王族・貴族作品一覧
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4.8裕福な家柄を見込まれ、セヴァーン公爵に嫁いだリネットは、目の前の美しすぎる旦那様を見てため息を吐いた。まるでギリシアの神のようだわ。わたしが旦那様の半分でも美しかったら…。冴えないわたしとの結婚は、お金のためだけ愛なき結婚とわかっている。けれど、リネットは目の前のいる誰よりも素適で高貴な旦那様に愛されたいと願う毎日を送っていた。そんな時、偶然リネットが聞いた旦那様の言葉はあまりに残酷すぎた。「父親が勧めた政略結婚など最悪だ!」
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4.5
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5.0タブロイド紙の仕事に疲れたジェイドは、休暇を楽しむため訪れたギリシアで笑顔が魅力的な男性と出逢った。強く惹かれあい、互いの素性も知らないまま婚約をした。けれど、ロンドンで再会した彼の正体は高価なスーツを着こなす世界一の海運王コンスタンティン・シウラスだった! 彼は会うなり冷たい瞳で彼女を見つめ罵った。彼とのロマンスが下品な記事になっていて、それが記者である私の仕業だと言う。身に覚えのない罪だわ…彼の誤解を解くことはできないの!?
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3.4
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4.6超一流企業で働きながら女手ひとつで息子を育てるケイトは、目の前の顧客に愕然とした。そこに立っていたのは、第5代ウィンダム男爵ジュリアン・アシュトン・カーライル。初恋の人。忘れもしない美しい碧眼に、思い出が蘇る――18歳の時、ケイトは一世一代の恋をした。けれど身分違いと反対する彼の母親に抗えず恋心は儚く散り彼のもとを去った。ああ、今になって彼と再会してしまうなんて。彼に隠してきた息子の存在を知られたら…彼女の胸に不安が押し寄せた。
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3.4「妻として君を雇いたい」旅先で出会った、ハンサムで裕福な実業家マックスの言葉にジャニーンは目をまるくした。理由を聞くと、元妻がしつこく復縁を迫っており、バカンス先のこのリゾートまで追いかけてきたそうだ。断ろうとする彼女に報酬として提示されたのは、途方もない大金。どうやらマックスは、ジャニーンが経済的に困っていることを知っての提案らしい。悩んだあげく、ジャニーンはマックスと契約を交わした。それが報われぬ恋の始まりだとは知らずに…。
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4.3
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-この子ともう2度と会えないかもしれない。養育権をめぐる裁判に敗れ、クレアは打ちひしがれていた。亡き妹に代わり育ててきた2歳の甥を、妹の夫の兄である大富豪の牧場主ローガン・ピアスにひき渡さなければならないのだ。せめて子供が慣れるまで一緒にいさせてほしいと懇願するクレアに、ローガンは黒い瞳を鋭く光らせて言った。僕の妻になるのなら、君は子供と暮らせる、と。こうして脅迫のように始まった愛のない結婚生活は、夜ごとクレアを甘く苛んで…。
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5.0「わたしと…結婚してほしいの」亡き姉の子をひき取ったハッティは、かつての恋人で大富豪のルックに偽装結婚を頼むしかなかった。なぜなら卑劣な義兄一家に姪を渡したくない一心で、資産家の婚約者がいると嘘をついてしまったから。おずおずと打ち明けながらも、なかば諦めていたハッティだったが、ルックの答えはイエスだった。しかも、彼の家に引っ越すよう提案までされる。まるで悪魔との契約のように叶っていく願いに、ハッティの心は疑念と期待にざわめいた。
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4.0
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4.5地に生きる人々は皆、人間電池として搾取され、死んでいくだけの奴隷。それが世界の理だった。しかし、数百年の時を経て隷属の回路を断ち斬る者が現れる!!『役職ディストピアリ』の千賀史貴と、新鋭イラストレーター赤岸Kが放つ、砂電一閃の異世界戦記!!
