梨木香歩の作品一覧
「梨木香歩」の「家守綺譚」「西の魔女が死んだ(新潮文庫)」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「梨木香歩」の「家守綺譚」「西の魔女が死んだ(新潮文庫)」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
ずっと気になっていた『西の魔女が死んだ』をようやく読みました。
静かでやさしくて、でも心の奥にじんわり残る物語でした。
大きな事件が起こるわけではないのに、言葉一つ一つや登場人物の距離感がとても丁寧で、読んでいるうちに気持ちが落ち着いていく感じがありました。西の魔女の生き方や言葉は押しつけがましくなくて、それが余計に心に沁みます。こんなおばあちゃんがいたら素敵だな、と自然に思いました。
読むタイミングや年齢によって、受け取るものが変わりそうな本だとも感じました。今の自分だからこそ、素直に受け止められた部分も多かった気がします。
派手な展開はないけれど、言葉や空気感がとてもやさしく、読み終
Posted by ブクログ
いざという時のために取っておいた秘蔵の一冊。鈴鹿の山々を満たす清涼な空気、沢のせせらぎ、秋草の彩り。冬の間、長らく恋しく思っていた自然が目の前に広がった。
番犬ゴローが行方不明となり、わずかな手がかりをもとに最後に目撃された山へと分け入る綿貫。前作の『家守綺譚』では妖や霊、人がひっきりなしに彼のもとを訪れたのに対して、本作では彼自身が赴く。河童、天狗、赤竜に、イワナの夫婦。坊主に神主、村の人々。様々な存在とのささやかな邂逅がささくれだった心に沁みる…。最近寺社仏閣巡りにハマっているのもあり、あちこちと寄り道をする主人公に自分を重ねながら読んだ。辛い現実からしばし目を逸らさせてくれたかと思いき