門井慶喜の作品一覧
「門井慶喜」の「天下の値段 享保のデリバティブ」「銀河鉄道の父」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「門井慶喜」の「天下の値段 享保のデリバティブ」「銀河鉄道の父」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
幕末から大正。札幌が、函館に代わって北海道の中心都市になる。
その時代を生きた5人の人生が描かれる。
著者がふくらませた想像によって肉付けされ、過去の物語が生き生きと動き出す。
分厚い本だったけど読みやすかった。
また札幌を訪れたくなった。
島 義勇:明治政府官吏。札幌市の建設に着手し、「北海道開拓の父」と呼ばれる。
内村 鑑三:札幌農学校第ニ期生。文学者・伝道者・聖書学者。
バチラー八重子:有珠生まれのアイヌの歌人、キリスト教伝道者。
有島 武郎:小説家。農学者を志して北海道の札幌農学校に進学。
岡崎文吉:治水技術者。北海道庁の技師として、石狩川の治水計画の基礎を築いた。
Posted by ブクログ
明治版「ハロー!ちびっこモンスター」。
…いや、全然違うのですが、お父さんの悪戦苦闘ぶりがなんだか微笑ましくて連想してしまいました。共働きが当たり前になって家でも休む間もない令和の父親も大変ですが、明治・大正となるとなによりまず家長としての威厳を保たねばならず、子供かわいさとの間で密かに揺れ動く父の姿は現代人から見てほぼコメディーです。
そんな父の愛を一身に受け、宮沢賢治は人格そなわった大先生に育ち…などという事はまるで無く、嗚呼、現代の子育てがそうであるように親の心子知らず極まれりなのです。河原でボヤは起こすわ、謎の商売を始めようとたくらむわ、そのくせ金はいつも父頼み。宮沢賢治、こんなに
Posted by ブクログ
「一国の国主」信玄堤、そのうち見に行こう。
「除灰作業員」富士山の噴火で火山灰に埋もれた須走、ブラタモリで見たなー。今でもあるだろう。被災地間の被災状況の違いによる勝ち組負け組。
復興の速度や援助の不平等による嫉妬や奢り、恨み。
「小学校教師」新潟から東京へ向かう列車で豪雪に遭う。三八豪雪。
社会がストップすることで、裏日本から表日本への輸送が止まる。逆も。社会が大きくなれば災害はその場だけで終わらず影響が全体に広がる。
てか雪すごいな。新潟来て、今年雪国初体験なんだけど大丈夫かな(;・∀・)
長靴買わなきゃな。買いだめもしなきゃな…。