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3.5ロンドンで経営コンサルタントをしているハリエットは、幼なじみのティムに頼まれ、誰にも内緒で3か月だけ彼の恋人のふりをすることになった。そんな彼女の前にティムの兄ジェームズが突然現れた。ふたりがつきあっているという話を聞き、心配して様子を見に来たのだ。不動産開発で巨万の富を築いたジェームズ、輝くばかりのハンサムな彼はハリエットの初恋の相手だった。久しぶりの再会にお互い惹かれあうふたり。しかし彼女はティムとの約束で真実を告げられず…!?
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3.6
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4.0「お願いだ、僕の恋人のふりをしてくれないか?」イギリス貴族の御曹子にして社内中の女性を虜にするハンサムな部長、ブレットからの突然の申し出に、サニーは言葉を失った。望まぬ結婚から逃がれるため、彼は婚約者と暮らしていると嘘をついたらしい。そこへ両親が訪ねてくるというのだ。しばらくとは言え、彼のアパートメントで一緒に暮らすなんて…。けれど実は、しばらく自分の部屋に帰りたくない事情のあったサニーにとって、それは悪くない話のはずだったが?
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3.0「狐の離宮」“楽に暮らしたいなら一緒においで”パリの貧民街で弟を馬車にひかれた貧しい娘・シュジーは、馬車から現れた貴婦人に見初められ、国王専用の娼館で娼婦として働かないかと誘われる。経験豊富な女たちの中、素人女のシュジーは王に気に入られるが!? 「狭霧立つ」時は江戸。大商家の息子との縁談が決まっていた大店のお嬢様・ちやは、好色ゆえに若い美男僧に手を出してしまった。ふたりの密通が周囲に漏れ、僧侶は破門となり……!? 「天女の羽衣」フランス随一のワイン工房に新オーナーとしてやってきたのは、気の強い資産家の女・エヴリーヌ。高飛車な彼女に反発する作業員たちは次々と辞めていくが、荒くれ者のローランはなぜか彼女を気に入り!? 「コーティザン」伝説の高級娼婦としてその名を轟かせたヴィルナは、田舎でひっそりと暮らしていた。ある日、彼女に性の手ほどきをしてほしいという少女が現れるが……。 「浦島太郎」“あの女さえいなければ、私が主役(プリマドンナ)よ!”どうしても主役の座を手に入れたいバレリーナのマリナは、主役のシモーヌを船から突き落とす。しかし、自分も一緒に海に落ちてしまい、ある島へ流れ着くのだった。 「魔窟の王」貴族の娘イヴリンと、彼女の義妹キャロルに見合い話が浮上した。イヴリンの相手が冴えない男であるのに対し、キャロルの相手は若い大富豪だった。妾腹の義妹が自分よりもいい条件の夫を得ることが許せない彼女は、キャロルになり代わろうとするが!?
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4.2病院の管理人兼ハウスキーパーの仕事に応募したアラベラは、両親を事故で亡くし一文無しだった。すると、雇い主のタイタス・タヴェナーは、「君は地下室になんて住めるのかい?」と冷たいまなざしを向け嘲笑った。が、なんとか仕事と住みかを手に入れたアラベラの働きぶりに、タイタスも彼女を認めざるを得なくなった。そんな時、彼女が元令嬢だと知ったタイタスが結婚を申し込んできた。彼は地下室の私を同情しただけ…愛のない結婚をするなんてみじめすぎるわ――。
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2.0インブルク公国のプリンセス・アーニャは、浮気者のF1レーサーの夫と離婚して以来、つねにパパラッチの標的にされている。そんなある日、公国に何者かから脅迫状が届く。危険を感じた大公は、アーニャの身辺警護のためアメリカからボディガードのプロフェッショナルを呼び寄せた。精悍で有能な彼の名はリーヴ。だが事態はトップシークレット。敵の目も、世間の目もごまかすために、24時間寝食をともにするふたりは偽りの恋人として過ごすことになってしまい…!?
