王族・貴族作品一覧
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4.3天涯孤独のローレルはシチリア島指折りの大富豪クリスティアーノに見初められ結婚。すぐに妊娠し、今までの苦労がすべてぬぐいさられるほど幸せの絶頂だった。しかし、お腹の子は流産。彼は仕事を優先し、病院で悲しみにうちひしがれるローレルに連絡もくれなかった。彼の冷たい仕打ちに絶望した彼女は家を出る。2年後、ローレルは彼の妹の結婚式に呼ばれる。彼と正式に離婚しよう。そう決意して島を訪れたのに、彼に見つめられると今でも身体が熱く反応し…!?
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4.5フランス宮廷-そこは世界一華やかで贅沢さを競い合うセレブたちの憩いの場。時は18世紀、若き皇太子妃として、オーストリア・ハプスブルグ家よりマリー・アントワネットが嫁いでくる。皇太子夫妻を護衛するのは、男装の麗人・オスカル・フランソワ・ド・ジャルジェ。宮廷では愛くるしいアントワネットへと人気が集まるが、ルイ15世の愛人・デュ・バリー夫人が社交界を牛耳っていた…。皇太子妃VS国王愛人で盛り上がるベルサイユ。そして、対立はオスカルをも巻き込みやがて国際問題へと発展していき…!?類を見ない大ブームを巻き起こし今なお世界中の人々を魅了してやまない不朽の名作!第1巻
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4.1ブラバンド国の王女エメリーヌは、自分と瓜ふたつの友人ハンナに数時間だけ入れ替わることをもちかけた。目的は恋人アレハンドロにある責任を取ってもらうため。しかしナイトクラブで出会えた彼に冷酷な仕打ちをうけ、傷つくエメリーヌに声をかけたのは、ハンナのボス、マキンだった。カダール国のシークである彼に、王女である私の正体を知られてはいけない――。彼は不機嫌な表情のまま鋭いまなざしでエメリーヌを見つめ、腕をとり強引に店からつれ去った…。
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4.5【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】実の父親に会いたい…。愛情のない養父母に育てられたニーナは、父親の名前だけを頼りにシチリア島を訪れる。しかし、旅費を盗まれ、無一文で道端に追い出されてしまう。ロレンツォと名乗るハンサムな弁護士が助けてくれるが、問答無用で彼の豪華な屋敷に閉じこめられ、冷たく「イギリスに帰れ」と言われる。なんと父親はロレンツォの母親との結婚を控えていて、その邪魔になると言うのだ。私が隠し子だからなの? しかし、彼はニーナを父親の“愛人”と誤解していて!?
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4.5宮殿の中庭に腰掛けたイブは、新しい仕事の申し出を受けてためらっていた。アメリカ育ちの自分に、地中海に浮かぶ小国の王室の厩舎マネージャーが務まるだろうか。心配なのは責任の重さやしきたりだけではない。雇主――ステファン王子の存在だ。その尊大な振る舞いにいら立ちながらも、力と知性を兼ね備えた王子にイブは惹かれずにはいられなかった。そして仕事を引き受けたとき、ようやく気づいた。島に囚われたにも等しい今、彼の魅力から逃れる術はないのだと。
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3.4いくら姿を彼女に似せても、王子様には愛されない――…アメリカ人秘書のハンナは、瓜ふたつの小国の王女エメリーヌに懇願され、2時間だけお互いの立場を入れ替えることに同意した。こんなに頼んでいるのだもの、きっと何か事情があるんだわ。それにたった数時間の約束だもの…。だが、ハンナの想いとは裏腹に、何日経ってもエメリーヌは戻ってこない。ついにハンナはプリンセスになりすましたまま、王女の婚約者ラグヴァ国王ゼイルと会うことになってしまい…!?
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-20歳になったミアは、伯母から実の父親がイギリスの大富豪オスカー・バルフォアだと知らされた。バルフォア家に身を寄せたミアに、上流階級の人々は冷たかった。父は娘の行く末を案じ、教育係としてギリシア人の富豪ニコスを指名する。しかしなぜかニコスはミアにつらく当たるばかり。ひどい仕打ちに耐えかねてミアがついに不満を爆発させると、ニコスはいきなり彼女の首筋をとらえ、息がかかるほど顔を寄せ、思わせぶりな熱いまなざしで射抜くように見つめてきて…!?
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4.3往年の大女優フィオナの伝記執筆のため、大富豪キンロス家に滞在したレベッカ。しかし取材は一向に進まない。なぜならフィオナの弟で一族の当主スチュアートが激しくアプローチしてくるから。レベッカは彼にも財産にも興味がないのに、周囲に金目当ての女と誤解され、スチュアートの息子ブロッドなどはむき出しの敵意をぶつけてくる。この父と息子の間には古くからの確執があるようだ。けれどレベッカはブロッドの瞳に揺らめく欲望の炎に、抗えない魅力を感じていた!
