ディアスポラ

ディアスポラ

1,034円 (税込)

5pt

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30世紀、人類のほとんどは肉体を捨て、人格や記憶をソフトウェア化して、ポリスと呼ばれるコンピュータ内の仮想現実都市で暮らしていた。ごく少数の人間だけが、ソフトウェア化を拒み、肉体人として地球上で暮らしている。“コニシ”ポリスでソフトウェアから生まれた孤児ヤチマの驚くべき冒険譚をはじめ、人類を襲う未曾有の危機や、人類がくわだてる壮大な宇宙進出計画“ディアスポラ”などを描いた、究極のハードSF。

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ディアスポラ のユーザーレビュー

4.3
Rated 4.3 stars out of 5
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    Posted by ブクログ

    初イーガン、あらすじがとんでもないこと書いてあるので気になって読んだ。最新物理学の上に架空の物理学が乗っかっていたり、幾何学の説明が図もなしに地の文で何ページも書かれていたりするがわりと読み飛ばしても主題は追える。主題の「そこまでテクノロジーで出来たとして、あなた(私)は何をしたいのか(するべきなの

    0
    2024年10月28日

    Posted by ブクログ

     「難解」という評価が定着している本作であるが、確かに私自身、読み終えてみて理解できたと言えるのは全体の3割程度というのが体感であった。しかし、私はそれでも本作を人に薦めたいと思っている。なぜなら、その難解さにもかかわらず、圧倒的に面白いからである。数学や物理学等のテクニカルタームの洪水をなんとか泳

    0
    2024年09月25日

    Posted by ブクログ

    難解さで知られるイーガン作品のなかでも、比較的とっつきやすいと思います。
    人間の、というより知性のアイデンティティを極限まで突き詰めた小説です。

    ちなみにとある漫画で「イーガンを理解している人はいないけど、理解したふりをするのが通の読み方」みたいなことを、さもSFあるあるっぽく言ってました。
    そう

    0
    2019年07月07日

    Posted by ブクログ

    グレッグ・イーガンの作品は、それを読む前と後で読者の考え方を大きく変える程の力を持っているが、この本も例外ではない。

    ストーリーを支える設定としての科学的考察があまりにも専門的すぎる(しかもあらゆる科学ジャンルを横断する)ため、1ページめくる毎にWikipediaを開くなんてことがしょっちゅう起こ

    0
    2018年10月14日

    Posted by ブクログ

    30世紀を舞台に、ソフトウェアによって生み出された
    主人公ヤチマの冒険譚。

    ヤチマの誕生を描いた第1章では、
    ソフトウェア上での知性・人格・自我の生成プロセスが丁寧に記述されており、
    難解ながらも読み応えあり。

    その後、章ごとに、情報科学、数学、遺伝子工学、天文学、と、
    多岐にわたる科学分野を横

    0
    2017年08月20日

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