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2.3両親亡きあと、小さなゲストハウスを営む伯母に育てられたアーデン。成長した今、世間知らずの伯母に代わってやりくりしているのはアーデンだが、経営は苦しく、建物を改装するお金もない。そんなある日、ひとりの客がやって来た。スティーブンズと名乗る彼は徒歩で到着し、何泊するかも告げず部屋にこもってしまった。不安に思い、アーデンが部屋まで夕食を運んだところ、いきなり彼に怒鳴りつけられた。「僕の部屋にこっそり忍び込むのはやめてくれないか!」
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-イギリスの小さな町で暮らすフィオナは、事故で亡くなった両親が残した小さなパン屋を1人で営んでいる。幸せは1人だと1人分、他人の幸せは掛け算になると教えられて育ったフィオナは、誰かが幸せになる事がとても幸せだと考えていた。そんなある日、フィオナの店の前に泥まみれの男性が倒れていた。当然彼を助けるフィオナだったが、彼にはとんでもない秘密があった…!?
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4.0王冠を剥奪されたサン・リナルド国王の3人の息子は身分を隠してアメリカへ逃れ、事業で莫大な財を築いた。そんな謎めいた大富豪たちの素性を暴いたのはゴシップ紙のカメラマン、ケイトだ。こんな仕事は好きじゃないけど妹を養うには仕方がない。デュアルト王子のスクープを狙ってパーティーに潜りこむが、逆にホテルの1室につれこまれてしまう。ベッドで強引にされたキスはとけるように熱い。私を憎んでいるはずなのに…。彼は取引きとして婚約者のフリを要求し!?
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3.0【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】砂漠の宮殿で双子の王女を世話する養育係のエイミーは、子供たちの父親であり厳格な支配者でもあるアミール国王から突然プロポーズされた。1年前に王妃を亡くしたアミールは、男子しか世継ぎと認められないこの国のために再婚を急いでいた。「君は双子を愛し、僕を愛している」そう断言する王者の扇情的なまなざしを受けて、エイミーの体が羞恥で熱くなる。彼への愛に気づかれていたなんて。でも私には決して王妃になれない理由がある。砂漠の掟を揺るがすほどの理由が…。
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-「見つけたわ! 私の救世主…!」シアは決心した。女性問題でマスコミに追われる不動産王ルーカスに結婚を申し込むことを。パーティー会場で、シアは単刀直入に話を切り出した。彼女の目的は信託財産を自由にすること。彼も結婚で名誉挽回できる。ビジネスと割り切って半年だけ偽装結婚してほしいと。こうして新婚生活が始まるが、ふたりを疑う祖父が新居にメイドを送りこむ! 疑いの目をそらすため熱い新婚を演じるうちにふたりは演技を忘れ…。
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3.0――君は金のために僕を騙したのか!? エリーは高級ホテルでウエイトレスとして働いている。ある晩、ひとり客のアレックに話し相手になってほしいと頼まれ、エリーはハンサムで優雅な物腰の彼としばし会話を楽しんだ。そして別れ際、惹かれるまま彼にキスを許してしまうが、なんとゴシップ記者がそれを物陰から見ていた! 後日、有名な大富豪アレックは記事の存在を知り、エリーが罠にはめたと思い込んで、怒れるままに家に押しかけてきて…。
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-【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】ジャリアが生まれる前、荒れ果てた砂漠の国バジェスタンから両親は逃げだした。国王が復活し、王族であるジャリアも戻ってほしいと請われるが…。私はプリンセスなんてタイプじゃないわ。婚約者がいると嘘をついてイギリスに帰ろうとする。しかし、戴冠式の日、“隼”と呼ばれる美しき聖杯番ラティフと出逢い、その輝く瞳に胸を射抜かれる。いとこの結婚式に招待され、もう1度だけと砂漠を訪れるが――それが運命を変える夜になるとは思いもよらなかった。
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3.8故郷を捨てイタリアでウエイトレスをしていたミーガン。彼女は、偶然来店した大富豪のアレッサンドロに乞われ、彼の私邸に向かうことになった。過去につらい恋を経験したミーガンは、同じオーラを感じる彼と一緒に過ごすうち自然と彼に惹かれていった。そんな時、アレッサンドロがいきなり結婚しようと言いだした。そして、この結婚の条件は愛してはいけないことだと。なぜ、愛を拒むの? それでもミーガンは愛されることのない花嫁になる決心をしたが――。
