門井慶喜の作品一覧
「門井慶喜」の「天下の値段 享保のデリバティブ」「札幌誕生」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
「門井慶喜」の「天下の値段 享保のデリバティブ」「札幌誕生」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
現在では約200万人の人口を抱える札幌市。
その札幌に人が入植し始めたのは、明治維新の時代。
当時を生きた実在の人物たちの物語を通じて、「札幌」という街が「誕生」する姿が描かれた本でした。
最初は本当に、札幌が、アイヌ語で「広い乾いた土地」と呼ばれていた時代の話(主人公は島義勇)。広い土地を見て、碁盤の目に道を作る計画をたて、そこに役所などの必要な建物を建てようとしている話。
そして、2話目はその数年後。札幌農学校の第二期生の話(主人公は内村鑑三)。
さらには、アイヌ出身のバチラー八重子の生い立ちや、作家として有名になった有島武郎が北海道の農業のあり方を変えて行った話とか、最後は石狩川
Posted by ブクログ
近代文学の文豪、宮沢賢治。
その宮沢賢治の父、政次郎の視点から賢治の姿を描いた直木賞受賞作品。
「フィクション」と謳っているが、史実に基づいた、限りなく真実に近いものなのではないだろうか。
このところ宮沢賢治を好んで読んでいたのでとても興味深い作品だった。
家業の質屋を継ぐこともせず、自由奔放にやりたいことに次々と手を出し、その度に政次郎に資金をせびる賢治。
貧しくても勤勉家で、堅実で、朴訥とした宮沢賢治のイメージがひっくり返されたようだった。
散々スネをかじられても、政次郎は賢治の作品の一番のファンでいたのだろうな。
「雨にも負けず」は、読者を説教している訳ではなく、ただの