永嶋恵美のレビュー一覧

  • 明日の話はしない

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    永嶋さんの作品を読んだのはこれが
    初めてだったのですが、とても引き込まれました。
    「明日の話はしない」で始まる3つの話が最終章で繋がったときはとても衝撃を受けました。
    永嶋さんの作品の中ではこの作品1番好きです。

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    2012年10月05日
  • 災厄

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    嫉妬、悪戯、悪意、悪ふざけ、投げやり、やっかみ…、誰でも少なからず持っていそうなイヤ〜な感情をいろんな立場の人間がおりなす話。テンポが絶妙にいい。
    16歳の少年の心情が徐々に変化していく様も良かった。

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    2012年05月30日
  • 檜垣澤家の炎上(新潮文庫)

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    恩田陸さんが推薦の帯書いてると買いたくなりませんか。
    久しぶりに長編を読んだ。本筋とはあまり関係ないけど逞しい女性がたくさん出てくるので、今の弛んだ自分に喝を入れたくなった。

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    2026年06月22日
  • 檜垣澤家の炎上(新潮文庫)

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    横浜の富豪・檜垣澤家。当主・檜垣澤要吉の妾の子、高木かな子は母を亡くし、檜垣澤家に引き取られることにとなり、病に倒れた父・要吉の面倒をみていた。
    そんな中、要吉の娘婿であり、次期当主となるとみられた辰市が不審死をとげる。
    要吉の妻・スエ、娘・花、孫娘の3姉妹、郁乃、珠代、雪江。
    陰謀、政略結婚…したたかに生き抜く女系家族の中で、なんとか生き抜いていこうとするかな子。

    強かに生きる女系家族の中で、妾の子・かな子がのし上がっていく話かと思いきや…
    こんな結末だったとは…
    最初は長くて、長くて。途中で何度挫折しそうになったか…
    どこがミステリー⁇
    途中から徐々に真相が明らかになり始める。
    すべてが

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    2026年06月13日
  • 檜垣澤家の炎上(新潮文庫)

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    ネタバレ

    檜垣澤要吉の子どもであるかな子が、本宅に引き取られる話。
    どんなに心細いか、、、と思うが、かな子が年のわりにしっかりしていてうまく立ち回ることができてよかった。
    すっごい性格のいい子がいじめられるという話ではなかったので、よかった。
    かな子によって、うまく転がされている珠代や幸江が素直でかわいらしいと思った。

    この時代の上流の女性はこのようにしたたかだったのかな?
    スエと熊倉夫人の関係はあっさり描かれていたが、2人の関係や話も気になった!

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    2026年06月10日
  • 11の秘密 ラスト・メッセージ

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    テーマに沿った書下ろしのアンソロジーを刊行する女性作家の集まり『アミの会(仮)』
    今回のテーマは「ラスト・メッセージ」

    一冊で多様な作風を楽しめるのがアンソロジーの楽しみ。同じテーマなのに、驚くほどテイストは違う。

    「もうひとつある 鷹宮家四訓」 大崎梢
     地元の大企業を経営する旧家『鷹宮家』に伝わる四つの 家訓。後から加えられた五つ目の存在を調べる先輩を連れ、末端の分家の娘『絵茉』は本家を訪れる。
     謙虚・礼儀・努力・和、しごく基本的でまっとうな家訓に加えられた意外なものとは、「女・子どもにはあとを継がせるべからず」という差別的(現代ではアウトか)なもので、絵茉も憤るのだが…。実は妹を好

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    2026年06月13日
  • 惑 まどう

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    アンソロジー好きです。
    加納朋子さんと今野敏さんが入ってて、
    未読?と期待してしまいましたが、
    思いっきり既読でした。
    再読しても好きでしたが。
    「喫茶マヨイガ」と「最後の望み」が心に残りました。
    自分じゃない人のためなら頑張れる、とか
    気持ち次第で結果は変わる、とか。

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    2026年06月06日
  • ここだけのお金の使いかた

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    思っていた以上に良い短編集だった。
    特に「12万円わんこ」以降はお金というよりも生き方や生活の信条にフォーカスがあり、やはり人生お金だけでは侘しいのだなと思った。
    この短編をきっかけに、作者たちの他の作品にも触れてみたい。

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    2026年05月18日
  • 一週間のしごと

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    何でも拾ってしまう幼馴染の女子高生が子どもを拾ってきた。ハチャメチャな1週間かと思いきや、いろんな事が絡み合っていき、終盤にかけて繋がっていき、ハラハラさせられる。面白かった!最後の終わり方も良かった。

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    2026年05月10日
  • 檜垣澤家の炎上(新潮文庫)

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    ネタバレ

    女性版立身出世のおしんを彷彿させる物語。野心を抱いたかな子の心意気に気分高揚。大正という、近現代の舞台設定はもともと好きだから、心に刺さる!
    恩田さんの「なんとかしなくちゃ」バリにいいところで幕を閉じるので、続編に期待。ぜひ、かな子のその後の快進撃と太平洋戦争を乗り越える姿を見たい。
    かな子の境遇に夢中ですっかり忘れていたけれど、ミステリーとしての伏線回収も見事で、ハルさんや火事場から去る書生など、後からストン。