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4.3母親を亡くし、ロンドンへ出てきて清掃係として働きはじめたマリサ。ある日、エレベーターで最上階のペントハウスに住むギリシア人大富豪アザン・テオダキスと知りあう。高級アパートメントで優雅に暮らすお嬢様だと思われたかしら。翌日、花束をもったアザンからずっと観たかったお芝居に誘われる。夢のようなデートを重ね、住む世界が違うとわかっていながら彼に強く惹かれていったマリサはカリブ海の別荘への誘いを受ける。アザンの残酷な思惑も知らずに。
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5.0【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】ローラは一族が興したカリフォルニア屈指のホテルチェーンに勤めていた。一族の教えどおり恋もせず仕事に打ちこむ毎日。そんな彼女の前に、突然見る者を惹きつけてやまない美しい男性が現れた。しかし彼は、あろうことかローラに憎しみと蔑みのまなざしを向けてきた。ニコラ・ヴァルフォールと名乗る彼は、南フランスから20年前に決別した祖母の遺言を知らせに来たと言う。が、導かれるように南フランスへ向かったローラには、つらい運命が待ち受けていて…。
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2.5ハンサムで頭も切れるボス、ザックのもとで7年間働いてきたクララ。そんな彼女がザックを愛していると気づいたのは、彼が婚約を発表したときだった。痛む心を押し殺し、クララはザックの結婚式の準備をするが、新婦は忽然と消え、結婚式は中止になった。しかもザックは落ち込んだ様子もなく結婚は商談のための契約で、愛などなかったと言う。困惑するクララに、ザックはさらに残酷な言葉をつきつけた。「花嫁の代わりに、僕とハネムーンに行ってくれないか?」
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4.7ジャーナリストのジャッキーは、取材で訪れたジャジール国でスルタンと呼ばれる君主アシムと出会った。宮殿の奥深く、長い間放置されていたハーレムで…。アシムは全身から傲慢な王者の雰囲気を発し、対照的な肌と髪の色をもつ彼女を興味深げに見据えた。ジャッキーがすべてを奪われるのに時間はかからなかった。妖しく官能的な残り香が今も漂うその部屋で激しく抱かれ、彼女は女性としての幸福に包まれた。王が自分を求める一方で、お妃候補と会っていると知るまでは。
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-「ビオランテ」それは、イギリス貴族の名門プランタジネット家に伝わる首飾り。男には血と暴力を、女には愛と勇気を与えるという宝。1547年、9歳で王位を継いだエドワード6世の戴冠祝賀会の夜、財務官のプランタジネット公一家が地位と財産を狙うクランベリー侯に惨殺された。生き延びた6歳のエルシノア(エルシー)は海賊ドレイクたちの手で助けられるが、執拗なクランベリーは追跡の手を緩めない。エルシーは逃げ込んだ森で隠棲中の若きエリザベス王女に救われる。自分を助けてくれた人々が次々と殺され、エリザベスと出会ったことで、エルシーの心が動き始める。髪を切り、男として復讐を誓ったのだ!
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4.0突然現れた実の父親に会うために、初めてナポリを訪れたキャサリン。だが彼女は父親の都合でひとりナポリに残されてしまった。そんなとき、街の案内役を申し出たのがアレッサンドロだった。彼はとある大企業の社長なのだが、彼女の父親に頼まれて、彼女の接待係をおおせつかったと言う訳だった。最初はとまどいながらも案内を受けているキャサリンだったが、いつしか胸のときめきを覚えるのだった。一方、アレッサンドロには彼女に言えない秘密があって…。
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4.0【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】ヨーロッパ一富裕な国、ヴォリャルスのセクシーな皇太子マックスがジリアンの恋人。恋に落ちて7か月、今夜こそ彼にプロポーズされると思っていた――けれど、熱いキスとベッドを堪能したあとにマックスから告げられたのは、プロポーズではなく冷たい別れの言葉だった! 「診断書がすべてだ、世継ぎを産めない女性とは結婚できない」そう言って、彼は去っていった。マックスには私への愛などなかったのね…。しかし、彼女のおなかには小さな命が宿っていて…!?