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3.3雨の降る寒い夜、ベスはようやくイタリアのサルデーニャの古城に着いた。冷たく堅牢な城…城の主、銀行家のチェザリオ・ピラスもこんな冷たい人物かしら…。突然ロンドンからやって来たベスに、チェザリオは迷惑そうな顔を隠そうともしなかった。だがベスは彼の頬の傷と、どこか暗い陰の漂う端整な顔立ちに魅力を感じてしまう。いいえ、見とれている場合じゃないわ。ベスは腕のなかの赤ん坊を抱きなおした。「ここに来たのは、この赤ちゃんがあなたの子だからです」
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4.3【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】彼は傷つけられたプライドの代わりに、私を玩具にしたいだけ――姉夫婦が事故で亡くなり、遺された姪の親権を握るギリシア人実業家アリスタンドロスと再会することになったエラ。かつて結婚の約束までした彼――以前と変わらない美しい黒髪と彫られたような美貌に、今は冷たい瞳がいっそうの凄みを与えている。たじろぎながらも姪をひき取りたいと申し出たエラに、彼は信じられない提案をもちかけた。「君がギリシアで愛人になるなら、その条件を考えてみよう」
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4.0「大変…早く薬を飲ませないと」ベビーシッターのシェリルは、1度も会わぬまま大富豪マルコの甥ヴェットールのシッターに採用された。だが甥が熱を出しているのにマルコとは連絡がつかず、病院へ行こうにも突然の嵐に見舞われて邸宅に閉じこめられていた。しかもこの古い屋敷、停電は直る気配がなく――ひとり不安と恐怖に怯えていたシェリルのもとに突然マルコが現れた。助かった。そう安堵したのも束の間、雷の音に驚いたシェリルはマルコに抱きついてしまい…。
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2.0リビーは母の死後、異父弟ジーノを育てながらイギリスの小さな村で細々と暮らしていた。そんなある日、尊大な男性ラウル・カルドゥッチが訪ねてくる。リビーを母親と誤解した彼によると――ジーノの父親は巨大企業の経営者だったが突然亡くなり、遺言によって莫大な財産が遺されたという。貧しい私が母ではなく姉だとわかれば弟とひき離されてしまう! 口をつぐむリビーはイタリアへとつれ去られてしまう。ラウルが彼女を誘惑し、遺産を狙っているのも知らぬまま。
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3.0ルイザが働くシドニーの農場に突然マリッツ国の皇太子ラウルがヘリで現れ、驚くべきことを伝える。アーディッサ公国の大公が亡くなり、後継者は孫娘にあたる彼女しかいなくなったというのだ。今すぐ帰国して王女の務めを果たせと命令されるが、駆け落ちした両親を見捨てた国になんて戻りたくない。拒否する彼女を脅し、農場一帯を買い取った彼によってルイザはつれ去られてしまう。しかも彼は「王位継承のため、我が花嫁として君を迎えに来たんだ」と言い…!?
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4.3国王が急逝した環太平洋の小島ラヒリ王国。しきたりでは残された王妃ラニは、王の弟と結婚しなくてはならない。国王との結婚でさえ自分の意志を踏みにじられたものだったのに今度はその弟となんて…。義弟アルンはハリウッドで映画監督をしていてゴシップ誌をにぎわす世界的プレイボーイだ。急遽帰国した彼も乗り気でなく、冷たく罵られる。しかし、戯れにされた強引なキスはラニの身体を熱帯の暑さにも似た欲望で貫く。彼に言えない秘密をもったまま縁談は進み…!?
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2.3「僕が王になる条件はひとつ。君との結婚だ」海運王フェルッチオ・セルヴァッジョの言葉に王女クラリッサは凍りついた。――彼とは6年前に王宮のパーティーで初めて出会った。彼にやさしくされ、世間知らずだったクラリッサはあっという間に恋に落ちたが、しかし彼は彼女の唇を奪った次の瞬間、言い放ったのだ。王族の血筋にはそそられるが、簡単に誘惑される女など興醒めだ、と。父である国王が倒れた今、私はそんな冷酷な彼のもとに嫁がなければならないの?
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1.0「君はまるで酒におぼれた、ろくでもない母にそっくりだ」サラは初めて恋に落ち、すべてを捧げたラウルから別れ際にこう告げられた。あれから5年――派遣の清掃員として働くサラは不意に開いたエレベーターの前で固まった。スーツに身を包んだラウル、その傍らには美しい女性。今や銀行の頭取として出世した彼の前に、みじめな自分を晒したくなかった。それに、彼とわたしの息子オリヴァーがいることを知られていけない。だから目の前から去ろうとしたのに…。
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-由緒ある社交クラブで働くため面接を受けに来たルーシー。セクシーで魅力的だが傲慢で高圧的な雰囲気を漂わせた経営者のダニエルから、臨時のマネージャーとして雇われることになった。だが彼の視線は冷ややかでことあるごとに口を出してくる。まるで彼女がミスをして助けを求めるのを待ちかまえているかのように…。絶対彼に私の能力を認めさせてみせるわ! 奮起したルーシーが企画したパーティーの夜、成功に酔うふたりは深夜のダンスフロアで…!?
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2.7ローレンは今夜、恋人ラモンに妊娠を告げるつもりだった。ところが、彼は実はスペイン公爵家の跡継ぎで、いずれ貴族の花嫁を迎えるつもりだと宣言されてしまう。君は一時の愛人に過ぎないと言われ、悲しみに暮れるローレンは何も言わず彼の前から姿を消した。1年後、彼女が働く弁護士事務所に突然ラモンが現れ、仕事を依頼される。彼はいったいどういうつもり? 息子のことを知られたらどうしよう。再会した彼の熱い瞳は変わらず私を狂おしく燃えたたせるのに…。
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4.0イザベラは王家の庭に忍び込もうと、暗い森のなかを歩いていた。目的はそこにしか生えないハーブ。父が経営するレストランに欠かせないそのハーブを、病気の父に代わって摘みに来たのだ。月が雲に隠れ、あたりは真の闇になった。怯えるイザベラに、馬に乗った黒ずくめの人物が迫ってくる。まさか城に住むモンタコレンティの王子!? 彼は娘をさらって地下牢に閉じ込めるという噂だわ!! 逃げようとして川に落ちたイザベラに、黒い大きな手が伸びてきた…!!
