村比呂美

    「アミの会」のアンソロジーです。久々です。
    お金がらみのお話を集めたもので、原田ひ香のヒットにあやかったのかな。

    どれも面白かったんですが、『廃課金兵は買い物依存症の夢を見るか?』 が
    一番好きです。映像で観たいと思ってしまった。シスターフッドってヤツ?
    転売ヤーに転落しようとしている買い物依存症の友人を救おうと

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    2023年10月31日
  • 11の秘密 ラスト・メッセージ

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    贅沢なミステリー集でした。
    おどろおどろしいものではなく、茶目っ気がやリアリティーがあって1つひとつにはっとしたり、クスッとしたり、温かくなったり。

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    2023年01月08日
  • 11の秘密 ラスト・メッセージ

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    ネタバレ

    このご時世のお話が合って切なくなりましたね。
    途中の文章に暗雲が立ち込めてきますが
    最後に残った言葉に温まるものがあるのです。
    でも、やっぱりこのご時世のあれは憎いよ。

    それとある落とし物を拾った人の日記のお話も
    心の温まるものでした。
    秘密部分は文章通りに解釈しないこと。
    (文章上はそうは絶対に見えないから)

    1個だけ、救えないものがあります。
    ある風土病(?)のお話。
    その真相を知るとなぜ奇怪な行動に
    出ているかがわかることでしょう。
    でもどこまでも救えない…

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    2022年11月06日
  • 惑 まどう

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    まんぞく!
    ミステリってこのくらいのボリュームの短編集が読みやすいかもしれない。気分でない時は他の本に行って戻ってきても、弊害ないし。

    そしてどのお話も、どこか考えさせられる軸が入っている、気がした。

    個人的には、砂糖壺は空っぽ、喫茶マヨイガ、太陽と月が星になる、あたりが好きかな。
    ミステリと女の子同士の恋って、相性いいわよね…!

    喫茶…は、ショートストーリーだけど、言いたいことは声を大にして言っていいんだということが、すっと伝わってきた。

    そしてそして、語り手が姉妹で入れ替わりながら時間が進んでいく太陽…は、悲しい結末だけど、憎しみが必ずしも憎しみにはならない(?)ところに救われる。

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    2022年02月21日
  • 11の秘密 ラスト・メッセージ

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    優しい作品が多くてほっとする。
    近藤史恵さんの「孤独の谷」は、この中ではぞくっとするというか、切ないお話。
    「扉を開けて」の不思議な雰囲気も、篠田真由美さんだーっとなって嬉しくなる。母娘のあまりに親密な関係が呼んだ「何か」。
    永嶋恵美さんのあれにはしてやられた。うまいなぁ。ああいうのは大好物。
    「青い封筒」も素敵。もうっ。どうなるかと思ったらあんな素敵な。
    アミの会(仮)のかっこの謎はいつ明らかになるのかなー。ともあれ、このアンソロジーはずっと続けてほしい。

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    2021年12月16日
  • アンソロジー 捨てる

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    全て描き下ろし作品と言う点も嬉しいですが、普段から読んでいる新津さん、松村さん、柴田さん、近藤さん以外の初読みの作家さんもいて新鮮でした。

    負けた人が秘密をバラして行く永嶋恵美さんの「ババ抜き」 終始ゾワゾワする松村比呂美さんの「蜜腺」 女の本音が描かれた近藤史恵さんの「幸せのお手本」など どの短編も切れ味が良く、印象に残りました。

    表紙の花と物語がリンクしていたり、フォントも少し大き目で読みやすかったです。

    新しいメンバーも加入されて今後も出版予定との事ですので楽しみが増えました。

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    2021年02月27日
  • 泥棒猫ヒナコの事件簿 泥棒猫リターンズ