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3.0ジュリエットは地中海の王国から逃げるようにアメリカへ渡った。一途に愛を捧げた王子アランに、婚約者がいたと知ったから…。彼女の心は打ち砕かれたが、評判の結婚相談所のアドバイザーと知りあい、魅力的に磨かれた。そして勧められるまま出席したパーティーの最中、サプライズで最高の相性をもつ男性を紹介される。現れた美しい男性は――まさかアラン王子!? あなたが私の運命の相手なの? 心の奥で燻っていた愛の火種は、再び燃え上がろうとしていた。
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-レクシーは身分を隠し、祖母を打ちのめした公爵家一族のひとり、ルーカン・セントクレアに近づいた。本当に彼が非情な男なのかどうか確かめたい。その一心で個人秘書になったのだ。だが、初日から窮地に立たされてしまう。突然命じられた出張先は、セントクレア家の公爵邸。その邸も村も、祖母がひどい目にあった場所だった。ここにいると、正体がばれてしまうかもしれない。レクシーは1秒でも早くロンドンに帰りたがったが、彼はふたりでここに泊まると言い出して…。
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4.0アリスは睨みあうふたりの男に挟まれていた。一方は大企業の御曹司で、最近しつこく結婚を迫ってくるマーカス。もう一方は美しく挑発的な魅力をたたえる、舞踏会でひと目見たばかりのダリオ。ダリオと踊れば諦めてくれると思ったのに、マーカスは憎しみをこめてダリオを罵った。“腹違いのろくでなし!”と。――なんてこと。ふたりが異母兄弟だったなんて。富豪一族の相続をめぐる争いの真っ最中の彼らは、競争心だけで愛もないのにアリスを激しく求めてきて…。
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4.0目を覚ましたとき、彼女は見知らぬ男性に抱きかかえられていた。あなたは誰? いえ、私は誰なの…!? 記憶を失い、自分の名前さえ思い出せないなんて。ここはノーウィック伯爵の城。嵐で船が難破し、浜辺に打ちあげられていた彼女を伯爵が見つけ、つれ帰ったのだという。マーガレットと呼ばれるようになった彼女は、冷厳ななかに思いやりを秘める伯爵に惹かれていく。記憶喪失は偽りで、敵の罠ではないかと疑う彼に、なぜか熱く混乱するようなキスをされて…!?
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5.0あの過去があるかぎり、わたしは恋をしない。できるわけがない。モデル事務所で働くセレステは男性を遠ざけて暮らしてきた。しかし、パーティーでラファエルと出会って星の話をしたとき初めて、心が揺れるのを感じた。セレブの彼は通りすがりの私なんてすぐに忘れるわ。しかし、帰ると部屋は一面の花束で埋めつくされていた。遠ざからなければ。そう思って出かけたバカンス先にも彼は現れ、魅力的な笑顔で甘くささやいてくる。お願い、わたしの心をこじ開けないで…。
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3.5横暴な作家の秘書とは名ばかりの雑用係として取材旅行中のジャナは、コート・ダジュールのホテルで偶然に美しい男性と知りあう。傲慢そうな黒い瞳の彼は、砂漠の国エル・アマラの王子ラウルだった。彼はなぜか、彼女の素性を知っていた。その上、ジャナをディナーに誘うのだ。迷う彼女だったが一夜の夢と思い彼女は招待に応じた。その時は知るよしもなかった。この黒豹のように美しい砂漠の領主につれ去られ、彼の宮殿で愛なき婚約劇を演じるはめになろうとは。
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-アメリカ育ちのダニーは、若すぎる結婚に失敗し、故郷である砂漠の国オマーンで厳格な父のもと籠の鳥のような暮らしを余儀なくされていた。唯一の楽しみは、こっそりと古書店に出かけることだった。ある日、そこで息をのむほど美しい実業家のクエーサーと知りあった。やさしく、時に強引な彼の魅力にときめきを覚え逢瀬を重ねるが、彼の一族が長年の宿敵だったと知り絶望する。絶対的な存在の父を裏切ることはできない。ふたりが結ばれる未来は閉ざされて…!?