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4.0【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】2年前の夏、プリンス・カジミーロと4日間だけ恋人同士として夢のような時を過ごしたメリッサ。そして今、パーティー・プランナーとして働く彼女は、地中海の王国ザフィリンソスへカジミーロ主催のパーティーをコーディネートするために赴いた。懐かしい彼の姿を見て、彼女の心は揺れた。「あなたと私の間には1歳になる息子がいるので」と、知らせるべきでは? だが、謁見がかなったとき、彼女の耳に聞こえたのは、血も涙もない、驚くほど冷酷な言葉だった!?
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4.0「身代わりになって!」ロージーは双子の妹に懇願され、妹の恋人に嫉妬させるために、他の男との婚約を演じるはめになった。偽りの婚約相手は、モーガン・アーカート。息がとまるほどのハンサムな男性だ。実は彼も会社の経営権のため、半年以内に結婚する必要があるという。互いに納得の上の契約結婚とわかり、安心する一方、甘く切ない思いが胸に迫る…。ロージーは動揺する心を抑えながら、奔放な妹を必死に演じるが、モーガンに身代わりだと見抜かれてしまい!?
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-月が輝くデビュタントの夜、いつもの冴えない私を忘れて、今日だけは美しいプリンセスになるの――…ドレスショップで働くメアリーは眼鏡におさげの内気な少女。知的でハンサムな弁護士ジェームズに憧れてはいても、そっと窓から見つめるだけで精一杯。見かねた店主のマーガレットは、彼女に1着のドレスをプレゼントする。魔法がかけられた美しいドレスに勇気を得たメアリーは、名前を偽って舞踏会に潜り込み、憧れのジェームズと夢のようなひと時を過ごすが!?
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3.3【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】デパートチェーンの経営者で大富豪のサイモンは困惑していた。「あなたには子供がいるのよ」一夜限りの相手ならいくらでもいたが、まさか初対面の女性に赤ん坊の父親と名指されるとは。女性の名前はトゥーラ。死別したトゥーラの従姉が子供の母親で、彼が父親だと告げたと言うのだ。トゥーラの役目は、サイモンが赤ん坊の父親に相応しいかどうか、判断すること。彼女の不思議な魅力に押されて、同居をはじめたサイモンだったが、まさか憎き復讐相手の娘だったとは!
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3.0アイルランドから結婚するため恋人の住むNYへやって来たクレア。けれど式当日、花婿は教会に現れなかった! 途方に暮れる彼女を救ったのは、恋人の友人クイン。彼は秘書としてクレアを雇ってくれたのだ。でも、いつまでも彼に頼りきりではいけない。そう考えたクレアは、趣味で始めた仲人業で独立することに決めた。するとなぜかクインが計画に反対し、「僕にぴったりの妻を見つけられたら独立を認めよう」と言い出した。超プレイボーイの彼の妻を探せですって?
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4.0仕事で砂漠の王国カブヤディールを訪れることになったジーナ。ここは、かつて魔法のような一夜を過ごした思い出がある国だった。相手はザヒールという名前しか知らない精悍な男性。再会を約束しながらも異国に住む彼の愛を信じることができず、ジーナから別れを告げた。依頼された仕事は“愛によってのみ生きるべき”と王家に言い伝えられている秘宝の鑑定。宮殿で彼女を待っていたのはなんとザヒール! 彼がこの国の王? 私を呼んだのは復讐のためなの…!?
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-貧乏貴族の家に生まれたインディアは、パーティー会場で冗談半分にお金持ちと結婚したいと露骨な願望を口にした。ちょうどその時、実業家のエイダンをひと目見て恋に落ち、冗談のことなど忘れて婚約する。ところが結婚式当日、エイダンは誓いの言葉を拒絶しインディアを置き去りにした! その悪夢から1年、再びエイダンが現れ、彼女の父の借金をたてにインディアが欲しいと言う。驚き戸惑いながらもエイダンの魅力に抗えないインディアは、彼の言うがままになり…。
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-あの男は危険だ。一度心を許したら、私のすべてが奪われてしまう! あるパーティーでジャンニと出会った瞬間からそう直感したブリアナは、彼との接触を避けてきた。ところが運命に導かれるようにふたりは再会する。共通の友人夫婦が事故死し、遺児ルチアの後見人に指定されたのだ。知らせを受けたブリアナは動揺のあまりジャンニにすがりついた。たくましい胸に身をゆだねるブリアナ。衝動的に愛を交わしたふたりだが、やがて事態は思わぬ方向に動き出して…!?
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-メレディスは信じられなかった。貧民街に育った自分が、まさか宮殿でダンスを踊るなんて! メレディスが主催する貧しい少女たちのためのダンス教室が、春の祭典で選ばれて特別に王子と踊ることになったのだ。初めて間近で見る王族、プリンス・キアナンに圧倒されつつも、レッスンをするうちに彼女は気づいてしまう。王子は決して感情を見せない。ダンスはハートで踊るものなのに。王子の心をなんとか開きたいと、メレディスは王子を変装させ宮殿の外へ飛び出すが!?
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-【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】“情事に相応しい女性”――それが私の第一印象――夏季休暇で友人の家に身を寄せる寄宿学生のウィロー。読書漬けで華やかな世界に縁のない彼女にとって、友人の豪華な邸宅で開かれるパーティーは初めての経験だった。勧められるまま過激なドレスを身につけたものの、内気なウィローはキッチンに隠れうたた寝を始めてしまう。まさかここにギリシア人実業家テオ・カドロスが現れるなど夢にも思わず、そして彼が欲望に濡れた目で彼女を見るのにも気づかないまま……。
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5.0【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】両親の事故死によりゾーイはギリシャの大富豪テオ・ケネリスの相続人だと発覚する。マスコミに騒がれ、家から出ることさえできない彼女のもとに訪ねてきたのはテオに育てられた代理人という実業家アントン。彼は数々の美女と浮き名を流すプレイボーイで、年老いたテオに代わって国際的大企業を統括しているらしい。「君たちに安全な避難場所を提供しよう」と言うが、罠に決まっている! だが数時間後、彼女はアントンに騙されたも同然にギリシャへとつれ去られ――!?