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    久々の新刊!今回も面白かった。ストーリー上もかなり時間が経過した設定なんですね。でも雛子の見た目はあまり変わらないようで。
    1大学生でしっかりしてるとバツイチで一応経営者の店長に惹かれちゃったのかな。でも利用されてることに気がついてよかった。2リアルがない、ネットの怖いところだよね。3今回は雛子たちも苦戦、志乃が無事で良かった。夏樹は離れてみて自分に本当に必要な人、応援してくれている人に気がついたのかな。愛璃恐。

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    2020年03月03日
  • 廃工場のティンカー・ベル

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    ネタバレ

    【あらすじ】
    廃工場、廃線、廃校……etc.人けなくうち捨てられた廃墟には、何かの気配が残っている。いつまでも消えることなく、時間を経るほどにむしろそれは強く漂う。人生に疲れたら、うら寂しい場所に行ってみよう。その何かが足下を照らし、背中を押してくれる。閉じこもりOL、家出少年、行きづまった事業主──彼ら彼女らの今を劇的に変化させる6つの物語。心に響く短編集。

    【感想】

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    2017年08月06日
  • インターフォン

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    面白くて一気読みした
    特に小火はゾクゾクする
    短編だからあれで終わってしまったけど、続編を出して欲しいと思った。
    この著者の作品はハズレは少ないと思う

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    2015年03月28日
  • 廃工場のティンカー・ベル

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    やられました。すごくいい。
    非日常的な空間に満ちる温かさが
    とても自然に心に沁みる。
    読んでよかったと強く思わせてくれる本でした。

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    2012年11月26日
  • 明日の話はしない

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    永嶋さんの作品を読んだのはこれが
    初めてだったのですが、とても引き込まれました。
    「明日の話はしない」で始まる3つの話が最終章で繋がったときはとても衝撃を受けました。
    永嶋さんの作品の中ではこの作品1番好きです。

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    2012年10月05日
  • 災厄

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    嫉妬、悪戯、悪意、悪ふざけ、投げやり、やっかみ…、誰でも少なからず持っていそうなイヤ〜な感情をいろんな立場の人間がおりなす話。テンポが絶妙にいい。
    16歳の少年の心情が徐々に変化していく様も良かった。

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    2012年05月30日
  • 檜垣澤家の炎上(新潮文庫)

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    なんという壮大な大河小説!そしてちゃんとミステリー!
    富豪一族の妾の娘だった、かな子を取り巻く女たちの腹の探り合い。幼いながらも絶対に負けない、絶対にのし上っていくという強い意志を持ったかな子が凄い。
    成長するにつれ、周りがもっと良く見えてくる様や、その当時の暮らしぶりなども丁寧に描かれていて、ちょっとずつ散りばめられた伏線も終盤に回収、約800ページという長編なのに中だるみすることなく、ラストの怒涛の勢いが本当に凄かった。
    女怖い(๑ᴖ◡ᴖ๑)

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    2026年02月26日
  • 檜垣澤家の炎上(新潮文庫)

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    題名が『檜垣澤家の炎上』なのでクライマックスとして大火災が起こるのであろう…と勝手に決め込んでいたのですが、ラストに近づくにつれ、もしかしてそれは序章で起こる火事のことかも、と思い込みが揺らいだところでの最後の最後の展開に不意を突かれました。一体、この先何が起こるのだろう?という前のめりな気持ちをいなす様に、維新後の絹のビジネスで膨大な富を蓄積した商家を舞台に、日々の細かな出来事とその家に迎えられた妾腹である女主人公の心の動きが、これでもか、というほど頁数を費やして語られて行きます。ゴールが予想できない不安定な感じが明治・大正の富豪のライフスタイルの描写や次から次にばら撒かれる伏線に幻惑されて

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    2026年02月20日
  • 檜垣澤家の炎上(新潮文庫)

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    面白かった。かな子の成長が楽しみになってどんどん読んでしまった。
    約800ページは読めるか不安だったが、もう少し読みたいと思えるほどだった。

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    2026年02月12日