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4.8マディソンは緊張していた。ハウスキーパーの彼女は、今夜のチャリティオークションの商品になるのだ。そして競り落とした人の“雇われ妻”として1週間、家事などのサービスを提供する。 その夜、会場でマディソンを競り落としたのは、アレックス・ドナヒューだった。まさか有名なプレイボーイ富豪の彼に落札されるなんて! 彼は、1週間後に控えたビジネスパーティーのホステス役がほしいという。けれど、私を見つめる彼の瞳は熱を孕んでいて――!?
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3.5両親の死後、必死で家族経営の会社を守ってきた3姉妹の長女ブリット。すると会社の所有する土地でダイヤモンドが見つかった。これで会社は守れる。そう思った矢先、砂漠の国のシークがダイヤの取引き相手として名乗りをあげた。ブリットはシークの代理人だという男性との面会に臨むが、彼の甘く巧みな誘惑に絡めとられ、身を捧げてしまう。けれど彼こそがシーク・シャリフだと知らされ、ブリットは言いしれぬ不安に駆られた。彼の本当の狙いは…何?
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3.0【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】「クウェント・ヤービーを捜して」それが友人が亡くなる寸前、レベッカに託した遺言だった。彼は友人が遺した子ジョシュの伯父で、唯一の身内だという。しかし、ようやく捜しあてたクウェントはセクシーで筋骨隆々な、いかにも男らしい男性。穏やかな生活を求めるレベッカが最も苦手とするタイプだった。ジョシュの面倒をずっとみていた彼女が養子にしたいと話すと彼は意外にも反対する。その時はまだ友人を殺した魔の手が近づいていることを知るよしもなかった…。
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3.5恋人は身分を隠したプリンス!? ウエイトレスのシャノンは海運業を営むトニーに愛を囁かれ、夢のような日々を過ごす。ある日、彼が知らぬ間に部屋代を払ってくれたと知った彼女はお金目当てでつきあったわけじゃないのに…と屈辱を覚える。だが、トニーはただの億万長者ではなかった。「大ニュース! 行方不明だったサン・リナルドのアントニオ王子が見つかりました」シャノンは彼の愛人と報道され、パパラッチに追われることに。父王が支配するという島へと逃げるが!?
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-幼なじみのピエールは金融業界で成功し、今や女性なら誰もが見惚れる億万長者。けれど彼は故郷に母親を残し、めったに顔を見せない。彼の母は孤児のジョージーに愛情を注いでくれた大切な恩人。悲しむ彼女をどうにか元気づけたい一心でジョージーはつい、ピエールとは将来を誓いあった仲だと嘘をついてしまう。困った彼女がピエールのもとを訪れ、ことのあらましを話すと彼はこう言い放った。母のためとはいえ、詐欺まがいの嘘をつくなんて。君の陰謀じゃないのか?
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5.0花嫁衣裳に身を包み、挙式直前のアリッサは恐怖に震えていた。すべての始まりは、数日前に届いた母からの手紙。同封されていた航空券で、聞いたこともないヴェルドニアという国に着いた途端、断れば母親の身の安全は保障しないと脅されて、アリッサはプリンスとの結婚を余儀なくされたのだから。すると、アリッサの前に突然、黒ずくめの男が現れた。「おとなしくするんだ、プリンセス」。セクシーな声で言うなり、男はアリッサを抱えて教会から連れさった!