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    2026年04月23日
  • せん-さく

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    舞台は2000年。オンラインゲームのオフ会で知り合った主婦の典子と中学生の遼介。不妊治療に倦む暮らしを続けていた典子は、遼介の家出に付き合うことに。
    典子と遼介の家出は、次々と犯罪を巻き込んで進んでいく。
    取り返しのつかないところまで追い詰められた孤独なふたりの逃亡劇。

    時代背景が活かされており、遼介の中学生としての危うさが印象的な物語。

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    2026年04月16日
  • 檜垣澤家の炎上(新潮文庫)

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    この作家の力量に脱帽。
    連続殺人事件を名探偵が解決!という本格系のミステリではない。
    しかし、人間の内面を、とくに女性の心の内や微妙な関係性を実に巧みに描く。それがラストの謎解きに見事に結実していく。長い物語だが、主人公かな子の味方になろう!と心に決めれば、一気に読み進むだろう。
    そして、横浜の商家を舞台に、日本の近現代史の重要なページを体験した気分になる。面白かった。

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    2026年04月14日
  • キッチンつれづれ

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    ほのぼの系が多くて気軽に読める。
    近藤史恵さんと福澤徹三さんだけ、
    ちょっとクライム系で怖かったけど。
    アミの会、順調にクリア中。

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    2026年04月13日
  • おいしい旅 初めて編

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    この本は、複数の作家の短編集だが、時間の関係で私が乗れなかったサフィール踊り子号に乗って、終点の下田まで行くのを読んで、いいなあと思った。

    下田に何があるかよく分からず旅のスケジュールから外したけれど、ペリー以外にも水戸岡デザインのものとか、坂本龍馬とか、ロープウェイとか、楽しそうなものがあるのだとわかった。

    他の話も、ミステリーがらみや重い話などいろいろあるが、日本各地の美味しいものに出会えるのは幸せだと思う。

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    2026年03月28日
  • 転落

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    逃亡生活を送るなかでホームレスになったボク。ボクに餌付けをする小学生の女の子を殺してしまい逃げ込んだ先は、過去に殺した子どもの母親の部屋だった。

    被害者と加害者の有り得ない同居生活、一人称が「ボク」の理由、匿ってくれる理由など、最初は腑に落ちないことも話が進むにつれて不穏さを増しながら明らかになっていく。
    ベースにあるのは、子どもが亡くなったとき、被害者であるにもかかわらず糾弾されてしまう母親という存在の不条理さ。
    根底にある憎しみが伝わってくる物語だった。

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    2026年03月23日
  • 檜垣澤家の炎上(新潮文庫)

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    読んでみたくて取り寄せて手にしたときに、800頁の厚さに圧倒される(汗)。明治から大正を舞台に、檜垣澤家に引き取られた妾の子ども・かな子。読めば読むほど、かな子の生き様から目が離せず、寝る間も惜しんで読んでしまった。ミステリーというよりは人間ドラマ強めで、朝ドラを観てる感覚。面白かったが、ここで終わりかとも思う。続編があれば読みたい。

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    2026年03月22日
  • 檜垣澤家の炎上(新潮文庫)

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    永嶋恵美さんの作品、初読みです。
    2026年初作家、21人目です!

    こちらの作品は2025年このミステリーがすごいの第8位です。
    明治から大正にかけての檜垣澤家の人々の話しですが、まず本の厚さに驚きます(笑)
    文庫本で800ページ弱‥、そんなに厚いなら400ページ上下巻でお願いしますって感じ。
    だいたいいつもの読書だと100ページ過ぎたくらいから調子が出てどんどん読めるようになるんだけど、100ページ超えてもなかなか手強い感じでした。
    でも、読みづらいとかそんなことは全くなく、古い時代のお話しだけど、興味深く読めました。
    結構好きなタイプのストーリーでした!

    ラストがそんな感じか〜とちょっ

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    2026年03月17日
  • 檜垣澤家の炎上(新潮文庫)

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    ネタバレ

    どこら辺からミステリになっていくのかな〜と思いながらかな子の奮闘を読み進めていくと、終盤の伏線回収に痺れました。関東大震災で何もかもチャラになるんじゃなくて、かな子がスエや花を出し抜いて成り上がっていく様を見たかったというのはちょっと望み過ぎか。面白かったです。

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    2026年03月17日
  • 檜垣澤家の炎上(新潮文庫)

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    出来ればそういう結末で終わるのではなく、かな子の力量でのし上がっていく話が読みたかった。
    何となくサラ•ウォーターズ感もある。

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    2026年03月05日
  • 檜垣澤家の炎上(新潮文庫)

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    ネタバレ

    読書前メモ:
    本紹介を見て購入。
    舞台が明治から大正にかけての横濱で地元近くというのも相まって興味を持った。

    読書後メモ:(要約)
    横濱の貿易商、檜垣澤家当主の妾の子として誕生したかな子。火事で母を亡くしたかな子は、檜垣澤スエや花、花の3人の娘たちと共に暮らすことになる。女中や使用人と同じ部屋で過ごしながら、母の教え(人の顔や何を話したのかを絶対に忘れないこと。人には三つの顔があること)を心に留め、時には盗み聞きをして情報収集をしていた。ある日の夜、婿養子が火事で不審な死を遂げ、第一発見者となったかな子は恩人と持ち上げられ、少しずつ表舞台に出ることになる。園遊会や姉たちに連れ回される中でかな

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    2026年03月03日