永嶋恵美のレビュー一覧

  • ベストフレンズ

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    ネタバレ

    幼なじみの2人。ホームレス同然の身となった風香と、はずみで人を死なせてしまった桜のあてなき逃避行の物語。
    風香の人生の転落はすさまじく、心の救いとなると思った桜がまた…。
    逃避行の中でも様々な事件が動き、話も彼女達が中学の頃の出来事まで。
    総じて「ベストフレンズ」という呪縛を抱えた風香が、図らずもどんどんと不幸の人生を歩んでいってしまう。
    桜は結局友情を自分の利己のために利用したんだろうな。中学時代の頃から。
    プロローグとエピローグの繋がり。稀に見るバッドエンドだけど、ようやく呪縛から解かれた瞬間でもありましたね。

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    2020年09月01日
  • アンソロジー 隠す

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    気になる作家さんが沢山。読み応えがあった。
    アンソロジーは知らない作家さんとの出会いがあるから好き。個人的に新津きよみ「骨になるまで」松村比呂美「水彩画」がよかった。

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    2020年07月31日
  • 一週間のしごと

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    推しが強くお節介な幼なじみの菜加。何でも拾ってくる悪い癖がある彼女が今回拾ってきたのは人間の男の子だった。名前すら名乗ろうとしない男の子をタロウと名付け、親探しを始めた恭平たちはいつしかとんでもない事件に巻き込まれ…。
    この作品が楽しめるかどうかは、ひとえにトラブルメーカーの菜加のキャラクターを許容できるかどうかにかかっている気がする。おいおい、そこで何でそんなことをする、と本が叩きつけたくなること請負。私はといえば、「あーもう!イライラする!」と思いながらも、結構最後まで楽しめた。扱っている事件は決して軽いものではないのに読後感が悪くないのは、解説の光原百合さんの言う通り、主人公たちのおかげ

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    2020年07月03日
  • アンソロジー 隠す

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    11名の女流作家たちが一つのテーマで物語を紡いでいます。近藤史恵、松村比呂美、光原百合の作品が良かったし怖かった。

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    2020年06月05日
  • アンソロジー 初恋

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    アミの会(仮)のアンソロジー。
    大人の「ファーストラブ」とのことで、大崎梢さんの「レモネード」な感じの作品集かなと思って読んでいましたが、色々な形の初恋の話でした。

    福田和代さんの「カンジさん」みたいな、ちょっとゾワッとくる話もありましたが、好みの展開が多かったですね。
    松村比呂美さんの「迷子」で暖かな気持ちになって読み終わることができました。

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    2020年02月12日
  • アンソロジー 初恋

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    アミの会の面々が描く初恋、色々な初恋があって楽しかった。
    思いがけずイヤミスちっくなものもあったし。
    涙を流す絵の話が1番好きかな。
    あと、迷子も同じぐらい好き。
    どちらも、ほのぼのしていて、可愛くて、私の好みにぴったり。最後のあれには完全ノックダウンw
    アミの会、次のテーマはなんだろう。楽しみでならない。

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    2019年12月28日
  • 泥棒猫ヒナコの事件簿 泥棒猫リターンズ

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    8年ぶりの第3弾、連作短編集。
    面白かった!!
    以前の依頼者が登場、その成長ぶりなども楽しめた。

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    2019年12月23日
  • 一週間のしごと

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    なんでも拾ってしまう女子高生が、迷子の子供を拾ってきた。
    しかも、その子供の母親が集団自殺したとのニュースが。

    隣人で幼馴染に男子高校生が、事件解決に奮闘する。
    頼りにたる同級生も何やら怪しい。
    果たして、真相は?
    はたまた女子高生との仲はどうなる?

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    2018年11月30日
  • 転落

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    ネタバレ

    【あらすじ】
    ホームレスになってしまった「ボク」は、食料を探していた神社で、小学生の麻由から弁当を手渡される。巧妙な「餌付け」の結果生まれた共犯関係は、運命を加速度的に転落へと向かわせる。見せ掛けの善意に隠された嫉妬・嘲笑・打算が醜くこぼれ落ちるとき、人は自分を守れるのか!?驚愕の心理サスペンス。

    【感想】

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    2017年08月11日
  • 擬態

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    ネタバレ

    【あらすじ】
    成り行きで家出少女と同居を始めた女子大生ナナミは、友人の死に責任を感じつつ生きる元ヤンのクニコと、おざなりなメールのやり取りを続けていた。平凡な郊外の街で、二人の日常が交差するとき、過去の記憶の輪郭が残酷に浮かび上がる。“嫌ミス”の枠を超えた、著者の新境地。

    【感想】

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    2017年08月10日
  • なぜ猫は旅をするのか?