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5.0【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】親の言うなりに愛のない結婚をさせられるという親友の話を聞き、ジェーンはひと肌脱ぐことに。結婚式場に、自分は花婿ライアンの愛人だと言って乱入したのだ! そのスキャンダルのせいでライアンの会社の事業は傾き、彼は社交界から姿を消した。だが彼はやがて舞い戻ってきた。ジェーンの会社と敵対する巨大企業の社長として! そして会社は瞬く間に潰され資産はすべて奪われた。それでも復讐は止まらない。次に奪われるのはジェーン自身…?
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4.0「白雪姫」と呼ばれるトーマスアイル国民のアイドルのプリンセス・ルイーザは、過保護に育てられ、27歳にしてうぶで無邪気なまま。ある日、舞踏会で魅力的な男性に出会った。彼の名はギャレット。国内有数の裕福な実業家だ。お伽噺のような恋を夢みるルイーザはギャレットを見た瞬間に運命を感じる。一方のギャレットも、ルイーザへの好意を隠そうともせず、純真すぎるプリンセスの恋は向こう見ずに走りだした。この出会いが仕組まれたものだとは、夢にも思わぬまま。
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4.0一族に伝わる呪いによって、27歳になるまでに結婚式を挙げなければならないジェニー。適当な男性を探して、ラスベガスで即席結婚式を挙げようとしたとき、見知らぬハンサムな男が現れて花婿に手錠をかけた!? 「その人をつれて行かないで。私と結婚するのよ」…花婿をつれ去ろうとした男は、賞金稼ぎのニック。「けちな詐欺師と結婚するのを防いでやったのに、なんて言い草だ」と文句を言いながら、なぜかジェニーの勢いに巻きこまれ、彼女と即席結婚をすることに!?
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3.0バイオレットが家で発見した短剣が、鑑定番組で、ある王族の宝だとわかった! 高祖母がアラブのプリンセスだったという言い伝えは本当だったのだ。高祖母は夫を捨てて高祖父と駆け落ちし、今の土地で子孫を残した。その末裔がバイオレットだった。この一件から翌朝の新聞には彼女がプリンセスとして大きく報じられ、騒動を聞きつけて異国から美しい王子が訪ねてきた。彼は威圧的に告げた。「君は今、とても危険な状況だ」その瞬間、女の悲鳴が家中に鳴り響いた!!
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-ジャンニ・ベリーニはミーガンが住み込みの庭師頭として契約した老伯爵の息子だった。その老伯爵が数日前に亡くなり、ミーガンは庭園になどまったく興味のないジャンニから追い返されそうになる。この仕事を失うわけにはいかない。必死のミーガンは契約を強く主張する。すると、それまで冷たかったジャンニがあっさりと折れた。すべては気高く美しいミーガンを慰み者にするためだった!! 彼女はその罠にも気づかないまま、ジャンニの魅力のとりこにされてしまい……。
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2.3リーヴァはインテリアデザイナーとして初の大仕事に興奮していた。しかも依頼人は直接彼女を指名してきたという。しかし、打ち合わせに現れたのは悪魔的な魅力のダミアーノ。彼はかつて彼女が初めて愛した億万長者だった。純潔を捧げた夜、彼は冷徹に「君たち親子は財産目当ての嘘つきだ」と言い放った。愛の言葉はすべて偽りで、彼の叔父と恋に落ちたリーヴァの母親を怪しみ、素姓を調べるため近づいてきたのだ。彼に陥れられなければ母は死ぬことなかったのに。
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4.0【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】社長令嬢のサブリナはひと目惚れしたシーク・アダムに求婚され、幸せの絶頂で夢のような結婚式を挙げた。だがその翌日から彼の態度は豹変、広い宮殿で言葉を交わすこともなく、アダムの姿を見つけても侮蔑に満ちた眼差しを向けられるだけ。彼女は知らなかったのだ、この結婚がある契約で縛られたものであることを。“君は父親の借金の代償に僕と結婚した。1年以内に僕の子供をもうける必要がある――”そしてその夜から、彼の甘い責め苦に悩まされることになることも…。
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5.0「喜べ、おまえの結婚相手を見つけてきた!」気象学者で大学教授でもあるジェイクは、研究に明け暮れ女性とつきあう暇もない。ところが、そんな息子を心配する父親が結婚相手を勝手に決めてきたという。それは、孤島で気象の研究をするジェイクと1年間結婚生活をつづければ、相手に百万ドル払うという契約結婚だった。そんな金目当ての女、冗談じゃない! ジェイクは父親がむやみに気に入っているその女性、シェリーの化けの皮を剥がそうと決意するが!?
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3.5イザベラはスペイン巡礼路をたどっていた。妹へのコンプレックスと婚約の解消という傷を抱えながら。その途上、雑誌記者の妹から頼みこまれ、映画監督レアンドロにインタビューを申しこむはめに。監督は冷たく拒絶するが、素直に謝罪したイザベラに、彼の態度は一瞬で和らいだ。心を許しあったイザベラとレアンドロ。ふたりの間に親密な空気が流れていた。帰り際、突然彼がイザベラの腕を取り懇願するように言った。「きみを帰したくない」見つめあうふたりはついに…!?
