永嶋恵美のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
永嶋恵美さんの作品、初読みです。
2026年初作家、21人目です!
こちらの作品は2025年このミステリーがすごいの第8位です。
明治から大正にかけての檜垣澤家の人々の話しですが、まず本の厚さに驚きます(笑)
文庫本で800ページ弱‥、そんなに厚いなら400ページ上下巻でお願いしますって感じ。
だいたいいつもの読書だと100ページ過ぎたくらいから調子が出てどんどん読めるようになるんだけど、100ページ超えてもなかなか手強い感じでした。
でも、読みづらいとかそんなことは全くなく、古い時代のお話しだけど、興味深く読めました。
結構好きなタイプのストーリーでした!
ラストがそんな感じか〜とちょっ -
Posted by ブクログ
ネタバレ読書前メモ:
本紹介を見て購入。
舞台が明治から大正にかけての横濱で地元近くというのも相まって興味を持った。
読書後メモ:(要約)
横濱の貿易商、檜垣澤家当主の妾の子として誕生したかな子。火事で母を亡くしたかな子は、檜垣澤スエや花、花の3人の娘たちと共に暮らすことになる。女中や使用人と同じ部屋で過ごしながら、母の教え(人の顔や何を話したのかを絶対に忘れないこと。人には三つの顔があること)を心に留め、時には盗み聞きをして情報収集をしていた。ある日の夜、婿養子が火事で不審な死を遂げ、第一発見者となったかな子は恩人と持ち上げられ、少しずつ表舞台に出ることになる。園遊会や姉たちに連れ回される中でかな -
Posted by ブクログ
題名が『檜垣澤家の炎上』なのでクライマックスとして大火災が起こるのであろう…と勝手に決め込んでいたのですが、ラストに近づくにつれ、もしかしてそれは序章で起こる火事のことかも、と思い込みが揺らいだところでの最後の最後の展開に不意を突かれました。一体、この先何が起こるのだろう?という前のめりな気持ちをいなす様に、維新後の絹のビジネスで膨大な富を蓄積した商家を舞台に、日々の細かな出来事とその家に迎えられた妾腹である女主人公の心の動きが、これでもか、というほど頁数を費やして語られて行きます。ゴールが予想できない不安定な感じが明治・大正の富豪のライフスタイルの描写や次から次にばら撒かれる伏線に幻惑されて
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Posted by ブクログ
ネタバレ幕引きは唐突で乱暴に感じたけど、史実に基づいた出来事に沿って進む、主人公かな子のサクセスストーリーとして興味深く読んだ。
個人的には恋愛要素がもう少し読みたかった。
かな子が親友である暁子に対して「彼女以上に大切な人は今後現れないだろう」と独白する場面があったので、「これは予想を裏切って他の男性と恋に落ちる伏線では!?」と期待していたのですが。
まさか候補の男性が二人とも帰らぬ人となるとは思いもよりませんでした……。
恋愛にうつつを抜かしている暇はない、という作者様からの愛のある試練でしょうか……。
かな子の宿敵も家族も思い出もすべては瓦礫の下に埋まってしまった。
檜垣澤家を復興させるまで -
Posted by ブクログ
ネタバレ芦辺拓さんの「大鞠家殺人事件」を彷彿とさせるなぁと、読み始めて暫くは感じていた。
この一族の中で、殺人事件が発生するのか?と待ち構えていたら、発端にポツとあっただけ。
かな子が学校に進学するあたりで、おや、事前の予想とはちょっと違う展開だなと思ったが、この中盤から一気に引き込まれていった。
終盤、「こんなにフラグを立てた西原とくっつかないんかーい!おいおい!」などと独りごちながら、病室から出る際の描写では涙ぐんでしまった。
なんとなく、タイトルから予想していた結末ではあったものの、ここまで思い切りよく全滅させるとは思わなかった。
が、しかし、かな子の行く末を読者に委ねるとするなら、最適な締