【感想・ネタバレ】一週間のしごとのレビュー

あらすじ

優等生だがほかに取り立てて特徴のない高校生・開沢恭平は、日曜日に幼なじみの青柳菜加に呼びつけられ、一方的に相談された。昨日渋谷の雑踏で母親から置き去りにされた幼児を保護し、家まで送り届けたが、荒れ果てた無人の室内に危機感を覚え自宅に連れてきたという。これまでにも猫や犬、果てはアルマジロと様々な生き物を拾っては周囲を奔走させてきた前科を持つ菜加は、事の重大さをまったく認識していなかった。「誘拐罪。おまえがやったのは、れっきとした犯罪だ」――警察を含めた大人たちを頼らず、幼児を然るべき場所に送り届けるため、恭平たちの波瀾の一週間が幕を開ける!/解説=光原百合

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Posted by ブクログ

推しが強くお節介な幼なじみの菜加。何でも拾ってくる悪い癖がある彼女が今回拾ってきたのは人間の男の子だった。名前すら名乗ろうとしない男の子をタロウと名付け、親探しを始めた恭平たちはいつしかとんでもない事件に巻き込まれ…。
この作品が楽しめるかどうかは、ひとえにトラブルメーカーの菜加のキャラクターを許容できるかどうかにかかっている気がする。おいおい、そこで何でそんなことをする、と本が叩きつけたくなること請負。私はといえば、「あーもう!イライラする!」と思いながらも、結構最後まで楽しめた。扱っている事件は決して軽いものではないのに読後感が悪くないのは、解説の光原百合さんの言う通り、主人公たちのおかげだと思う。

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2020年07月03日

Posted by ブクログ

なんでも拾ってしまう女子高生が、迷子の子供を拾ってきた。
しかも、その子供の母親が集団自殺したとのニュースが。

隣人で幼馴染に男子高校生が、事件解決に奮闘する。
頼りにたる同級生も何やら怪しい。
果たして、真相は?
はたまた女子高生との仲はどうなる?

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2018年11月30日

Posted by ブクログ

ちょっとした出来事からいろいろなことが繋がっていく感じは悪くないですが、話の中心にいる菜加が身勝手だし、考えは浅いしで、イライラしてしまってストーリーを楽しめなかった。
作者は女性なんですけど、この作品に出てくる女はいろいろな意味でバカばかりなんですが、これでいいのか?

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2020年06月12日

Posted by ブクログ

思ったよりアクション要素が強かった。ミステリ的には入れ替わりが使われているが分かりやすい。テンポも良く読みやすいので軽く読むには良い。

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2019年04月08日

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