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3.0これは復讐のための結婚、マリー家の娘なら誰でも同じ――マリー石油経営者を父にもつキアラはひとつの決意を胸にクィン・サリヴァンのもとを訪れた。冷徹な実業家であるクィンは逆恨みから父の会社を買収し、まだ幼い妹を自分に差し出すよう命じてきたのだ。妹を守れるのは私だけ。妹から手をひくよう懇願するキアラだったが、クィンが美しい横顔に自分を値踏みするような表情を浮かべていることに気づき戦慄した。「つまり、君が妹の身代わりになるということか?」
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3.8アルバイトのアンバーが片思いしているのは、石油会社の御曹司ブラッドリー。言葉を交わすことすらない雲の上の存在なのに、出逢った瞬間ひと目で恋に落ちてしまったのだ。そんなある日、アンバーは彼に車で至急病院まで乗せていってほしいと頼まれる。社長である彼の祖母が危篤だという。病院に着き廊下で待っていると、やがて青ざめた顔で集中治療室から出てきた彼が、ためらいがちに切り出した。「今だけでいい。祖母のために僕の婚約者になってくれないか?」と。
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3.5【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】キャットは小さな町でひとり、亡き大叔母から受け継いだ宿を切り盛りしている。経営は決して楽とは言えないが、好きな仕事だから満足していた。ある日、ダニエル・ウエストという男性が現れた。いろいろな地方を旅しているという彼は、背が高くブルーの瞳は不思議な魅力があり、キャットは密かに惹かれるが…彼のジャケットから出てきたメモを見てドキリとした。最近起きた銀行強盗のリストを、なぜ持ち歩いているの? …まさか彼の正体は銀行強盗!?
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4.2【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】大富豪ライアンと出会い、熱烈な恋に落ちたケリーは学校を辞めて彼のプロポーズを受ける。だが、身分違いの彼女をこころよく思わない彼の家族により幸せなふたりをひきさく陰謀が企てられる。妊娠した彼女を彼の弟が襲ったのだ! すんでのところでライアンのもとへ逃げだしたケリー。だが、彼は弟さえ誘惑する売女だと彼女を罵倒。手切れ金の小切手を投げつけられ、一方的に婚約破棄される。なぜ私を信じてくれないの!? ケリーは絶望し、彼の前から姿を消すが…。
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-憧れの男性ジャックに砂漠の国ダーハラ旅行に誘われたミーガン。夢みたい…ふたりの仲が急接近するかしら。しかし、空港に降りたった彼女が先に着いているはずの彼を待っても連絡がつかない。不安な彼女に声をかけたのは彼の友人だという冷たい瞳をした美丈夫シャフィール。代わりに迎えに来てくれたと言う彼の車に素直に乗りこむが、つれていかれたのは断崖にある薔薇の宮殿。まさか私は誘拐されたの!? しかも身代金目当ての盗賊かと思った彼の正体はプリンスで…!?
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-「僕たちのことは純粋に肉体的なものだ」スコットランドの城で出逢った伯爵と激しい恋に落ちたジェニファー。急速に近づきあったふたりは熱く愛を交わす。しかし、結ばれたあとの伯爵の冷たい言葉が彼女を深く傷つけた。(「古城の伯爵」) ルシンダは過去の苦い思い出を忘れ去り、分別のある女性として家庭教師を務めている。ある夜、庭で彼女が目撃した信じられないもの――それは彼女を捨てて海賊になった元婚約者ダニエル・ド・ランシーの姿だった!(「海賊のキス」)
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-【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】「私たちの結婚は終わったのよ! 放して!」身をよじるリオーナを有無を言わさず抱き上げる、カフィーヤを身につけたたくましい男性は――夫のシーク・ハッサンだ。跡継ぎが産めない体だから結婚は続けられないと、シークの妻の座から身をひこうとしているのに、だめだわ、彼に触れられるどうしようもなく惹かれてしまう…。王宮は私たちのことをきっと認めない。いったいどうすればいいの…!?(<恋する男たちⅠ>「シークの祈り」)修道女見習いの甘酸っぱいロマンス「パリで見つけた恋」も同時収録。
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4.4仕事一筋の弁護士アリソンは男性の必要ない人生を選び、人工授精で母親になることを決心する。運よく妊娠したが、精子ドナーが取り違えられたことが発覚! アリソンは何も知らないまま父親になってしまった男性マキシモにその事実を知らせ、親権を放棄してもらうため、彼の住む家へと向かう。そこは驚くほど壮麗な邸宅。しかも彼は――「僕の正式な肩書きは、地中海に浮かぶ島国トゥランの皇太子。君の話が本当なら、その子は我が国の未来の君主ということになる」
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3.5早急に妻を必要とするサルク国シークのため花嫁探しに乗り出した心理学者のルー。でもどんなにシーク・ザイドが魅力的でも、彼の厳しい条件にぴったりあう女性をたった1週間で見つけるなんてとても無理だわ! だがザイドはルーの苦労を知ってか知らずか、彼女がやっとの思いでリストアップした女性たちをにべもなく却下してしまう。その上突然ルーの唇を奪ったかと思うと、彼の激しい情熱に浮かされたままの彼女に自分との結婚を強要してきて…!?
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3.0ビクトリアは意を決して、別居中のギリシア人の夫アレクシスに電話をかけた。夫とは7年会っていない――浮気を疑われ、罵られたあの日以来。けれど今は自分の心の傷にかまっている場合ではない。離婚していくらか慰謝料をもらい、病に倒れた恩人を助けなければ! するとアレクシスは、離婚に応じてもいいがそれにはビクトリアが自らアテネに来るのが条件だと言い放った。さらに、離婚届とひき替えに1週間自分の愛人として過ごせと屈辱的な要求を突きつけて…。
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3.0兄弟3人で名門の自動車会社を営んでいるアントニオ・モレッティは、悩んでいた。あるF1ドライバーの名を冠した新車を発表しようとしたが、その名の権利をもつヴァレリオ家がストップをかけたのだ。実はこの両家にはいろいろと因縁があった。そして名称使用権の交渉にやって来たのが、ヴァレリオ社CEOの娘ナタリーだった。アントニオは彼女の美貌と冷たい態度に興味をもつ。もし交渉に応じないときは、彼に残された手段は誘惑のみ。この恋愛ゲームの行方は!?
