あらすじ
難病で何年も入退院を繰り返し人生を諦観する小学生。男に金を持ち逃げされ無一文のオカマのホームレス。大学中退後に職を転々、いまはスーパーのレジで働く26歳の元OL。別々の時代、場所で生きた三人が自らに課した共通のルールが「明日の話はしない」だった。過失、悪意、転落――三つの運命的ストーリーが交錯し、絶望が爆発するミステリ。
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
永嶋さんの作品を読んだのはこれが
初めてだったのですが、とても引き込まれました。
「明日の話はしない」で始まる3つの話が最終章で繋がったときはとても衝撃を受けました。
永嶋さんの作品の中ではこの作品1番好きです。
Posted by ブクログ
190420
絶望ミステリー。
まさにその言葉通りの作品だった。
明日を望んでいる人がいる一方、また明日が来てしまうと思う人がいる。
数奇な運命と言えば簡単だが、人はちょっとした運命で何事も変わってしまうものなのだと、改めて感じた。
色々と考えさせられる作品だったが、あまり人にはオススメできない作品としてだと思う。
Posted by ブクログ
どんな本読んでるの?って聞かれて、
「全然後味よくない本」つて答えたやつです。
間違ってはないと思う…。笑
絶望ミステリって書いてあったけど、その通り!