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-紀元前2500年、砂漠の国エジプトではファラオの一存により、大規模な建築作業が進められていた。一体何を作らされているのかと思っていたら……え、墓!? しかも1人用!?サボりたがりのネシ。オッパイパン職人のウセフ。真面目に働き律儀にツッコむワティ(天パ)。これはヘタレ男子(たまに女性も)の日常を描いた物語である。
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-製紙会社で秘書を務めるエリザベスの新しいボスは有名な企業買収家。しかし上司としての評判は最悪。昇級の直談判を試みたもののすげなく却下。毒づくエリザベスだったが、帰り道で事故にあい途方に暮れる彼を見かけ、思わず声をかけてしまう。以来ふたりの距離は一気に縮まった。エリザベスがシングルマザーと知った彼は、彼女のために手を尽くし、部下たちの信頼を獲得していく。しかしエリザベスは知らなかった。その裏で会社の売却計画が進められていることを…。
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3.4ジェシーは7年前、大富豪のジョシュアと結婚した。しかしその後、彼は彼女を省みることはなかった。ジョシュアにとっては書類だけの結婚だったのだ。一途に思い続けたジェシーだったが、ついに彼からの愛をあきらめた。けれど彼との子どもだけでも欲しいと大変身して彼の前に現れた。なんとかベッドをともにして、子どもを授かろうという作戦だ。バレてしまうかと思ったが、なんとジョシュアは妻の顔を覚えていなかった。その上、彼は彼女に本気で恋をして!?
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-【特典付き】アナザー・ストーリー6Pを特別収録!ラナは失意のどん底にいた。夫と愛人の乗った車が事故に遭い、夫は即死。愛人は瀕死の重体で、しかも臨月間近だという。さらに夫の詐欺容疑が報道され、ラナは破産寸前で屋敷を追い出されてしまう。マスコミの取材攻勢で憔悴するラナに救いの手をさしのべてくれたのはイタリア人大富豪ラファエル・ロッセリーニ。頼もしい胸に思わずすがりつきそうになるが、彼の正体はなんと夫の愛人の兄! ラナは気がつかなかった。彼の甘いキスで復讐劇の幕が開いたことに…。※この作品の特典なし版は既に販売中です。重複購入にご注意ください。
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-【特典付き】アナザー・ストーリー6Pを特別収録!モーラは魔法使いの弟子。ハン帝国に支配されたウンブリア国の辺境で、魔法使いランバードに大切に育てられてきた。そのモーラがある時、ハンの兵士に追われるひとりの男を助けた。彼の名は、ラス・タルワード。“狼のラス”として知られる無法者の頭だった。精悍で男らしいラスは、その存在だけでモーラを不安にさせたが、ランバードは告げた。彼とともに旅に出よ、と。これは王国の未来をかけた旅。なぜならおまえこそが伝説の<運命の女王>なのだから、と――。※この作品の特典なし版は既に販売中です。重複購入にご注意ください。
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2.0ガブリエルの暮らす家に、突然御曹子のハンクが訪ねてきた。亡き婚約者ケヴィンの親友だったハンク。いったいなぜ?困惑する彼女に、ハンクは親友の最後の言葉を伝えに来たと言う。その瞬間、ガブリエルは消えてしまいたかった。1年前の夜、ケヴィンとけんかをした彼女は、やさしく慰めてくれたハンクと熱いキスを交わしてしまったのだ。それ以来、罪の意識に苛まれてきた。そして、“遺言”を聞いたガブリエルの心は凍りつく。彼はあなたに私を譲ると言ったの!?
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-ウエイトレスのルーシーはシベリア小国の王族ラフィにひと目で見初められ、すぐに身ごもったため結婚した。そしてイギリスから地球の反対側…遠い国アラクルへとやって来た。言葉の壁や習慣の違いに戸惑いを感じていたが、彼の愛があれば大丈夫――そう思っていたのにラフィは結婚した途端、突然氷のように冷たく変わってしまった! 出会った頃の甘い言葉はなく、指一本触れようともしない。遠い国でひとり、私は無視されるためにあなたに嫁いだの…!?
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4.0【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】貧しいレナは1年前、スペインの大富豪のアレハンドロと愛しあったが、彼は去っていった。そして彼女はミゲルをひとりで産んだ。だが彼は突然、彼女の前に現れ、子どもを奪おうとした。抵抗する彼女に、この事態を避けたいなら、ふたりは結婚するしかないと告げる。彼につれて行かれたのは、スペインの丘に建つ城のような大邸宅だった。慣れない生活を始めたレナだったが気になるのは「この子は運命の子だ」と言った彼の言葉。やがて彼女は、その意味を知り…!!