永嶋恵美のレビュー一覧

  • 転落

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    とても引き込まれた。一話と二話のラストの急展開には良い意味でびっくりした。でも三話ではここで終わってしまうのかと不意に放り出されたみたいな気持ちになってしまった。

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    2018年10月17日
  • インターフォン

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    団地を軸とした10の物語。
    少し怖い話や
    意味深で終わる話
    懐かしさが漂うほのぼのとした話など
    1話が短くて短時間で読めます。

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    2018年03月21日
  • 擬態

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    なんで嫌ミスって書いてあったんだろ。全然嫌ミスじゃないじゃん。普通になんだか爽やかなエンディングだったし。もう一捻りあるのかと思ったぶん少し肩透かし食った感じ。でも前半部分はなんだかわかりにくくて物語に入り込みにくかったかなぁ。
    とりあえず最後まで読み終わってタイトルの意味もなるほどねーって思いました。

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    2018年03月07日
  • インターフォン

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    ネタバレ

    【あらすじ】
    市営プールで見知らぬ女に声をかけられた。昔、同じ団地の役員だったという。気を許した隙、三歳の娘が誘拐された。茫然とする私に六年生の長男が「心当たりがある」と言う(表題作)。頻繁に訪れる老女の恐怖(「隣人」)、暇を持て余す主婦四人組の蠱惑(「団地妻」)等、団地のダークな人間関係を鮮やかに描いた十の傑作ミステリ。

    【感想】

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    2017年08月20日
  • 転落

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    読み終えた後はしばらく「???」だんだんと「あ、もしかしてこういうこと?」となんとなーく理解。理解したと言えるかは自信ないけど。最初は全く疑わず、「レゲエ風男性ホームレス」を想像していました。2章でええええとなり、最後はほおおおとなった。帯にあったように確かにびっくりはした。たしかに予備知識はない方がいいと思う。先入観もない方がいいと思う。彼女は殺されたのか。てっきり自分で警察呼んで捕まえてもらう自作自演を思っていたけど最後の2人の言葉から違うよう。彼女の計画はずっと前からだったんだ。
    h29.6.9

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    2017年06月09日
  • インターフォン

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    団地が舞台の10個の短編集どの話も身近にいそうな人のちょい怖い話
    『インターフォン』『小火』はゾッとした
    『梅見月』『花笑み』は切ない話
    最後の『迷子』は怖くなくてほんわかした話

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    2017年01月11日
  • 災厄

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    妊婦連続殺人事件の犯人は高校生…
    その事件についての話かと思ったら、
    その殺人犯の少年の担当の弁護士の妻のまわりで起こる悪意の嫌がらせについての話

    途中で絵里の弟の話が出てきて
    そこから何かが…
    と思ったけどとくに何もなく…
    とにかく、女は怖い、陰湿ってコト

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    2017年01月11日
  • 転落

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    犯罪や事故の被害者なのに…。

    怒りをぶつける相手は加害者のはずなのに…。

    誰より辛さや悲しみを、分かち合ってほしい人達から責められる…。

    突然そういう目にあったら「なぜ」「どうして」と、
    身近な相手を責めずにはいられないのかもしれない。

    でも、だからって・・・。

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    2016年02月08日
  • 転落

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    結局のところ知実が本当におかしくなってたのかよくわからず...。狂ったふりしてた割には一章では本当に息子と同一化しちゃってるし。先が気になる話だったけど、結局スッキリしなかった。

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    2015年09月03日
  • 転落

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    さくっと読むならいい。
    オチも含めたすべてが軽くさくさく流れていくので、深読みの必要もない。
    (疾走感がある訳でもテンポがいい訳でも爽やかな訳でもない)
    人間の負の部分を見せ付けられる所は現実味があって良かったが、レビューに多いどんでん返しという程の結末ではないところが少し残念だった。