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4.31年前、クレアはボスのジェイクと契約結婚をした。彼は有能な個人秘書を求めていただけだが、ふたりはうまくいっていた。そんなある日、ジェイクと貴族の令嬢とのロマンスがスクープされる。別れを覚悟したクレアだが、彼はなぜかこの関係を終わらせる気配がない。私は都合のいい妻で、令嬢は愛人ということかしら。そんなの耐えられないわ! だって私は彼を心から愛してしまったのだから! これ以上、完璧な夫婦を演じるなんて無理よ。それならいっそ私から…。
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-父の借金返済のため、貴族の子息との便宜結婚を決意したフェリシティ。結婚式当日、悲壮な覚悟で玄関を出ると、ハンサムな運転手が出迎えてくれた。なんて素敵な人なの…。その魅力に思わず心が揺さぶられるが、夢心地を振り払って車に乗り込んだ。ところが車は、教会とは反対の方向へ猛スピードで走りだした! 突然の出来事に動揺するフェリシティに、運転手は冷たく光る漆黒の瞳を向けて言い放った。「もう逃げられないよ。」と。この誘拐は復讐の始まりだったのだ!
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2.0伯爵家の血をひくバイオリニスト、エラは“氷のプリンセス”と呼ばれ、楽団の男性から敬遠されていた。パリ公演後のレセプションで危険な香りのロシア人大富豪バディムに誘惑されるが、彼は有名なプレイボーイ。父親と同じように女性を大切にしない男だ。近づいてはいけないとわかっていながらも嵐の夜、欲望に燃える彼の熱い胸に身をまかせてしまう。しかし、無垢だと気がついた彼に「純潔の見返りに心を求められるのはごめんだ」と冷たい瞳でつきはなされ…!?
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3.4【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】トリスターヌ・バルベリは、パーティーでギリシアの大富豪ニコスに声をかけた。「私をあなたの愛人にしてほしいの…」と。実家の負債帳消しを目論む冷酷な異母兄から命令され、さらに病気の母をたてにとられ、従うしかなかったトリスターヌ。だが命令とは言え、ニコスの圧倒的な魅力に身も心も惑わされて…。一方、ニコスは思わず勝ち誇った笑みを浮かべた。まさか宿敵バルベリ家の娘のほうから誘いをかけられるとは。思う存分利用してやろうじゃないか。
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3.3【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】大富豪の娘として何不自由なく暮らすカットは、父から勧められた地中海クルーズの旅に出かけようと豪華な船に乗りこんだ。ところが彼女を待っていたのは、従業員用の小さな船室と、乗組員の食事の世話や掃除という労働。しかも船のオーナーは、慈善舞踏会の夜に出会い、彼女を軽蔑とともに拒絶した男性――実業家で元闘牛士のカルロスだった! そのうえこの旅は、娘の自立を願う父のさしがねだという。カルロスにこき使われ、再び屈辱を味わわされるなんて……。
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-父親の会社を乗っ取ろうとする投資家アントンの家に、計画中止を懇願するため忍び込んだニーナ。ところが酔って帰ってきた彼にベッドにひきずり込まれてしまう。ニーナは彼の熱い手に触れられ、今まで経験したことのない感覚に囚われた。私には婚約者がいるのに――。酔いが冷めたアントンは相手がニーナとわかると、彼女の動揺をよそに、さらに残酷な要求をした。「君の父親に融資したのは、君が欲しかったからだ。金を返せないのなら、僕と結婚してもらおう」
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4.7「エメラルドが欲しいなら、私と結婚して」レイチェルの言葉にヴィートは衝撃を受けた。レイチェルの母はヴィートの父親の愛人だった。その手に渡ったファルネステ家の家宝のエメラルドを何がなんでも取り戻したいヴィートだが、「愛人の娘」と蔑んできたレイチェルが、美しく成長しこんな取引きを仕掛けてくるとは! だが、かつて彼に簡単に誘惑され、純潔を奪われ捨てられたレイチェルには、どうしても彼の花嫁にならなくてはならない秘密があった――。
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3.8【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】結婚式でアンの頭に、花嫁の投げたブーケがコツンと当たった。すると、式に参列していた有名小説家だという男性マーク・レインが「次の花嫁は君だね」と微笑んだ――。けれど現実のアンは、病身の父の世話に忙しかったせいで婚約者にふられたばかり。婚約指輪が指から抜けないせいで、相手がいると誤解されたらしい。マークは素敵な人だったけれど、もう会うこともないし…。そう思っていたのに数日後、ふたりは思いがけず海辺の美しい町で再会し?
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5.0【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】キャットの伯爵だった夫は多額の負債を遺して世を去った。邸宅も農場もひきわたし、すべてを失ったキャットのもとに思いもよらない客が訪れる。ヒース――彼はキャットの父が養子として迎えた孤児だった。ふたりは幼い恋を育んでいたが、兄や村の人間からいわれのない差別と侮辱を受け、彼は10年前に家を出ていった。今の彼はさまざまな事業で成功し、見違えるほど立派になっていた。だが、伯爵家への復讐を誓って帰ってきたことを彼女は思い知らされることになる。
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3.5【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】砂漠の国アル・ジャニーンに仕事で来た女医アレックス。しかし、異教徒嫌いの国王アザムに敵意を向けられ、宮殿を追い出されてしまう。幼い頃から憧れていたアラビアンナイトの世界でこんな目にあうなんて。帰国途中、内乱に巻きこまれた彼女はアザムとともに山村に取り残される。よそ者は安全なテントに入ることはできない。すると彼は突然アレックスに魔法のようなキスをして言った。「この窮地を乗りきる方法はひとつだけ。私と今すぐ結婚するんだ」
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3.4「ときどきめずらしいものを食べてみたくなる」―――ギリシアの大富豪クリストスは、女神のように美しい女運転手ベッツィに興味を抱いた。自信家のクリストスが車中でベッツィに誘いをかけていると、突然、暴漢たちが現れ、ふたりは無人島に監禁されてしまう。恋愛に免疫のないベッツィは、セクシーで魅力的な男とふたりきりになって動揺していた。彼とは身分違い、好きになってはだめ! けれどエスカレートする彼からの甘すぎる誘惑に、ベッツィは抗えず…!?