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    これも猫絡みのライトノベル。途中からだんだん面白くなってきた。最後はうまくまとめたね。続編があっても良さそう。

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    2017年02月04日
  • なぜ猫は旅をするのか?

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    色々設定はありますが、典型的なご近所ミステリー。タイトルに猫が入っていますが、それほど積極的に猫が絡んだ話はありません。舞台となる町ではいわゆる地域猫が大事にされていて、物語の背景に猫がいる雰囲気を作っています。
    そういった猫のいる雰囲気もあいまって、なかなかにコージーな作品に仕上がっています。

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    2016年02月03日
  • ベストフレンズ

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    途中からハラハラドキドキして、ラストはどうなるのだろう?と読み進めた。
    こんな終わり方で良いのだろうか?
    人を一人殺したら、二人でも。。。と思ってしまうのだろうか?
    風香の気持ちは分からないでもないが、正しいかどうかを見極めることは大切だと思う。
    こういう友達は、果たしてベストフレンズなのか?考えさせられる。

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    2014年09月04日
  • インターフォン

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    とある団地を舞台にした10編の短編集。

    住んだことのない私にとって憧れの住居、団地。
    狭い空間で広げられる様々な人間模様が、丁寧に描かれている。
    個人的には「花笑み」が印象深かった。
    切なくて悲しい話なんだけど、少しだけ救いもあるような。
    気付いたら涙がこぼれていた。

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    2014年05月18日
  • 廃工場のティンカー・ベル

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    永嶋さんは・・
    宮部さんや有川さんや畠中さんや近藤さんらに並ぶ、素晴らしい作家さんだと!俺は思う*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*


    ♪ママて歌が話題だ・・
    話題なのはその歌詞だ(つД`)ノ

    永嶋さんの作品は?イヤミスでは無いが類似で、素晴らしい脚本力?なのだが、時折心えぐる文体や設定だ。

    結果、全てが快方に向かう短編ばかりだが、そのスタート設定にはドキドキしてまうΣ( ̄。 ̄ノ)ノ

    永嶋さん!コレえぐられましたよ(>人<;)

    女の子とか子供とかお年寄りとか・・
    弱い方に迫害が行くのは勘弁です。・゜・(ノД

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    2013年11月04日
  • せん-さく

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    ネタバレ

    この作者の何気ない日常に潜む、普通の人々の悪意と善意の表現が好きです。
    オフ会とかは今では一般的だけど、当時はまだそこまでいかなかった時代のせいか、主人公たちの年齢差のせいか少しぞくぞくした。

    恋愛小説のような、ミステリーのような・・・。
    不思議な空気感を出せる作家さんだと思います。

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    2013年12月01日
  • 災厄

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    それぞれの登場人物からの悪意に溢れた本。悪意だらけで全体として暗くなる分、善意の行動が明るく際立つ。
    "人は善意と悪意とを同じだけ持っている。どちらが表に出るのかの違いでしかないのだ。"に全てが集約されている。

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    2013年08月25日
  • 廃工場のティンカー・ベル

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    知らない作家さんでしたが、まあまあ楽しみました。廃工場、廃線、廃村、廃校などに絡めたハートフルストーリー。短編なので深みはないけれど切り口は面白いと思いました。

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    2013年05月11日
  • 擬態

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    「嫌ミス」と帯に書いてあったので若干引き気味で読み始めたのですが、終わってみれば「嫌ミス」というよりむしろ「良ミス」でした。
    この作家さんの他の作品も読んでみたくなりました。

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    2013年03月30日
  • 廃工場のティンカー・ベル

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     どの話もしんどい事情を抱えた人や子どもたちがでてくるけれど、最後は光がさす。読後感はいい。何かが消えて見えるものがあるという言葉が出てきたけど、廃墟へ行くことで見えるもの始まることがあったということかな。

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    2012年11月23日