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    2015年07月22日
  • 転落

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    ネタバレ

    いやミスと聞いて読んでみました。
    他の方のように、最悪の読後感ではない。
    三章目、あ、なるほどこういうことか〜といった感想。
    最高に面白くはないけど、一日で読んでしまうくらいの引き込まれる作品。

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    2015年05月07日
  • 廃工場のティンカー・ベル

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    廃墟を舞台にした短編集。廃墟が舞台だけれど、物語の結末は前向きな構成。決して明るい話ばかりではないけれど、うっすら希望が見える短編集。表題作と、「廃線跡と眠る猫」が好きかな。2012/455

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    2015年04月21日
  • 廃工場のティンカー・ベル

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    スカイエマさんの絵が大好きだというだけで、思わず手に取ってしまった一冊。
    どこかで読んだような物語、エピソード、キャラクター。
    読み終えた瞬間、みんなどこかへ消えていってしまう。
    嫌いじゃないけれど。

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    2013年10月07日
  • 廃工場のティンカー・ベル

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    廃工場、廃園、廃校、廃隧道…
    忘れ去られたその場所に、ひとが足を踏み入れる。

    短編集だが、「廃」つながり。おもしろい。
    それぞれ何か抱えていて、ラストに和む。

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    2013年09月07日
  • 転落

    Posted by 読むコレ

    いやいや...なかなかに不快感を伴う
    黒い内容の作品でしたねー。
    変則的に書かれた叙述ミステリーと
    サスペンスの組み合わせが読む者の
    感情を逆撫でするように追い込んで行きます。

    偏見かもしれないし誤解かもしれませんが
    この不快さを書けるのは女性ならではのものの
    様な気がします。
    そもそもの事件のキッカケとなる過去の女性同士の
    関係性からして妬み、打算、復讐といった感情的な
    動機が既に理解を越えています。

    理解させずとも読み切らせるパワーのある作品なので
    なお質が悪い(笑)。
    ホラーの怖さとは違って纏わり付く粘っこい怖さが
    ある作品。

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    2013年02月23日
  • 転落

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    ホームレスになってしまった「ボク」は、食料を探していた神社で、小学生の麻由から弁当を手渡される。
    巧妙な「餌付け」の結果生まれた共犯関係は、運命を加速度的に転落へと向かわせる。
    見せ掛けの善意に隠された嫉妬・嘲笑・打算が醜くこぼれ落ちるとき、人は自分を守れるのか!?
    驚愕の心理サスペンス。

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    2012年11月20日
  • 転落

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    やだなー、これ。加害者、被害者をとりまく環境に人間の悪意が満ちてる。
    一度、狂った歯車は止められないのだろうか。希望のない小説だった。

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    2012年11月12日
  • 転落

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    ホームレスになった僕と僕に餌付けする小学生の麻由。この設定が面白い。と思ったが、人が転落する様があとからわかってきて心が苦しくなる。

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    2012年09月30日
  • 転落

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    ホームレスになってしまった「ボク」が出会った小学生の女の子との奇妙な共犯関係。
    彼女が食べ物を運んでくれる代わりに、「ボク」は彼女の下僕となった。
    危うい、でもどこか穏やかな時間はそう長くは続かなかった。
    共犯関係が壊れた時、転落へ向けて加速していく。


    三章で構成されているのですが、時間軸が変わるのと、人物関係がなかなか見えてこないので少し混乱しました。
    こういうことだったのか…と思ったら、やっぱり違った。そんなことの繰り返しで、翻弄されます。
    まぁ嫌いじゃないんですけどね。

    ただ…結末がよくわからない。

    キーポイントとなる言葉はわかってるつもりなんですけど、それが意味

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    2012年09月22日
  • 廃工場のティンカー・ベル

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    表題のお話は、想像していたイメージと違いましたが…。

    お話の終わり方が、将来のために踏み出した第1歩の瞬間というのがキレイだなと思いました。
    良い方向にむけばいいなと願ってしまいます。廃校と廃村のお話が特に好きです。

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    2012年08月27日