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-イギリスの歴史教師サラは、恋人を新任の女性教師に奪われ失意の底にいた。これまでの人生、安定した道ばかり選んできたけれど、結局はこの有様…。サラは心機一転、ローマに職をみつける。出発前、サラを案じる曽祖父は、元医師らしくこう言った。“君への処方箋はロマンス。黒い瞳のイタリア人と恋を楽しむこと”笑い飛ばしたサラだったが、すぐに出会いが訪れた。目もくらむほどの素敵な彼、マッテオ。情熱的に見つめられ、吸い込まれてしまいそうで…!
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-祖父の死後、メイは途方に暮れていた。間近に迫る30歳の誕生日までに結婚しないと屋敷の相続権を失うなんて…。一方、アダムは妹が置き去りにした赤ん坊を前に困り果てていた。手紙にはメイを頼ってとあるが…。身分違いの初恋である深窓の令嬢メイに手ひどく捨てられたあと、アダムは実業家として成功。13年ぶりに再会したふたりはお互いの利害のため、偽装結婚することに。しかし、彼女が告げた別れの真意を知らないアダムは、その裏に屈辱の報復を企んでいた!
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2.3ヴィクトリアはシドニーでレストランを経営している。不況の上家賃を値上げされ、店は潰れる寸前だ。ある日、なんとか店を守ろうと家賃の振り込みを待ってもらうように交渉しに行った家主の家で、アントニオ・ガヴェッリに会った。何かと世間を騒がせている億万長者の彼は、ひとり息子のネイサンを抱いて来ているヴィクトリアを見て、唇に笑みを浮かべ、耳を疑うようなことを言った――「ちょうどいい。今、僕にはできあいの妻が必要なんだ。」と…。
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-ケイシーはアカバン王国の国際空港に降り立った。都会の真ん中の近代的な空港には不似合いなサファリスーツと砂よけ帽という格好で。出張の目的地は内陸部の砂漠地帯だったが、直前で首都への変更を告げられた。会社オーナーであるアカバン国王じきじきの命令らしい。無能な者は容赦なくクビにすることで有名な彼は、急遽ケイシーと面会しテストをすることにしたという。緊張に張り詰める彼女の前に現れたシークは、セクシーな瞳で彼女を値踏みするように見つめ…!?
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-スラム街で暮らしながらバレエ講師のボランティアをするエミリー。偽名を使ってひた隠しにしているが、実は彼女は名家のお嬢様…。父の不貞を許せず家を飛びだし、貧乏生活を送っていたのだ。そんなある日、貴賓を招き寄付金を募るダンスの発表会が行われる。舞台は無事成功し、エミリーが家路へ向かおうとすると、背後から聞き覚えのあるキザな声が。「君の正体を知ってるよ。ばらされたくなければこの車に乗るんだ」彼は初恋のサントーザ国皇太子ルイス・コルドバ!?
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3.9もう2度と、きみをベッドから逃がすような過ちは犯さない――幼い頃から兄代わりに慕ってきたギリシアの大富豪レオン・グレゴリス。18の誕生日に彼と婚約後、まもなくレオンの浮気が発覚し別れを選んだビーだったが、それから3年、亡き父の会社を相続し共同経営者となった彼と、ついに再会を果たす日がやって来た。過去の屈辱を思い出し身を固くするビー。その様子を見た彼は余裕の笑みを浮かべ、挨拶代わりと言わんばかりに衆人環視のなか強引に唇を奪ってきた!
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-【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】大学生のジェーンは落ち込んでいた。慈善事業に熱心なことで有名な実業家チェイスが来るパーティーに、ケータリングのアルバイトでもぐりこみ、そこでチェイスに直接チャリティイベントの話をもちかけようと思ったのに…彼に会えずにパーティーは終わってしまった! どうしよう…このままじゃエマの白血病の治療費が集まらないわ。その時「君が僕を捜していたのかい?」とブロンドの王子様のような男性が現れた。まさか、こんな美しい彼がチェイス…!?
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4.0遠いアラブの国で金融サービスの職についたサディー。だが、雇い主に取引き相手をいかがわしくもてなすよう命じられ、それを断ると突然解雇されてしまう。帰国の旅費もなくさまよっていた彼女を助けたのは、雇い主の家で1度すれ違っただけの男性――ドゥラックス。仕事があると言われ、専用機で強引に連れていかれたところはアラビアン・ナイトのような宮殿…なんと彼は、隣国のシークだった! 夢見心地のサディーだったが、彼は密かに卑劣な計画を立てていて…?
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-君は今でも僕が必要なんだ。1週間でそれを証明してみせる――!従妹の結婚式に出席するため訪れたメキシコで元夫の石油王ディロンと再会したアイビー。憎らしいほど自信に満ちたゴージャスな横顔――裕福に生まれついた傲慢な彼との価値観のズレを埋められず離婚にいたったアイビーは、以前と変わらないその姿を目にして凍りついた。できれば2度と会いたくない相手だったのに…。だが、ディロンのほうでは1度は自分のものだった美しい獲物を見逃す気などなく!?
