【感想・ネタバレ】明日の話はしないのレビュー

あらすじ

難病で何年も入退院を繰り返し人生を諦観する小学生。男に金を持ち逃げされ無一文のオカマのホームレス。大学中退後に職を転々、いまはスーパーのレジで働く26歳の元OL。別々の時代、場所で生きた三人が自らに課した共通のルールが「明日の話はしない」だった。過失、悪意、転落――三つの運命的ストーリーが交錯し、絶望が爆発するミステリ。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

永嶋さんの作品を読んだのはこれが
初めてだったのですが、とても引き込まれました。
「明日の話はしない」で始まる3つの話が最終章で繋がったときはとても衝撃を受けました。
永嶋さんの作品の中ではこの作品1番好きです。

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2012年10月05日

Posted by ブクログ

190420

絶望ミステリー。
まさにその言葉通りの作品だった。

明日を望んでいる人がいる一方、また明日が来てしまうと思う人がいる。

数奇な運命と言えば簡単だが、人はちょっとした運命で何事も変わってしまうものなのだと、改めて感じた。

色々と考えさせられる作品だったが、あまり人にはオススメできない作品としてだと思う。

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2019年04月20日

Posted by ブクログ

どんな本読んでるの?って聞かれて、
「全然後味よくない本」つて答えたやつです。
間違ってはないと思う…。笑
絶望ミステリって書いてあったけど、その通り!

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2018年11月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

社会から疎外されている人々、一度はまったら抜け出せず落ちていくスパイラル。
そんな現代の実相の捉え方はうなずける。

ただ、登場人物の心情の変化があまりわからない。
ミドがどんな感情をもって成長していったのか、
なぜ、最後に彼が全てを話してしまうのか、
そういうところの必然性が伝わってこないのがちょっと残念。

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2011年10月26日

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