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4.0ジョージーは姉の結婚式で中東の王国ザラクを訪れた。そこで目をみはるほどゴージャスな男性イブライムと出会う。彼はザラクの王子だった。ひと目で彼に惹かれたジョージーだが、どうしても一線を越えられなかった。彼女は人に言えない大きな秘密を抱えていたのだ。その数か月後、再びザラクを訪れることになり、イブライムと再会したジョージー。彼に惹かれる自分を抑えられず、すべてを捧げようと決意した。それが、ある悲劇の始まりになるとは思いもせずに…。
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4.0【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】天涯孤独の孤児フェイスは夏の間だけ、老富豪フィリップに預けられた。そこで彼女は御曹子ナッシュと出会い、初めての恋に落ちる。しかし、一時の幸せを残酷な運命が襲う。彼女がいた施設の不良が屋敷に盗みに入り、フィリップが心臓発作で命を落としたのだ。止めようとしたフェイスが首謀者にされ、手錠をはめられてしまう。ナッシュにも信じてもらえず、彼女はすべてを失った。10年後、建築士となり、思い出の屋敷の改築仕事をまかされたフェイスは彼と再会し…!?
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4.3【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】富豪ジョゼフに脅され、19歳のニッキは愛のない結婚を決心する。すべては弟の入院費のため。自由を失う前にもらった1週間の猶予で彼女は野心あふれる青年マッシモと運命的に出逢う。いけないとわかっていながらも人生で最も幸せな時間。しかし、結婚式でジョゼフの継子として紹介されたのは、なんとマッシモ! 愛する人からの憎悪に満ちた瞳は彼女を打ちのめす。5年後、ジョゼフの葬儀で再会した彼は冷たく言いはなつ。「君の夫への復讐は終わった。次は君の番だ」
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-ロンドンに嫁いだロザベルは、夫を亡くし憔悴しきって里帰りした。が、すぐに婚家に戻らなければならない。すると双子の姉アナベルが、とんでもないことをささやいた。「大丈夫。わたしたちそっくりだもの。誰も気づかないわ。」――そう、ふたり入れ替わろうというのだ!こうしてロザベルは実家で静養できたが、そこで彼女は隣家の青年フィリップ・ウィンボルトと出会ってしまう。自分はアナベルだと嘘をついたまま、恋に落ちてしまったロザベルは…?
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-古今東西、初登場と同時にうさんくさがれる探偵は数多くありますが、今度の探偵は由緒正しき王家の皇太子!伝統を重んじる美しき国ログウォードの未来を託される次代の王、皇太子エリック殿下です!頭脳明晰・容姿端麗……そして、少し傲慢で俺様なエリック殿下に、侍女で幼馴染の杏奈はいつもふりまわされがち。王家のため、殿下のために絶対トラブルには巻き込まれたくないのに、なぜかとんでもない事件に巻き込まれてしまい!?伝説の宝石「至誠のサファイア」を旧知の家柄である日本の名家榊田家に預けるべく、エリック殿下一行は宝石を手に日本へやってきたのですが…。
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4.3「僕が必ず君に最高の瞬間を味わわせてあげるよ」激しい口づけのあと、美しい謎の男は甘く囁いた。その言葉はファラから理性を剥ぎ取った! キャリアウーマンのファラは、実は砂漠の国の王女で、顔も知らない隣国の王子と政略結婚する運命だと数日前に知らされた。愛する人との結婚を夢みていたファラは、自分を夢中にさせるこの男がそうであってほしいと強く望んだ。熱い愛撫にファラの欲望が燃える。お願い、今すぐ私を満たして!瞬間、男の目が獣のように光った!!
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3.0純白のウエディングドレスに身を包み、結婚の誓いを終えたあともティナは不安を隠せずにいた。花婿であるニックの弟バシリさえ亡くならなければ、こんなおかしな事態にはならなかったのに…。バシリとの予期せぬ一夜の結果ティナは彼の子を身ごもった--これはお腹のなかの後継者と、名家レアンドロス家の結婚式。そして、弟の子を宿している女性と平然と結婚できるニックには決して心を許してはいけない。いくら彼が魅力的で理想的な伴侶に見えるとしても!!
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3.0デメトリアは小国のプリンスとの結婚を前に憂鬱だった。プリンスとはまともにキスさえしたこともないけれど、すでに結婚は決まったことで、愛がないという理由で解消することなどできない。物思いにふけりながら浜辺を散歩していると、ゴージャスで野性的な男性を見かけた。ウミガメの保護活動をする彼と話すうちに心がほぐれ、気づくと身体を絡ませあっていた…。初めて情熱を覚えたその相手が、決して近づいてはいけない人だとは想像もせずに!?
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4.0マギーが中東の王国エルデハリアへやって来たのは、カーディル王子が所有するクラシックカーの修理をするため。しかし、女が車の整備だなんてと一時は追い返されそうになる。王子の第一印象は最悪だったが、やがてふたりは車への愛情を介し心を許しあうように。王子から国王が勧める縁談を断るため恋人のふりを頼まれたときも、マギーは気軽に了承する。整備士の自分と王子とは生きる世界が違うし、恋人にふられたばかりで恋なんて無縁だと思っていたのだが…!?
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-クリスマスを間近に、グレッグは絶望していた。すべての銀行に融資を断られてゆきづまり、もうどうなってもいいと雪のなかに倒れこんでいたのだ。すると彼の前に、天使か悪魔か、銀色に輝く存在が現れてふいに尋ねた。「おまえの望みは?」と。これまでの過ちすべてが許されるなら…。妊娠した恋人に金だけ渡し、突きはなした10代。恩人への援助を冷たく断った20代。危篤の母のもとに駆けつけなかった30代。すると天使はただ1度のチャンスをくれて?